日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「株・ドル・商品が上がり債券が急落」 Nevada

2009-10-31 08:24:46 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「株・ドル・商品が上がり債券が急落」

                     Nevada

金融市場は一気に<Win,Win,Win>モードに入り、債券以外は急騰して終わっていました。

NYダウ +199ドル(+2.05%)
原油   +2.41ドル(+3.11%)
金    +16.60ドル(+1.61%)

【原油】が一番値上がりし、終値は一バーレル$79.87でしたが、引け後には$80ドルを突破しています。
【金】も一気に1050ドル近辺にまで急上昇しており、利食い売りを一気に吸収して再度史上最高値を伺う状態になってきています。

ではここまで<株+原油+金>が急上昇する理由は一体何でしょうか?
GDP統計のプラス成長(上方修正)と言われていますが、果たしてこれで全ての《商品》が買われるでしょうか?

金融市場は一気にインフレモードに入ったのです。
しかも急激なインフレ警戒モードに入った為に「商品」が急騰し、「株」では資源株が急上昇し、「債券」が急落(金利が急上昇)したのです。

ではこれがここまで「株」を買い上げる理由となるでしょうか?

「株」を買い上げた理由は月末にかけてのファンドのお化粧買いです。
このままの値下がり状態が続けばファンドの解約が殺到し、ファンドが生きていけなくなります。
そこでファンド勢が一斉に「株」買いに動いたのです。

自分たち(ファンド)が生きていくために「株が上昇しており、解約しなくても大丈夫ですよ」というアリバイを作るために株を買い上げたもので、まさに壮大な「お化粧買い」と言えます。

月末特有の壮大な<お化粧相場>となったのが今日の相場だったと言えます。


 <転載終わり>
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 いよいよ金融はインフレモードに入って来たのでしょうか。生活では、物価が下がってますので、デフレが進んでいると思いますが、こと金融に関してはインフレに入って来たように思います。
 確かに住宅ローンの金利は、10年固定で三菱東京やみずほは、9月は4.0%でしたが、10月は4.2%になっていました。インフレだ、デフレだなどの議論を横目に、金利はちゃんとインフレ金利になってます。物価はデフレですが、金利は上昇していきますので、来年はもしかしたら住宅ローンの金利は8%くらい行くかもしれません。バブルの時は8%でしたので、可能性は充分あると思います。


 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

日本がリーマンに? アインホーン氏の不吉発言

2009-10-30 13:07:18 | 政治・社会
 <記事転載>
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10月27日(ブルームバーグ):ヘッジファンド運用者のデービッド・アインホーン氏は米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが砂上の楼閣にすぎないと見抜いた。

  破たん前のリーマン株を空売りしていた同氏は今、ひとたび金利が上昇し始めたら「日本が政府のデフォルト(債務不履行)かハイパーインフレ的な為替相場の死の循環を免れる道があるとは思えない」と話す。リーマンはともかく、日本の国がつぶれるというのは怖い話だ。

  アインホーン氏が率いるグリーンライト・キャピタルは大幅な金利上昇に備えるオプションを購入している。同氏は根拠なき低金利を支えにしてきた債券相場の暴落という現象を見込んでいる。

  日本のデフォルトというのはありそうもない話ではある。日本は20年間、そのような予想を裏切ってきた。増税によって15兆ドル(約1400兆円)の個人金融資産を吸い上げることもできるし、最悪の場合は国有資産を売却することも可能だ。日本政府は危機管理のエキスパートなのだ。

  しかし、2010年に債券利回りが急上昇するという見方にはより根拠がある。今後1年の間に、日本の市場金利は恐らく大幅に上昇するだろう。

  日本銀行は政策金利を引き上げないだろう。問題は債務だ。日本の公的債務の水準は既に国内総生産(GDP)の2倍に近く、先進国中で最悪。だからこそ、ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのカール・ワインバーグ氏をはじめとするエコノミストらは日本国債の格付けをジャンク級(投機的格付け)に引き下げない格付け会社の「犯罪的な怠慢」を責める。対GDP比の債務比率が200%を突破すれば、このような議論は勢いを増すだろう。

驚異的

  日本がこれまで債券市場をうまくコントロールしてきたのは驚異的だ。圧力釜状態の債券市場を抑え込んできたのは、世界がリセッションにある中で中国が達成した8.9%成長と同じくらいの偉業だ。

  日本国債の9割以上は国内で保有されている。円資産から資金が逃避するリスクはない。しかし、国債は銀行や保険会社、年金基金、公的機関、それに個人と、誰にとっても中核資産だ。国債利回りが上昇すると、民間企業の資金コストも上昇して企業は打撃を受けるし、債券を買い持ちにしている銀行の体力は弱まる。

  日本の大手生命保険会社は回復の勢いが弱いとの予測を理由に国債を買うと言っているが、実のところ買い支えることにより利回り急上昇を防ごうとしているのだ。成長の弱さが国債利回り上昇を抑えるという議論もあるが、景気が悪ければ税収減と失業増で国債増発は必至で、こうした見方はあまり説得力を持たない。

不思議

  日本の10年国債の利回りがわずか1.38%なのが不思議だ。事実上のゼロ金利と債務が膨大かつ膨らみつつあるという状況が同じ米国の10年国債利回りは3.50%。円は世界的な準備通貨ではないし、人口構成の動向も財政見通しにマイナスだ。格付けも最上級の「トリプルA」ではない。なのに、日本の方が米国よりも長期金利が2ポイント以上低い。

  出生率低下と債務増大は、海外投資家が日本に投資しない理由だ。アインホーン氏は今月20日、ニューヨークで開催された「バリュー・インベスティング・コングレス」で、債務が増え高齢化が進む「日本は既に引き返せない地点にいる」と述べた。

  それは言い過ぎだとしても、好きなだけ債務を増やせる日本政府の能力は、来年試される。今までうまくいっていた戦略の前に、前代未聞の状況に陥っている財政の現実が立ちふさがるかもしれない。日本がリーマンにならないことを望みたい。(ウィリアム・ペセック)

(ウィリアム・ペセック氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)

 <転載終わり>
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 「日本が政府のデフォルト(債務不履行)かハイパーインフレ的な為替相場の死の循環を免れる道があるとは思えない」とアインホーン氏は言ってますが、これは副島隆彦氏が数年前から言い続けていることです。

 6年前に副島氏が同じことを言いましたが、その時は誰もそのような意見は相手にはしなかったようです。ところが、サブプライムが崩壊してからの一連の金融の動きは、副島氏の言った通りの展開になってますので、副島氏への評価はうなぎ上りだそうです。今日、三鷹の駅ビルコラルの書店に行きましたが、副島氏の著書が平積みされていました。昨年は書棚に普通に並べられてましたが、今では目立つところに置いてあります。随分と変わったものです。


 ●ブルームバーグ
  http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=aOeMz7vqU0X4


 「ウェブボット(WEBBOT)に注目殺到」 船井幸雄氏、中矢伸一氏、高島康司氏、朝倉慶氏

2009-10-29 07:10:32 | 日月神示の実践
 
 「ウェブボット(WEBBOT)に注目殺到」

                     船井幸雄

 いま世界中の知的エリートたちがウェブボットに注目しています。
 ウェブボットについては、日本人では高島康司さんと中矢伸一さんが、もっとも詳しい人だと思います。


 以下に紹介しますのは『たまゆら誌』(中矢さん発行)の本年10月号の文章の一部です。お読みください。

 ウェブボットとは、インターネット上における掲示板など、不特定多数が集まるディスカッションサイトに「スパイダー」と呼ばれる言語収集用のソフトウェアを忍び込ませ、人々が書きこむ「言葉」を収集し、分析を行う言語解析プログラムである。この手法で将来どんな出来事が起こる可能性があるのか予想を試みるプロジェクトが、ウェブボット・プロジェクトだ。
 開発したのは1994年、元マイクロソフトのコンサルタントで、現在はワシントン州オリンピア市でテナックス・ソフトウェアエンジニアリング社を経営しているクリフ・ハイ氏。彼は当初、株価の値動きを予測するためのプログラムとして開発し、かなりの的中率をおさめたという。ところが次第に、予想の内容が株価の値動きには限定されないことが明らかとなった。コンピューターが、株価の予測だけでなく、近未来にどういった社会変動が起きるか、といったことまで予測し始めたのである。
 それが明らかになったのは、2001年9月11日の同時多発テロだった。この事件が起こることをウェブボットは3ヶ月前にハッキリと予告していた。それからもウェブボットは極めて高い精度で近未来に起こる出来事を次々と的中させている。
 そして最も重要かつ興味深いことは、これから起こるとウェブボットが予測する近未来の様相が、まさしく日月神示で示されてきた内容と酷似していることである。
 私も、高島氏から翻訳データを入手するまでは、ここまで詳細に未来予測がなされているとは思いも寄らなかった。
 ウェブボットについては、日本では高島氏ぐらいしかその情報を伝える活動をしている人がいないため、世間ではまだほとんど知られていない。しかし、そこに明らかにされた予言内容は極めて具体的であり、過去の実績からみても、かなりの確率で的中する可能性が高いと言える。そこで当会においても、当たるか当たらないかは別として、高島氏の翻訳されたデータの一部を紹介することにした。世界レベルでの大激動は、もう間もなく始まると予測されているからである。この予言が真実なら、世界の経済システムや私たちの生活基盤は根底から覆されてしまうだろう。
 ウェブボットで出されている予測は大変な量なので、その中からいくつか私の方でピックアップして掲載せざるを得ない。さらなる詳細や最新情報について知りたい方は、高島康司氏のブログ「ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ」(http://ytaka2011.blog105.fc2.com/)にアクセスして頂きたい(※緊急記事のため、今回の本稿は一部『ザ・フナイ』10月号とも重複します)。

大激変はまもなく本番に突入する!?
 ウェブボットの予測は、「地球関連」「市場関連」「影の支配勢力」「世界の民衆」「アメリカ国民」「宇宙関連」「普遍的人類(宇宙人)」などというように、いくつかのキーワードごとにカテゴライズされている。
 世界的な金融危機は、昨年9月の「リーマンショック」から始まったわけではなく、じつは2007年11月頃よりすでに兆候が起きているが、今年秋からいよいよ本格化すると見られている。
 「ドルの死」というキーワードの感情値が、今年の11月5日頃からものすごく高くなると出されている。この頃から、誰の目にもわかる形でドルの崩壊が始まるという。そして、この流れは2010年の11月2日か3日頃までの一年間にわたって続く。
 ドルが崩壊していく過程で、ハイパーインフレーションが起こる。こうした市場経済の混乱は、回復する見込みはまったくなく、金融システムの完全な崩壊に向かって突き進む。そして資本主義というものはこの世から消え去る。
 闇の支配勢力は、ますます力を失い、内部告発者が出たり、内紛を起こす可能性がある。また、彼らの行状が明るみに出て、民衆の怒りと憎悪を買い、襲撃されるという事態が予測されている。
 彼らが隠していた宇宙人関連の情報が世に出る。また、新エネルギー(おそらくフリーエネルギーのような革命的技術)が、どこの組織にも属さない人々の中から発明される。
 戦争も起きるし、地球規模の気候変動や天変地異の活動も激しくなる。火山の噴火、海流の変化、陸地の隆起や冠水なども起こる。このような世界的大混乱は、2012年頃まで続くようである。

ドルの死とはアメリカの崩壊を意味する
 「ドルの死」は、すなわちアメリカ合衆国の完全な衰退を意味する。ウェブボットのデータは、今年(今月!)の10月26日頃に何か国際的な事変が発生すると示している。
 具体的には、イスラエルがイランを攻撃するか、それに類するような事態が起こる(ただし別のシナリオも予測されている)。しかし開戦当初から、イスラエルは猛反撃を受け、最初の一日で兵力の半分を失ってしまうという。
 また、イスラエルがイランを攻撃した際、地下の貯蔵施設を誤爆し、そこから強力な放射性物質が飛び散り、ジェット気流に乗って拡散することで世界的に甚大な被害が出る可能性がある(約2億人が死亡すると出ている)というデータもある。
 アメリカはイスラエルを支援するために戦力を投入するが、相当のダメージをこうむり、敗退につぐ敗退を余儀なくされる。
 このような形で、11月5日か6日頃より、「ドルの死」が本格的に始まるというのである(転載ここまで)。

 私は聖書の暗号から、今年9月の中旬に日本の大都会に大地震が来たり、10月下旬に富士山が噴火し、それを機に日本に大天変地異があるという情報もきいていました。
 また、いま流行のインフルエンザで今年11月~2010年にかけて多くの人が死ぬといううわさも聞いています。
 これらとウェブボットの情報を併せて知り、9月12日、13日に「にんげんクラブ大会」を行なって、それらを最低限で抑えたいと思いました。また10月12日に私は箱根に行きました(その詳細は10月23日にこのページに載せました。また私の息子が10月14日の「にんげんクラブホームページ」(有料)に記しています)。
 多分、9月12日、13日の両日、ともに3000人以上が一堂に会しての祈りと願いで、これらの大難は小難になったと私は思っています。
 しかし、いままでWEBBOTの情報は、9.11事件やリーマン事件などで見事に当ったのです。
 そこで、その辺についての私見を10月7日に中矢さん宛てにFAXしました。
 それに対して10月8日に中矢さんから私宛てに返事がきました。その大要を、以下に紹介します。

船井先生
 中矢伸一です。
 熱海では台風の被害などはありませんでしたでしょうか。
 FAXを拝受いたしました。
                (中略)
 ところでウェブボットの件ですが、一つ思いましたのは、クリフ・ハイ氏らプロジェクトのメンバーが分析しているのは、英語圏のサイトに限られているのではないかということです。
 そうすると、アメリカなど英語圏に住んでいる人達の集合意識だけを見ているということになります。
 アメリカを中心とした欧米(白人中心の世界)はこれから崩れようとしていますので、どうしても「崩壊」「衰退」「戦争」「革命」といった内容が多く出ることになると思われます。
 欧米型の支配システムはこれから崩壊するわけですから。
 クリフ・ハイ氏らは日本語圏までは分析していません(合気道を学んでいるだけに、 日本には親近感を持っているようですが)。
 日本にこそこれからの救いの鍵があるわけですから、彼らの予測が外れる可能性があるのはこういうところにあると思います。
 しかし驚いたのは、中国政府もウェブボットに似たことを大規模にやっているらしいということです。
 これは高島さんに上の私の意見を投げかけたところ、返信のメールにあったことです。ご参考までに転送します。     中矢伸一 拝

(高島康司氏よりのメール/10月7日)

 船井先生のご意見(大難は小難にと必ず変わるということ)ですが、実に面白いですね。おそらくそうだと私も思いますし、クリフ・ハイ自身がそのように考えているふしがございますね。

 WebBotは特にアメリカ人の深層無意識のイメージですので、いわばアメリカ人の悪夢をかいま見ているようなものだと思います。

 悪夢をかいま見ることには大きな意味があると思います。
 2000年に2000年問題というのがありました。コンピュータの日付管理が狂い、コンピュータが誤作動するというあの問題です。2000年にどんなことが起こるのか、恐ろしい恐怖の物語を何度も聞かせられました。でも、何もありませんでした。 それは、そのような悪夢のような状況を避けようと努力したからです。

 また、悪夢というのは、人間の無意識の内部に存在している恐怖や怯えなどをはっきりとしたイメージとして意識に上らせることによって、恐怖や怯えの否定的なエネルギーを発散させ、解除する役割があると言われます。
 そうすることによって、恐怖や怯えの否定的な波動を少なくしてゆくことができると言われます。

 子供が聞く赤ずきんちゃんや3匹の子豚などの多くの童話が、もともとは残虐なエンディングになっているのも、子供の「親から殺されるのではないか」という無意識の恐怖をあえてイメージ化して意識に上らせ、そうすることによって恐怖心とその波動を解除してゆく役割があるとされています。

 いろんな解釈はあると思いますが、こうした意味では、WebBot予測は、現代の大人の童話か神話としての側面があるのではないかと思っております。

 ところで、中矢さんのお考え(Webbotは英語圏だけを分析対象にしているのではという意見)も実に興味深いですね。おそらくそうだと思います。
 クリフ・ハイが言うには、いまはロシア語とドイツ語のサイトが守備範囲に入ってきたようですが、依然として英語圏が中心であることは変わりがないと思います。ですから、まさに主にアメリカ人の集合無意識の内部をかいま見ていることになりますね。その意味で言えば、まさにこれから滅びようとしている左脳的な文化の集合無意識を解析しているといえます。
 アジアはまったく解析の範囲には入っていないですよね。

 ただ、クリフ・ハイ自身は合気道の愛好者で日本に対する愛着が大きいですね。

 また、ネットラジオで面白いことを言っていました。ディスカッションサイトに自分たちが入れているスパイウェアと同種のものを見つけたのだそうです。
 それはウェッブボット・プロジェクトのものよりも遥かに規模が大きく、収集しているデータの量も圧倒的に大きいものだったといいます。
 クリフ・ハイはそのスパイウェアがデータを送信している先を追っていったところ、中国の政府の巨大なコンピュータに行き着いたとのことです。要するに、中国政府はウェブボット・プロジェクトが及びもつかないほど強大なサーバで、ほぼ同じ手法の予測を行っているようだといいます。
 だとしたならアメリカ政府はどうなのかというと、確証はないが、中国政府が行っているのならやっているはずだとクリフ・ハイは言っていました。

 ですので、中国、韓国、日本のアジア圏は、すでに政府レベルのなんらかのプロジェクトの守備範囲にすでに入っている可能性がありますね(転載ここまで)。

 また、10月26日の件について、10月5日に朝倉慶さんとメールのやりとりをしました。次ぎは私のメールに対する朝倉さんの答です。

船井幸雄 様
                                  朝倉 慶
クリフ・ハイの情報と現在の市場
 クリフ・ハイの情報は、興味があるのですが、その根拠がよく理解できませんので、真偽のほどはわかりません。ただ、9月のにんげんクラブ大会で、私も10月末から危険水域に入ると話したのに対して、そっくり同じような時期にドルの混乱が始まると言われたので、驚きました。
 今回、市場においては、取り立てて緊急の事態ということは、報道されていませんし、噂も聞きません。私が10月末からドルが危ないと言ったのは、この10月末からFRBが米国債の買い取りを停止するからで、このことは米国債の下支えを失う形となるわけで、何か事が起きた時は、止めどもない米国債の下げ(金利上昇)、同時にドル暴落というリスクが訪れると考えたからです。米国が徐々に力を失いつつあるのは明白で、先日発表された各国の外貨準備高の推移を見ても明らかにドルの持ち高は減りつつあります。相場ですから、何かをきっかけに溜まっていた動きに拍車がかかるということは十分あると思いますし、この10月の米国債買い取り停止のインパクトは大きいと思います。
 一方、その米国債の相場は今のところ堅調に推移しています。近いうちの暴落を予感させる動きではありません。現在の軟調な株の動きから金利低下となり債券は堅調な値動きです。
 現在、米国で問題となっているのは、主には商業用不動産の下落で、このことが地方銀行の不良債権の増加、並びにそれに附随しての銀行倒産という問題を引き起こしています。米国預金保険機構は資金が完全に枯渇した状態となり、銀行各行に保険料を3年分、前払いするように通達しました。現在までにすでに95行が破綻、問題銀行は416行あると報告されています(これでも甘い見積もり)、仮に銀行破綻したときに国が資金援助しなければ、預金保証をうたっている2500万円までの現金は戻せなくなるのは必至の情勢です。住宅市場は、フレディマック、ファーメイなどの政府機関に近い形の機関がそのファイナンスを請け負っていますが(約6割弱)、商業用不動産の場合は、民間の銀行が6割近く、そのファイナンスを請け負っていますので、問題の解決がより難しい部分があり、これが今、一番の時限爆弾と思います。
 また、株も、いやな動きを始めています。先月までは上昇と見ていましたが、今は動きを見極めているところです。日本の相場も12月決済のデリバティブ取引などの持ち高が急増してきていて(何か動きがある前触れ)、ことによると波乱もありうるかもしれません(転載ここまで)。

 いずれにしてもアメリカや中国政府が、かなり前から民意が天災、人災などに反映することに気づき、対応を樹てているのはまちがいないようです。しかし「日本人の有意の人」の正しい集合意志で、それらがよい方へ変更できると私は思っています。
 拙著『二つの真実』に書いたことは、あらゆることから判断して絶対に正しかったと私はいま確信を持っています。
 ぜひ、みなさんも拙著『二つの真実』(09年7月、ビジネス社刊)をもう一度真剣にお読みください。またウェブボットにも注目してください。
                                                               =以上=

 <転載終わり>
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 WebBotのについては、中矢伸一氏監修の月刊「たまゆらPremium」で読んでいたので、概要は知っていました。WebBotの予測が日月神示と似ているということでしたので、すぐに高島康司氏のブログ「ヤスの備忘録」を読んでみました。かなりショッキングな内容でしたが、現在進行しているドルの低迷やインフルエンザについても予測しており、なかなか信憑性がありそうな内容だと思いました。

 WebBotに対する評価について、中矢氏が船井氏宛てに次のようにファックスしています。
「クリフ・ハイ氏らは日本語圏までは分析していません(合気道を学んでいるだけに、 日本には親近感を持っているようですが)。
日本にこそこれからの救いの鍵があるわけですから、彼らの予測が外れる可能性があるのはこういうところにあると思います。」
 中矢氏は、現在進行中の金融恐慌や天変地異などから世界を救う鍵は、日本にあると言われています。ミロクの世を作り上げる鍵を握っているのは、日本人とのことです。
 
 更に、船井氏が行った今年9月13日のにんげんクラブ全国大会での、3,000人による救いの行動により、大難が小難になったそうですが、それについて高島氏が肯定しているところも面白いと思いました。

 船井氏、中矢氏、高島氏のそれぞれの見方や意見は、大変興味深いものがありますが、最後に朝倉慶氏にも感想や意見を聞いてみたいと個人的に思ってましたが、既に船井氏が朝倉氏からコメントをもらっていたとは驚きでした。

 この一連の出来事については、私は見聞きしたり、参加するなど、ほとんどに関わってきていたので、自分のこととして受け止めることができたことが何より幸せでした。
 月刊「たまゆら」は昨年から購読してますし、9月12日・13日のにんげんクラブ全国大会にも参加しました。また、先週高島氏からWebBotの日本語訳の全文をいただき読みましたし、朝倉慶氏の8月の品川でのセミナーやにんげんクラブの講演も聞きましたので、船井氏、中矢氏、高島氏、朝倉氏の意見や考え方などの概要はだいたい理解することができました。
 更にWebBotを開発した元マイクロソフトのクリフ・ハイ氏が合気道をやっていると聞いて、親近感が湧きました。私も学生時代に体育会合気道部に所属し、4年間稽古ばかりやっていました。

 4人のみなさんは、これから来る大峠を、大難ではなく小難に変えて乗り越えていくために、様々な角度から示唆やアドバイスをしてくれています。私は著書なども30冊以上読んでますが、今は著書を読むことも大事ですが、何より実践して行くことに重きを置いています。頭で考えていることと、実際にやってみることでは大きく違っているものですので、最近は実践を主体にしています。
 合気道でも頭で考えながら技をしているのでは、まだまだです。私も最初の1年間くらいは、頭で考えながら仕手受けしていましたが、2年生になったころには、少しは身体で合気道が分かってきたものでした。仕事も同じですね。
 主には、朝晩の礼拝と、ひふみ祝詞の奏上、中矢伸一氏監修の完訳・日月神示の朗読などです。それと、仕事や家庭での様々な場面で、日月神示の立場での気持ちの持ち方と行動を心がけています。

 WebBotにはまだまだ来るべき大変な困難が書かれていますが、その大難を小難にまつり変えさせることができるのが、日本人とのことです。私たち一人一人が身魂を磨き、人間だけでなく動物や地球にも思いやりのある世界を築いていくことが、何より大事なことだと改めて認識した次第です。


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/


 ●中矢伸一氏
  http://www.nihoniyasaka.com/


 ●ヤスの備忘録
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/


 ●朝倉慶氏
  http://www.funaiyukio.com/money2/

「富士は晴れたり日本晴れ」 日月神示  船井勝仁氏

2009-10-28 08:19:09 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「富士は晴れたり日本晴れ」

                       船井 勝仁

 こんにちは船井勝仁です。
 先週の3連休、皆様はどう過ごされたでしょうか?
シルバーウィークがあったばかりなのにもう3連休ですから、休んでばかりいるようです。
戦後の大混乱の中からここまで豊かな日本を築いたのは、
先輩の世代の人たちがエコノミックアニマルといわれようとそんなことは気にせず、
一生懸命働いてくれたおかげだと思います。
我々もワクワク楽しみながら自分の役目を果たすためにがんばらないといけませんね。

 この連休は珍しいことに両親から箱根に行きたいから運転手をしてくれと頼まれました。
おかげさまで父もずいぶん元気になってきました。
夏休みに行った時は熱海の自宅から車で15分ぐらいの
十国峠に行くのが精いっぱいだったのですが、
今回は母が大好きな仙石原のすすきの原を見に行きたいということでの
小ドライブ旅行になりました。
途中でお昼を食べたり渋滞に巻き込まれたりはしましたが、
結果的には芦ノ湖を完全に1周して5時間あまりのドライブになりました。
 
 まず、箱根神社に行きました。急な階段を登ってお参りするほどはまだ元気がないようで、
参拝は私が代わりに行ってきました。
駐車場の横の社務所で九頭龍神社のおみくじを引いたら大吉だったそうです。
また、そのおみくじのメッセージがとても今の父の状態を言い当てていて
これから良くなっていくという風に読み取れると母が大変喜んでいました。

 その後、箱根プリンスホテルでお蕎麦を食べてから仙石原に向かいました。
連休中でしかもちょうど見頃ということもあって、
仙石原にこんなたくさんの人がいるのは見たことがないと
母が言うぐらい大勢の人がいましたが、
車の中から見事なすすきの原を堪能させていただき大満足。
普段なら途中でUターンして往復楽しむそうですが、今回は帰り道が大渋滞していたので、
予定を変更して芦ノ湖を箱根スカイライン、芦ノ湖スカイラインと通って1周することにしました。

 父は1度通った道は絶対に忘れないそうで、急な予定の変更も全く問題ありません。
「俺がいるとナビはいらんやろ」とちょっと自慢げに話していました。
スカイラインは山道なので体調が万全でない父にはきついかなと思ったのですが
大丈夫だったようです。
 芦ノ湖スカイラインの展望台で休憩している時にとても不思議なことが起こりました。
両親は二人とも富士山が大好きです。
天気は良かったのですが、富士山は雲に覆われていて残念ながら見えませんでした。
せっかく箱根に来たのにがっかりしているだろうなあと思ったのですが、
父は芦ノ湖の対岸の九頭龍神社に向かって
お祈りというかお祓いというか周りの人が気づかないぐらいの簡単なことをやり始めました。

 そうすると、富士山がみるみるきれいに見えるようになってきました。そして、
二人ともごく当たり前のように綺麗な富士山を楽しんでいました。
私はその時、なぜか日月神示の「富士は晴れたり日本晴れ」というフレーズが浮かんできました。
そして、岩戸開きができてミロクの世がはじまったような気がしました。
富士山の写真はロッキー田中先生のものを楽しんでいただくこととして、
芦ノ湖をバックにした両親の写真を載せます。

 <転載終わり>
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 今年の夏に日帰りで箱根に行きましたが、富士山がとても近くに見えて、迫力がありました。個人的には西伊豆から見える富士山が美しいと思いますが、真近かで見る富士山も力強くて素晴らしかったです。

 船井幸雄氏が箱根でお祓いをすると、見る見る雲がさけて富士山が現れたようですが、船井氏にはそういう不思議な力が備わっているのかも知れません。

 9月13日ににんげんクラブ全国大会が横浜の港みらいで開催されましたが、その会場で3,000人が船井氏の下、日本に地震が来ないよう祈りました。
 聖書には、暗号として、2009年9月後半に日本のある都市で大地震が発生すると書かれているそうですので、船井氏は有意の人3,000人が祈ることにより、その地震の発生を抑えたいとのことでやりました。

 聖書の暗号にあるような地震は9月中には、発生していませんので、みんなで祈った効果が出ているのでしょうか。100匹目の猿現象が起こったのかも知れません。
 

「円高で、為替仕組み債が破裂(破綻続出へ)」 朝倉 慶氏

2009-10-27 13:00:04 | 船井幸雄氏

 「円高で、為替仕組み債が破裂(破綻続出へ)」

                        朝倉 慶

いよいよ為替仕組み債が緊急事態

 10月17日号の「週刊ダイヤモンド」によると、日本の為替仕組み債(※)投資の実態の一部が詳しく報道されています。読むだけでも驚きですが、問題はこの報道でさえ一部を書いたに過ぎず、日本全体でみると、凄まじい額の為替仕組み債取引がなされているのは疑いなく、これが、私の見方通り、激しい円高ということに陥れば、ほとんど全てノックイン状態(いわゆる契約で言われた為替の水準に到達して、大損する状態)になるのは疑いなく、国家として、緊急事態を迎えることになるだろうということです。
 亀井大臣は今すぐに(円高になる前に)、このような外資や国内の大手銀行と結んだ「デリバティブ契約の無効」を、国家の意志として、アメリカ側、ないしは大手金融、欧米金融機関、デリバティブの組成側に、超法規的措置として通達すべきです。
 このまま円高を迎えれば、これらデリバティブ契約に基づく為替仕組み債が、予定通り爆発して、地方自治体、大学、財団、また各地の中小企業など、ほとんど、仕組み債倒産に陥ってしまうでしょう。
(※仕組み債(しくみさい)とは、デリバティブ(金融派生商品)を組み込むことで、通常の債券のキャッシュフローとは異なるキャッシュフローを持つようにした債券。)

すべては必要必然。高まる亀井大臣への期待

  亀井大臣のようなキャラクターが、今この大混乱の前に日本の金融担当相という極めて重要なポストに就いた、またはこれを決断した鳩山首相、すべては必然的に起こっていることです。大混乱に立ち向かう日本としての政権ができているのです。亀井大臣も鳩山首相も、まさに日本の救世主となって、今までの一般常識では考えられないことですが、このデリバティブ取引に関しては、販売側の金融機関の行動に対して、金融商品取引法の拡大解釈を使って、今、日本国として、すべてのデリバティブ契約無効を宣言すべきなのです。

  これら、デリバティブ契約の無効宣言は、実は中国は国家の意志として、すでに欧米金融機関に通達しています(要するに借金の踏み倒しです!)。
 これは、損失が確定してからの話で、商取引としてみると、損したのに払わない、払えないという姿勢になります。これでは、日本も自由陣営の一員ですから、まずい。だから今、円高になる前に<デリバティブ契約の無効>を、国家として行動するのであれば、ぎりぎり許される範囲かという気がします。いずれにしても時間はありません。一刻も早く、この問題に対処しないと、地方自治体の破綻や財団、大学の破綻が相次ぐに違いありません。

ドル暴落、円高の流れは時間の問題

 とにかく、驚くべきデリバティブ汚染が日本中に蔓延しているのです。それも、デリバティブのデの字すら知らないような、地方自治体、大学、果ては幼稚園の資産運用にまで、及んでいるのですからたまりません。なんと日本では、40自治体、総額4,670億円が仕組み債に汚染されているのです。これらは円高によって、ほぼ100%近く、大損する運命にあるのです。昨年から問題になった大阪産業大学や、駒澤大学、経団連、慶應義塾大学などの多額の損失は、主に豪ドルとの契約で起こったことです。それに比べて、これから起こってくるであろう円ドルでのデリバティブ契約は、その額も広がりもケタ違いになっているのは疑いありません。一般的に考えれば、そのような70円を切ろうか、という円高が起こるなどとは考えられないでしょうし、これら為替仕組み債の設定している損失を被るラインは、主には、それだけの激しい円高ラインを設定しているものと思います。ですから、為替だし、先のことはわからないし、そんなことは日本も国家として放置しないだろうと思うでしょうが、そうはいかないのです。もはやドル暴落で円高になっていく、ないしはそういう風に相場を持っていく流れは、すでにこの地点で、決定しているといってもいいでしょう。時間の問題です。
 大阪府は1,050億円を仕組み債で調達、仮に想定の為替ラインになれば、金利はその契約で結ばれた上限である10%に達してしまします。
 その金利負担だけで年間100億円となるのです。大阪府は「金利が上昇するリスクはきわめて低い」と言っているようですが、そんなに甘くはないのです。デリバティブ契約はお金の取りあい、今、大阪府がこの契約でメリットを受けているならば、そのメリット部分は、デリバティブ契約組成側の損失になっているわけですが、これから先は、大阪府がその何倍もの損失を被る順番となり、デリバティブ組成側に貢ぐ形となるのです。

 パワー・リバース・ディアルカレンシー(PRDC)債、これは、日本中で売られている為替仕組み債券ですが、まさに、騙しのテクニックを最大限に駆使したような商品構成になっています。よく騙すには最初に儲けさせること、と言いますが、ご多分にもれず、まず1年目は魅力的な金利を提示します。年5%です。その上、なんと元本保証です。発行体はトリプルAの極めて信頼のおけるところ、これならどうですか? あなたも投資しませんか?
 元本保証で、最初の1年は年5%の金利、その後も激しい円高にならなければ、高金利が保証される。2割とか3割近い円高になれば、金利はゼロになりますが、30年後には元金はちゃんと返ってくるという商品です。何かいいことだらけではないですか?
 自分も投資したいと思うでしょうが、これには落とし穴があるのです。円高です。円高になれば30年に渡って金利がもらえないのです。30年後の元金が返ってきても、その時の物価情勢はどうなっていると思いますか? おそらく10倍にはなっているでしょう。そうなれば元金が30年後に返ってきたところで、9割減です。
 まずはなぜ、このような商品ができるのか? いったい誰が儲かるのか? そこから考えないとわかりません。

すべては日本国民から巨大な金融資産を巻き上げるための施策

 まず、すでに目ざとい投資家にとっては、ドル暴落に伴う円高の流れは必至なのです。そして、その時に「いかにして日本国民の巨大な金融資産を巻き上げるか?」がシュミレーションされてきているのです。にわかには信じられないでしょうが、実はそういうことなのです。その正確な相場の見方、世の中の今後の動きに裏打ちされた形で、巧みに日本の金融機関でさえ巻き込まれて、日本国民の大事な資産が、国民が納得して収奪される手段が、この為替仕組み債なのです。地方自治体だろうが、大学だろうが、経団連も、一応の説明は受けているはずです。当然、激しい円高になれば、自分の投資が損失を被ることは、その額を正確には判定できなくても、理解はしているでしょう。問題は、「そのような円高はあり得ない」と思わせる、このデリバティブ組成側のテクニックなのです。

 彼らにとってドル暴落と円高は既定路線なのです。それについては、11月にビジネス社から発売予定の船井幸雄会長との共著でも詳しく解説しました。残念ながら、日本をリードするような経済界のオピニオンリーダー達には、このような裏の事情は理解しづらいことでしょう。
 現実に起こっていることは、日本の頭脳である有名大学におけるデリバティブ汚染なのですから救われません。慶應義塾大学の365億円の損失はすでに報道されています。同大学は、今後は資産運用の路線を転換、仕組み債投資は凍結しました。
 早稲田大学は昨年度の決算で28億円の損失、現在は、評価損は81億円に達していますが、早稲田側は「証券会社が提示する参考価格は投げ売り価格で、合理的に確定された時価ではない」として「今後も為替のリスクを取りに行くことを全体で決定したうえで、その範囲で収益を上げていく方針」と言っています。さらに今までの投資を貫くという姿勢です。そして驚きは東京大学です。東大も仕組み債を5億円購入していたことを明らかにしたのです。
 早稲田側のコメント、為替のリスクは取りに行くのだ、という考えは、投資ですから、それでいいのですが、問題は、揃いも揃ってなぜ、すべての大学、経団連、地方自治体、地方銀行、幼稚園までが、円安に賭けるのですか? なぜ、すべての投資が損失方向なのですか? 円高になって儲かるところは一つもないではないですか? 考えてください!投資ですよ!どうして一方方向、すべて円安投資なのですか? おかしくありませんか? 日本中が狂っていませんか? 東大、早稲田、慶應、日本の頭脳ですよ!彼らはどんな頭をしているのですか? 揃いも揃って金融で大損、みんな円安でしか儲からない投資に巧みに追いやられていることが、わからないのですか!

 すべては、人を信じやすい日本人の特性、また、今の金融の本当の姿を知らない、金融機関のトップ、監督機関のトップにも問題があると思います。
  「デリバティブ」というものが問題なのです。デリバティブは使いようによっては、まことに便利、確かにデリバティブで革命的に、いろんな商品やリスクヘッジができるようになったのは事実なのです。しかし、デリバティブはお金を増やすものではありません。総額は変わらず、お金を取りあう仕組み、それがデリバティブです。仕組み債で自分が有利と思えば、誰かがその損を背負うのです。日本人が損をすれば、誰かが儲かっているのです。ゼロサムゲームですから当たり前でしょう!デリバティブ商品はそういうものなのです。ですからポーカーですよ。丁半ばくちですよ。これを東大から幼稚園までやっているわけで、この金取りゲームの総ヤラレの敗者が日本人の大集団なのです。悲劇は自分が丁半ばくちをやっていることがわからなくて、実はやっている、そして損をしているという事実です。東大や早稲田、慶應まで騙されるのだから仕方がない、という問題ではありません。今の資本主義というシステム、その行きついたところが、我々が意識もしないうちに、丁半ばくちに引き込まれていく、ということが大問題なのです。

 <転載終わり>
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 早稲田や慶応、駒沢、大阪産業大学などがデリバティブに手を染めていたことは、朝倉氏のレポートで知っていましたが、東大や地方自治体、幼稚園までがやっていたとは知りませんでした。

 「すべては、人を信じやすい日本人の特性、また、今の金融の本当の姿を知らないことが原因」ということですが、日本人はそもそも人を騙すような人はいないと考えていますので、真剣にディバティブを勧められれば購入してしまうのだと思います。自分もそういう傾向にありますので、誠実そうにデリバティブを勧められれば、購入してしまったかも知れません。

 ただ、指導的な立場にいる人は、易々と人の誘いにのり、大金を賭けてしまってはあまりに責任がなかったと言わざるを得ません。既に4,670億円もの契約が結ばれているそうですので、今後それが爆発して行くのでしょう。

 副島隆彦氏によれば、野村證券や大和証券、三菱東京UFJなどは、今でも庶民に仕組み債を販売しているとのことです。昨日も今日も仕組み債を買っている人がたくさんいるそうです。「地獄への道は、人の善意の絨毯で敷き詰められている」と副島氏は言われてますが、余りにも悲しいことです。


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/money2/index_0910.asp

 「風向きが変わっただけ? 崩壊モードの自民党」 飛鳥昭雄氏

2009-10-26 06:32:46 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「風向きが変わっただけ?」

                          飛鳥昭雄

 自民党は、先の「衆議院選挙」惨敗の原因を、ただの“風向き”としか考えていないことが判明した!!

 「一度大きくふれた振り子は必ず戻ります!」と豪語するのは、土下座までして惨めに敗北した小泉チルドレン・片山さつき(元)衆議院議員だが、徳川の幕藩体制が明治維新後に戻るという知能レベルに開いた口がふさがらない。

 (元)国税庁官僚でもある片山さつきは、民主党が無駄遣い撲滅を民間の力を借りて査定する「業務仕分け」を一笑する。「私の経験から言わせていただくと、あんあものできるわけがないわ」

 大事なのは、100パーセントできるできないではないだろう。無駄遣い撲滅を、国民の前で少しでも頑張る姿勢である。自民党が一度でもそんな真似をしたことがあるのか?

 小泉チルドレンが無能だった理由を、片山さつきがさらに証明しているようで、その姿はそのまま今の自民党の姿を物語っている。

 自民党は、神奈川と静岡の「参議院補欠選挙」に、小泉の息子を露払いに担ぎ出し、見た目とカッコがいいので票が取れると判断している。

 さらに自民党総裁の谷垣は、右翼の票を固めるため、あれほど反対していた「靖国神社」の参拝を行なった。

 何か完全にピントが外れている。それもそのはずで、「東京都議選敗北」の総括も、「衆議院選挙惨敗の総括」も全くといっていいほど行なわず、無視さえしているからだ。

 それは、一連の大敗北は、民主党に風が吹いただけとする自民党本部の判断にある。小池百合子衆議院議員などは、自らを「風見鶏のお百合」と称して逆風を利用しようとしたが、惨めに惨敗し、比例復活で首の皮がつながった。

 つまり自民党の誰もが、大地そのものが激変する「地殻変動」ではなく、ただの風向きとしか見ていなかったことを意味する。

 そういう中、これまでの自民党の「支持団体」である、日本医師会、日本歯科医師連盟を筆頭に、次々と離脱を初めている!!

 それもそうだろう、従来の自民党のやり方で、もう一度政権を取り戻せると本気で考えているような“泥舟”に、加担をするような団体や組織など存在する方がおかしい。

 しかし、自民党本部はそれら一連の流れを本当に理解できないようである。

 外部団体への引き締めをはかれば、流れを食い止められると本気で考えているようで、まるで阿呆である。もはやゴミ状態というのが今の自民党で、やれることといえば民主党の揚げ足を取ることしかないとは、あまりにも情けない集団だ。

 こんな政党に未来は無い。何をやっても目が覚めない組織など、今の時代には全く不要で、それこそがリストラの対称である。

 空中分解でもしてどこかに消えてしまえばいい。

 <転載終わり>
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 民主党が政権を取ってからは、自民党の話題はあまり日常では出てきませんが、多くの方々も同じような状態ではないかと思います。会社でも、友人との飲んだ席でも自民党の話しはほとんど出なくなってしまいました。出るとすれば、自民党もいよいよ終わりだね、というネガティブな話題くらいです。

 飛鳥氏が言われる通り、選挙で負けたのは、単に民主党に風が吹いただけと、本当に自民党は考えているようです。国民はそれほどバカではないので、今回の選挙では自民党を見限ったわけですが、当の本人が何等反省も無いとすれば、解党への道をまっしぐらに進むだけだと思います。

 今回の敗北を心より反省できたなら、自民党にも復活のチャンスはあると思いますが、自分たちは悪くない、国民の選択が間違っていると考えているとすれば、今度の参議院選挙でも大敗をすることになると思います。

 しかし残念ながら、自民党は反省の色が無いということは、国民にはバレてしまっていると思います。50年以上に亘って、アメリカと官僚の言いなりになり、大企業のみ優先し、5新聞と5テレビ局と一緒に日本国に不利益を与え続けた自民党に、いい加減国民が愛想をつかした結果が、先回の選挙だったということを、未だに全く理解できていないのが今の自民党です。反省が無いということは、その先に一切進めないですので、どうにもできないというのが自民党の現状だと思います。改善のしようがありません。自分たちは悪くないと本気で思っている人には、何を言っても無駄ですので、もうどうにもならないと思います。



 ●ASUKAZEERA
  http://askazeera.cocolog-nifty.com/

「オバマ大統領、新型インフル緊急事態を宣言」 読売新聞 10月25日

2009-10-25 15:02:27 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「オバマ大統領、新型インフル緊急事態を宣言」

                        読売新聞

【ワシントン支局】オバマ米大統領は24日、新型インフルエンザについて「緊急事態宣言」を出した。インフルエンザの感染拡大を防ぐため、国の医療機関の施設を充実させ、患者の増大などに備える。

 米疾病対策センター(CDC)によると、米国内では既に数百万人が新型インフルエンザに感染、死者数は1000人を超えている。

(2009年10月25日01時09分 読売新聞)

 <転載終わり>
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 今朝、テレビでニュースを見ていた時に、新型インフルエンザ対策として「緊急事態宣言」を発令したと伝えていました。緊急事態宣言の発令とは、正直たまげました。緊急事態宣言とは、有事の際に発令されるものでしょうから、かなり緊迫した状況なんだろうと思いました。

 しかも、新型インフルエンザに罹っている人が既に数百万人もいて、更に1,000人もの人が死亡しているという状況とのことでした。

 アメリカの新型インフルエンザがそれほど広がっているとは、思ってもいませんでした。びっくりです。

 更に、なんとなく不気味なのは、インフルエンザ対策として「緊急事態宣言」を発令することにより、その範囲がインフルエンザを越えて、国民の自由を奪うものに発展してしまわないだろうかと感じることです。

 今回の緊急事態宣言の次には、金融機関の預金の制限や引いては言論への統制などに及んでくるという可能性も、否定はできないと思います。常に副島隆彦氏や朝倉慶氏が予測されているような、自由が制限された統制社会に進んでいく可能性が、徐々に高まってきたようです。


 ●読売新聞
  http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091025-OYT1T00150.htm

羽生善治名人が日月神示を読む

2009-10-25 14:41:31 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「最近とても面白い」 中矢伸一


先週は、あの羽生善治名人と、渋谷で対談してきました。
羽生さんは、「にんげんクラブ全国大会」にも出演されましたが、8月と9月に開催された
私の古代史セミナーにも参加者としてわざわざ来てくださり、熱心に聴講されていました。
『たまゆら』も以前購読されていたこともあって、拙著も読んでくださっているようです。
日月神示の全巻本である『完訳・日月神示』も読まれているそうです。

誰しもが認める大天才であり、超頭脳の持ち主の羽生さんですが、お話しするととても
お人柄がよく、品格にあふれ、かといって威を張るところもなく、常に自然体で、大変
好感の持てる方です。
ともすれば、この方こそが「棋聖」と呼ばれ、将棋界のトップに君臨する人なのだという
ことを忘れてしまいそうになるぐらい、軽やかに話は進みました。
もちろん、私は将棋の世界についてはズブの素人なのですが、古代史の世界や日月神示の
ことなど、話題には事欠きませんでした。
やはり天才と言われる人というのは、いろいろな“引き出し”があって、しかもそれぞれに
鋭い洞察があり、普通の人とは違うと思いました。
この対談の模様は、『たまゆら』12月号に掲載する予定です。

また先週末には、「脳を最適化することで体を癒す」という、あるヒーリング系の技術を
体験してきました。
10月11日の講演会で、高島康司氏さんがちょっとだけ紹介されたテクノロジーと言えば、
参加された方はすぐにおわかりでしょう。
このライセンスを持つ人は日本に今のところたった一人で、しかもまだ日本に導入された
ばかりのため、施療希望者の受け入れ体制も整っていません。
今は新しく施療スペースと事務所を設けるなど、目下のところ準備中の段階で、詳しく
お伝えできないのが残念です。
でも、これが公に宣伝されれば大反響を呼ぶことは必至でしょう。
なにしろ、高島さんが講演でほんの少し話しただけで、予約が殺到してしまっているの
ですから。
正式にOKが出ましたら、『たまゆら』で取材させて頂きたいと思っています。

こうした技術が出てきたことも、時代の流れとして必然であるように思われます。
羽生名人との対談といい、こんな最先端のヒーリング技術を体験させて頂けたことといい、
最近はとても面白いことが相次いでいます。

 <転載終わり>
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 羽生義治名人が、中矢氏の著書や日月神示を読まれているそうですが、日月神示はいよいよ有名人にも読まれるようになってきたようです。

 羽生名人は9月13日のにんげんクラブ全国大会にも、ゲスト出演をされていましたので、私も実際にお話しを生で聞くことができました。とても謙虚で、しかも経済や人間の生き方など、色々なことに関心をもっておられる方だなという印象を受けました。しかも、とても感じのよい方です。やはり一流の方は、人間もできているのですね。


 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/


「ダウが上昇し、原油が$80へ、そして金が最高値近辺へ上昇」 Nevada

2009-10-24 06:54:14 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「ダウが上昇し、原油が$80へ、そして金が最高値近辺へ上昇」

                          Nevada

まさに、「Win,Win,Win」状態になっており、投資家パラダイスになってきています。

0%金利を使って【株価指数】を買った投資家も、【原油先物】を買った投資家も、【金先物】を買った「投資家・投機家」も、皆、利益を上げており、まさに投資家パラダイスになっています。

そこで気がつくことがあります。
これはどこかで見た光景であると。

そうなのです。
リーマンショックの前と全く同じ光景なのです。

景気が悪化を続ける中、相場だけが上昇して投資家パラダイスをエンジョイしている。

今、相場には物凄い<歪>が溜まってきており、この<歪>はリーマンショックより拡大しています。

次回この<歪>が解消した際にはとてつもない大崩壊が市場を襲いますが、この崩壊は実態以上に買い上げられている【株式市場】だけの崩壊になり、原油・金、中でも【金】は資金の逃避先として急上昇する筈です。

今、稀少金貨市場も同様で価格の低い【稀少金貨】は買い一色となっており、全くという程購入が出来ない状態にあります。

当面、価格の低い【稀少金貨】は今の価格の2倍以上になると専門家は指摘していますが、まとまって購入をしようと思いましても全く出来ない状態になっており、皆、いらだちを隠せません。
結果、果たして2倍の上昇で終わるのかどうか。

以前13万円でお薦めしました【稀少金貨】が今や38万円に上昇しており、購入頂いた方には喜んで頂いて貰っていますが、これが100万円(1万ドル台)に乗せてひとまず安定に移行する筈ですが、果たしてそこで止まるのかどうか。

稀少性・市場の内容を知らない者は13万円から20万円に上昇した際に「バブル」と騒いでいましたが、今やその水準から2倍近くに上昇しています。
中にはチャートを見て2005年の時点で稀少金貨は崩落すると言っていた者もいましたが、今やその水準から2倍近くになっています。

【稀少金貨】市場は歴代、資産家が構築してきましたが、外部の喧騒には全く関係ない相場が資産家により形成されていっています。

 <転載終わり>
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 Nevada氏が言われるように日経平均も1万円以上ですし、ニューヨークダウも1万ドルを行ったり来たりの水準と、リーマン以来の高めで落ち着いているように見えます。原油も80ドルに届くところまで来ており、投資家はさぞや儲かっていることでしょう。
 
 しかしながら、私たち国民とすれば、株や先物の相場が活況を呈していても、生活は全くよくはならず、かえって悪くなっているという想いが強くなっています。新聞でもテレビでも、景気は底をうったのでこれからは反転して良くなるだろうと言ってますが、あまりに国民の意識とズレがあると感じます。
 いつも通る商店街では、酒屋が閉店し、居酒屋も撤退しました。また、私の知り合いが転職で就職先を探していますが、なかなか面接にも応じてもらえないそうです。1つの募集に対して10倍以上の応募があるので、倍率が相当高くなっているようです。まだ、募集があるのはマシなのかも知れませんが。

 テレビや新聞はこれから景気は良くなりますよ、としきりに言ってますが、国民はそれほど楽観的に考えてはいないと思います。実際の身の回りが良くなっていませんので、当たり前かとは思います。

 相場だけが良くて、実生活は厳しくなっている状態で、リーマンの第2発目が来るように思います。
 ここのところ、毎日快晴で気持ちのよい天気が続いています。あまりに平和で、この状態がずっと続いて欲しいと想ってしまいます。そんな状態の時に、第2発目が炸裂するのでしょうか。コンピュータデータ解析のWebBotでは、景気が持ち直したように見える時期に、第2の巨大な爆発があると予測しています。それこそが、「ドルの死」だそうです。



 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

 「22兆円に達する国債費:税収38兆円」  Nevada

2009-10-22 07:57:14 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「22兆円に達する国債費:税収38兆円」

                        Nevada

来年度の予算案で計上されています【国債費】(元本返済分+利息分)が22兆円にも達し、これは想定されています税収(38兆円)の<58%>にも達する危機的水準に達することが明らかになっています。

収入の半分以上が過去にした借金の利払いと元本支払い分に消えることになるのです。

しかも今の「低金利」でこの22兆円になっており、もし金利が上昇すれば税収全てが【国債費】に消えるという破たん状態に陥ります。

金融市場は破たんが見えてくればその「準備」のために動きます。
今はまだ一部の資産家と個人・法人が危機を感じて動いているだけですが、これがいずれは多くの国民に広がれば日本から資金が逃げていきます。

国民金融資産の現預金(790兆円)の10%である80兆円でも動けば円は暴落します。
そして日本国内から資金が消えていけば国債の発行も出来ない状態に陥ります。
全てが逆回転することになり、そうなればもう手がつけられない事態に陥ります。

今回の【国債費22兆円】を見て何もしない国民はいずれ資産を失い生活が破たんするという事態に陥ることになる筈です。

 <転載終わり>
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 日本は既に破産しているという意見を聞くことがありますが、国債費22兆円の発行はその主張を正当化するように思えました。

 『収入の半分以上が過去にした借金の利払いと元本支払い分に消えることになるのです。』 とNevada氏は言ってますが、収入の半分以上を借金の利息に払うということは、破産に近い状態ではないかと思います。

 例えば、手取り給料30万円(額面38万円くらい)の人が、毎月15万円をサラ金に返済しなければならず、残りの15万円で暮らしているということになります。かなり厳しい状態といえます。

 手取り給料20万円(額面25万円くらい)の人なら、10万円を返済し、残り10万円で生活することになります。家賃6万円、水光熱費2万円、食費4万円、携帯5,000円の最低限の生活でも、25,000円の赤字です。更にまたサラ金から借りることになります。

 このように個人に置き換えて考えると、今の日本の財政は確かに破産寸前だといっていいと思いました。資本主義の後に来る、思いやりのある経済システムへ移行するためには、やはり資本主義は消滅せざるを得ないように思います。


 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report/