この夜・14日、興味深々の人物が一人と一組いた。
浦沢直樹さんが民放、もう一組はETVでした。
民放もやるじゃないか。
わたくし、浦沢さんの「20世紀少年」に心酔しておりました。
漫画なんて言わないね。“著作”です。
そのストーリーの中で“よげんの書”なるものが重要な、展開のキーになって
いるのですが、自分の著作が“予言”のようにそうした人物・出来事が
起こってしまっていたという。
「20世紀少年」はオカルト集団(政治集団)がテーマになっています。
編集者と話していて、一連のできごとの陰に見え隠れする謎の人物を
“ともだち”としようよとなって、ンンンッ!これはいけるね!と跳ね飛んだ
といいます。
浦沢さんのつくり出すキャラクター、設定、呼び名・その名前のつけ方、などなど、
その多様さ、多彩さにはホントに感心してしまう。ほとんどすべてが好ましいんです。
毎週掲載することの作業の過酷さはあるけれども、毎週掲載するということが
時代と一緒に歩いている、互いに刺激し合う、それがいいのじゃないか、とおっしゃる。
納得です。
このおじさんは“大友 克洋”さんです。どういう取り上げ方を浦沢さんが
されたのかわかりませんが、やっぱり、この大きな存在は抜き差しがたく
いらっしゃる。
わたくしは、「童夢」に衝撃を受けましたね。「アキラ」よりもでした。
このメッセージの前後がわかりませんが、
“浦沢 直樹”さんは素晴らしい。