いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

“ ジョバンニの島 ”“ ジョバンニ と カムパネルラ ” “ 銀河鉄道の夜 ”     3.31.

2015-03-31 15:05:58 | Weblog

       “銀河鉄道の夜”というとこのイメージが強いようですね。


       
       


    登場人物を人間ではなく擬人化した猫として描いた設定は、ますむらひろしが
    (アニメ版のもとになった)漫画化に際して施した脚色です。
    1985年制作の劇場用アニメ映画『銀河鉄道の夜』がこのイメージをつくり上げました。 
    監督:杉井ギサブロー、原案:ますむらひろし、脚本:別役実。
    映画を観て「宮沢賢治の原作でも登場キャラクターは猫なのだろう」と勘違いする人が
    存在することに、小谷野敦(比較文学者)も、好ましくないとしている。
    のだそうです。


       『ジョバンニの島』というアニメ映画をみました。3月29日の未明(1:35~3:40)でした。


       
       
       


    『ジョバンニの島』(2014年) 宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』をモチーフとした、
    実話をもとにした作品。太平洋戦争末期から終戦直後の色丹島を舞台に、ソ連の占領に
    伴い激変した島民の暮らしをとある家族の視点で描く。
    原作 - 杉田成道、原案 - David Wolman、監督 - 西久保瑞穂、脚本 - 杉田成道、櫻井圭記、脚本協力 - 池端俊策。


       
       
       
       


    1945年(昭和20年)春。色丹島は戦時中とは思えないほど静かだった。純平と寛太の兄弟は
    島の防衛隊長をしている父から毎晩『銀河鉄道の夜』の朗読を聴かされ、健やかに暮らしていた。
    しかし、同年9月、ソ連軍が上陸し全土を占領、島民の財産も没収され、収入源の漁業も禁止される。
    小学校にはソ連軍人の子女が加わる。子供たちは島民の心配をよそに彼らと交流を深めていく。
    純平は“ジョバンニ”、寛太は“カムパネルラ”に因んでいる。というわけです。


       ストーリーは、淡々と、過酷な環境を優しく描いています。
       しかし、ロシアが関係すると、なぜかマイナスな心情になってしまう。
       “陽”ではなく、“陰”になってしまうのです。
       触れたくない、避けていたテーマであろうと思われますが、この挑戦をどうみるのかですね。
       2014年2月22日公開。日本音楽事業者協会創立50周年記念作品とあります。
       

       
       

       
       
       


       純平(ジョバンニ)はロシアの女の子と交流します。
       最後の3カットの同窓会だかは、わたくしほとんど覚えていません。
       おそ過ぎるし、アルコールのせいかも知れません。すいません。

       この作品の“銀河鉄道イメージ”が今いちしっくりしないな、と正直思いました。
       ごめんなさい。




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