いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

北野武(Takeshi名義)のハリウッドデビューとなった映画をみた。『JM』    10.18.

2014-10-18 13:50:00 | Weblog

       1995年公開だから、彼は48歳だったことになりますね。
       歳より若く見え、今よりはるかにスリムに見えました。


       


       
       主役は、キアヌ・リーブスさんです。
       北野武は、ハリウッドデビューながら、やはり、ヤクザの組長タカハシ役というもの。
       調べると、北野武・監督デビューとなる『その男、凶暴につき』は1989年であって、
       既に、そんなイメージが彼には出来上がっていたのかも知れません。
       しかし、外人スタッフたちが彼をこうイメージして起用したとすれば、それも愉快ですね。
       もう20年くらい前の話しでありますが。


       


    映画『JM』(原題:Johnny Mnemonic)は、SF作家ウィリアム・ギブスンによる同名の短編小説
    「記憶屋ジョニィ」を原案とした、1995年公開のサイバーパンクを主題とするSF映画。
    脳に埋め込まれた記憶装置に情報を記録する運び屋ジョニー・ニーモニックをキアヌ・リーブスが
    演じる。ヤクザの組長タカハシ役をハリウッドデビューとなった北野武が演じる。
    脚本は原作者であるギブスン自身が脚色しています。


       かなり乱暴な映画ですが、好みの領域のものですから、最後まで観ました。
       北野武組長は、クセのある手下に撃たれてしまいます。すぐには死なない。
       教会の牧師なのか、説教師がスゴイ殺し屋だったりする。
       キアヌ・リーブスを助ける美人はプロの用心棒稼業だったり、
       キアヌを助けようとする真っ当な医者ひとり、最終的に彼を助けるグループ、
       これが貧乏くさいがいいヤツラだ。


       
       


       この2枚の表紙絵は、P・K・ディック(Philip Kindred Dick)氏の著作です。
       映画の原作者ウィリアム・ギブスンを調べていて、『サイバーパンク』に行き当たりました。
       わたくし、不勉強でサイバーパンクの正確なところを知りませんでしたので。

    サイバーパンク(Cyberpunk)とは、1980年代に成立・流行したサイエンス・フィクションのサブジャンル、
    もしくは特定の運動、思想をさす。
    代表作としては、ウィリアム・ギブスンの小説『ニューロマンサー』などが挙げられる。
    Wikiによれば、大友克洋の漫画AKIRAや甲殻機動隊、映画MATRIXに強い影響を与えたとされています。

       わたくしの好きな作家、著作タイトル、映画タイトル、などが続々と出てきます。
       が、ギブスンの『ニューロマンサー』は買い求めましたが、読み切ることができませんでした。


       


       話しは映画。北野武さんのデビューの感想をいくつか。

       「彼は素晴らしい役者で、ほんといいやつだったな。」(キアヌの事)
       「サイバーパンクって呼ばれるジャンルのSFでいい作品だった。」
       「シナリオが魅力的でね、現代のインターネット上の違法コピー問題を先読みした
       ような話だったね。」などと。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。