四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

第63回寄居北條まつり

2024年05月14日 | まつり・イベント

 今を遡ること430と余年前の天正18年(1590)、豊臣秀吉の指示によって小田原攻めが始まりました。
本城である小田原城は10数万余の兵に囲まれ、支城は次々と落とされていきました。
北條氏邦の鉢形城も同年5月13日、豊臣方の前田利家・上杉景勝ら北国勢5万人に包囲され、鉢形勢は城兵
3500をもって籠城しましたが、1か月後の同年6月14日、城兵・領民の助命を条件に開城し、氏邦は前田
利家の預かりの身となり、金沢の地で没しました。
この鉢形城での攻防戦が戦国時代の終わりを告げる合戦でした。

そんな鉢形城の攻防戦を再現した「第63回寄居北條まつり」を見学してきました。かつては武者の市中パ
レードを含めての見学していましたが、ここ数年は攻防戦のみを見学しています。
見学場所の設定ミスで攻防戦などの肝心の写真が撮れませんでしたので、何とかみられるものを何枚か。



寄居北條まつりの看板に ”県下最大の音と武者の戦国絵巻” の文字
数えきれない大砲の音と武者の数は確かに凄いですね。埼玉県下での他の戦国まつりと言えば所沢市の
「戦国滝の城まつり」くらいでしょうから。



市中をパレードしてきた武者隊が玉淀河原にやってきました


次々と武者隊が到着


とにかくすごい人出です 


舞台に勢ぞろいした各隊の大将と旗持ち そして来賓のお偉い方々


三献の儀  大将・北条氏邦役は毎回町議会議長が務めています


攻防戦  攻防戦で使える写真はこれ位しかありませんでした


お約束の一騎打ち  川に落ちるのもお約束


鉢形城本郭あたりからの攻撃

次回は攻防戦がよく見える場所選びをしなければ(あくまでも希望で無理でしょうが)

見学日:令和6年(2024)5月12日(日)