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outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

南の島の果物の話

2007年02月14日 13時29分37秒 | フィリピン クルージング 情報 ヨット
今日もいい天気で修理が途中までしか出来て無いけど「食糧不足」でテンダーをデッキ上から吊り降ろして市場に出かけていました。買った魚はイワシ一キロ(15ペソ)タチウオ900グラム(75ペソ)バラフエダイ1.5キロ(225ペソ)であとは野菜と果物。イワシは頭を取って薄塩に漬けておいて干物に。タチウオは切り身にして塩焼きと煮付け。フエダイは刺身とシネガンを予定しています


このブログも徐々に毎日見に来てくれている方々が増えているので「力が入ってます」定年退職者が多いのか、その予備軍なのか、ヨットが趣味か、山が趣味か、フィリピンに興味があるのか等、気に掛かりますが今まで通り話は上に飛んだり下に潜ったり横に走ったりしながら進めて行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いします



南の島の果物、トロピカルフルーツは我々が考える「おやつ」や「デザート」でなく島に住む人達の重要な「食料」でもあります。その中でも
特にバナナやパパイヤは「腹持ち」も良くこれを昼食とする人も多いです。

そんな南の島の果物は日本のようにたくさんの種類が果物屋に並んでいるのでなく限られた種類が持ち寄られて道端や露天市場で売られて
います。ところが日本で果物を買えばそれが「南の島の果物」であって「まだ若い」ものでも数日待てば食べ頃となるから、食べ
られないモノを買ってしまう心配は無いと言っても良い位です。それにもしも食べられなかったら「文句」を言えばお金を返してくれます。

これは住んだことが無い人は知らないと思うので書いてみますが
南の島で果物を買うと時々「食べられないモノ」を買ってしまいます。「見る目が無い」と言えば確かにそうなのですが、失敗で意外に多いのがバ
ナナで次がパパイヤ、ドリアンやアボガドも難しい。 なんでそうなるかと言うと一つには運搬するのが「カゴ」か「袋」に投げ込んだよ
うに入れて来るので「完熟の柔らかい」モノを運べない。それでかなり「若く硬い」ものを収穫しているのです。それでも殆どのモノは数日後に
は熟れてきます。ところが遠い山のほうから一週間に一度だけ売りに出てくる場合など、次の週には熟れ過ぎて運べなくなるけど「今収穫す
るのは早すぎる」状態の果物があると・・・「悪いけど・・・」どうしても買わなければならない物や支払わなければならないモノがある
から現金に変える事に決定してしまう


これはバナナの場合ですが、だいたい山の人は「いい人が多く」買ってお金を払うときに「何処と無く」「すまなそうな・・顔」をしたりす
そしてそれをヨットに持って帰って数日待っても柔らかくならない。南の島の果物は柔らかくなったときが「食べ頃」なのです。おかしい
な~・・・と言っているうちに乾燥してきて「ミイラ」になってしまう

これがアボガドだと判定はいよいよ難しくおまけに運搬は細心の注意が必要となる。少しでもぶつかり合うとすぐに痛んで「泡」になって
しまうのです。これは自分の失敗ですが何度も経験して最近は「運び方」は巧くなったが時々熟れない物にぶつかることはある。パパイヤはど
れ程失敗したか数え切れない。幾ら待っても熟れてこないのから全く甘みが無い物と色々ですが続けて3度もそんなのに当たると選ぶ自信が
なくなる。(最近は美由紀が選ぶ係りになっている)ところが当たるとこれほど美味いものはないと思えるほどなのです。そしてここ最近は
当たりが続いています


失敗も沢山あるが南の島に居る時に食べる冷えたパパイヤやマンゴー、パイナップルは格別の味で「生きていて良かった」とさえ思える味
がします。もちろん他の果物も腹だけでなく心まで満たしてくれるから大好きです
コメント
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