喜多院法興寺

住職のひとりごと

体重激減、中高年ご用心、死亡の危険性高い

2010-03-25 06:42:04 | Weblog
読売新聞
 {中年期以降に体重が5キロ以上増減した人は、あまり体重変化のない人に比べ、がんや心臓病などで死亡する危険性が男女とも1・3~1・7倍高いことが厚生労働省研究班の大規模追跡調査でわかった。

 特に、体重が減少した時の危険性が高く、調査チームは「ダイエットしていないのに体重が大きく減ったなら、健康に問題がある可能性がある。気をつけた方がよい」と話している。

 国立国際医療センター研究所の溝上哲也部長らは、東京、大阪、長野など10都府県で、40~69歳のがんや心臓病の既往症のない男女8万人を12~15年間追跡調査。最初の5年間の体重の変化と、病気などで死亡する危険性の関係を調べた。

 体重が5キロ以上減少すると、2・4キロ以内の場合に比べて、死亡の危険性が男性で1・4倍、女性で1・7倍に高まった。がんに限っても危険性は男女とも1・5倍になった。

 体形別では、やせ気味の人が5キロ以上減ると、危険性が男性で2・1倍、女性で2・9倍に高まった。
 一方、女性で5キロ以上増えると、心臓病や脳卒中などの循環器病で亡くなる危険性が1・9倍に増えた。}

 中高年はメタボで肥満を心配するよりか、ダイエットもしないのに体重が5キロも減少したら、体重変化のない人に比べ、がんや心臓病などで死亡する危険性が男女とも1・3~1・7倍高いことが厚生労働省の研究で分かった。結論は歳を取って、やせると寿命が縮まり、体重の変動がない、少々小太りの方が長生きするらしい。