日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「ブラック・スワン」著者、ハイパーインフレを懸念-債務増大で   ブルームバーグ

2010-03-16 08:38:02 | 政治・社会
 <ブルームバーグより記事転送>
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 「ブラック・スワン」著者、ハイパーインフレを懸念-債務増大で


不確実性が市場に及ぼす影響を取り上げてベストセラーとなった「ブラック・スワン」の著者、ナシーム・タレブ氏は、世界各国の当局が債務を増やし、金融を緩和しているとして、ハイパーインフレーションの懸念があると述べた。

  タレブ氏は12日のニューデリーでの講演で、「われわれは巨額債務を抱える状況に直面している」と指摘。「次なる失敗は紙幣の刷り過ぎにあるだろう」とし、「それが、わたしがハイパーインフレを恐れる理由だ」と語った。

  公的債務の増加については、債券ファンド大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同最高投資責任者(CIO)、モハメド・エルエリアン氏も11日、各国政府がインフレやデフォルト(債務不履行)を通じて巨額債務を削減する可能性を指摘し警告している。

 <転載終わり>
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 「次なる失敗は紙幣の刷り過ぎにあるだろう」とタレブ氏は警告していますが、これは3年前から朝倉慶氏や副島隆彦氏が指摘してきた通りです。デリバティブが爆裂して、世界は不況に突入したことは、今では多くの人が知るようになりました。
 デリバティブが膨らみ、今でも順次破裂していますので、世界各国はドルやユーロなどをドンドン印刷して、その手当てをしてきました。バブルの破裂はお金をドンドン刷って、手当てすれば何とか表面上は収まります。最近ではアメリカも日本も景気は回復基調だと、のん気なことを言ってるように、リーマンの時よりは落ち着いているように見えます。

 バブルの破裂はお金をドンドン刷って手当てすれば、一時的には収まります。つまり人間が表面上はコントロールすることができます。ところが、各国がバンバン刷ったお金は、いずれインフレを起こし、国民の生活を破綻させていきます。ドンドン印刷すれば、お金の価値が薄まるのは誰でも分かることです。1929年の世界恐慌の時には、日本も米が100倍に値上がりした事実があります。
 現代に換算すれば、10kgで3,000円の米が、30万円になってしまうということです。玉子も55倍も跳ね上がったそうです。1パック200円の玉子が、11,000円になってしまうということです。1970年代のオイルショックの数倍すごいヤツだと思えばいいと思います。

 このように、デリバティブの手当てをするために、世界各国はお金を刷りすぎました。やがてこのお金がハイパーインフレを引き起こすことになりますが、これは、人間がどうやってもコントロールすることができません。もうなすがまま状態です。

 朝倉氏や副島氏は3年前からハイパーインフレを予測していますが、フランスのシンクタンクLEAP/2020は4年前に予測しています。更に船井幸雄氏は資本主義の崩壊を8年前に予測をしておられますし、中矢伸一氏にいたっては15年も前から予測されています。好景気に沸いている時に、恐慌を予測するというのは普通ではできません。ましてや絶好調のときに資本主義が崩壊するなど、誰も予測できなかったことです。

 そのように予測を当てている方々は、今年の6月、7月からいよいよ本格的に恐慌に入っていくと言われています。ハイパーインフレによる生活恐慌に陥るとのことです。そして最終的には資本主義は崩壊する。そして、その後は強欲な経済を捨て、人類は家族や地域の人たちとのつながりに価値を見出すことになるとのことです。
 人間の心をも蝕む強欲経済が崩壊すれば、人間はお金に支配されることのない社会を創っていけるようです。経済は当然大切ですが、思いやりのある仕組みが必要です。
 私の友人や知人も、お金だけに価値を置くことに疑問を持ち始めているように思います。そのように意識変換が起きている人たちは、日本には結構多いと思います。コルマン博士が言われるように、先ず私達の意識が変わり、その後社会・経済が変わって行くというのは、当たっていると感じています。

 資本主義崩壊に伴う生活恐慌の波は、私たちをも襲うことでしょう。日月神示には、「一握りの米に泣くことあるぞ」とあるように、戦中・戦後のような生活を一時は余儀なくされることもあるようです。その苦難の後には、人々がお互いに思いやりを持って接するミロクの世を私たちは作っていくことができると思います。一時はたいへんでしょうが、その後は思いやりのある社会を創ることができると思います。嬉しいことです。




 ●ブルームバーグ
  http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=a6ZZnxUQsm08

「日本の独立は対米隷属を離れて初めて実現する」 植草一秀氏

2010-03-15 08:00:00 | 知られざる真実 & 真逆の世界
 「日本の独立は対米隷属を離れて初めて実現する」

                    植草一秀

 与謝野馨氏が懸命に民主党批判をしているが、与謝野氏の言葉にはまったく説得力がない。文藝春秋社がCIAの影響下にあることを私はあるコンフィデンシャル情報の専門家から聞いた。文藝春秋の鳩山政権攻撃は滑稽な印象さえ受ける。

に記述したように、与謝野氏のこれまでの実績には、現状で自民党の再建に名乗りをあげる資格に見合うものが何ひとつない。


財政赤字拡大を重視しての消費税増税主張と深刻な不況に狼狽しての史上空前のバラマキの間を右往左往した姿を鮮明に国民の前に示しただけである。


財政の健全性を重視するなら、景気対策を打つ場合に、支出内容を厳選すべきことは言うまでもない。ところが、史上空前の規模になった2009年度第1次補正予算の14兆円支出追加は、歴史上例を見ない官僚利権お手盛りの無駄の塊(かたまり)予算になった。


2009年7月、与謝野氏は石破茂氏と連れ立って、首相官邸に乗り込み、麻生首相の辞任を求めたと云う。ところが、麻生首相に「おれの後に誰が首相になるのか」と開き直られ、そのまますごすごと帰ってきてしまった。洞察力も胆力もないことが証明されてしまった。評論家になるのが最適である。


衆議院予算員会での鳩山首相への質問では、品性劣悪の素性を露呈した。与謝野馨氏を買っていた多くの自民党支持者の心が一気に離散したに違いない。


「平成の迂回献金王」、「平成の借金財政王」がよくも恥ずかしげもなく、一国の内閣総理大臣に悪態の限りを尽くせるものだと思われただろう。恥を知らなくなることの恐ろしさを国民に見せつけた場面だった。


しかも、国会で引用した鳩山邦夫氏の発言内容が、直後に鳩山邦夫氏によって全面否定されるとのおまけまでついた。こうした厚顔無恥な人物が自民党内で大きな顔をしていられるところに自民党の窮状が示されている。尾辻秀久参議院議員会長の一喝に拍手喝さいを送った自民党議員が多いのではないか。


読売新聞の実質的な創業者である正力松太郎氏がPODAMとのハンドルネームをCIAから付与され、CIAの意向を受けて行動してきたことが米国の公開文書などから明らかにされているが、CIAは対米隷属からの脱却を明瞭に掲げ始めた鳩山政権を懸命にせん滅しようとしているのだと考えられる。


読売新聞の渡邉恒雄氏も与謝野氏を支援していると見られる。


CIAの対日工作はこれまで大きな成果を収めてきたのだろうが、日米密約問題をはじめ、CIA暗躍の真実が少しずつ明るみに出されるに従い、日本国民のなかで真実を知り、認識を根本から改める人々がじわじわと増加し始めている。


安保改定50周年の今年、日米同盟についての根本的な見直しが始動することになると考えられる。米軍の日本国内への駐留についても、根本的な見直しの論議が始まることになるだろう。


「日本の独立」が根本から改めて論議されることになるのだ。


歴代自民党政権は対米隷属の基本を堅持してきた。この基本を離れる気配を示した歴代政権はことごとく攻撃の対象にされてきた。


米国は対米隷属政権の基本構造を維持するために、日本の警察、検察、裁判所にまで手を入れてきた。さらに、メディアがこの支配の構造に組み込まれてきたことは言うまでもない。


「政官業外電の悪徳ペンタゴン」と「主権者国民」の闘いは、独立戦争の意味を有している。


悪徳ペンタゴンは必死に日本政治刷新を阻止しようとするが、日本国民の本格的な覚醒が始まっている。


主権者国民は本年夏の参院選に必ず勝利して日本の真の独立を勝ち取らなければならないのだ。

 <転載終わり>
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 『読売新聞の実質的な創業者である正力松太郎氏がPODAMとのハンドルネームをCIAから付与され、CIAの意向を受けて行動してきたことが米国の公開文書などから明らかにされている』

 以前から読売新聞がCIAによって作られたと、オルタナティブ通信をはじめ様々なサイトで言われていますが、とうとうアメリカの文書からも証明されてしまったようです。
 まだまだアメリカの洗脳が解けていない人が多いでしょうが、ネットでは知られざる真実に目覚める人たちがどんどん増えてきています。

 日本は第2次世界大戦で負けた国ですので、65年経った今でも、悲しいことにアメリカに占領され続けています。(表面上は民主主義っぽいですが)
 自民党は読売新聞などと共に、アメリカの日本支配に協力してきましたが、昨年民主党政権が誕生して、「なんだ、日本は今でもアメリカに支配されているのか」と気付き始めた国民が増えたおかげで、日本はアメリカからようやく離れつつあります。

 ただ、世界を実質的に支配しているロスチャイルドやロックフェラーなどの国際金融資本は、日本をアメリカ支配から中国支配に変えようとしているそうです。
 副島隆彦氏の「あと5年で中国が世界を制覇する」や、先日読んだ安部芳裕氏の「国際銀行家たちの地球支配」には、日本は今後中国に支配されるようになることが、書かれています。

 面白いと感じたのは、今後日本は中国に支配されるだろうと予測している副島氏と安部氏の意見の違いです。

・副島氏:世界の覇者は今後アメリカではなく、中国にしようとロックフェラーが決めた
     ロックフェラーが悪、ロスチャイルドは悪くない
     自民党が悪、民主党が正義


・安部氏:今後日本はアメリカではなく、中国に支配させることをロスチャイルドが決めた
     ロスチャイルドが悪の根源、ロックフェラーも悪い
     小泉政権も悪かったが、民主党こそは日本を滅ぼす政党(フリーメーソン・イルミナティだ)


 民主党は、明治維新から140年に亘って日本を牛耳ってきた官僚政治を、断ち切ることができる政党であり、主権在民を実現できる政党だと思って今まで支持してきましたが、一点外国人参政権には疑問があります。
 公明党、共産党、社民党が推進する「外国人参政権」を民主党も実現に向けて動いていますが、これについては私は反対です。

 昨年も8月30日の衆議院選挙の際にも、外国人参政権を民主党はマニュフェストには掲げていなかったと記憶していますが、実際は小沢幹事長が在日の民団の集会で、外国人参政権実現を推進していくと演説されています。外国人参政権実現をマニュフェストに大きく掲げていたなら、民主党には投票しませんでした。(自民党もダメ、公明・共産・社民は論外、みんな=自民なので、どこもないです) 

 アメリカの日本占領政策と、官僚のための政治を推進する自民党よりは、民主党の方が国民にとってはよいのですが、外国人参政権については問題が多過ぎて、実現させる目的が解りません。「日本に帰化したくないが、選挙権は欲しい」という在日外国人に、選挙権を与える目的が知りたいです。欧米では外国人に選挙権を与える国もあるようですが、日本でそれをやる意味は何なのでしょうか。ただ単に、在日外国人が大きな票田に変わるというだけでは、国民にとっては全く無意味というほかはありません。



 ●植草一秀 知られざる真実
  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-6afb.html


 ●オルタナティブ通信
  http://alternativereport1.seesaa.net/

「伊勢はすごい!」 船井勝仁氏

2010-03-14 20:32:57 | 船井幸雄氏
 <にんげんクラブより記事転載>
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 「伊勢はすごい!」

                       船井勝仁

こんにちは船井勝仁です。
船井ビジョンクリエイツが主催するツアーに参加して伊勢に行ってきました。
 
にんげんクラブの交流会と日程が重なってしまったのですが、交流会の懇親会を途中で失礼して、
ツアーの1日目の夜に神宮会館という財団法人伊勢神宮崇敬会が運営する由緒正しい宿に
泊まっているツアーのメンバーに合流させていただきました。
 
無理をして1日目の夜に合流したのは2日目の朝に内宮の正式参拝が組まれていたから。
今回のにんげんクラブの懇親会はお弁当をいただきながら皆さんのお話を聞くという
スタイルでしたので、ビールなどのアルコールは出ませんでした。
 
伊勢に向かう新幹線と近鉄特急の中も、やはり交流会に参加してからツアーに
合流することになった船井幸雄ドットコムの藤原編集長と同行したのですが、
書かなければいけない原稿があり、またツアーの予習を藤原編集長としているうちに
ビールを飲む暇もなく宇治山田駅に着いてしまいました。
 
神宮会館に到着したら11時少し前でしたが、ロビーで打ち合わせをしている
ビジョンクリエイツの林彩子常務と早速あいさつをしました。
 
彩子さんの打ち合わせの相手は、特別ゲストとしてツアーをナビゲートしてくださっている
神宮権禰宜(ごんねぎ)の吉川竜実先生。そのお立場にもかかわらず、船井幸雄の大ファンで
日月神示やホ・オポノポノ、そして、うれしいことに命仁や十全までお話にポンポン飛び出してくる
私と同じ年の素敵な方でした。
 
お風呂に入って大浴場から出てくると、船井ビジョンクリエイツのイヤシロチツアーの
コーディネーターを数々こなしている砂田さんがツアーの参加者の方と談笑しているところに
出くわしました。
 
砂田さんは、今回のツアーナビゲーターであり、船井オープンワールドやにんげんクラブ全国大会で
何度も演奏をしていただいている石笛(いわぶえ)演奏家で、神事などにも大変詳しい
横澤和也先生からも、この分野での博識ぶりに太鼓判が押されています。
 
砂田さんから明日の集合時間などを教えてもらい、自動販売機で水を購入して部屋に帰り、
珍しくアルコールを飲むことなく眠ってしまいました。
 
  
2日目は朝起きて日課になっている氣功法と瞑想をしていると、朝ごはんを食べる暇が無くなり
急いで皆様が待つロビーに向かいました。
 
横澤先生や参加者の皆様にご挨拶をしてから歩いて内宮に向かいました。
宇治橋の入り口のところで神宮司廳の吉川先生の部下である内山さんと立野さんがお迎えくださり、
お二人のご案内で正宮に向かいました。この後にすごいサプライズがありました。
 
参道の途中で参拝を終えられた、中矢伸一先生とジュード・カリバン先生にお会いしたのです。
そしてそこに吉川先生が付き添っていられるではないですか。
 
話を聞けば、出版社の企画で中矢先生とカリバン先生の共著を出す企画があり、
その取材のためにご参拝されたのだそうです。
 
昨日の深夜の吉川先生と彩子さんの打ち合わせは、どのタイミングでツアーの皆様と会って
驚いてもらうかを話していたようです。
 
 
二つ目のサプライズは幸塾の大下伸悦専務理事が正宮の前で待っていてくださったことです。
 
大下専務もにんげんクラブの交流会にご参加いただいておりましたが、
私が伊勢神宮の正式参拝に行くと聞いて、前日名古屋まで移動され、
朝一番で合流してくださったそうです。
 
大下専務は神道とくに言霊については日本でも有数の研究家で、特に伊勢神宮に対する
言霊・数霊の研究では第一人者といってもいい方です。本当にびっくりしました。
 
でも、もっとびっくりしたのは正宮を参拝するための神域に入る最後の石段を登っていると、
突然頭が痛くなって気分が悪くなってきたこと。
 
後で横澤先生に聞くと、私のような見えない世界に興味を持ち始めた初心者には
よく起きる現象のようですが、前日にアルコールを飲まなかったことと朝食を食べなかったことが
よかったのか、なんとか正式参拝をさせていただいて、その後のお神楽を楽しむこともできました。
 
 
左から 中矢先生、カリバン先生、船井勝仁         大下専務と一緒に
 
その後、猿田彦神社、月讀宮(つきよみみや)、倭姫宮(やまとひめみや)とお参りさせていただき、
最後の倭姫宮で横澤先生が石笛の奏上をしてくださいました。
 
横澤先生の演奏に鳶がうれしそうに空を舞って応えていましたし、木々もうれしそうに
風にそよいで「神様も喜んでおられますよ。」とメッセージを送ってくれているように思いました。
 
不思議なことに私の頭の痛さも石笛を聞いているうちに無くなっていました。
 
吉川先生や大下先生は「神道は本来宗教でなく道である。だから修業をするのではなく、
ただお参りに来て真摯に世のため人のために利他の心でお祈りすれば、それで自然に物事が
動きだす」とおっしゃっていました。
 
にんげんクラブのミロクの世づくりも、いよいよ本格的に動き出すような予感がした
すごい伊勢の旅でした。
  
 <転載終わり>
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 船井グループのセミナーに参加すると、当然ながら船井勝仁氏も参加されていることが多くあります。今までも、グリーンオーナークラブ、幸い塾、朝倉慶氏セミナーなどでお見かけしたり、ご挨拶させていただいたことがありました。
 昨年11月の中矢伸一氏の日本弥栄の会主催の「Z氏のセミナー」でも船井勝仁氏にお会いしました。

 船井勝仁氏は、昨年から日月神示を本格的に勉強し、日月の道を歩まれておられているそうです。この記事にも書かれていますが、「ミロクの世を実現する」ということをご挨拶でも、コラムの記事でもよく発しておられます。

 船井氏以外でも「ミロクの世を実現する」をいう言葉は、最近はよく耳にするようになりました。まだまだ一般的に言われることはありませんが、有意の人と言われている方々が、普通に「ミロクの世」を使っておられることに、時代の変化を感じる次第です。日本弥栄の会の会員及び関係者は当然としても、船井グループの方々も「ミロクの世の実現」を口にし出したということは、いよいよ世の立替え・立直しが本格的に動き出した証だと感じました。
 船井幸雄氏の支持者は約10万人とも20万人とも言われていますが、幹部が本気で「ミロクの世実現」を目指して動き出したので、今後大きな動きができてくると思わざるを得ません。



 ●にんげんクラブ
  http://www.ningenclub.jp/

「20世紀の常識は21世紀の非常識」 近藤洋一氏

2010-03-13 07:03:20 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 「20世紀の常識は21世紀の非常識」



                           近藤洋一

“症状は療法”
 以前にもこの欄で述べさせていただいたことなのですが、歯医者さんを除いて40年ほど、お医者さんのお世話にならずにやってきました。30歳のときに「薬は飲まない、検査はしない、病院には行かない」と軽い気持で思ったところ、その通りになっているのですから不思議なものです。
 若いときに「症状は療法」という言葉を聞いて、熱が出る、頭が痛いなどの症状は、身体が元気を取り戻すためにやっていることで、実は治療が行われているのだということに納得していました。
 外科の病気は別にして、特に内科に関係する病気は自分でつくり出している可能性が高いので、よほどのことがない限り、病院のお世話にならないでおこうと思ったのです。

 8年ほど前に、風邪か何かで高熱を出し3日間寝込んでしまい、8キロほどやせるという危機がありましたが、何もせず身体にまかせていると、どうにかしのぐことができました。
 特に身体が丈夫というのでもなく、結構不規則で不健康な生活をしているにもかかわらず、40年病院のお世話になっていないと言うと、よくびっくりされます。
 病気に関しては早期発見・早期治療が原則なので、何かあったら病院に行ってみてもらうのが一番という現代の常識に反することをやっていることになります。
 船井先生はよく、21世紀には病気はなくなると言っておられます。とするなら現代人は健康に対する考え方と行動パターンを変える必要があるように思うのです。

 我田引水(がでんいんすい)になってしまいますが、体験談を述べさせていただくことにいたします。
 30歳の頃、体調を悪くして病院に行ったところ、あれやこれやと散々検査をされて、帰りに袋いっぱいの薬をもらい、それを飲まざるを得ない羽目になりました。次回指定された日に病院に行くと、やはり同じことの繰り返しでした。
 この間、タバコはやめろ、酒も控えろ、朝はパンにしたほうが良いなど生活指導もばっちり受けて、お医者さんの言いなりの健康的な(?)生活をしていたのでした。
 お医者さんに言われたことはやはり気になるし、肝心の身体は良くなったのかというとそうでもない、かえってちょっとしたことで体のことが気になるなど気分の悪い日々を過ごしていたのでした。
 さんざん検査された挙句、「あなたの身体の調子が悪いのは胃に原因がある」と宣告され、治そうとすればするほど悪くなることに気づき、目からうろこが落ちたのでした。
 そこで、こんなに体のことが気になる状態こそ病気なのだと気づき、病院に行くのも薬を飲むのもやめてしまったところ、元気になってしまったのです。
 今、つくづく思うことは、人の体は実にうまくできているということです。身体は全体としてひとつの大きな流れのなかにあり、どこから始まってどこで終わっているのかわかりません。水を飲まないと生きていけないのだから、人の体は口から始まるということでもありません。空気を吸わなければ生きてはいけない、だからと言って肺からスタートするわけでもありません。水を飲むにも、空気を吸うにもエネルギーが必要です。空気を吸い、水を飲むエネルギーはどこからやってくるのでしょうか?
 いまの科学では分からないことだらけといってよいと思うのです。




現代医療の盲点、常識の盲点

 新型インフルエンザを巡る騒動にそのことが現れているように思います。
 『それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?』(由井寅子 ホメオパシー出版)には、現代の医療の盲点が端的に指摘されていて、興味深く読ませていただきました。
 常識の盲点の一部をご紹介させていただくことにいたします。

①年に一回くらいインフルエンザにかかって体の大掃除をしておいたほうがよい。風邪というのは一種の浄化であり、本当に恐ろしいのは、タミフルや解熱剤を使って症状をとめること。死に至る可能性がある。
②恐ろしい病原体がいるというのは幻想で、本当に恐ろしいのは現代人の免疫力の低下である。免疫力を低下させるものの代表が予防接種である。1918年のスペイン風邪では、世界中で2000万人の人が死んだと言われている。このスペイン風邪の大きな謎は、筋骨隆々の若者が多く死んだのに、子どもや高齢者はあまり死んでいないことである。その理由は第一次世界大戦に参戦した若者が、強制的に予防接種されていて、免疫力が低下していたからである。
③ インフルエンザワクチンの中には卵のタンパク質や発がん性物質として知られるホルムアルデヒド、有機水銀化合物チメロサールが含まれている。また輸入ワクチンにはスクワレンが含まれている。
血液の中にダイレクトに異物を混入するのは大変危険なことだ。
④ 抗体があるということと免疫が高いということとは関係がない。免疫が高ければ、自己と非自己をしっかりと認識し、異物(非自己)が入ってきたら排除する働きを発揮するので、抗体は必要ない。

 などなど、私たちが何となく信じ込んでいる常識を、新たな角度から見直す必要があることを痛感した次第です。

 <転載終わり>
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 この近藤氏の記事を読むと、先日以来「副島隆彦学問道場の重たい掲示板」で話題となっている現代西洋医学の矛盾と同じような内容であると感じました。

 医師の作業工数単価は床屋さんと同じくらいとのことです。私が行ってる三鷹の床屋さんは、散髪には1時間くらいかかり、費用は3500円です。医師の工数単価も概ね同じくらいだそうです。
 とにかく圧倒的に儲かるのは、薬をバンバン出すことだそうです。病院に行くと、飲むと飲まないにかかわらず、どっさり薬をくれますが、これこそが儲けの秘訣とのことです。

 また、今治療してもらっている中野の小林歯科の先生も言ってますが、歯科医はどれだけの多くの部分を削るか、何本抜くかによって費用が決まるので、なるべく多く削り、なるべくすぐに抜くということになるそうです。そもそも昭和30年代に決めた診療報酬の基準を一切変更せずに、後生大事にしていることが根本的な矛盾と言われてました。50年も経てば、歯科医療方法も大きく進歩しましたが、報酬体系が昔のままなので、結局「大きく削る、とにかく抜く」という古代の方法が一般的となるわけだそうです。

 この小林歯科医の先生は大変良心的な先生なので、ほとんど削らず、歯は抜かない方向で改善させる腕を持っておられます。薬も初回だけ痛み止めをくれましたが、その後は1度も薬は出していません。医者も、良心的なまともな医者に診てもらいたいですね。


 ●新時代の道しるべ
  http://www.funaiyukio.com/shinjidai/index_1003.asp


「明日の私の講演レジュメ」 船井幸雄氏

2010-03-12 22:11:53 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 「明日の私の講演レジュメ」

                        船井幸雄

 毎日、多くの人からメールやFAX、お手紙などが来ます。特に先週多かったのは「これからどうなるか、どう対処すべきか?」ということで、マスメディアの公表と人々の実感がかなり乖離(かいり)しているように思いました。
 


 私は、「景気がよくなった」などということは、ありうるはずがない…と思っていますので、なぜマスメディアは真実を発表しないのかは分りますが、政治家、役人とともに日本のマスコミ人の大事なことを言わない体質にも少しびっくりしています。
 ちょうど明日、東商ホールで10時半~16時半まで(株)船井ビジョンクリエイツや「にんげんクラブ」などの主催セミナーがあります。
 講師は新谷弘実さん(アルバート・アインシュタイン医大教授)と村上和雄さん(筑波大名誉教授)、そして私で、各1時間半ずつ講演します。そこで私がどんなことを話そうと思っているか、講演レジュメだけ紹介しておきます。

講演会『これからの生き方』
                                    船井 幸雄
【世の中多分こうなる。だからこう生きよう。】

1.今から数年間で世の中は180度急変をするだろう。
 =特に今年7月、来年10月28日は大事、2012年の冬至前後も要注目。

2.現在の不況が回復することは期待できない。資本主義は多分崩壊するだろう。
  それとともに真実がはっきりわかってくる。

3.今までの世界の支配者は、急速に支配力を失うだろう。

4.これから数年間で
 (1)持続可能な社会システム
 (2)広域自己自給経済圏
 (3)地域コミュニティへの回帰がはじまり、定着し始めるだろう。

5.ゼロサムゲームの時代は近々に終わるのがはっきりしてくるだろう。

6.(1)本物技術が世の中に出て来始める。
  (2)本物人間(真に正しく生きる人)の時代になるだろう。

7.このような時代にすでに入りつつあるので、基本的に今後は次のように対処しよう。
  (1)「今だけ、自分だけ、お金が一番大事」という考え方をなるべく減らそう。
  (2)「良心」と「天の理」に従って生きよう。
(天の理とは以下のような方向である)
  ①単純化 ②自由化 ③万能化 ④互助・協力化 ⑤公開化 ⑥公平・平等化
 ⑦肯定・感謝化 ⑧自主・自己責任化 ⑨効率化 ⑩親身化    etc.
 
  (3)よく働こう。謙虚に長所伸展化で正しく生きよう。

※参考:「聖書の暗号」「日月神示」「WEBBOT」「コルマンインデックス」「REAP」などと「私の予測」

8.参考図書(以下の書籍はできれば読んでほしい)
 (1)『ザ・フナイ』の2010年1月、2月、3月号(船井メディア刊)
 (2)『二つの真実』(2009年7月、ビジネス社刊 船井幸雄著)
 (3)『裏読み日本経済 本当は何が起きているのか』(2010年2月、徳間書店刊 朝倉慶著)
 (4)『全脳力』(2010年2月、サンマーク出版刊 七田眞著)
 (5)『マインドコントロール』(2009年12月、ビジネス社刊 池田整治著)
 (6)『聖書の暗号は知っていた』(2010年2月、徳間書店刊、 伊達巌著)(転載ここまで)

 私自身は、ここに書いたような世の中になりそうなので、ここに書いたように対処するべきだと思っております。
 まだ空席があるか否かは私には分りませんが、興味のおありの方は、(株)ビジョンクリエイツ03-5769-3282へお電話されるか、03-5463-6037へFAXでお問い合せしてみてください。   
   

 <転載終わり>
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 明日船井ビジョンクリエイツ社主催のセミナーで、船井幸雄氏が講演されるとのことです。講演のレジュメを読みますと、最近船井氏がいつも言われている内容をまとめて話されるようです。明日のセミナーに参加したかったのですが、明日は仕事があるので参加できませんでした。

 船井氏が参考にしている予測方法は、私も「たまゆらPremium」などで大変勉強になる内容だと思いました。

「聖書の暗号」:「聖書の暗号は知っていた」一昨日本を読みました

「日月神示」 :「完訳 日月神示」上下を読んでます、「たまゆらPremium」最も刺激的な内容が満載、 中矢伸一氏の著書20冊は読みました

「WEBBOT」「コルマンインデックス」「REAP」など:「たまゆらPremium」で解説、「ヤスの備忘録」は必見です


 昨日は久しぶりに中野で友人と飲みましたが、日月神示の話題で盛り上がりました。日月神示ではお酒はクセだと云われていますので、飲まないことを推奨しています。ミロクの世になれば、神の酒ができるぞ、それは飲んでもよい、とあります。昨日は神の酒ではありませんでしたが、話しの内容はとても楽しいものでした。ミロクの世を共に実現して行こうと誓い合いました。これからは実践の時代なので、日月神示を研究するだけでなく、ミロクの世を実現するために、少しづつでもいいので実践して行こうということになりました(笑)。
 日月神示について話しながら飲む酒は格別です。なかなか日月神示について話せる人は少ないので、とても貴重な、ありがたいひと時でした。




 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

「目の前に迫っている国民生活の破綻危機」 天木直人氏

2010-03-11 13:09:39 | 政治・社会
 <天木直人氏ブログより転載>
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 「目の前に迫っている国民生活の破綻危機」

                    天木直人
       

 普天間基地問題の解決が出来なければ鳩山首相は退陣だと自民党が攻撃する。

 しかし鳩山政権が普天間基地問題で追い込まれることはない。

 米国、民主党、自民党の間で「日米同盟重視」で一致しているからだ。

 国民の大半が日米同盟を認めているからだ。

 沖縄県民を軽視する形で決着するのか、米側が譲歩すると見せかけ裏で鳩山民主党が多大の負担を背負うのか、あるいは複雑な分散移転の形で皆が負担を分かち合うのか、どんな決着になるかはわからない。

 しかし必ず決着する。

 そして、自民党も国民も、その決着がどうであれ、ししてそのプロセスが不透明であっても、日米合意が出来れば文句は言えない。

 なぜならば、日米同盟重視の自民党だから、米国と手を結んだ民主党を攻撃できないからだ。

 日米同盟は大切だと思い込まされている国民は、中身はどうでも安心するからだ。

 沖縄県民はどうか。 これも黙るしかない。

 今までより危険が減ったではないか。騒音が減ったではないか、環境に配慮したではないか、地域振興に今まで以上の財政補償を支払うではないか、と民主党が言えば、今までの反発はおさまる。

 政権離脱をする気のない社民党に文句が言えるはずはない。ましてや沖縄県民が我慢するなら何も言えない。

 こうして、外交・安保問題なら私はすべてが見通せる。

 しかし他の事は、わからないから偉そうなことは言えない。

 そんな私でも、今日(3月7日)の朝日新聞の記事には驚いた。

 ここからがこのブログの本題である。

 朝日新聞は一面に「悪夢『20**年』日本破綻」という衝撃的な記事を掲げていた。

 日本が破綻するという意見は巷に溢れている。書店にはその手の本が山積みされている。

 それが当たるも八卦、当たらぬも八卦の類であればいい。

 本を売るための「オオカミ少年」と笑って済ませる。

 しかし、朝日という大手新聞が「日本破綻」という衝撃的な見出しの記事を一面に掲げたのだ。

 そんな事は少なくとも私の記憶ではなかった。だから私は驚いた。

 そして経済面で述べられている解説記事を読んで、更に驚いた。

 2010年度の予算において国債(44兆円)が税収(37兆円)をはじめて上回ったことは知っていた。

 その傾向が年々拡大する事も知っていた。

 国債の9割以上が国内金融機関が保有し、その最終購入者は我々国民である、だから安心だという見方も知っていた。

 しかし、国民がもはや国の借金を引き受けられない状況が10年以内に来るという事は知らなかった。

 IMFの試算では2019年に公的債務残高が個人金融資産を上回るという。

 みずほ銀行の試算では追加発行できる国債は569兆円であり、09年度中の国債発行53・5兆円で単純計算すると約10年分しかないという。

 しかも、家計にはローンがある。高齢化で貯蓄が取り崩される。実際は国民が国債を買えなくなる時はもっと早く来ると朝日は言う。

 国債が売れなくなると国債金利をあげて売ろうとするから、国債金利支払いの負担が急増し財政がさらに悪化する。

 国の信用は失われ、株価は暴落し、物価は高騰する。

 極めつけは朝日新聞の結論だ。

 消費税増税やむなし、しかも25%増は不可避だ、と。

 そんな事をしたら日本経済の破綻の前に国民生活が破綻する。

 増税なき財政再建がなぜ出来ないのか。

 なぜそれを自民党も民主党もはじめからあきらめるのか。

 いまこそ政治家、官僚、経済専門家が本気になって正しい経済対策を打ち出す時ではないのか。

 日米同盟が間違っていると正論を言う政治家や官僚や有識者が一人もいないことは大問題だ。

 だからこそ普天間基地問題ごときでこれほど迷走するのだ。

 しかし経済無策のほうがもっと深刻である。

 
 参院選挙どころではない。政界再編などやっている暇はない。

 国民生活を破綻させない政党、政治家なら誰でもいい。

 そんな政治がなぜできない。そんな政治家がなぜ現れないのか。

 日本はひょっとして本当に破綻するかもしれない。

                           完

 <転載終わり>
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 「日本はひょっとして本当に破綻するかもしれない。」天木氏はこう言ってますが、多くの方が前から日本が破綻すると言われてます。副島隆彦氏、朝倉慶氏など多くの方が言われてます。副島氏はアメリカから、朝倉氏は中国から破綻すると言われてます。
   


 ●天木直人氏ブログ
  http://www.amakiblog.com/ 

「ひふみ祝詞」の威力  中矢伸一氏

2010-03-10 08:57:10 | 日月神示の実践

 <日本弥栄の会より記事転載>
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2010年3月5日

 「ひふみ祝詞」の威力

                        中矢伸一


先週もお伝えしたとおり、量子物理学者であり考古学者であり、同時にスピリチュアリスト
であり、優れたヒーラーでもあるジュード・カリヴァン博士とともに、日月神示発祥の地・
麻賀多神社を皮切りに、香取神宮、鹿島神宮、そして伊勢神宮に参拝しました。

鹿島・香取の両神宮は、藤原氏が関東の伊勢として整備したもので、鹿島神宮は
タケミカヅチ、香取神宮はフツヌシ(亦名:イハヒヌシ)がご祭神です。
両神は日月神示によれば「地震の神」ということになりますが、どちらの神宮にも
「要石」(かなめいし)と呼ばれる不思議な霊石があります。
昔は地中に棲むナマズが暴れると地震が起きると信じられていましたが、両神宮の
真下には巨大な鯰がおり、鹿島と香取の神が石棒を地中深くに差し込んでその頭尾
を押さえつけ、動かないようにしている。その石棒が地表に表れたものが要石だと
いう言い伝えです。
この要石の前でも、カリヴァン博士はじつに興味深いリーディングをされました。

その翌々日にあたる2月27日早朝、沖縄本島近海でマグニチュード6.9の大きな
地震があり、さらに日本時間の同日午後には、南米のチリでマグニチュード8.8と
いう巨大地震が発生しました。
続いて3月4日午前には、台湾南部の高尾県でマグニチュード6.4の大地震が起き
たのです。
まさか、私たちが「地震の神」を祀る香取・鹿島の両神宮に参拝したことに関係が
あるとは言いませんが・・・被災された方には誠にお気の毒ですが、興味深いシンクロ
ニシティではあると思いました。

また先週は、群馬県の榛名神社にカリヴァン博士をお連れしました。
当日朝の天気予報でも現地は「晴れ」のはずが、どういうわけか一日中深い霧に
包まれ、かなり寒かったです。
とはいえ、映像的にはじつに幻想的な雰囲気でした。
(地元の方の話では、こんなに霧が出ることはめったにないということでした。)
「ひふみ祝詞」を奏上しているシーンを撮りたいということで、霧でなかなか
視界がきかない榛名神社で、気合いを込めて「ひふみ祝詞」を奏上しました。
すると、奏上している最中に、右前方より「湯気」のような白いもやもやとした
ものが流れ、カメラクルーの頭上や目の前を通り過ぎていきます(私の方からは
よく見えましたが、カメラに映ったかどうかはわかりません)。
「温泉が湧き出しているところでもあるのかな・・・?」と思ったほどですが、
祝詞の奏上が終わると、周辺の霧がすっかり晴れ、視界がクリアになってしまい
ました。
ほんの10分程度の間に別世界のような光景になってしまったので、傍にいた方が
その変化に驚いて思わず笑っておられました。
「ひふみ祝詞」は毎日欠かさず奏上していますが、このように「物理的現象」
として見えたのは私も初めてでした。

「ひふみ祝詞」を奏上したり聞いたりすると、様々な変化があるようです。
小会でも「ひふみ祝詞」CDというのも頒布していますが、
このCDを、音を聞こえないくらいにしぼってリピート再生でかけているだけ
でも、いろいろな変化があるようです。
どうも、音の大きさは関係ないらしく(聞こえなくてもいいのですから)、
自分でもじつに不思議です。
そのうちこれら数多くの体験実例は何かの形にまとめたいと思っています。

 <転載終わり>
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 香取神宮、鹿島神宮が日月神示では地震の神様と云われていることは初めて知りました。私は「完訳 日月神示」を読んではいますが、読み飛ばしたか、頭に入っていなかったようで香取神宮、鹿島神宮が地震の神であるとは知りませんでした。中矢氏は20年に亘り日月神示を研究されておられますので、さすがに詳細までご存知です。最近は、日月神示は関心が高くなっていますので、本屋には3冊ほど中矢氏以外の方の日月神示の著書が置いてあります。出版社としても売れる内容の本はドンドン出版したいのでしょう。いろいろな日月神示の本が出るのは、中矢氏の観点以外にも読み解けるので、参考になってよいと思います。

 1年8ヶ月前、初めて日月神示を知った際に、別の方が書いた日月神示を読んでみましたが、竹内文書をベースに持論を展開するという内容だったので、あまりに荒唐無稽な内容に感じました。それと比較して、中矢氏の著書は事実や実証をベースに書かれる傾向が強いので、自分としては納得がいく内容に思いました。それ以来中矢氏の著書を中心に日月神示を研究・実践することにしました。
 とはいっても、中矢氏以外に3種類の日月神示しか本屋に置いてないというのも、まだまだかと思います。又は中矢氏の著書がダントツなので、他はあまり出版されないのかも知れませんが。
 最近では、日月神示がテレビでも取り上げられるという話しも聞いてますので、いずれもっと世の中に広まってくると思います。日月神示には「この神示、八通りに読める」とありますので、様々な方が日月神示の解釈をするというのもよいことだと思います。
 
 また、中矢氏とジュード・カリヴァン博士のDVDリリースに向けての撮影を、榛名神社で行ったそうですが、不思議なことが起きたようです。深い霧の中での撮影中に、中矢氏が「ひふみ祝詞」を奏上されていると、霧がどんどん晴れていき、とうとう全ての霧が無くなってしまったそうです。ひふみ祝詞を奏上している最中に、霧がどんどん晴れて行くので、びっくりしてキョロキョロしてしまったそうです。DVDには目がキョロキョロして映っているかも知れないと言われてました(笑)。この霧が晴れた現象は、ひふみ祝詞の影響ではないかと思います。

 私や友人も昨年の11月から、ひふみ祝詞プレーヤーを使って24時間ひふみ祝詞をかけてますが、不思議なことがいろいろと起こってます。現象面ではかなり信じられないことが起こりましたが、内的には気持ちが落ち着いて、満足感ある生活を送れるように感じます。ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、寝る、歩くなど、何となくですが楽しい気分で過ごせたり、暗い気持ちにあまりならないで過ごせます。明日ではなくて、今がわりと充実するのが嬉しいと感じました。後は、集中してて、何も感じないという時間も多くなりました。集中できるので仕事や家事もはかどるのがいいですね。
 中矢氏が自らの声で奏上されているCDを購入して毎日聞いてますが、なかなか味わいがあり、神聖な雰囲気もいいです。



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/


 ●ひふみ祝詞CD
  http://www.nihoniyasaka.com/shoseki-01.html#cd

「キリスト教、イスラム教など一神教の神は人間を欺くものである」 ヤスの備忘録

2010-03-09 08:37:11 | 日月神示関連の情報
 <ヤスの備忘録より記事転載>
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ウェセルマンの別の顔

しかし、ウェセルマンには人類学者とはまったく異なった顔がある。それはシャーマンとしての顔である。いや、ウェセルマンがシャーマンの研究者であるというのではない。彼自身がシャーマンなのだ。

30歳の時の体験

今回、アメリカの深夜ラジオの「Coast to Coast AM」に出演し、自分の体験を詳しく語った。

おそらくウェセルマンは60代前半であろうと思われる。ウェッセッルマンが博士課程に在籍していた30歳のころ、彼はスーダンで行われた人類学の調査に参加した。目的は猿人の化石の発掘である。調査隊は現地に長期滞在するため、現地人のとはひときわ友好な関係を結ぶように努力したという。発掘にも多くの現地人が参加した。

あるときウェセルマンは、発掘のあと現地の人々とくつろいでいた。すると急に、明らかに誰かに見られているという強い実感に襲われた。その感じは時間が経つにつれ強くなったという。すると、目の縁にちらっとトラの皮を被ったような生き物の姿が見えた。そばにいた誰にも見えないようだった。すると、近くにいたシャーマンだけには見えるようで、その生き物を自分とともに凝視していたという。

ウェセルマンは現地語で「いまのはなにか?」とシャーマンに聞いた。すると、「霊だ」という答えがかえってきた。

ウェセルマンはこの体験をしてから、たびたび同じような生き物と遭遇するようになったという。それはまさに、自分が人類学者として研究している伝統的な部族社会の神話に出てくるような生き物を、じかに体験するようなことだったという。

スピリチュアルウォーカー

しかし、ウェセルマンの体験はこれに止まらなかった。これはほんの始まりにしかすぎなかったのだ。

1994年の夏のある日、深夜ハワイの自宅の寝室で妻と休もうとしていたとき、心臓の鼓動が頭の中で鳴り響いたかと思うと、いきなり鼓動が止まったのだ。するとウェセルマンは、自分の体を抜け出て別の人間の体に入ったのに気づいた。それとともに、ハワイの自宅とはまったく異なる環境にいるのが分かった。それは、自意識が二つあるような状態だという。向こう側の世界にいる別の人物の意識があるが、それをウェセルマンの意識が客観的に観察しているというような状態だ。

ウェセルマンが成り代わった相手は20代後半の屈強なハワイ原住民の青年だった。彼の名前はナイノアといった。ナイノアは、自分が所属する部族から、この部族にはまだ未知の土地の探索を命じられ、長期間の旅に出た。そこは、熱帯雨林の原生林に覆われた土地だった。

これ以来、ウェセルマンは幾度となくナイノアになり、彼の世界を体験した。体験は、たいてい寝る前になんの予告もなくいきなりやってきたという。そして、ナイノアとして熱帯雨林のジャングルを探検するうちに、ナイノアが「偉大な時代」と呼ぶ大昔の過去の時代があったことを知った。それは249世代前、つまり約4900年前であった。ナイノアの探検している熱帯雨林のジャングルにはときおり、巨大なビルの残骸のようなものが見られた。

そこは、4900年後のカリフォルニアであった。現在のカリフォルニアのかなりの部分は水没しており、ところどころに陸地が残っているような状態だった。

ウェセルマンは幾度となくナイノアになり、ナイノアの世界を体験した後、これを本にまとめた。これが「スピリチュアルウォーカー」だ。1995年にベストセラーになっている。読んだ方も多いと思うが、プロの人類学者が自らの実体験を綴った名著である。お勧めの本である。

ウェセルマンのその後

「スピリチュアルウォーカー」の執筆以降、ウェセルマンはプロの人類学者らしく、自分の体験した世界がいったいなんなのかその解明に情熱を注いだ。自分の体験した世界は、特定の周波数の脳波のもとで現れる世界であり、現実というのは、異なった種類の脳波に合わせて複数存在していることが分かった。

ウェスルマンが体験した世界は4から7ヘルツのシータ波のもとで現れる世界だという。ウェスルマンの脳に興味をもった大脳学者が彼の脳波を計測したところ、シータ波の数値が異常に高いことが分かった。

さらにウェスルマンは、シータ波から現れる世界は、多くの伝統的な部族社会でシャーマンが体験している世界であり、そしてそれは、どの部族社会でも行われているドラムの特定のリズムを再現することで、現代のわれわれも比較的に難無く体験できることを発見した。

ウェスルマンのワークショップ

いまウェスルマンは、古代から延々と受け継がれてきたドラムのリズムに合わせ、自分が体験した世界を多くの人々にも体験してもらうワークショップを多数開催している。そうしたワークショップでは、普通の現実とは異なった次元に存在する新たな世界と、そうした世界に存在する生き物たち(霊たち)と直接出会うのだという。

いつものワークショップは、大学や学校などの普通の環境で行われる。だがときおり、遠方の霊と出会うためにエジプトなどにツアーを敢行し、ピラミッドや古代の神殿の中で行うのだという。

ウェスルマンは自分の体験をブログで詳しく報告している。その報告には驚愕するものがある。

エジプトの体験

2009年12月8日、ウェスルマンは王家の谷の近くにあるラムセス3世の葬祭殿、メディネト・ハブに立ち寄った。そのときウェスルマンは、暗がりから自分を見ている目を発見したという。その日は大人数のツアーをガイドしていたので、翌日の9日、ウェスルマンだけで再度訪れた。

ウェスルマンを見つめていたのは、明らかにこの現実には属さない生き物であった。彼はコーランに記載されており、イスラム教の創始者のムハンマドも交流したといわれるジンという存在だった。男性はジン、女性はジニーと呼ばれる、アラビアンナイトに出てくる存在である。

ウェスルマンは、ジンとの間の実に興味深い会話を記録し、これをブログに発表している。以下がその簡単な要約である。

ジンとの会話

最初にジンは蜂蜜を欲しがった。そこで私はジンに、彼の名前を教えてくれれば蜂蜜を渡すことを約束した。ジンは自分の名前を知っているものに対してはウソをつくことができないと神話にあるからである。ジンは同意したので、私はボール一杯の蜂蜜をイメージすると、それを目の前のジンに差し出した。するとジンはそれをゆっくるりと飲み干した。

ジン:
私はジンである。人間こそが創造者であり、われわれジンにはそのような能力はない。模倣するだけである。だが、これで私はあなたに仕えることができる。

ウェセルマン:
私に仕えるといっても君は何ができるのか?

ジン:
あなたを敵から守ることげできる。

ウェセルマン:
私は他者を傷つけるようなことはしない。君はヒーリングのようなことはできるのか?

ジン:
人間の魂には運命が刻まれている。同意を破ることなくして、人間の運命に介入することなどわれわれにはできない相談だ。

ウェセルマン:
それは誰との同意なのか?

ジン:
世界を監視している上位の存在との合意だ。

ウェセルマン:
ジンはその上位存在よりも下位の存在なのか?

ジン:
もちろんそうだ。若いジンはときどき常軌を逸した行動をとるが、上位存在たる監視者は彼らにアプローチし、適切に行動するようにたしなめる。

ウェセルマン:
君のいう監視者とは誰のことか?

ジン:
高い知性をもった上位存在でこの世界に責任をもつ存在だ。われわれジンは人間の運命には介入できない。

ウェセルマン:
それはグノーシスでアルコンと呼ばれる支配者のことなのか?

ジン:
あなたはアルコンのことを知っているのか?だがアルコンは霊ではないぞ。上位存在ではない。彼らは人間の思考が作り出した産物だ。それらは人間の思考に寄生してる存在だ。

ウェセルマン:
思考に寄生している?どうやってそんなことをするのか?

ジン:
人間の思考や、人間が信じている信念の体系から直接エネルギーをもらうことによってだ。彼らは、人間が彼らに関心をもっている限り生き続けることができるが、人間が関心をもたなくなるとエネルギーがなくなり消え去ってしまう。彼らは本当の霊ではない。こうしたアルコンをわれわれジンは「欺くもの」と呼ぶ。ジンと同じように彼らは模倣はできるが、創造はできない存在だ。

ウェセルマン:
ならば彼らは地球外生物のような存在なのか?

ジン:
「欺くもの」は人間の信念体系からエネルギーをもらい、さまざまな姿形で現れることができる。そうした存在の中には他の世界からやってきたものもいる。

ウェセルマン:
他の世界?なぜこの世界にやってくるのか?

ジン:
彼らは訪問者としてやってくる他者である。

ウェセルマン:
そうしたエイリアンはなぜ人間を拉致して実験などに使うのか?

ジン:
彼らはそんなことはしない。そのようなことをするのは「欺くもの」である。

ウェセルマン:
「欺くもの」?なぜ彼らはそんなことをするのか?

ジン:
人間は「欺くもの」よりも偉大である。あなたは彼らのことをアルコン(支配者)と呼ぶが、彼らは人間のように創造することができないのだ。彼らができることは模倣することだけであり、そのエネルギーも人間から引き出しているのだ。人間だけが力があり、「欺くもの」はその力が欲しいのだ。

ウェセルマン:
君のいう監視する上位存在はなぜそのようなアルコンが人間に介入するのを止めさせないのか?

ジン:
「欺くもの」は霊ではない。それは、人間の思考に住んでいる存在だ。だから上位存在は影響を及ぼすことはできないのいだ。

ウェセルマン:
ところで、君達ジンはもともとどこから来たのか?

ジン:
すべてのジンはグノーシスではソフィアと呼ばれている精神の現れである。ジンだけではなく、この世の存在すべてがソフィアの現れである。

ウェセルマン:
ソフィアとはなにものなのか?

ジン:
ソフィアはこの世界を作り出している精神である。

ウェセルマン:
ソフィアは物質的な存在なのか?

ジン:
そうだ。この世界そのものがソフィアの物質的な現れである。

ウェセルマン:
ではソフィアは女神なのか?

ジン:
分からない。ソフィアは意識のある光として出現した。ソフィアが夢に見るすべてのことが現実となる。

ウェセルマン:
ところで、ジンは魂をもっているのか?

ジン:
あらゆる存在は魂をもっている。

ウェセルマン:
では位の高いジンと低いジンはいるのか?

ジン:
いる。

ウェセルマン:
君は位の高いジンなのか?

ジン:
いや違う。

ウェセルマン:
では位が低いジンなのか?

ジン:
いやそうではない。

ウェセルマン:
位の低いジンとはなんなのか?

ジン:
位の低いジンとは、自己意識が芽生えつつある魂のあるエネルギー体のことだ。

ウェセルマン:
彼らはどこで生まれたのか?

ジン:
ソフィアからだ。ソフィアは夢を見る。その夢の産物がジンだ。

ウェセルマン:
ということは、位の低いジンというのはオーブのことか?

ジン:
オーブというのは、魂をもった成長過程の光のことだ。彼らは人間の感情と思考に興味を持ち、人間に引き寄せられる。

ウェセルマン:
彼らはジンなのか?

ジン:
これからジンになろうとしている存在だ。

ウェセルマン:
話は変わるが、クロップサークルは君達ジンが作ったものなのか?

ジン:
いやそうではない。おそらくクリップサークルは人間とは異なる高度な知性が、人間に警告するために作ったものだろう。

ウェセルマン:
ところで、神が人間を作ったのだろうか?

ジン:
いやそれは違う。人間はソフィアの現れである。

ウェセルマン:
ということは人間はソフィアの創造物ということか?

ジン:
いやそれも違う。ソフィアは創造はしない。ソフィアは夢を見て、その内容を発散するだけだ。意図的に創造するのは人間だけだ。

ウェセルマン:
ならば、人間の魂もソフィアの夢の発散で誕生したのか?

ジン:
いや違う。人間の魂を創造したのは創造主だ。感情は人間の身体と一体化し、それは人間に属している。魂はそれとは異なる。魂は魂である。それは霊であり、人間ではない。

ウェセルマン:
ではキリスト教やユダヤ教などの一神教のとなえる父なる神は君のいう創造主のことなのか?

ジン:
いや違う。

ウェセルマン:
では一神教がヤハウェ、エホバ、アラーなどと呼ぶ神はなにものなのか?

ジン:
こうした神こそ先に述べた「欺くもの」である。それらはグノーシスの言葉でいうなら、支配者アルコンのことだ。

ウェセルマン:
支配者アルコンとはなにものなのか?

ジン:
それは人間の思考に寄生している存在で、作られたときから人間の敵として機能している。

ウェセルマン:
ということは、そうした一神教の神というのは、人間が信じているように創造主ではないということなのか?

ジン:
これらは「欺くもの」であり、なにも創造することはできない。これらはアルコンなので、模倣しかできないのだ。

ウェセルマン:
ではこうした一神教の神はなぜこれほどまでに強力で、人間が崇拝する存在なのか?

ジン:
これらは「欺くもの」であり、それらこそが創造主だと強く信じる人間のエネルギーで生かされているだけである。それらが創造主であるはずがない。

ウェセルマン:
それらは創造主ではないのだな?

ジン:
その通りだ。それらは支配者アクロン(欺くもの)だ。

ウェセルマン:
ではそれらは悪魔なのか?

ジン:
そうではない。

ウェセルマン:
それらは善悪を対立させ、否定的な状況を作り出すのか?

ジン:
そうだ。それらは人間に道を誤らせる存在だ。

ウェセルマン:
なぜそんなことをするのか?

ジン:
それがそれらの性質だからだ。それらは「欺くもの」なのだ。

ウェセルマン:
では、悪のもともとの源泉はなにか?

ジン:
悪の源泉は人間そのものだ。一神教の神として現れる「欺くもの」は人間に過ちを犯すように働きかけ、人間が自分で過ちを正すことができない地点にまで人間を追い込んで行く。ここにきて人間は悪を行うのである。人間こそが創造者なのだが、人間は「欺くもの」に影響されている。

ウェセルマン:
ということは、悪というものは人間が創造しない限り存在しなかったというわけだな?

ジン:
そうだ。

ウェセルマン:
では一神教の神として現れている支配者アクロンは悪なのか?

ジン:
いやそうではない。それは人間の敵として機能している「欺くもの」だ。

ウェセルマン:
宗教戦争があまりに多いのはこれが理由なのか?また、中世にはあまたの女性が魔女狩りの犠牲者になったが、それが理由なのか?

ジン:
そうだ。ユダヤ、キリスト、イスラム教の神は支配者アクロンであり「欺くもの」なのだ。これらの影響で人間はとてつもない悪を行うようになったのだ。だが、それらはまだ人間に悪い影響を及ぼしている。

ウェセルマン:
それらはまだそんなことをする力を持っているのか?

ジン:
「欺くもの」である支配者アクロンは力など持ってはいない。それらは創造者ではないのだ。人間こそが創造者であり、なにを創造するのかは人間次第なのだ。人間が、自分自身に悪影響を及ぼすものをものを作ったのだ。

ウェセルマン:
ということは、選択は全部人間にかかっているということか?

ジン:
まったくその通りだ。人間は悪も創造できるし、善も創造できる。

ウェセルマン:
では、悪にはどうやって対処すればよいのか?

ジン:
私には分からない。それは人間の責任である。もし悪を創造できるなら、それを消すことだってできるはずだ。

ウェセルマン:
どうやって消すのか?

ジン:
悪の反対を創造することでだ。人間の思考を変えればそれはわけがないことだ。一神教の神は「欺くもの」なので人間の思考と感情からすべてのエネルギーを得ている。人間こそが創造者なので、すべての選択は人間にある。だが、「欺くもの」を信じてしまうと、これらの言うなりになり、悪い影響を得てしまう。一神教の神は、人間の貪欲、競争心、自己欺瞞などを喜び、戦争と暴力を引き起こす。

ウェセルマン:
もう一度聞くが、われわれ人間が神を作ったということなのか?

ジン:
その通りだ。

ウェセルマン:
では創造主とだれのことなのか?

ジン:
誰も知らない。大いなる神秘だ。

ウェセルマン:
では、創造主はどこにいるのか?

ジン:
あらゆるところに存在している。

ウェセルマン:
創造主があらるゆところにいるということなのか?

ジン:
いや、創造主は意図して創造はしない。発散するだけだ。意図的に創造するのは人間だけだ。

ウェセルマン:
では、そうした創造主をわれわれ人間がコミュニケーションをとることは可能なのか?われわれ人間の祈りを聞いてくれるような存在なのか?

ジン:
いやそれは不可能だ、創造主は存在し、自らを発散しているだけだ。

ウェセルマン:
では君の言うこの創造主が本来の神のことなのか?

ジン:
いいや、違う。それは創造主だ。神ではない。

ウェセルマン:
ではわれわれ人間の祈りの声を聞き届け、それを実現してくれる神はいるのだろうか?

ジン:
もちろんいる。そのような神こそ人間自身の魂だ。人間の中で死なない部分こそが魂だ。人間の魂は本物の霊で、霊の世界に住んでいる。それはいつもまどろんでおり、夢を見ている。

ウェセルマン:
何の夢を見ているのか?

ジン:
自分自身の夢だ。

ウェセルマン:
ということは、われわれが大いなる神に祈っているときは自分自身に祈っているということなのか?

ジン:
その通りだ。人間は自分自身の魂、つまりハイアーセルフといわれる神としての自己自身に祈っているのだ。魂をもつ霊的な存在である人間は、神的な存在になる過程にいるのだ。そして君達が夢をみるとき、その夢はハイアーセルフの夢なのだ。

ウェセルマン:
ジンは人間のような神的な存在なのか?

ジン:
われわれも神的な存在であり、霊である。そして自由意思をもっている。

ここでこのユニークな会話は終わった。

以上である。一神教の神が人間の創造物であり、一度創造されると逆に人間の思考や感情に悪影響を及ぼすというのは、実に面白い描写である。

ただ、ウェセルマンのこうした体験がどこまで現実のものでどこまでがウェセルマン自身が想像したものなのかははっきりとは確定できない。

しかしウェセルマンがいうには、われわれが普通に日常の世界を体験するように、あまりにリアルな体験として経験されるのだそうだ。そしてそうした体験の引き金になるのは、ドラムによる特定のリズムで脳に与える振動なのだという。

スピリットワールドに覚醒して

この3月に入ってから、ウェセルマンは新著「スピリットワールドに覚醒して」を出した。ウェセルマンが経験したシャーマニスティックな世界の集大成であるという。

そしてこの本にはCDがついてくる。それは、脳を刺激しシータ波の発生を促進させるドラムの音だという。ウェセルマンがいうには、横たわってリラックスして、ヘッドフォンで10分も聞くとたいていは誰でも何か大きな変化が感じるそうである。

本はいまアマゾンでめちゃくちゃ売れている。ベストセラーになること間違いないようだ。

筆者もさっそく注文した。体験はブログで報告する。

続く

 <転載終わり>
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 他人の意識に入って、その人間の体験を一緒にするという設定自体が、かなり荒唐無稽な感じを受けますが、頭ごなしに否定するつもりはありません。全体的には、こういう話しもあるんだな、という参考にはなるかと思います。

 ことの真偽は別として、面白い観点だなと思ったのは、下記です。  

 ・キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの一神教は、人間が作ったもの

 ・キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の神は創造することができない

 ・創造することができるのは、人間である

 ・人間の魂は本物の霊で、霊の世界に住んでいる

 ・創造主は意図して創造はしない。発散するだけだ。意図的に創造するのは人間だけだ


 かなり面白く変わった観点です。
 フルフォード氏は、キリスト教は人間を支配するために作られた人造宗教だと批判されていますが、このウェセルマン氏の内容と似ています。

 ただ、日月神示では一神教を否定するどころか、キリスト教もイスラム教も祀りなさいと云ってます。


 「神も仏もキリストも元は一つぞよ」(『天つ巻』第四帖)

 「釈迦祀れ。キリスト祀れ。マホメット祀れ」(『松の巻』第十七帖)

 「悪も御役ながら奥表に出てはマコトおさまらんぞ、悪結構な世は済みて、善結構、悪結構、卍(仏)結構、基(キリスト)結構、ことごとく結構の世と鳴り成る神の仕組み近くなって来たぞ」(『雨の巻』第八帖)

 「天之日月の大神様は別として、雨の神様、風の神様、岩の神様、荒の神様、地震の神様、釈迦、キリスト、マホメットの神様、百々の神様、みな同じ所に御神体集めてまつりて下さよ」(『光の巻』第二帖)

 「今度はキリスト教も仏教も何も彼も生かさなならんのぞ」(『梅の巻』第二十一帖)

 「日月大神、キリスト大神、釈迦大神、マホメット大神、黒住大神、天理大神、金光大神、大本大神、老子大神、孔子大神、総て十柱の大神は、光の大神として斎き祀り結構致しくれよ」(『空の巻』第十四帖)

 「仏教によるもののみ救はれると思ってはならんぞ、キリストによるもののみ救はれると思ってはならん、神道によるもののみ救はれると思ってはならん、アラーの神によるもののみ救はれるとのではないぞ、その他諸々の神、それぞれの神によるもののみ救はれるのではないぞ、何も彼も皆救われるのぢゃ」(『紫金之巻』第四帖)

 「釈迦、キリスト、マホメット、其の他世界の生命ある教祖及びその指導神を、み光の大神様と讃え祀れと申してあろが。おおひつき大神様の一つの現はれぞと申してあろうが」(『月光の巻』第十九帖)


 日月神示は懐が広いと改めて思いました(笑)。

 ●ヤスの備忘録
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/

「ドバイと似てきた中国バブル」 Nevada

2010-03-08 21:52:15 | 政治・社会
 <Nevadaブログより記事転載>
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 「ドバイと似てきた中国バブル」

中国で最も不動産バブルが発生しているところは【海南島】と言われていますがこの取引をみてみますとドバイの不動産と同じとなっています。

完成前に転々と売買を繰り返し最後のものが『ジョーカー』をつかむ形になっているのです。

この転売は1ヶ月で10%上昇がめどとも言われておりドバイと全く同じになっています。

この【海南島】のマンションですか一平方メートルあたり80万円と言われており東京都心の単価と変わらない高額となっています。
中国不動産バブルは今や行き着くところまで来たようで後はいつバブル崩壊が始まるかだけになっています。

一旦不動産バブルが弾ければ後は全ての金融商品に連鎖していきます。

ドバイショックに次いで海南島ショックが世界中を駆け巡るのも時間の問題だと言えます。


 <転載終わり>
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 中国の海南島のマンションは、一平方メートルあたり80万円とのことですが、70㎡の広さのマンションだとすると、5,600万円となります。確かにこの価格は東京のマンションの価格と概ね同じくらいだと思います。

 中国のGDPは2位の日本に次いで世界3位ですが、国民一人当たりのGDPは日本人の1/10です。仮に、日本人1人の年収が500万円だとすると、中国人10人の年収の合算が500万円ということになります。単純計算だと、1人の年収は50万円ということになりますので、70㎡5,600万円のマンションを購入するのはかなり無理があるように思います。

 確かに年収5,000万円や1億円もごろごろいるのだと思いますが、年収50万円の人にとっては5,600万円のマンションはバブル価格だと感じると思います。中国のバブルもこれ以上は上がらない水域まで上昇しましたので、いつ爆発してもおかしくはないと思います。


 ●Nevadaブログ
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/?p=2

「朝倉慶氏の記事 為替仕組み債が破裂」  株式日記のコメント  

2010-03-08 21:09:34 | 政治・社会
 <株式日記より記事転載>
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◆円高で、為替仕組み債が破裂(破綻続出へ) 2009年9月 朝倉 慶

◆いよいよ為替仕組み債が緊急事態

 10月17日号の「週刊ダイヤモンド」によると、日本の為替仕組み債(※)投資の実態の一部が詳しく報道されています。読むだけでも驚きですが、問題はこの報道でさえ一部を書いたに過ぎず、日本全体でみると、凄まじい額の為替仕組み債取引がなされているのは疑いなく、これが、私の見方通り、激しい円高ということに陥れば、ほとんど全てノックイン状態(いわゆる契約で言われた為替の水準に到達して、大損する状態)になるのは疑いなく、国家として、緊急事態を迎えることになるだろうということです。

 亀井大臣は今すぐに(円高になる前に)、このような外資や国内の大手銀行と結んだ「デリバティブ契約の無効」を、国家の意志として、アメリカ側、ないしは大手金融、欧米金融機関、デリバティブの組成側に、超法規的措置として通達すべきです。

 このまま円高を迎えれば、これらデリバティブ契約に基づく為替仕組み債が、予定通り爆発して、地方自治体、大学、財団、また各地の中小企業など、ほとんど、仕組み債倒産に陥ってしまうでしょう。

(※仕組み債(しくみさい)とは、デリバティブ(金融派生商品)を組み込むことで、通常の債券のキャッシュフローとは異なるキャッシュフローを持つようにした債券。)

◆すべては必要必然。高まる亀井大臣への期待

  亀井大臣のようなキャラクターが、今この大混乱の前に日本の金融担当相という極めて重要なポストに就いた、またはこれを決断した鳩山首相、すべては必然的に起こっていることです。大混乱に立ち向かう日本としての政権ができているのです。亀井大臣も鳩山首相も、まさに日本の救世主となって、今までの一般常識では考えられないことですが、このデリバティブ取引に関しては、販売側の金融機関の行動に対して、金融商品取引法の拡大解釈を使って、今、日本国として、すべてのデリバティブ契約無効を宣言すべきなのです。

  これら、デリバティブ契約の無効宣言は、実は中国は国家の意志として、すでに欧米金融機関に通達しています(要するに借金の踏み倒しです!)。
 これは、損失が確定してからの話で、商取引としてみると、損したのに払わない、払えないという姿勢になります。これでは、日本も自由陣営の一員ですから、まずい。だから今、円高になる前に<デリバティブ契約の無効>を、国家として行動するのであれば、ぎりぎり許される範囲かという気がします。いずれにしても時間はありません。一刻も早く、この問題に対処しないと、地方自治体の破綻や財団、大学の破綻が相次ぐに違いありません。

◆ドル暴落、円高の流れは時間の問題

 とにかく、驚くべきデリバティブ汚染が日本中に蔓延しているのです。それも、デリバティブのデの字すら知らないような、地方自治体、大学、果ては幼稚園の資産運用にまで、及んでいるのですからたまりません。なんと日本では、40自治体、総額4,670億円が仕組み債に汚染されているのです。これらは円高によって、ほぼ100%近く、大損する運命にあるのです。昨年から問題になった大阪産業大学や、駒澤大学、経団連、慶應義塾大学などの多額の損失は、主に豪ドルとの契約で起こったことです。

それに比べて、これから起こってくるであろう円ドルでのデリバティブ契約は、その額も広がりもケタ違いになっているのは疑いありません。一般的に考えれば、そのような70円を切ろうか、という円高が起こるなどとは考えられないでしょうし、これら為替仕組み債の設定している損失を被るラインは、主には、それだけの激しい円高ラインを設定しているものと思います。ですから、為替だし、先のことはわからないし、そんなことは日本も国家として放置しないだろうと思うでしょうが、そうはいかないのです。もはやドル暴落で円高になっていく、ないしはそういう風に相場を持っていく流れは、すでにこの地点で、決定しているといってもいいでしょう。時間の問題です。

 大阪府は1,050億円を仕組み債で調達、仮に想定の為替ラインになれば、金利はその契約で結ばれた上限である10%に達してしまします。
 その金利負担だけで年間100億円となるのです。大阪府は「金利が上昇するリスクはきわめて低い」と言っているようですが、そんなに甘くはないのです。デリバティブ契約はお金の取りあい、今、大阪府がこの契約でメリットを受けているならば、そのメリット部分は、デリバティブ契約組成側の損失になっているわけですが、これから先は、大阪府がその何倍もの損失を被る順番となり、デリバティブ組成側に貢ぐ形となるのです。

 パワー・リバース・ディアルカレンシー(PRDC)債、これは、日本中で売られている為替仕組み債券ですが、まさに、騙しのテクニックを最大限に駆使したような商品構成になっています。よく騙すには最初に儲けさせること、と言いますが、ご多分にもれず、まず1年目は魅力的な金利を提示します。年5%です。その上、なんと元本保証です。発行体はトリプルAの極めて信頼のおけるところ、これならどうですか? あなたも投資しませんか?

 元本保証で、最初の1年は年5%の金利、その後も激しい円高にならなければ、高金利が保証される。2割とか3割近い円高になれば、金利はゼロになりますが、30年後には元金はちゃんと返ってくるという商品です。何かいいことだらけではないですか?

 自分も投資したいと思うでしょうが、これには落とし穴があるのです。円高です。円高になれば30年に渡って金利がもらえないのです。30年後の元金が返ってきても、その時の物価情勢はどうなっていると思いますか? おそらく10倍にはなっているでしょう。そうなれば元金が30年後に返ってきたところで、9割減です。
 まずはなぜ、このような商品ができるのか? いったい誰が儲かるのか? そこから考えないとわかりません。

◆すべては日本国民から巨大な金融資産を巻き上げるための施策

 まず、すでに目ざとい投資家にとっては、ドル暴落に伴う円高の流れは必至なのです。そして、その時に「いかにして日本国民の巨大な金融資産を巻き上げるか?」がシュミレーションされてきているのです。にわかには信じられないでしょうが、実はそういうことなのです。その正確な相場の見方、世の中の今後の動きに裏打ちされた形で、巧みに日本の金融機関でさえ巻き込まれて、日本国民の大事な資産が、国民が納得して収奪される手段が、この為替仕組み債なのです。

地方自治体だろうが、大学だろうが、経団連も、一応の説明は受けているはずです。当然、激しい円高になれば、自分の投資が損失を被ることは、その額を正確には判定できなくても、理解はしているでしょう。問題は、「そのような円高はあり得ない」と思わせる、このデリバティブ組成側のテクニックなのです。

 彼らにとってドル暴落と円高は既定路線なのです。それについては、11月にビジネス社から発売予定の船井幸雄会長との共著でも詳しく解説しました。残念ながら、日本をリードするような経済界のオピニオンリーダー達には、このような裏の事情は理解しづらいことでしょう。

 現実に起こっていることは、日本の頭脳である有名大学におけるデリバティブ汚染なのですから救われません。慶應義塾大学の365億円の損失はすでに報道されています。同大学は、今後は資産運用の路線を転換、仕組み債投資は凍結しました。

 早稲田大学は昨年度の決算で28億円の損失、現在は、評価損は81億円に達していますが、早稲田側は「証券会社が提示する参考価格は投げ売り価格で、合理的に確定された時価ではない」として「今後も為替のリスクを取りに行くことを全体で決定したうえで、その範囲で収益を上げていく方針」と言っています。さらに今までの投資を貫くという姿勢です。そして驚きは東京大学です。東大も仕組み債を5億円購入していたことを明らかにしたのです。

 早稲田側のコメント、為替のリスクは取りに行くのだ、という考えは、投資ですから、それでいいのですが、問題は、揃いも揃ってなぜ、すべての大学、経団連、地方自治体、地方銀行、幼稚園までが、円安に賭けるのですか? なぜ、すべての投資が損失方向なのですか? 円高になって儲かるところは一つもないではないですか? 考えてください!投資ですよ!どうして一方方向、すべて円安投資なのですか? おかしくありませんか? 日本中が狂っていませんか? 東大、早稲田、慶應、日本の頭脳ですよ!彼らはどんな頭をしているのですか? 揃いも揃って金融で大損、みんな円安でしか儲からない投資に巧みに追いやられていることが、わからないのですか!

 すべては、人を信じやすい日本人の特性、また、今の金融の本当の姿を知らない、金融機関のトップ、監督機関のトップにも問題があると思います。
  「デリバティブ」というものが問題なのです。デリバティブは使いようによっては、まことに便利、確かにデリバティブで革命的に、いろんな商品やリスクヘッジができるようになったのは事実なのです。しかし、デリバティブはお金を増やすものではありません。総額は変わらず、お金を取りあう仕組み、それがデリバティブです。仕組み債で自分が有利と思えば、誰かがその損を背負うのです。

日本人が損をすれば、誰かが儲かっているのです。ゼロサムゲームですから当たり前でしょう!デリバティブ商品はそういうものなのです。ですからポーカーですよ。丁半ばくちですよ。これを東大から幼稚園までやっているわけで、この金取りゲームの総ヤラレの敗者が日本人の大集団なのです。悲劇は自分が丁半ばくちをやっていることがわからなくて、実はやっている、そして損をしているという事実です。東大や早稲田、慶應まで騙されるのだから仕方がない、という問題ではありません。今の資本主義というシステム、その行きついたところが、我々が意識もしないうちに、丁半ばくちに引き込まれていく、ということが大問題なのです。


(私のコメント)
国際金融資本は日本への投資で成功したモデルを東南アジアや中国に応用してきているから、これから中国がどのような目に遭うかはよく分かる。日本の高度成長も世界銀行などからの資本調達とアメリカからの技術供与などで実現したものだ。高度成長の結果、株価は4万円近くにまで値上がりして、為替も1ドル=360円から79円にまで上昇している。

同じような事は韓国や台湾や東南アジアでも成功して国際金融資本は巨額な投資利益を上げてきた。金融の自由化も受け入れさせて資本は自由に出入りが出来るようになった。そして最後に目をつけたのが中国への投資である。中国も改革開放経済を取り入れて西側からの資本と技術を必要としていた。

91年の日本のバブル崩壊と、97年のアジア金融危機は寄せては返す資本の波によるものであり、90年代から00年代にかけての中国への投資ブームは、北京オリンピックの成功と上海万博開催で収穫期を迎えている。しかしながら中国は金融の自由化と元の切り上げには頑強に抵抗している。日本やアジア各国の二の舞いは避けようと言う事なのだろう。

しかし08年の世界的金融危機で国際金融資本も大きな痛手を負っており、中国で上げている大きな利益を持ち帰らなければならない状況だ。宮家氏の記事に出ていた元米投資銀行の副社長は、貯めこんだ人民元をドルに変えてアメリカに持ち帰る必要に追われている事だろう。

日本やアジア各国ならアメリカは少し圧力をかければ簡単に金融自由化させることが出来た。スーパー301で制裁をかけられればアメリカへの輸出が出来なくなるから従わざるを得なかった。アメリカは最近まで人民元を切り上げを強く求める事はなかったが、それがアメリカにとっても利益だったからだ。

アメリカは金融業を国策産業にしようとしましたがサブプライム問題で挫折した。だから二桁に乗せた失業者を吸収する為にはアメリカ国内に製造業を呼び戻さなければならなくなった。しかし国内から中国に移ってしまった工場を呼び戻す事が可能なのだろうか? 中国人並みの低賃金で働く事など出来ないから無理だろう。

90年代から00年代に至るアメリカと中国の利害は一致していた。国際金融資本はゼロ金利の日本から資金を調達して中国をはじめとするBRICsに投資をしてきた。しかし去年あたりからドバイを初めとして新興国バブルは崩壊し始めてきたのであり、ギリシャにも飛び火している。いずれは中国のバブル崩壊に到達するだろう。そうなれば世界が受けるショックはドバイの1000倍になるだろう。

新興国バブルに共通する事は自力による経済発展ではなくて、先進国からの資本と技術移転によるものであり、アメリカが一手に消費を引き受けてきた。しかし今やその流れは逆転を始めたのであり、今年あたりから新興国バブル崩壊が本格化してくるだろう。資金の出処であった日本が0,5%金利を引き上げただけで世界同時株安が起きましたが、日本が金利を上げざるを得ない状況が来たら世界経済はお終いだ。

為替相場を見れば分かるように最近のドルと円とは連動して動くようになり、円もドルもゼロ金利に近い。リーマンショックで世界経済は金融の緩和をせざるを得なくなり、日本とアメリカがジャブジャブに資金を供給している。しかしアメリカのERBも金利を上げ始めるとギリシャに信用不安が発生するようになった。たった0.5%から0.75%に引き上ただけでもショックは大きい。

世界は新興国バブルからコモディティー(商品)バブルに移ろうとしている。中国やインドなどの新興国が資源を買いあさっているからですが、それが商品バブルに繋がっている。去年からの大幅な金融緩和も商品バブルを誘発しているからですが、それは政界的なインフレに繋がる。中国も資源価格が上がれば人民元を上げざるを得なくなるだろう。

 <転載終わり>
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 株式日記は、朝倉慶氏の経済分析と今後の予測に対しては、概ね同意しています。

『90年代から00年代に至るアメリカと中国の利害は一致していた。国際金融資本はゼロ金利の日本から資金を調達して中国をはじめとするBRICsに投資をしてきた。しかし去年あたりからドバイを初めとして新興国バブルは崩壊し始めてきたのであり、ギリシャにも飛び火している。いずれは中国のバブル崩壊に到達するだろう。そうなれば世界が受けるショックはドバイの1000倍になるだろう。』

 株式日記もいずれは中国のバブルは崩壊すると予測していますが、朝倉氏と同じ見方です。中国バブルが崩壊した場合は、ドバイの1000倍と言われていますが、あまりに大きすぎて想像できません。


 ●株式日記
  http://blog.goo.ne.jp/2005tora