outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

袈裟丸山登山口より

2008年05月08日 16時33分09秒 | 日本三百名山に登る旅
「なん時と思とんじゃ!」と僕は心の中で叫びました。 朝4時40分目覚まし時計に起こされて川へ出たのは5時なのにすでに竿を出して歩き回る男が居たのです

「お前は仕事しとんか?それともお前も密漁か!」と重ねて心の中で聞きました。 

平日の朝の5時に竿を出せるのは僕だけと思っていたのに

おまけにそのオッサンは(40くらいでしたが)左手に受け網を持ちその中に一匹入っているのを目障りにも下げているんです。

「なんでクーラーボックスへ入れんのや」とまたまた心の中で思いました

そいつが慌てて準備している僕の前にあるいかにもアマゴか岩魚が住んでいそうなところへ竿を出し二回流して嘲る様に上に上がって行きました。

ちょっと戦意を喪失したけれどあんな調子で上がっていくなら魚は残っていると思い丁寧に釣り下がりましたが・・・

全くアタリも無く魚影を見ることも無く片足が落ち込んで濡れただけで終わりました

諦め切れない僕は「何処かで必ず釣ってやる」と小中西山林道に入って手ごろな谷を見つけたのでバスを路肩に停めて道具をセットしました

ところが谷と言うのはそこら中に木の枝が垂れ下がっていて・・余り目が良くない僕は距離感も掴めずイキナリ木の枝に道具を引っ掛けてしまいそれを外して縺れた糸をほぐすのにもっと度の強いメガネを取りに戻ったりして思わぬ時間を食いました

そこへ山菜探しに行っていた美由紀が「行き止まりだったわ~」と山の散策から引き返してきて橋を渡って向こう岸にいってしまいました。

その時僕はやっと準備が出来、初めの「落ち込み」に竿を入れようとしていたんですが・・・その時美由紀の足音か影に驚いたように逃げ込む魚影を見ました

岩魚かアマゴか他の何かは判りませんが25センチ位はある魚でした

そこで20分ほど頑張って何度も何度も流してみたんですが・・・驚いて逃げたからか・・二度と出てきませんでした

諦めて釣り上がり(その間に二度も枝に引っ掛けた)堰堤で一旦竿を収め橋の下流を釣り下がりましたが・・連休明けだからか全くアタリがありませんでした

仕方なく袈裟丸登山口へゆっくり運転で「コシアブラ」を探しながら上がって来ました(発見できず)


登山口に着いてビックリ。 平日なのにこの駐車場には車が30台ほど停まっていました。 聞いてみるとここ袈裟丸山はヤシオツツジが有名で今正に満開だそうです。

これはラッキー、山登りだけでなくヤシオツツジも楽しめそうです

車を停めてすぐ僕は「コシアブラ」を探しに出かけました。 僕が歩き回って諦めて帰ってきて間もなく美由紀が「あったでぇ~」と間違いなくコシアブラを採ってきました。くやしいぃ~!!

そして枝を持ってくれたらもっと採れると言うので一緒に行って十分オヒタシ、天麩羅が出来る量を確保しました

但しここ袈裟丸山折場登山口は今回の山旅で初めてAUデータ通信カードの電波が届かない所です。テレビはよく映りますが・・


今朝釣りの後馬返しを出て足尾銅山観光に行きました。 トロッコ電車にホンの少し乗ってそのホンの少しの間に機関車を切り離す作業まであって・・・それから坑道の中へ入っていきますが・・それも少しだけでした。

トロッコを降りて今度は坑道の中を歩いて昔の掘削の様子などを見て戻ってきました。 銅山で繁栄した時代にタイムスリップした2時間余り、それなりに楽しめました


四時を待って早いけど登山口で一杯飲もうと焼酎を注いだところへ地元の二人組みが来て「マイクロバスをキャンピングカーにしようと探している」と声が掛かりました。

色々バスの長所や短所、改造や板金塗装の話しをしていて「コシアブラがやっと採れた」と言うとその人達もコシアブラを採りに来ていて「ここならあれもあれもコシアブラ」と全く気付かなかった目の前のコシアブラの大木を教えられてビックリ

でもこれでしっかりコシアブラの木の特徴を覚えました

おまけに採っていたまだ少ししか葉が出ていない「上物」を沢山頂きました

釣りは駄目だったけど、今日もいい日になりました。コシアブラでちょっと呑みすぎたけど・・・

ここまでは昨日袈裟丸山登山口で書いていました。一日遅れだけど昨日の日付でアップしますね

写真は遂に自力?で確保したコシアブラです。写真をクリックすると大きく見えます
コメント
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