喜多院法興寺

住職のひとりごと

元住職、火災保険3億円加入し寺に放火

2010-03-09 06:43:42 | Weblog
時事通信
 {自分の寺に放火したとして、埼玉県警小川署は8日、非現住建造物等放火容疑で、同県小川町小川、僧侶西原弘道容疑者(53)を逮捕した。同署によると、容疑を否認しているという。本堂や自宅などに総額約3億円の火災保険が掛けられており、同署は保険金目当てとみて動機などを調べている。

 逮捕容疑は昨年11月5日午後9時40分ごろ、同県東秩父村安戸の聖岩寺で、本堂や自宅などに油をまき、火を付けて全焼させた疑い。

 小川署によると、西原容疑者は火災前日の同月4日、本堂や仏具などを対象に計約2億4000万円の火災保険に加入。このほか、乗用車などにも計約6000万円の火災保険を掛けていた。同容疑者は住宅ローンなどで計約3600万円の借金があったという。

 西原容疑者は火災前に自宅から家具を持ち出しており、家具は寺に所蔵されていた東秩父村指定の文化財、徳川家光の古文書などとともに妻の実家から見つかった。}

 とんでも無い住職がいた者だ。火災保険をかけ、家財道具や寺の寺宝を持ち出し、寺に火を放つとは、言語道断の所行だ。秩父と言えば霊場巡りで知られる、信仰の地域で、こんな事件が起きたとは、とうてい信じられない話だ。僧侶の一人として本当に情けない気持ちだ。