幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

居候を転々と

2016-03-18 19:26:52 | Weblog

私は若い頃、いろいろな人の家に転々と居候させていただいていました。
いろいろな人に本当にお世話になりました。みなさん、無一物の“星太郎”のことを可愛がってくれました。ありがとうございました。
m(_ _)m

今思えば、カリフォルニアに出掛けたときから、“居候の連鎖”が始まったんだ。ホテルに泊まったことなどなかった。唯一お金を払って泊まったのはモーテルだけ。あとは無一物の旅で転々と居候させていただいた。「星太郎、うちにくれば」と言われれば、どこにでも行った。

今でも自分の家に、居候させてもらっている気分だ。

カリフォルニアで初めて泊めてもらったのがUCバークレーのすぐそばのお家。それから、「明日、星太郎をピックアップするから」と言われ、ピックアップされて行った金門橋が見えるアッパーなお家。今度はそのお家に来たP.B.が僕をピックアップして連れて行ってくれたカレッジ。そこの図書館に泊めてもらって、今度は四輪駆動のトラックに乗せてもらって行ったメンドシノ・ナショナル・フォーレストの山の中。その山の中で泊まらせてもらったのがジョンのヤート。そこにいた当時50才のドクター・バァーブと彼の三つの男の子フットとの三人の生活がはじまった。

それから、ヒィリピンの“天国”に行くというドクター・バァーブについて行って山を降り、そこからがまた転々と居候の連鎖。

カリフォルニアに行く前も、伊豆山神社の近くにいらっしゃった霊能者の先生のお家に居候して、何度か霊的体験をしました。

君は大物になると言われたが、実際なったのは小物の公務員。W

でも、当時19~20才だった“星太郎”を居候させてくれた人は、みんな喜んでいたように僕は覚えている。

若かりし頃の僕は、料理も作ったし、ちょとした画用紙などがあれば、それに絵を描いて見せたりした。
小さなノートには、拙い詩などを書いたが、これは誰にも見せなかった。








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