日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

慰安婦問題の合意とアメリカの思惑

2015-12-30 05:01:15 | 日月神示の実践

 

 年の瀬に大きなニュースが飛び込んで来ました。日本と韓国とで慰安婦問題が合意したとのことですが、様々な意見が飛び交っています。新聞やテレビの報道は、とりあえず合意に至ってよかったねという論調ですが、左の方は韓国の要求通りの合意だったと言っています。保守の方も、韓国のことだからきっとまた蒸し返すだろうと危機感を持っています。

 日本人としては1965年に慰安婦問題は決着済みと考えていますが、韓国としては外交を有利に進めるための道具として毎回使ってきます。日本人とすれば、いい加減にしてくれと思いますが、あの民族は信仰宗教のように信じきっているのでどうにもなりません。朝日新聞が自爆して、日本軍による強制連行はなかったということが証明されたにもかかわらず、相変わらず謝罪して金を払えと言って来ます。

 当時の不幸な環境のため、慰安婦にならざるをえなかったことは、気の毒なことだとは思いますが、強制連行で無理やり慰安婦にさせられたわけではなく、自分から慰安婦に応募して来たわけですから、すべて日本軍が悪いというのは誰が考えてもおかしいわけです。しかも日本は何度も賠償金も払っているのです。すべての責任は日本にあるというのであれば、吉原や堀ノ内、雄琴、福原などで今働いている風俗嬢は、みな日本政府から賠償金をもらえることになります。まあ、こんなことを言っても韓国人は聞き入れませんが。

 ではどうして今頃、合意をしたのでしょうか。鍵を握るのはアメリカです。今回の慰安婦合意の言いだしっぺはアメリカだと言われています。

 ご承知のとおり、韓国経済は極めて悪く、破綻の危機に瀕しています。1997年に韓国が破綻した際には、IMFが入りましたが、今回破綻した場合には中国に飲み込まれる可能性もあると思われます。せっかくIMFの管理下に入れて、サムスンや銀行などの財閥系企業の株を半分以上外国(アメリカが主、日本なども)が取得したのに、みすみす中国に持って行かれるのは容認できないということだと思います。

 韓国や中国は単純なので、反日という分りやすい行動をしていますが、アメリカはもっと狡猾です。個人的な見解ですが、アメリカは腹では反日的なところがあると思っています。アメリカは日本に原爆を2発も落としたことに対して、日本が謝罪や賠償を求めることを怖れているのではないかと思います。引いては東京裁判を見直す方向に動くことが怖いのではないでしょうか。それで韓国や中国に働きかけ、日本軍は極悪であるという方向へ持っていっているのです。広島や長崎の一般市民の無差別殺人という歴史上最悪の非道を、世界に知られることが怖いのです。結局、今でも日本は敗戦国の呪縛から解放されていないということです。戦争に負けるということは、こういうことです。

 日本が原爆投下や東京大空襲という非道を糾弾し始めることを怖れているアメリカですが、自国の経済が低調になっているため、目先の利益を優先したのだと思います。日本と韓国の慰安婦問題を収束させ、破綻の危機にある韓国が中国に取られないための動きではないかと思われます。

 韓国最大の銀行である国民銀行は、外資比率が85%です。筆頭株主はアメリカのニューヨーク銀行。韓国3位のハナ銀行の外資比率は72%で、ゴールドマンサックスが筆頭株主。韓美銀行は完全にシティグループの傘下になり、韓国シティ銀行になりました。ポスコの外資比率は50%で、筆頭株主は新日鉄になります。韓国が中国に取り込まれてしまえば、これらの企業の利益を手放すことになってしまいます。日本企業も韓国企業の株を大量に持っていますので、そこはアメリカと思惑が一致したといえます。

 今回は、とりあえず慰安婦問題を収束させたので、韓国の方から断ってきた日韓通貨スワップも、復活させるのかも知れません。この度の慰安婦問題の合意は、事前に日本とアメリカ、韓国とで、綿密に打ち合わせがされたと思います。アメリカも韓国もお金が無いので、この選択しかなかったのかも知れません。

 韓国はきっとまた慰安婦問題を蒸し返すだろうと危機感を持つ人は多いと思いますが、アメリカがOKを出さない限り、韓国はおとなしくしていると思います。

 

 


今年をふり返って

2015-12-06 06:53:14 | 日月神示の実践

 

 あっと言う間に12月に入り、今年も残すところわずかになりました。今年は最大級のエルニーニョ現象のせいか、12月でもわりと暖かい日が続いています。今週も16℃前後まで上がる予報ですから、本格的な冬は少し先のようです。

 今年は常総市の水害など、一部の地域では大きな被害がありましたが、全国的にはわりと平穏な一年だったように思います。ただ、世界に目を向けてみると、いろいろありました。フランス・デンマーク・チュニジア・タイ・トルコなどのテロや、ドイツ・ロシア旅客機の墜落、ウクライナ問題、ネパール地震約9000人死亡、中国大型客船沈没442人死亡、韓国Mers拡大、中国天津大爆発140人死亡、シリア難民問題、シリア空爆、トルコがロシア軍機撃墜等、激しい一年だったことが分ります。

 他にも、原油価格40ドル台まで下落、中国経済減速、AIIB設立、中国南沙諸島占拠、ローマ法王訪米、フォルクスワーゲン不正事件、中国抗日戦争式典、米国・キューバ国交回復、イラン制裁解除、韓国で駐韓米大使襲撃、ロシア野党指導者暗殺など激動の一年だったことが分ります。

 これらの出来事は、世界の仕組みが大きく変化する中で、起こされていると考えることができます。中には偶発的に起こった出来事もあるでしょうが、基本的には何かの目的をもって、誰かに起こされたといえます。世界を牛耳るほんの一握りの勢力が、下部組織を使って起こしていると見ることができます。その一握りの闇の勢力については、月刊『玉響』で、中矢代表より情報をお伝えいただいていますので、輪郭程度は理解できています。日本という国が、これから起こるであろう変革の鍵を握っているとは驚きました。中矢塾ではさらに突っ込んだ内容をお話ししただけるので、関心のある方は参加されるといいと思います(中矢塾はひふみ友の会会員限定となります)。

 

 今までアメリカによって育てられ経済発展をしてきた中国は、アメリカの国力が弱まったと見るや、今までのことを忘れたかのようにAIIBの設立を目論んだり、南沙諸島に不法に基地を作ったりしましたが、どうもやり過ぎたようですね。AIIBにはイギリスをはじめフランス、ドイツ、イタリアなど、アメリカの同盟国がほとんど賛同してしまいました。これにはアメリカも驚いたようです。アメリカに従ったのは日本しかいなくなってしまいました。日本にとっては、中国がやらかしてくれたので、アメリカから最後の友と判断されたようです。これが安倍首相の米国議会での名演説につながっていきました。今年も日本はツイてましたね。

 左翼たちはアメリカはもうダメだ、中国のAIIBに入らないと日本はおしまいだと騒いでいました。アメリカにしっぽを振る安倍首相は愚かだと散々言ってましたね。確かに日本を骨抜きにしたのは戦後のアメリカの戦略でしたし、今でも属国であることは間違いありません。しかしながら今の情勢では、沈み行く超独裁国家の中国と心中するわけにはいきません。とりあえずアメリカと足並みを揃えることが、現時点での正しい選択肢だといえます。

 左翼からアメリカのポチとののしられている安倍首相は、本当は隠れ自主独立派だと思います。今はアメリカに従っていますが、長い戦略の中では、憲法を改正し、自衛隊を国軍にし、アメリカと対等の関係を築いていこうと考えていると思います。在日米軍はすべて撤退させる腹づもりだと思います。これで沖縄の問題も解決です。東京三多摩地区の人は、わざわざ成田まで行かなくても、横田から海外へ行けます。祖父の岸信介元総理も、同じ戦略を執っていたと思われます。表立って反対をすれば、歴代の総理のように暗殺されてしまいますので、そこは慎重にやっているのでしょう。いろいろと批判されても、馬耳東風が何よりです。

 特定秘密保護法やテロ三法、安全保障関連法を制定させた安倍首相を、左翼たちは相当恐れています。左翼マスコミを総動員して反対キャンペーンを張ったり、シールズという共産党の下部組織である民主青年同盟(民青)を暴れさせていましたが、予定通り法案は可決されました。ホントに運の強い首相ですね。

 今年は水面下で大きな変化のあった年でした。来年はそれが表に現れて来るように思います。どう変化してもいいように、体を鍛えて、なるべく心を自由にしておこうと思います。