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AKB48の旅

AKB48の旅

NGT48第三者委員会調査報告書

2019年03月23日 | AKB
NGT48第三者委員会調査報告書モバイル版

NGT48第三者委員会調査報告書PC版

不謹慎を承知で、敢えて言い放ってしまうけど、この調査報告書は素晴らしく面白いものになってる。

長文だけど決して冗長ではなく、必要かつ十分な情報量が投入されており、法理を含めて判断、解釈等は極めて合理的、かつ中立性をよく担保してる。まあ、弁護士が書いた文章なんだから当然と言えば当然なんだけど、実際のところ法曹界にはぜんぜん「当然」なんかではないテキストも膨大に存在するわけで、まあ何というか。

もっと読み込む必要があることを言い訳にした上で、いちばん興味深かったのが、ここに書かれていないこと、もしくはAKSの組織欠陥として指摘されてること、になると思う(ちなみに両者はイコールではない)。つまりはそこが秋元氏の居場所なんじゃないだろうか。やはりというか、秋元氏は「空白の中心」であるように、少なくとも私には見えてしまう。


NGT問題、運営側会見中にも不協和音 山口さんがナマ批判ツイート

けれどもそんな調査報告書を適切に取り扱わないどころか、さらなる醜態を晒すの図。

「政治を語りたがるタレント」

2019年03月22日 | AKB
指原莉乃がウーマン村本を名指しで「政治を語りたがるタレント」批判! 権力批判だけを政治的という詐術

指原は、「政治を語りたがるタレント」がたとえば誰のことを指しているのかと共演陣から問われ、嘲笑気味にこう答えたのである。

「ウーマンラッシュアワー村本」

 この返答にスタジオは大爆笑。ヒロミは「あいつはもう本気だからね」とコメントする。そして、指原はSNSでの炎上が起こる流れを、加えてこのように解説するのであった。

「世間の芸能ニュースにちょっと一言言いたいとか、そういうことに利用する人も増えています」
「村本さんだけじゃなくって、みんなちょっとネットニュースを引用して、『これはちょっとどうかと思う』とか、そういうことを言う」
「それにさらに噛み付いた人がいて、それで口論になったりしたりして、なんか揉めてる感じ」

 ここで注目すべきは、指原が「政治を語りたがるタレント」としてウーマンラッシュアワーの村本大輔の名前を出したことだ。ここに指原発言の、そして「芸能人は政治発言するな」論の、正体がよくあらわれている。


うーん、例によって批判的なスタンスは避けたいんだけど、ここはちょっとだけ突っ込んでおきたい。

この番組は見てたけど、「この返答にスタジオは大爆笑」というのが答えというか、常識的な反応なんであって、それ以上でもそれ以下でもないという視点で良いのではないか。もうちょっと踏み込むと、「政治を語りたがるタレント」という括りを、「政権批判や現状に対する異議申立てがダメ」に結びつけてしまうという「飛躍」に無頓着というか。

記事の後段で名指しされてる松本人志、小籔千豊、千原せいじ、たむらけんじ、つるの剛士(敬称略)にしても、私が理解するところ、政治ネタは基本、笑いと結びつけられてるのであって、そこは村本氏となんら変わりはない。そこに対立軸を敢えて設定するとすれば、それは村本氏がエキセントリックな方向性を狙ってること、記事で言う「権力批判」のように見えると言うことくらいだろう。

村本氏のツイッターをフォローしてるわけではないので、間違ってるかも知れないけど、では村本氏の発言が「権力批判」に当たるのかといえば、少なくとも私にはそうは見えない。「権力批判」とは何かという定義にもよるんだろうけど、それは単なる悪口であってはならないと思うし、脊髄反射的な批難も、決して「権力批判」たり得ないのではないかと思う。敢えて言い放つなら、わずかでも良いから、そこに提言なり選択肢なりの提示があるべきではないか。

ちょっと勇み足が過ぎるので、これ以上は書かないけど、指原さんが村本氏の名前を挙げたバランス感覚、あるいは入り組んだ利害関係、利益相反を瞬時に洞察したかのようなセレクトを、少なくとも私は称えたいと思うし、村本氏の「指原さんが干されますように…」という返しも、同工異曲のライン上にあると感じる。

夜明け前

2019年03月21日 | AKB
AKBブレークのきっかけ「全国握手会」誕生に迫る

まだ第1回選抜総選挙も開催前の08年。AKB48は、ピンチに直面していた。ジワジワと人気も上がる一方で、デビュー時からのレコード会社との契約が終了した。そんな中現れたのは、「握手会」の全国展開プランを温めていた2人の男性。キングレコードの紺田大輔さん(昨年逝去)と湯浅順司氏(36)だ。湯浅氏はもともと「ハロー!プロジェクト」のファンでもあった。

湯浅氏 何度か劇場公演を見させていただいていて、曲も良いし、衣装も素晴らしかった。それを広めるためには何をしたらいいのかと考えたことが、始まりでした。

それまでのAKB48でも、握手ができるイベントなどは行われていたが、大規模なものではなかった。当時は曲のダウンロードなど、ネットで全てのことが完結することができるようになってきた時代。「人と人とが会うことで生まれる熱があります。直接会うのが1番というのを訴えたかったんです」(湯浅氏)。

08年10月22日発売のキングレコード移籍第1弾シングル「大声ダイヤモンド」で、握手券付きのCD購入者を対象にした「全国握手会」を初開催。アイドルのイベントは屋内や、クローズな形で行われるのは定石だったが「あえて近くを通った人が誰でも見られる場所を選びました」(湯浅氏)と、福岡・キャナルシティ、東京・新宿ステーションスクエアなど野外4カ所で行った。高橋みなみ(27)が当時を振り返る。

高橋 最初はちょっと怖かったですね。人が来るのかという不安もありましたし、どうしても「アキバ系」のイメージがあって、変なものを見るような目で見られましたから…。でも、冷やかしで来た方も、帰り際には「●●ちゃん、かわいくない?」というのを見ては、ニヤッとしてました。そこから「会いに行ける」だけじゃなくて、「会いに行く」形が確立していったと思います。

全国に飛び出していく一方で、劇場に通う“濃い”ファンのために、メンバーをあらかじめ指名して握手ができる「劇場盤(個別)握手会」も実施。「大声-」は初週で4・8万枚を売り上げ、当時最高のオリコン3位にランクイン。アイドルファンを中心に口コミは広がり、次のシングル「10年桜」では各会場に人があふれた。「想定外の人数で、これは来たかもと思いました」(湯浅氏)。


貴重な一次ソースの証言。常識以前の当たり前な事実関係なのかも知れないけど、少なくとも私にとっては新鮮。

それと、紺田大輔氏が亡くなられていたのには驚いた。過去ログでも名前を挙げさせていただけの繋がりではあるけど、故人の遺徳を偲び、哀悼の意を表させていただきます。

「最後に良い思い出ができた」

2019年03月20日 | AKB
AKB48・指原莉乃ラスト作でCD総売上枚数6000万枚突破「最後に良い思い出ができた」【オリコンランキング】

AKB48の最新シングル「ジワるDAYS」が、初週126.3万枚を売り上げ、3/25付オリコン週間シングルランキング(集計期間:3月11日~17日)で初登場1位を獲得した。これで「シングル1位獲得数」は、「RIVER」(2009年10月発売)から通算&連続42作目となり、「女性アーティスト歴代1位」の「シングル通算1位獲得作品数」、「シングル連続1位獲得作品数」記録を自己更新した。

 また、「歴代1位」の「シングルミリオン通算達成作品数」は今作で通算37作目、「シングルミリオン連続達成作品数」は「桜の木になろう」(2011年2月発売)から36作連続となり、こちらも共に自己記録更新となった。

 続いて「歴代1位」の「シングル総売上枚数」も、今週付で5339.9万枚とし自己記録を更新。さらに「女性アーティスト歴代1位」の「音楽CD(シングル・アルバム)総売上枚数」は、6004.0万枚(シングル:5339.9万枚/アルバム:664.1万枚)と今週で遂に6000万枚を突破し、こちらも自己記録更新。全アーティストでは「歴代3位」から「歴代2位」に順位を上げた(「音楽CD(シングル・アルバム)総売上枚数」の歴代1位はB’z)。


記録は記録ということでコピペ。

追悼のコメント

2019年03月19日 | AKB
指原さんツイート

先程悲報に接し、とても驚いています。

裕也さんには、コラボレーションをした際にたくさんのことを教えていただき…そしてコンサートを盛り上げてくださったこともありました。楽しい思い出ばかりです。

心よりご冥福をお祈りいたします。


生けるものが死者を弔うというのは、社会的動物たる人類にとって最重要の儀礼であることは言うまでもない。

訃報に接して、公式に追悼のコメントを寄せる。それは、そういう立場にあるのだということを公認されたということでもある。責任ある、それも常人の域を遥かに越えた巨大な責任を担う立場の社会人であることを、このコメントが表してることになる。