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AKB48の旅

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思い出せる君たちへ BII版 A2nd「会いたかった」5/6昼公演

2013年09月15日 | AKB
チームBIIを見るのはこれが初めてだし、正直、ほとんど知らない。メンバーで顔と名前が一致するのも数名のみ。こんな状態で、この一つの公演を見るだけで、何かもの申すのは間違いかもしれない。そうでなくとも、いろいろといわくのあった「思い出せる君たちへ」のBII公演だしね。

さらに、どうしてもハードルが上がらざるをえないのが、これまでこのA2ndを担当してきたのが、チームKIIだったということ。このKII版のA2ndがすばらしいものだっただけに、意識に上らないようにしようと思っても、どうしても無意識のうちに比較してしまう。

というわけで、能書きをあれこれ垂れた上での感想なんだけど、やはりというか、案の定というか、冒頭の「嘆きのフィギュア」で、既にしてポカーンとなってしまった。

最初ということで緊張していただけなのかもしれない。そう言い聞かせながら、そのまま見続けるも、なんというか正直に書くけど、集中してる感じが伝わってこない。ゆっくりとした動きほど緊張感が必要だと思うんだけど、それがない。ゆっくりがゆるいになってしまってる。激しいダンスの「リオのカーニバル」になると、相当見せる内容になってると思うんで、これは、いわゆる表現力が足りてないと言うことなんだろうか。

そして、これは去年のチームMでも感じたことだけど、どこか落ち着きのない、イメージ通りの関西の女子中高生的な、失礼を承知で書いてしまうけど、猥雑感。一つ間違うと、不潔感に繋がってしまう要素が、仄見えてしまう。関西の文化背景というか、ほぼ伝統なんだろうか。けれども、チームNには、最初からこれはなかったように思うし、もちろんのこと、HKTにも、SKEチームEにも欠片もなかった。

あとは、「桜の花びらたち」をどんな感じで歌うのかに注目したけど、この曲が背負う物語とBIIの間に接続がないことは分かった。けれどもやはり、その物語の概要でも良いから学んで欲しいし、形式で構わないんで、その物語に敬意を払うようになってくれたらなと思う。

アンコールのMCで、上枝さんが「BII1st会いたかった公演」と言い放ったのには、なんというか、おっやるな、な印象を持った。傲慢に繋がらない限り、謙虚さとの表裏関係である限り、こういった根拠なき自身みたいなのは悪くないと思う。こういうこと言ったのは、BIIが、そして上枝さんが初めてじゃなかろうか。

終演後のコメントが、憑き物が落ちたように、雑念が払拭されたかのように、素直でまっさらな感じで、好感度もアップ。こちらがより素に近いと受け取って良いのかな。だったら嬉しいのだけど。