第24回 日本ホタルの会シンポジウム —ホタルを通じて身近な自然環境を考えるー
テーマ:「日本ホタルの会発足25周年を迎えて」
講演:日本ホタルの会名誉会長 矢島 稔 ~『日本ホタルの会のあゆみ・25年』~
今年度は日本ホタルの会が発足して25周年になります。日本ホタルの会の活動として、「ホタルを通して身近な自然環境を考える」というテーマを掲げて毎年シンポジウムを開催して来ました。その中で、ホタルは自然環境を象徴する生き物の一種であって、ホタルだけではなく身近で多種多様な生き物が生息できる環境の大切さを考えてきました。このような環境を、日本ホタルの会では「人里」と称してきましたが、現在では、生物多様性の認識も広まり、「里山」という言葉で広く理解されるようになりました。
今回のシンポジウムでは、日本ホタルの会の発足にご尽力され、また日本の昆虫園の開設、動物園の運営、自然環境の保全・教育活動などに指導的な役割を果たしてこられた矢島 稔 名誉会長に、日本ホタルの会発足25周年に当たり、日本ホタルの会のこれまでのあゆみと、皇居でのホタル定着の取り組みについて、ご講演頂きます。
2017年11月26日(日) 13:30開場 14:00〜16:30
会場:工学院大学新宿校舎 高層棟6階 A-0611教室(東京都新宿区西新宿1丁目24−2)
主催:日本ホタルの会
入場無料 / 定員100名(ご自由にご参加いただけます。)
プログラム
13:30 開 場
14:00~14:05 開会の挨拶 / 日本ホタルの会会長 本多 和彦
14:05~14:15 日本ホタルの会について / 日本ホタルの会副会長 鈴木 浩文
14:15~15:15 基調講演 / 『日本ホタルの会のあゆみ・25年』 日本ホタルの会 名誉会長 矢島 稔
15:15~15:30 休 憩
15:30~16:20 質疑応答 / 司会:日本ホタルの会 理事 井上 務
16:20~16:30 閉会の挨拶 / 日本ホタルの会顧問・工学院大学准教授 釜谷 美則
矢島 稔 / 東京生まれ。東京学芸大学卒業。
1961年、東京都多摩動物公園に勤務し「昆虫園」を開設。
1980年、日本博物館協会、棚橋賞受賞。上野動物園水族館長を経て
1987年、多摩動物公園園長となり、翌年「昆虫生態園」をオープン。
1991年文部大臣表彰受賞。東京動物園協会理事長を経て、
1999年より群馬県立「ぐんま昆虫の森」園長。
2013年「公益社団法人日本動物学会」から「平成25年度日本動物学教育賞」受賞。
2017年「第68回(平成28年度)日本放送協会放送文化賞」
現在、「日本ホタルの会」名誉会長、「ぐんま昆虫の森」名誉園長
東京ゲンジボタル研究所 古河義仁/Copyright (C) Yoshihito Furukawa All Rights Reserved.
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