このおじさんは、マンフレート・エッケンフエルナーさん。
ここは、オーストリア北東部バーグラム地方、ワイン作りが盛んなドナウ川流域に広がる
田園地帯です。
おじさんのそばにいるのが、!!
ヤツガシラの幼鳥です。
巣箱に取り残されていた“みなしご”でした。
今は、マンフレートさんのお子さんです。
この地方でも、ヤツガシラの繁殖地が環境問題などにより激減しています。
マンフレートさんは、冬場に巣箱づくりをして、ヤツガシラの子育てを見守っています。
そうした努力が実りつつあるそうです。よかった。
ヤツガシラ。日本ではあまり見かけないらしいのですが、
この和名はひどいと思う。
英名Eurasian Hoopoe、学名Upupa epops、などは可愛らしいと思う。
正確な発音はわかりませんが。
マンフレートさんのお子さんの“巣立ち”が遅れていましたが、
ついに、その日がきます。
それは、アフリカ中部まで8000㌔の旅立ちでもあります。
成長したヤツガシラは、こんなに素敵なんですよ。
つづく。