時事通信
{女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され、実刑判決を受け服役後、無実と判明した柳原浩さん(40)の再審第3回公判が22日午後、富山地裁高岡支部(藤田敏裁判長)で開かれた。検察側は論告で、「提出した証拠から被告人の無罪は明らか」と述べ、無罪を求めた。公判は結審し、判決期日は10月10日に指定された。
柳原さんは最終陳述で、最高検が今月、今回の冤罪(えんざい)事件などの検証結果と再発防止策を公表したことを受けて、「最高検は口だけでなく、実行に移してもらいたい」と述べた。
弁護側は最終弁論で「捜査機関は有力な証拠が存在しない半面、被告人にアリバイがある可能性が高いことを認識しながら無辜(むこ)の被告人を犯人に仕立て上げた」と指摘。その上で、「自白にほぼ全面的に依存してなされた原判決は破棄を免れない」と無罪を主張した。}
女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され、実刑判決を受け服役後、無実と判明した柳原浩さんの再審第3回公判が開かれ、検察側は論告で無罪を求めた。検察が無罪を求めた異例の裁判は誤認逮捕に警鐘を鳴らしたもの。警察の自白強要が冤罪につながった事件だ。犯罪が増える中、犯人検挙率は低下している。
{女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され、実刑判決を受け服役後、無実と判明した柳原浩さん(40)の再審第3回公判が22日午後、富山地裁高岡支部(藤田敏裁判長)で開かれた。検察側は論告で、「提出した証拠から被告人の無罪は明らか」と述べ、無罪を求めた。公判は結審し、判決期日は10月10日に指定された。
柳原さんは最終陳述で、最高検が今月、今回の冤罪(えんざい)事件などの検証結果と再発防止策を公表したことを受けて、「最高検は口だけでなく、実行に移してもらいたい」と述べた。
弁護側は最終弁論で「捜査機関は有力な証拠が存在しない半面、被告人にアリバイがある可能性が高いことを認識しながら無辜(むこ)の被告人を犯人に仕立て上げた」と指摘。その上で、「自白にほぼ全面的に依存してなされた原判決は破棄を免れない」と無罪を主張した。}
女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され、実刑判決を受け服役後、無実と判明した柳原浩さんの再審第3回公判が開かれ、検察側は論告で無罪を求めた。検察が無罪を求めた異例の裁判は誤認逮捕に警鐘を鳴らしたもの。警察の自白強要が冤罪につながった事件だ。犯罪が増える中、犯人検挙率は低下している。
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