今日、普段とは違うルートを散歩していましたらハイキング中の4人組の女性が生垣の前で立ち止まっていました。
何かと見ると、その生垣は桑の木で葉の間に桑の実が沢山生っていました。かつては桑畑だったものを、道路に面した
1列だけを生垣として残したのだろうかと勝手な想像。そう言えば最近桑畑を見ることもなくなってしまい、たまに2~3本
あるのを見る程度で、桑畑を意識することはありませんでした。今、養蚕をやっている家を探すのは至難のことかも知れません。
これがその桑の木の生垣? 熟して黒くなった実が沢山落ちていました。
子供のころ、野原の隅にあった桑の実を食べたことがありますが、そのころは「桑の実」とは言わず「どどめ」と呼んでいました。
「どどめ色」とは桑の実のこの黒紫色のことを指すことは知っていましたが、「どどめ」とは関東の方言であるということは今日調べて知った次第です。
実が赤い段階ではまだ酸っぱく、濃い紫色になるにしたがって甘くなって行く・・・
そんな昔を思い出しましたが、さすがに今日は口に入れることはしませんでした。