AKB48の旅

AKB48の旅

兒玉遥ぐぐたす3月25日23:47

2013年03月27日 | AKB
以下兒玉遥ぐぐたす3月25日23:47引用

こんばんは。兒玉遥です\(^o^)/

私は今、HKT48のセンターに立っていません。

デビュー前までは、
あそこに立ってたのに、どうしてかな?って思いました。

涙を流したこともありました。

そして何より
センターの役目を
果たせなかった自分に
一番悔しかったです。

メンバーや応援してくださる皆さんにも
申し訳ないなって思いました。

でも、今はもう吹っ切れてます。
気持ちの整理もついています。

皆さん大丈夫です!!
心配しないで下さいね。

芽瑠の後ろだから
気付くこと、見えることが
沢山あるんです。

芽瑠も、あの時の私のように
いや、私以上に背負ってるものがあると思うから、
私は先輩として支えていけたらなと思うし
芽瑠自身にもHKT48デビューシングルの顔だから
頑張ってもらいたいです。

握手会やこのググタスなどで
「私(僕)の中では、はるっぴがセンターだからね!」って
皆さんからの言葉を受ける度
嬉しくて胸が熱くなります。

私が皆さんに
笑顔や元気をお届けしないといけないのに
逆に皆さんから頂いています。

そんな皆さんが大好きです。

本当にいつもありがとうございます。
感謝しています。

私はどこにいても兒玉遥です。

今の場所で輝けているのか?

自分では分からないけど、
今はこの場所を思う存分楽しみたいし
どこまで這い上がれるか
試したい気持ちもあります。

場所はどうあれ
自分の頂点を目指して
少しずつ進めたら良いんです。

博多のレジェンドは、
まだ始まったばかりです。

これから、私が
みんなが作っていくんです。

私、負けませんから!

今から始まるレジェンドに
ついて来てください。

こんな私ですが
よろしくお願いします。

おやすみなさい。
ぷひゅーはー(•ө•)♡

以上引用(一部改行位置変更)

弱冠16歳でこんな文章が書けてしまう。宮脇さんなんかもそうだけど、ホント凄いことだと思う。人は自分にこそ真っ先に嘘をつく生き物だし、真っ向から自身と向き合うというのは、最高難度の難しいことだし、けれども、兒玉さんは掛け値なしに、それができてるんではないか。

肥大でも萎縮でもなく、客観的な自己像を正確に見据えてる、捉え切れてるというのは驚くべきことだと思うし、そこからさらに地面に足の着いた目標を設定する、現実と理想のバランスの良さのようなものも兼ね備える、こんな内容を、16歳の女の子が書いてることの不思議。個人ではこんなことは不可能なんで、やはり、いろんな意味でのHKTという環境に恵まれてるということなんだろう。

HaKaTa百貨店とかを見てても感じ取れることだけど、今のHKTは良循環の連続状態になってるように見える。それはちょうど、AKBの初期に起こったことの拡張版のよう。違いがあるとすれば、高橋さんや板野さんの語る「AKBの原風景」に当たるものが欠けてることだろうけど、そしてそれが、HKTが共同体化していないように見える一つの理由なんだろうけど、たぶんそんな要素は、今の上昇局面では必要とされない。

けれども、兒玉さんや宮脇さんのような高い意識があれば、そして何より、健全を維持できるという枠組みで、人として経験できる最高レベルの振れ幅を経験し、見事に乗り切って見せたさっしーがいれば、近い未来、乗り越えがたい逆境にHKTが晒される時、初期AKBとは違った、けれども同様に感動的な物語を紡いでくれそう。センターが田島さんという選択も、単純に現実を真摯に受け止めた結果なんだろうけど、神の見えざる手が、あり得ないはずの2度目の奇跡をもたらすかも知れない。そんな期待すら抱かせてくれる。

AKBの第一章は、前田さん大島さんのツートップと言いつつ、同時に奇跡のごとき神7が形成されてた。そこがSKE、NMBとは決定的に違ったところなんだというのは既に書いた。このまま行くと、たぶんHKTは、SKE、NMBとは違った道を進むことになるし、それは恐らく、AKBの第一章とも異なったものになるんではないか。

実際に未来がどうなるのかなんて、無に等しい人間の端くれである私に分かるはずもないけど、それでも、例によって当たらない予想をしてみる。AKBの第一章は前田さん大島さんの外面的な関係性と、前田さん高橋さんの内面的な関係性があって、これが立体的な人間関係の核となっていた。本ブログ的表現としては、これがアトラクターとなって自己組織化、共同体化が実現した。

ではHKTではどうか。明らかな違いは、この関係性が遥かに込み入ってることだろう。HKTは、まだ年齢的にも実働時間的にも若いと言うこともあって、実際の相互因果関係性の構築は、まだまだこれからだろうけど、それでも兒玉さん宮脇さんの意識の高さは上記の如くなんであり、これにセンターとしての田島さん、そして、今のところは未知数だけど朝永さん、さらにはキャプテンの穴井さんがいる。もちろん、村重さんも中西さんも、その上昇志向だけは間違いない。その他、ほとんどのメンバーの士気が高い。

もちろん、これだけ濃いキャラクター設定が多数混在すると、普通ならカオスになる、あるいは派閥ができて分裂する危険性があり、実際、初期AKBでも同様のことが起こりかけた。そこをどうやって乗り切ったかは、AKB物語の基本中の基本だと思うけど、HKTの場合には、既にしてさっしーが強力に機能を発揮してる。さっしーがインサイダーにしてアウトサイダー的な、極めて難しい立ち位置をキープしていて、これが言わば支保工の役割を担ってると見なせる。メンバー側から見れば、比喩としてだけど、さっしーに命をゆだねてることになり、さっしーに対する全面的な信頼なくしては、この関係性は成り立たない。

アーチ構造というのは、その組積造を形成する石が一個でも失われれば、敢えなく崩壊することになる。同様の類推で、HKT選抜メンバーの全員が、それぞれの役割を100%果たすという極めて高いハードルがあるにせよ、そう遠くない未来、キーストーンを打ち込めて、支保工を取り外せる時が来たならば、そこには神7を凌駕する構造体が姿を現すことになるのかも知れない。キーストーンの候補としては、やはり穴井さんに期待だけど、そこまで辿り着けるのかどうかは、残念ながら、なお不透明としか言いようがない。

AKBの次世代とはHKTのことである、そういう世迷いごとを何度か書いたけど、現状のHKTには、道筋としてあり得ないことではない、そんな期待を抱かせるものがあると思う。

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