喜多院法興寺

住職のひとりごと

割安ウソ、「特別謝恩価格」しかなかった通販

2011-10-21 06:54:11 | Weblog

読売新聞
 {絵画や工芸品の通信販売の新聞広告でうたわれている「特別謝恩価格」は実際には存在しなかったとして、消費者庁は20日、通販会社「トップアート」(東京都足立区)に対し、景品表示法に基づき、再発防止を求める措置命令を出した。

 同庁によると、同社は2008年11月から10年10月にかけ、全国紙や地方紙などに計900回の広告を出し、ルノワールやゴッホの複製画、仏像、アクセサリーなどを販売。広告には「特別謝恩価格」と「通常販売価格」の二重価格を表示していたが、「通常」で売った実績はなかった。

 二重価格の差が最も大きかった仏像は「特別」が45万円で「通常」が80万円だったほか、2・5倍超の価格差のある掛け軸も販売していた。同庁は「安く見せかけて、消費者を著しく誤解させた」としている。}


 普段売っている価格より半値で買えるとなれば、特に高価な物ほど購入したくなる。実際は通常販売はしていないのに、しているように見せかけて、二重価格を表示で、仏像は「特別」が45万円で「通常」が80万円で販売していた。人間の心理を突いたあくどい商法が摘発された。高価な物を購入する時には、割安には充分に注意したい。昔から「安物買いの銭失い」と言っている。