AKB48の旅

AKB48の旅

まるっとSKE48スペシャル

2013年03月26日 | AKB
雑誌としての分厚さという意味ではない、内容的にはちょっと薄いかなと感じた。まあ「SKE48 OFFICIAL HISTORY BOOK」とかと比較するのは間違いなんだろうし、わりと新規よりな編集方針と言うことで、ヲタじゃないファン層、比較的ライトな方から、今回の紅白新規あたりをいちおうのターゲットとした、そう理解してみることにする。もっともそうすると、卒業生に対するフィーチャーぶりが趣旨に沿わない気もするけど、まあ卒業特需みたいなものも、当然含んでるってことなんだろう。

行儀良く表紙から眺めていって、まず興味を惹かれたのが「期別ヒストリー」だけど、ああ、なんか湯浅氏だなとも感じた。以前からそうだったように思うけど、この人、人物像もどこか茫洋としてて、手応えがない感じ。語る内容も、隔靴掻痒感とでも言うか、大事なことを語ってない感じがする。輪郭がぼやけてて、話の整合性が取れてるような取れてないような、そんな曖昧さが、どこまで行ってもつきまとう。狙ってやってるとも思えないんで、そういう人柄なのかも。

「SKE48卒業生 チームの仲間に捧げる!座談会」は、やはり平松さんが代表する形で語ってる、紅白単独出場で「やりきったんだなって思ったな。」の言葉があった。これについては、「予想」とか言い張るつもりもないけど、合理的に導き出せた、悪い「予測」が当たったことにはなるんだろう。当たりすぎて怖いとか、うぬぼれなことは書かないよ。

"Challenging story of Jurina Matsui"は、情報としては、これまで随所で既出の内容だったけど、ご本人へのインタビューを元に、時系列を追って丁寧にまとめられてる感じで、個別の事実の行間に潜む機微を、上手に拾い上げてまとめてる。こういう記事は高く評価したいなと思う。

以上、つまみ食い感想だけど、お値段も600円なんで、お値段の割にはお得感がある、あたりが一応の評価かと。

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