喜多院法興寺

住職のひとりごと

体操男子団体、日本は「銀」…優勝は中国

2012-07-31 06:21:16 | Weblog
7月30日 よみうり寸評

 {ゴール前のスペースへ清武が縦のパスを出した。そこへ永井が走り、戻るモロッコの選手を追い抜く◆目の前まで出てきた相手GKの頭を越す山なりのシュート。「入れ!」とTVのアナウンサーが叫んだ。ワンバウンドのボールが無人のゴールへ転がった◆強烈なシュートも魅力だが、こういうゴールも味なものだ。30日未明、ロンドン五輪のサッカー男子・日本―モロッコ戦。この1点を守り抜き日本イレブンはグループリーグ突破、ベスト8進出を決めた。走りに走り、守りに守り、我慢に我慢を重ねた勝ち点6に拍手を送る◆続いて水泳・北島康介の五輪3連覇がかかる100メートル平泳ぎを観戦。惜しくも5位。サッカーが快勝の後だ。「ふたつよいことさてないものよ」と思う◆裏返せば「ふたつ悪いこともさてないものよ」だと河合隼雄先生が著書〈こころの処方箋〉に書いている。北島の3連覇は次の200メートル平泳ぎに期待しよう◆北島の五輪出場は今回で4度目。2種目2連覇の後の5位はそれだけでも偉大だ。}

体操は8チームによる男子団体総合決勝を行い、予選5位で通過した日本は2004年アテネ五輪以来2大会ぶりの金メダルを目指し、2連覇を狙う中国と同じローテーションでつり輪から演技をスタートする。エースの内村航平(コナミ)がトップバッターを務める。決勝は種目ごとに各チーム3人が演技した得点合計で争われ、日本は内村を全6種目に起用した。予選の得点は持ち越さない。
 体操の予選ではミスの連続で思うように点が伸びず、予選5位で通過した。中国も失敗が続き2連覇を狙う中国と同じローテーションでつり輪から演技をスタートする。 男子の団体総合決勝が行われ、日本(内村、田中和、山室、田中佑、加藤)は、2大会連続の銀メダルを獲得した。一時、日本の最終成績は4位とされたが、内村のあん馬の得点について審議した結果、得点が加算され、2位に変更された。3位とされたウクライナが4位となった。これから個人で内村に頑張って金をとってもらいたい。