この季節に紀伊半島から徳島に戻るのは・・・なかなか難しいんです
基本的に北西の風が吹き、徳島は北西の方向にあります
5時に起きたら・・・弱い北の風だったので・・出港を決めました
港を出たら昨夜の低気圧通過のウネリがかなり残っていて・・・メインセールだけ揚げて進路を「伊島」に向けました。
時々舳先から波を被る「ノボリ」と呼ぶ厳しい航海です。
やがて・・デッキに縛ってあった燃料のポリ缶が波で全て倒れ・・・それを縛りなおして走り始めたんですが・・
僕は持病の「憩室炎」の調子が悪くなり・・・キャビンへ転げ込み横になりました
全員がヨット経験者だから・・安心して横になっていたんですが・・・
バタンバタンとヨットの船底が波を叩く音が聞こえてはいたんですが・・・
起き出す元気も無く・・横になったまま・・・
暫らくして・・・起き上がってパソコンで艇速を見ると・・8ノット
コースもノボリを維持
これは舳先が波に突っ込みながら走っているに違いないと・・・起き出すと・・・前の三部屋は水浸し
アンカーチェーンやウインドラス(アンカーウインチ)の収まっているウェルを見ると・・海水が満タン
以前に同じような事があってウインドラスを交換する羽目になったので
心配
ふと見ると・・・メインセールがマストの中へ全部収まってしまって・・・ジブで走っていた
聞くと・・・メインセールのクルー?(フットとラフの端)を止めていた3本のバントの縫い糸が全部切れてしまったとの事。
波に突っ込んだ時にマストに異常な力が加わったのか?
いずれにしても・・ホロホロの全てを解っている僕が体調不良を起こしたのが原因だけど・・・レースと違う今回のようなクルージングで最も基本となる「速さよりヨットを労わる気持ち」を忘れていたいた事でしょう。
とりあえず艇速を落として進路を変更し、波に頭を突っ込まないように由岐に向って走り、
蒲生田岬の風裏に入ってから向きを変え、橋杭を抜け、舞子島の南から野の島の南を通って無事?橘港の繋留場所まで戻ってきました
係船して・・修理に出す為にメインセールを下ろし、ウインドラスの確認
先日交換したばかりのスイッチを振ると・・チャポチャポと海水の音
開けて水洗いして・・・テストをするととりあえずは回ったけれど・・・前の時もそうだったから・・・数ヶ月しないと結果は解りません
そして前の部屋を確認。
スペアパーツや修理道具、特殊工具を入れてあった箱に10リットル以上の水が溜まっています
釣り道具を入れてあった箱も・・・ルアーを入れてあった箱も水が溜まっています。
それらをとりあえず洗ったけれど・・・
それらの箱を置いてあった棚も水浸しで
その下に置いてあった何枚もの毛布も布団も
一番前の部屋も毛布もマットレスも・・・
洗濯しなければ・・・塩水は乾いてもすぐ湿気を呼ぶので・・・大仕事になってしまいました
ほんの少しの注意で防げることです。
急ぐ旅でもないから・・・ゆっくりヨットを気遣いながら走るほうが何倍も速く快適にクルージングが出来ます。
どんな大きな迎い波でも速度を落とせば波に突っ込むことはありません
実際ホロホロは14年間世界を回って・・ハワイに向かう時に一度大きく波に突っ込み、大被害を受けてからタダの一度も波に突っ込む事はありませんでした。
それとクルージングではエンジンを普通に使うので・・・どんなに速度が遅くても直線で最短距離を行くのが一番早いです
皆さんも・・・スプレーは幾ら浴びても平気ですが・・・波に突っ込んだり、度々船底が波を叩くのは避けましょう
後始末が大変ですし・・どんなに掃除しても・・・絶対に元に戻りませんからね。
そんなことで・・・最後に大変なことになってしまいました
明日は全員で拭き掃除、洗濯、片付けなどをします
これも良い勉強です

基本的に北西の風が吹き、徳島は北西の方向にあります

5時に起きたら・・・弱い北の風だったので・・出港を決めました

港を出たら昨夜の低気圧通過のウネリがかなり残っていて・・・メインセールだけ揚げて進路を「伊島」に向けました。
時々舳先から波を被る「ノボリ」と呼ぶ厳しい航海です。
やがて・・デッキに縛ってあった燃料のポリ缶が波で全て倒れ・・・それを縛りなおして走り始めたんですが・・
僕は持病の「憩室炎」の調子が悪くなり・・・キャビンへ転げ込み横になりました

全員がヨット経験者だから・・安心して横になっていたんですが・・・
バタンバタンとヨットの船底が波を叩く音が聞こえてはいたんですが・・・
起き出す元気も無く・・横になったまま・・・
暫らくして・・・起き上がってパソコンで艇速を見ると・・8ノット

コースもノボリを維持

これは舳先が波に突っ込みながら走っているに違いないと・・・起き出すと・・・前の三部屋は水浸し

アンカーチェーンやウインドラス(アンカーウインチ)の収まっているウェルを見ると・・海水が満タン

以前に同じような事があってウインドラスを交換する羽目になったので

心配

ふと見ると・・・メインセールがマストの中へ全部収まってしまって・・・ジブで走っていた

聞くと・・・メインセールのクルー?(フットとラフの端)を止めていた3本のバントの縫い糸が全部切れてしまったとの事。
波に突っ込んだ時にマストに異常な力が加わったのか?
いずれにしても・・ホロホロの全てを解っている僕が体調不良を起こしたのが原因だけど・・・レースと違う今回のようなクルージングで最も基本となる「速さよりヨットを労わる気持ち」を忘れていたいた事でしょう。
とりあえず艇速を落として進路を変更し、波に頭を突っ込まないように由岐に向って走り、
蒲生田岬の風裏に入ってから向きを変え、橋杭を抜け、舞子島の南から野の島の南を通って無事?橘港の繋留場所まで戻ってきました

係船して・・修理に出す為にメインセールを下ろし、ウインドラスの確認

先日交換したばかりのスイッチを振ると・・チャポチャポと海水の音

開けて水洗いして・・・テストをするととりあえずは回ったけれど・・・前の時もそうだったから・・・数ヶ月しないと結果は解りません

そして前の部屋を確認。
スペアパーツや修理道具、特殊工具を入れてあった箱に10リットル以上の水が溜まっています

釣り道具を入れてあった箱も・・・ルアーを入れてあった箱も水が溜まっています。
それらをとりあえず洗ったけれど・・・
それらの箱を置いてあった棚も水浸しで
その下に置いてあった何枚もの毛布も布団も

一番前の部屋も毛布もマットレスも・・・
洗濯しなければ・・・塩水は乾いてもすぐ湿気を呼ぶので・・・大仕事になってしまいました

ほんの少しの注意で防げることです。
急ぐ旅でもないから・・・ゆっくりヨットを気遣いながら走るほうが何倍も速く快適にクルージングが出来ます。
どんな大きな迎い波でも速度を落とせば波に突っ込むことはありません

実際ホロホロは14年間世界を回って・・ハワイに向かう時に一度大きく波に突っ込み、大被害を受けてからタダの一度も波に突っ込む事はありませんでした。
それとクルージングではエンジンを普通に使うので・・・どんなに速度が遅くても直線で最短距離を行くのが一番早いです

皆さんも・・・スプレーは幾ら浴びても平気ですが・・・波に突っ込んだり、度々船底が波を叩くのは避けましょう

後始末が大変ですし・・どんなに掃除しても・・・絶対に元に戻りませんからね。
そんなことで・・・最後に大変なことになってしまいました

明日は全員で拭き掃除、洗濯、片付けなどをします

これも良い勉強です
