Inc.:今よりも幸せになるためには、転職や別れ、長年苦しめられてきた過去のトラウマの解消など、大きな変化が必要なこともあります。この記事で言いたいのは、そのような大きな変化についてではありません。今回は、比較的簡単に変えられるライフスタイルの変化でも、驚くほどすぐに幸せになるという科学的根拠についてです。

生活における一見些細な変化でも桁外れに気分が良くなると、数々の研究で証明されています。些細なことで大きな変化が起こるとわかったら、幸せな気分を壊すと科学的に証明されているものは、今すぐ日々の生活から排除していきましょう。

1. やたらとSNSを見る


Facebookは科学と仲良くありません。SNSのフィードをやみくもにスクロールすると、孤独や妬み、自分の生活や人生に対する不満を感じることが多いと、研究でも裏付けられています。最近の研究でも、SNSをやめるとより幸せを感じることが証明されました。

このような研究のほとんどが、SNSのようなサイトの能動的な利用(実生活で集まるための計画をする、など)と、オンラインで見せるために選りすぐられた他人の生活を受動的に消費することを区別しています。友だちと集まるのは一般的に気分を上げることなので、前者のような使い方はいいですが、後者のような使い方は落ち込むことが多いです。

後者のような使い方は今すぐやめましょう。大好きなSNS無しで生きていくなんて怖くてできないと思う場合は、「Pick the Brain」に載っていた方法を使えば、安心して新しい生活に入っていけます。「SNSをいきなりやめる必要はありません。まずはスマホのSNSのアプリを削除してみましょう。そうすれば、外出先ではSNSから解放されます」。

 

2. 屋内に1日中いる

 


人間は、会社の居室に座るように進化していないので、自然の中で幸せを感じるのは何の不思議もありません。緑のあるところを40秒間見るだけでも、生産性は上がります。職場に観葉植物の鉢植えを置くような小さな変化でも、職場全体のパフォーマンスはよくなります。

実際に会社の外に出るともっとパワフルです。研究によると、自然の中で過ごすと、自制心が高まり、気分も上向き、イノベーションや新しいひらめきを促し、当然ながら身体的な健康にも良いです。今週はどれくらい外に出ていましたか?

 

3. 物質主義的になる

 


家賃や光熱費の支払いを心配しなければならないのは悲惨です。したがって、基本的な生活費を支払ったあとは、大きな幸せが買えると思うかもしれません。しかし、科学的にはそうではありません。研究によると、基本的な生活に必要なものが満たされると、物質的に過剰に良いものを手に入れようするのは、まっしぐらに不幸に向かう道の1つだと証明されています。

では、もっと良いものが欲しいと思った時は、一体どうすればいいのでしょう?  自分の価値観を意識的に見直す、広告があまり目にはいらないようにする、物質的な物ではなく経験にお金を払うようにするなど、研究によって裏付けられたTIPSはたくさんあります。最新のテレビを買えば1週間は幸せな気分になれるでしょうが、コスタリカのリゾートに旅行に行けば、何年も思い出しては幸せな気分になれます。

 

4. いつも忙しくする

 


人間は、何もしないことの重要性を本能的に低く見積もっていると、神経科学的に証明されています。「Scientific American」の最近の記事ではこのように報告されていました。

多くの精神的に重要なプロセスには、日中の休憩や息抜きが必要だと言われています。休憩をすることで、脳に注意力ややる気が蓄えられ、生産性や創造性が促されます。毎日最高レベルのパフォーマンスをするためにも、単に記憶を安定させるためにも、休息は不可欠です。

つまり、常に忙しくしているのは脳に良くない上に、不幸になるということです。(中長期的に見て生産性が下がるのは言うまでもありません)ちょっとひと息つくために机を離れられないほど忙しい人は、自分に優しくしていないのと同じです。罪悪感を感じずに、時々は休憩をしましょう!

 

5. 創造性を押し殺す

 


ベストセラー作家のエリザベス・ギルバートは「生き生きとしている人はクリエイティブだ」と言っています。誰にでもクリエイティブなひらめきはあります。ただ、そのようなひらめきを無視していると、悲しくなったり、満足感が得られなかったりします。また、心身共に不健康にもなります。ブログ「Buffer」ではこのように説明しています。

創造的に自分を表現することで、病気になるリスクが減ると同時に、健康になったり、幸福を感じるようになります。たとえばハーバード公衆衛生大学院の研究によると、芸術はストレスや不安を軽減し、前向きな気持ちを増進させるので、うつ病のような症状を軽減するほか、多くのメリットがあると証明されています。

ピカソのように創造力を鍛える必要はありません。ただ、恐怖心を乗り越えて、クリエイティブな趣味に没頭したり、自分の心を自由に羽ばたかせてみましょう。料理でも、編み物でも、ギターを弾くのでも、何でもいいです。自分の創造性を完全に無視するのはやめてください。


Stop Doing These 5 Things to Be Happier Today, Says Science|Inc.

Jessica Stillman(訳:的野裕子)

<転載終わり>

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  止めたほうがいい5つの行動という記事はよくありますが、これも自分のやり方次第でしょうね。

SNSをうまく使っている人は、友だちからよい情報をもらえますし、一緒に同じ方向で活動することもできますからとても有効だと思います。場所を選ばないのがいいと思います。Pull型の情報なので、忙しかったりしたらアクセスしなければいいので、使いやすいと思います。

 また、一日中家にいるよりは、ある程度外で活動することが有効であることは誰でも分ると思います。外で活動すれば、よく眠れるし、ご飯もお酒もおいしいし、やった感も得やすいですね。

 物質主義に陥っている人は、日本では減る傾向にあります。特に若い人は車も買わないし、お酒も飲まない人が多いです。断捨離をする人も多くなっていますし、日本は面白い国ですね。

 この記事にあるように、旅行での体験は一生の宝になりますね。欧州も良かったですが、イスラエルやトルコでの経験は今でも鮮明に覚えています。1月末の真冬に紅海で泳いだのも良い想い出です。水温は30℃以上あったので、夏ですね。夜は急に寒くなって、ジャンパーをはおりました。イスタンブールもエキサイティングな面白いところでした。ブルーモスクでは、現地の人と一緒にお参りをさせていただきました。日本と同じで、靴を脱いで、正座をしてメッカに向かって5回拝みます。正座は日本人の方がうまいと思いました(笑) また、青でなく、緑色の瞳の美女が多いところでしたね!男性にはお勧めです。ただ、自爆テロがあるので注意は必要ですが。

 今度時間ができたら行きたいと思う国は、ブータンと北朝鮮です。ブータンの普通の国民は、部屋に入ってきた虫も殺さない人たちです。当然豚や牛、鶏を食べたりもしません。お釈迦様の教えを守り、殺生はしないそうです。こんな国があるとは本当に驚きました。すっかり神の気が抜けてしまった日本とは違う、素晴らしい国ですね。北朝鮮は25万円くらいのツアーがありますし、近いので5日くらいの休みが取れればぜひ行ってみたいと思っています。

 また、いつも忙しくするのがよくないことは、誰もが分っていると思います。それでもいつも忙しいので、何とかしたいと思っています。一日の作業をすべて洗い出して、それにかかる時間を記録し、分析してみたりしましたが、結局やるべき仕事や家事の絶対量が多いため、その作業割付もあまり役に立ちませんでした。

 昨年から有能な方を招聘し会社に来ていただいたのですが、それでも仕事は増える傾向にあります。有能なので、新規企画がドンドン出て来るわけです。それで、結局忙しくなるのです(笑) 本当に毎日楽しくやらせていただいています。一昨日、一つヤマを越えたので、ブログを書く時間も少しできてきました。でも、今日の古代史探訪には参加することはできませんでした。近い場所なので、行きたかったのですが、残念です。友の会の皆さん、後でお話しを聞かせてくださいね! 

 26日(土)は京都でπ研究会を開催します。関西の方が参加しやすいように京都で開催するのですが、何と関東や中部の方の申込みの方が多いのです。不思議ですね。日本弥栄の会会員さんなら誰でも参加できるのですが。π総研の部長と私とで、πシステムやひふみ農法についてご説明させていただく予定です。ひふみ農園の収穫祭や実習会のビデオなども流す予定です。参加される方は、今からでも間に合いますので、メールをいただければと思います。会場は京都駅徒歩6分です。また、研究会後、京都駅近くで懇親会も行いますので、楽しくやりましょう。

 

 

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