outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

遥かなるエベレストの2

2013年11月06日 20時39分09秒 | 退職生活
最近では、普通になってるエベレストトレッキングのスタート地点のルクラまで、飛行機が飛んで無かった時代の、スタート地点は僕らが今回歩き始めたジリが玄関口でした。

今はジリから登り始める登山者は、全体の1%程度と思いますが、現在も殆どの物資はロバや牛の背中に載せられて、奥へ奥へと運ばれます。

我等より、随分早く登って行きますが、それでもベースキャンプ近く迄ともなると、半月位掛かりますから、全ての物価は上に行くほど高くなり、僕らが行けた最高地点のロブチェでは、トイレットペーパー1巻がなんと350円しました。

当然食事代も高く、下界の10倍近くになりますが、運んでるのを見てたら、納得です。

食べさせて貰えるだけ、有り難いと思えるんですが、残念ながら途中からは、食べないと死ぬから、兎に角食べようと口に入れてるだけの状態でした。

これは高山病のせいでもありましたが、疲れてもいたし、20日も同じ様な味が続き、飽きていたのも原因でしょう。

今日はここまでにして、写真を少しアップしときます。

富士山より高い3867メートルにある、世界遺産の仏教寺院です。



僕らがニ度目の高度順応に連泊したペリチェの集落。標高4252メートル。



ここで美由紀が高山病の頭痛を訴え始めました。

二日間居たのと、貰ったクスリで頭痛は止まったけれど、空気が薄く酸素不足で足を引き摺って、やっと歩いてました。

この辺りでは毛の長い牛のヤクが荷物を運び、乳を出し、ウンコは薪の代わりとして燃料になって、毎日食堂のストーブで焚かれ、カマドでも焚かれて、それで調理された料理を食べていました。

長い毛は衣類にも使われるので、ヤクは大活躍なんです。



肉もステーキで何度も食べたし、ミルクから作ったチーズも良く食べましたが、濃厚でおいしいんですよ。

コメント
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