魚が溜まってしまったので今日は家に帰って近所や友達に配ろうと思ってましたが・・・・
昨日伊賀氏がカンパチを上げてなかったので・・・とりあえずカンパチの引きを体験してもらおうと出漁することにしました。
朝の五時半より積み込みを開始
幸有丸は台船とも言われるクレーンが付いた大きな作業船にアルミの橋で渡って、台船を補佐するタグボートを渡ってしか乗り込む事が出来ません。
しかしこれは面倒なような思いますが実はこれほど便利で安心な係留方法は無いくらい具合が良いのです。
釣った魚をおすそ分けすると言う条件で係留させて貰ってるんですが・・・治安上もこれ以上は無いくらいに安全なんです。
前置きが長くなりましたが・・・積み込みを初めて伊賀氏が荷物を持って台船に渡る橋を渡ってる時に何かがポチャンと海の中に落ちました。
何かなー・・・・と言ってたんですが・・・・間もなく・・・リールがないと言い出しました。
シマノのステラ16000と言う大型リールで関東の鎌田氏が誰でも自由に使ってと言って持ってきてくれてるリールなんですが・・・・買えば10万円を超えるものです。
港の中でも室戸は透明度が良いですから・・・しっかり見ればリールが見えます。
そこで何とかひっかけて釣り上げようと色々努力したけど・・・他のものが引っかかって来て肝心のリールは掛かりません。
そこで潜る事に・・・・
ところが・・・伊賀氏も60歳を超えていますし・・・長く潜ってないから・・・一メートル余りしか潜れません。
最終的にボートフックを二つ繋いで・・・・やっと引っかけ引き上げましたが・・・・
ここまでに色々な事があって・・・・
ポイントに着いたときは・・・・釣れる時間が終わりかけていました。
それでも九時までは可能性があると・・・しゃくってましたが・・・
全くアタリ無し
それなら生き餌にするオジサンやアカハタを釣ろうと移動したけどオジサンはサビキが悪くて釣れず
でも他のハタやアカハタは釣れたので早くに納竿して・・・阿南に戻ってきました。
帰る途中でリールの修理が得意な山田氏に海に沈んだリールのオーバーホールを依頼
分解したらリールに使われてるゴム類が溶けてしまって部品も供給されないとの事
でもとりあえず使える状態にしてくれるように頼んであります。
これがないと明後日から伊賀氏が困るので・・・
明日の午後には室戸に戻って明後日からはまた大物を狙って出漁します
20キロ30キロのカンパチは手元まで来てるのに・・・・
後一息が届かない。
悔しい思いが続いてるけど・・・面白いです。