今日は雨が降ってたので基礎工事の人達が休みでした。
休みだから・・・ゆっくり見て回る事が出来たんですが・・・
積水ハウスの家は「布基礎」ですからこの後立ち上がりの基礎の間の土間にコンクリートを打設します。
ところが・・・この土間に土を入れて簡単に押さえるだけなので・・・高さは一定してないし何よりコンクリートを打設した後自然に土が沈み込むのが目に見えています。
土が沈めば鉄筋も入って無い8センチの厚さのコンクリートは簡単にひび割れが起きます。
ひび割れが起きると・・・シロアリが入って来ますから・・・我が家は鉄骨造りだから少しはシロアリが来にくいと思いますが・・・積水ハウスの木造の家も基礎は全く同じと聞いています。
シロアリが来ないように防蟻毒薬をコンクリートの下に散布するそうですが・・・5年か長くて10年しか効果が無いと言われています。
床下が乾燥してたらシロアリは来難いとは言うものの・・・それはヤマトシロアリの事でイエシロアリや最近日本に上陸してるアメリカ何とかシロアリは乾燥した木も平気で食べるそうですから・・・やはりこの基礎の方式では危ないと思います。
そんなんで鉄骨の家屋には僅かしか木は使われていないと聞いてはいますが・・・
出来るだけ木の部分にはホウ酸溶液を噴霧しようと思い、ホウ酸を溶かして溶液にしました。
これがホウ酸で塩と非常に良く似たものです(輸入品で25キロ入り)
これを常温で溶かそうとしても殆ど溶けませんが・・・湯にすると簡単に溶けます。
5キロのホウ酸を40リットルの湯で溶かしました(溶ける温度は高い程簡単で私は混ぜながらガスで90度まで沸かしました)
この12パーセント溶液を4リットルの噴霧器に入れて・・・機会ある毎に散布してみようと思っています。
布基礎で木造の家を建てた方はシロアリに襲われる前に絶対にこれをした方が良いと思います。
シロアリは必ず来ると思って間違いないですから・・・
それから昨日少し書きましたが、玄関の所はこの様なブロックなんですが・・・土の上にブロックを載せる分だけモルタルを置いてブロックを積んでるだけです。
周りに土間のコンクリートを打設するけれど・・・そのコンクリートも沈下するし・・・このブロックも沈下すると思います。
この方が簡単に安く出来るとは思うのですが・・・ベタ基礎作りと比べたら全く信頼性はありません。
家と言うのは常に振動を受けてるもので・・・この様に載せただけの土は簡単に沈下しますから・・・私の経験では土間のコンクリートの下の土が沈下して10センチ空洞になってた事もあります。
当然その様な事は知ってると思うので・・・・安く仕上げる為だけの良心的からは程遠い工法と思わざるを得ません。(積水ハウスに限らず布基礎を採用してるハウスメーカー全てに言える事です)
高いお金を出して注文してるから良い仕事をしてくれると思うのは大変な勘違いです。
ここまで来て決定的にベタ基礎が優れていると感じました。
それから・・・基礎の立ち上がりの高さを合わすのに特別なセメントの様なのを水で溶いて流し込んでるんですが・・・この上にゴム板や鉄骨の柱が載るんですが・・・
部分的(全体の3割位)にですがクラックが一杯で下の基礎のコンクリートと一体になってるとは思えない状態です。
昨日は殆ど割れて無かったのに・・・まあこんなにもよく割れたものだと驚くのですが・・・
この割れ目に雨が入ると完全に下の基礎コンクリートと縁が切れます。
水には頭が無いから・・・どんどん広がって行くと思うんですが・・・
基礎の横に貼ったテープをここに貼った方が良かったのでは??
このやり方自体が間違いでは??半額で建ててる家の基礎の天場は全くこんなひび割れはありませんでしたし、こんなクラックは今まで見た事無いですから・・・