開催日:平成30年1月27日(土)・28日(日)の2日間
国立女性教育会館 講堂を会場として開催された
シンポジウム『武蔵武士とその本拠』
を聴講してきました。
【1日目】
基調講演
「中世前期の東国武士とその本拠」
高橋一樹 氏 (武蔵大学)
報告1
「北武蔵の武士本拠と湧水開発」
渡邊浩貴 氏 (神奈川県立歴史博物館)
【2日目】
報告2
「北条氏の伊豆国の本拠について」
池谷初恵 氏 (伊豆の国市教育委員会)
報告3
「考古学から見た武蔵国府と周辺武士」
深澤靖幸 氏 (府中郷土の森博物館)
討論
パネリスト
高橋一樹 氏・渡邊浩貴 氏・池谷初恵 氏・深澤靖幸 氏
コーディネーター
落合義明 氏 (山形大学)
水口由紀子 氏 (埼玉県立歴史と民族の博物館)
会場内には、これらの方とは別に何人もの専門家(博物館等)がお見えになっていて、それぞれの意見を述べられていました。
例年、埼玉県立嵐山史跡の博物館の主催で開催されるシンポジウムですが、今回は、平成29年度文化庁 地域の核となる美術館・
歴史博物館支援事業で、「躍動する武蔵武士」を今に活かす地域連帯プロジェクト」の一環として、武蔵の中世文化財活用プロジェ
クト実行委員会により開催されたもので、2日間にわたるのは私の知る限りでは初めてです。
週初めに降った雪がまだまだ残る女性教育会館です。
会場の国立女性教育会館 講堂
シンポジウム『武蔵武士とその本拠』資料集 と 日程表(チラシ裏面から抜粋)
例年ですと、資料代を徴収されますが、今回は上記のとおり文化庁の支援事業と言うことで無料でした。
今年も歴史関係の書物を扱う出版社数社がロビー販売をしていました。
ほしい本が何冊もありましたが、歴史関係の書物はお高いんでなかなか手が出ませんが、安価なものを2冊ほど購入してきました。
また、埼玉県立史跡の博物館の刊行物(図録等)も販売されておりましたが、前日、博物館に行って何部か購入したばかりでした。
女性教育会館内の庭園の池は凍っていましたし、残雪も・・・
聴講日:平成30年1月27日(土)・28日(日)