日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

ひふみ農園に行ってきました

2010-10-31 22:19:26 | 日月神示の実践
 今朝7時45分ころに家を出まして、群馬県の赤城山麓のひふみ農園に行き、作業をして、先ほど(21時ころ)自宅に帰ってきました。

 今日の天気予報は、台風14号の影響で雨とのことでしたが、運良く雨には降られませんでした。今まで不思議なことに、赤城のひふみ農園に行く時には、一度も雨に降られたことはありません。ですから多分今日も大丈夫だろうと思っていましたところ、やはり雨には降られませんでした。ホントにいつもツイてます(笑)。

 今日は初めて来られた方もいましたので、畝の作り方と種の蒔き方、テラサイエンス資材の使い方などの実習を行いました。2度目以降の方には、追肥や土寄せ、間引きの仕方を実習しました。

 皆さんとても熱心ですので、覚えも早いですね。集中力もあるので、ほとんど1回で覚えてくれます。たいしたものだと思いました。

 9月半ばに蒔いた大根を試しに抜いてみたところ、25cmくらいに成長していました。たった3mmの小さな種が、45日経つと25cmにも育つのですね。感動的です。
 太陽の光と雨水と、土の栄養だけでこんなに大きくなるのですから、驚きです。太陽の光も雨水も、自然から無償でいただいています。お土も無償です。しかも無農薬ですので、農薬代もかかりません。ただ、最初の2、3年だけはテラサイエンスの資材の費用がかかります。10坪で1000円くらい(1年間で)ですので、農薬や化学肥料を使う石油農法よりも、ずっとコストは安くてすみます。

 しかも、今日はF1種ではない、自家採取の種を蒔いたので、収穫後には種を採ることができます。そうなると、来年は種代も無料になります。農薬&化学肥料&毎年種を購入の石油農法よりも、コストがかなり安くなります。

 テラサイエンス資材を2、3年与えて一旦土壌を作ってしまえば、その後は無農薬・無肥料で栽培することができます。一切何も与えなくても大丈夫です。木村秋則氏の奇跡のりんごと同じ仕組みです。
 普通に無農薬・無肥料栽培の土壌を作るには、10年はかかりますが、テラサイエンスなら2、3年でできますので、まるで魔法のようです。

 その魔法のテラサイエンスに、更にひふみ祝詞プレーヤーのパワーが加わります。
 ひふみ祝詞を奏上した小松菜と、奏上しなかった小松菜に、100倍以上生育に差が出てしまった事を以前紹介しましたが、「ザ・フナイ」11月号の中矢代表の記事にも、その比較の写真が掲載されています。

 あまりに歴然とした差に、驚いた「ザ・フナイ」の読者の方4名から早速電話をいただきました。資料を送って欲しい、テラサイエンスの資材を購入したい、ひふみ祝詞プレーヤーを購入したいなどのご要望でした。ひふみ農園の不思議な小松菜の写真を見て、皆さんとてもびっくりされたそうです。(その小松菜は、今日も元気でした!)

 ひふみ農園ガルテン赤城の600坪の農地は、全てテラサイエンスで処理されています。そして、ひふみ祝詞プレーヤーがソーラーシステムにより24時間365日自動演奏されています。
 テラサイエンスとひふみ祝詞が合体されたのが、「ひふみ農園」ですが、今日は更にもう一つ仕掛けをしました。600坪の土地の四隅に、中矢代表監修の「完訳 日月神示」を設置しました。防水のボックスに、「完訳 日月神示」を入れて、四ヶ所に設置したのです。普通の人が見たら、何と変なことをやってるの?と思われてしまうでしょう。科学で立証されていませんので、変なオカルトだと言われることは間違いありません。

 はたして「完訳 日月神示」のパワーは、野菜にはどのような影響が出るのでしょうか。今後がとても楽しみです。


 日月神示で言われている『身魂磨き』について。まず何をしたらよいか?  相澤智子氏

2010-10-30 17:20:47 | 日月神示の実践
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 日月神示で言われている『身魂磨き』について。まず何をしたらよいか?
 

 皆さまこんにちは。

 船井がよく講演や著書などでも話し、おすすめしている日月神示ですが、「この日月神示のどんなところがよいのか。また、どんなところが日本人に合っているのか」を自分なりに今勉強しているところです。

 まず、神さまという存在についてですが、外国と日本では認識のされ方が大きくちがうようです。

 一神教(キリスト教やイスラム教など)での「神」は唯一絶対であり、他には神さまはいません。ここでの「神」とは創造主であり、人間を含めこの世のすべてのものは神が創った「被創造物」であるという考えがあります。神と人間。善と悪。このように二つに分かれています。

 これに対し、日本人にとっての神さまは、「八百万(やおよろず)」といい、昔からすべてのものに神さまが宿り、数え切れないほどの神さまがいると信じられてきました。
 日本の神道では、「私たちはみな、神の分け御霊を持つ」とされています。だから、御霊を磨くと「神」になれる(近づける)という考えがあり、「魂を磨けばもともと自分たちが持っている神性な部分が現れる」ということのようです。
 日本人のいいところは、みんながつながって生きているということを自然に感じることができるところだと思います。そしてそれは、「自分だけが良ければいい」という、自分を他者と引き離した考えではなく、すべてがつながり合った一つの命を生きているという考えにつながっていくような気がします。
 日月神示の中では、「悪も抱き参らせて…」という考えがあり、悪もよくなるためには必要であるという考えがあります。船井の言葉で言うと、「すべて必要・必然・ベスト」という言葉になりますが、善と悪を分け、悪はいけないという考えではなく、すべてを受け入れてよい方へ成長していくという気持ちがあるように思います。これも良い考えだと思います。

 日月神示を降ろした神さまは、国常立尊(くにとこたちのみこと)を筆頭とする神々の「神霊団」による啓示とみられています。
 神道には、「明・浄・正・直」の四つの心のあり方が一つの指針となっています。
 これについて、中矢伸一著 『日月神示 宇宙縄文神とのまじわり』(ヒカルランド刊)には、次のように書かれてあります。

 「明」はいつも明るく晴れやかな心、「浄」は、清らかで濁り穢れのない心、「正」は、裏表のない光明正大な心、「直」はまっすぐで偏ることのない素直な心のことである。これら四つは、日本では古来大切なものとされてきた「まことの心」の具体的表現といえる。「明・浄・正・直」は十分に発揮されれば、その魂の神的属性は光り輝くこととなるわけである。
                    (中略)
 神道においては太陽のように「明るく晴れやかであること」とともに、「清らかであること」が重要なのである。

 この「明るく晴れやかで、清らかな心」という言葉を聞いて、私が思い出すのは、子どもの心です。御魂を磨いて子どものようにキラキラした心にまた戻っていくということでしょうか。
 そして、子どものような清らかな心と、大人の行動力と、強い心があれば、何事もよい方へ向かう気がします。

 また、日月神示には、
「食い物大切に、家の中キチンとしておくのがカイの御用ざぞ、初めの行ざぞ」(「天の巻」第十二帖)

 と示されています。
 とても基本的なことですが、これがキチンと自分の生活の中でできている人は、どれほどいるでしょうか。この「カイ」という言葉は、「手近なものから始めなさい」という意味があるそうです。自分もそうですが、基本的なことをちゃんとやるということをまずは心がけていきたいと思います。
 自分の普段の生活の中で、身の回りを清浄に保つこと。そして自分の心も清浄に保つこと。何も大きなことではなく、このような基本的なことから、身魂磨きは始まるようです。


 <転載終わり>
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 相澤氏は、船井幸雄会長が勧めるものには、ジャンルを問わずチャレンジされているようです。お会いしたことはありませんが、とても勉強熱心な方のように思います。

 先日は量子力学について勉強されていましたし、聖書の暗号も研究中のようです。そして、今回は日月神示を勉強されているようです。

 私は2008年7月5日に中矢代表の書かれた「日月神示 ミロクの世の到来」を書店で見つけて、購入したのが日月神示との最初の出会いですが、その「日月神示」をご紹介いただいたのは、船井会長の「180度の大激変」という著書でした。
 日本弥栄の会の会員さんとは、ひふみ農園実習会やひふみ農園オーナーズクラブ実習会で、毎週お話ししていますが、大半の方が船井会長の著書を読んで、日月神示を知り、日本弥栄の会に入会されたとのことです。

 皆さん大変熱心に日月神示を勉強し、そして実践されています。最近は中矢代表が実践の時代になったと言われたこともあって、勉強と同時に実践にも力が入ってきています。いくら勉強して、知識だけは豊富でも、実体が伴っていなことには、どうにもなりません。これはどの世界や業界でも同じですが。

 ひふみ農園やオーナーズクラブの方と実際に畝を作って、種を蒔いて、3,000倍希釈のライフグリーンを散布し、草取りをし、そして宴会もやる中で、皆さんの人となりを次第に知ることができます。正直、なかなかの人物が多いと感じました。

 先ず明るい人が多いです。特に挨拶が元気で明るいので、こちらも明るくなります。そして正直で、飾らない人が多いと感じました。それに、真面目で熱心な方が多いので、愚痴というものがあまりないように思います(少しはあります)。
 また、提案や質問などを積極的にする方が多いので、仲良しクラブという感じではないです。私も色々質問されるので、結構緊張します。また、事前に勉強していかないと、突っ込まれますので、ある意味怖いです。

 皆さん自分の身魂磨きと、ミロクの世の実現を本気で考えている方々ですので、私はかなり立派だなといつも思っています。

 そして何より謙虚な方が多いので、とても爽やかに感じます。実習会の進行もとてもスムーズでやり易いです。
 そうは言っても中には、マイナス的なことを言う人もいますし、文句を言う人もいます。でも、面白いのは、そういう文句言いの人も、懇親会では結構皆と話しています。文句と言っても、単に感情的なものだけではなく、なるほどと理論的に納得することもあります。(単に感情的なときもありますが)

 10月23日のひふみ農園実習会の後の懇親会で、私の前に座っている女性2名が、楽しそうに話しをしていました。面白いことに、楽しく話しているのですが、二人の意見は正反対でした。お互い仲良く話してはいるのですが、互いに自分の意見は絶対に譲りませんでした。びっくりです。二人とも頑固だなと正直ちょっと思いました。

 日月神示は間口は広いし、奥は深いですので、一朝一夕に理解できるはずはありません。私は毎日1cmの歩みです。3cm進んで、2cm後退もしょっちゅうです。
 ただ、この道は遣り甲斐がありますし、しつこく何年もやり続ければ結果が出ることが多いです。必ず報われると、現時点では考えています。
 また、なかなか結果が出ないのに、とても楽しいのもこの道です。相当不思議ですね。やればやるほど、スルメみたいに味が出てきて、どんどん面白くなって来る道だと思っています。尤も、かなりキツい試練もありますが。とにかく私は、この道をとても気に入っています。出会えてありがたいと思っています。


*明日は赤城のひふみ農園に、多くの会員さんが農作業に来られますが、台風が正にいま関東の東側を通過しています。明日は雨があがり、作業ができればいいのですが。今まで、一度も作業の日には雨が降ったことがないので、明日も何とか大丈夫だと楽観的に考えています(笑)。



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/hisho/index.asp?hno=201010004

まえがき(新著『2011年 本当の危機が始まる!』より)  朝倉慶氏

2010-10-29 07:21:44 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 まえがき(新著『2011年 本当の危機が始まる!』より)

 「失われた20年」、まさに日本はこの20年、全く成長を止めたかのようでした。20年前を思い出してください。
 その時から給料は上がったのでしょうか? 物価は? 土地の値段は? おそらくほとんど変わっていないでしょう。日本のデフレは歴史上でも稀有なことに10数年も続いています。過去20年間の消費者物価上昇率は平均0.5%のプラス、この10年に限ると0.3%のマイナス、まさに時が止まったようです。
 バブル全盛期だった1980年代後半、日本電信公社はNTTとして東証に上場、公募価格は119万円で日本中に多くの株主が誕生したのです。人気沸騰、上場初日に値がつかず翌日160万円で値がつき、一気に暴騰し、300万円まで駆け上がりました。日本中で金が溢れ、にわか成金が続出したのです。まさにバブルでした。
 当時のNTTの時価総額30兆円でドイツの株式市場が全て買えると言われたのでした。
 また土地の値上がりも驚くほどで、庶民のマイホームの夢は遠のくとの非難合唱が起こりました。
 当時の東京の地価でアメリカ全土が2つ買えるほどだ、と言われたのでした。「ジャパンアズナンバー1」と日本の発展は永遠に続くかのようでした。当時の中国のイメージと言えば、今の北朝鮮ではないですが、人民服を着た大勢の人達が怒涛のように自転車で往来し道路が溢れかえっている姿でした。

2011年、日本はデフレから脱却し、怒涛のインフレが押し寄せる!?
 それから20年、全く世界の構図は変わりました。まるで日本だけが取り残されたかのように成長の果実を受け取ることができなかったのです。
 「デフレ」、この言葉にはもううんざりという気分でしょう。1年か2年ならいいが、10数年も続くとは! そしてこの2011年はいよいよこの「デフレ」から脱却できる年になるのです。一見、念願がかなってデフレから脱却と思いきやそれは違います。実は思いもかけないインフレが海外からやってきて、日本全体への直撃が始まる年なのです。長らくデフレで苦しんだ日本が待ちに待ったインフレは、成長が止まったこの20年間分を一気に埋めるかのように怒涛のような勢いで日本全体を呑み込んでくるでしょう。そしてもうこれから二度とデフレに戻ることのない世界が始まるのです。この大きな転換点こそが2011年なのです。
 やっとインフレか、景気回復だね、と思いきやそれは違う。日本に襲来するのはもっとも恐ろしい必需品だけのインフレ、日本で手に入らないもののインフレ、庶民が涙するインフレなのです。すでにその波は少しずつ押し寄せてきています。この夏の異常気象で野菜が高騰しました。レタスが4倍! サンマが10倍! これはこの夏起きた一時的なことで今は収まっています。しかし重大な前兆がここにあるのです。実は本格的に訪れる必需品の高騰の前触れが徐々に起こってきているのです。
 今や驚くべき勢いで発展するアジア地域、自動車の販売は二桁増があらゆるアジア諸国で起こっています。この地域では株の上昇も留まることを知りません。道路のインフラ整備、港湾の拡張、都市化の波、ありとあらゆる発展の波が、中国から東南アジアへそしてインドという風に広がってゆくのです。「アジアにこそ未来がある」「この地域の発展の果実を取ろう」と、日本中この高成長にあやかろうと思っています。
 一向に良くならない日本経済に業を煮やし、驚くような金融緩和をこれでもか! これでもか! と押し進めるわけですが、このあり余った無尽蔵の資金は日本など目もくれずアジア地域にそっくり投下されています。今アジア地域はファイナンス(資金)の心配はほとんどないと言っていいでしょう。まだまだ大きな発展、拡大が約束されているようです。
 しかしここで考えてみましょう、中国の13億人、東南アジア諸国6億人、そしてインドの12億人、おおよそ30億人のエリアが驚くような勢いで拡大、発展するさまを! いったいこれから石油、ガソリンはどのくらいいるのですか? 銅は? ニッケルは? 鉄鉱石は? そして食糧は? 飼料は? 
 すでに、これらの非鉄金属、穀物を含めた食糧も気づかないかもしれませんが、確実に値上がりしてきているのです。金(ゴールド)は10年前の5倍以上ですが、これら非鉄金属や石油、食糧も10年で全て2倍から5倍以上に上昇しています。当たり前でしょう。30億人のアジア地域が目覚め、さらにブラジルをはじめとする南米や東欧地域まで発展してきたのですから、資源が足りるわけがありません。いったいあとどの位、地球上に資源は残っているのでしょうか? 石油は、銅は?
 驚くべき真性インフレの波がまず、この非鉄金属や食糧からやってくるのが2011年です。今の値上がりはその助走段階にしか過ぎません。銅をはじめとする非鉄の高騰が始まるのです。石油ショックを上回るメタルショックが全世界を襲ってくるでしょう。限りない需要についに供給が追い付かないのです。そしてこの基礎物資の高騰はやがて金利の高騰への限りない圧力を生み出してくるに違いありません。

 「デフレを止めろ!」と言って一生懸命日本中でインフレを目指しているわけですが、ご安心ください、2011年、海外からしっかりインフレがやってくるのです。日本の限りない金融緩和がもたらしてくれたものが世界に伝播し、お望み通りのインフレとなってやってきます。日本人だけではいくらやっても起こせなかったインフレが、アジア30億人の力を借りて、悲願の夢をかなえてくれるのです。そして日本人はその時、インフレとはどういうものなのか、知ることになるのです。2011年、日本人は驚くことでしょう。インフレの恐ろしさを目の当りにするのです。
 そして同じく世界も大きく変化するでしょう。デフレからインフレへの変化です。日米欧では不景気は変わりませんし、仕事も増えもしません。それなのにインフレが襲ってくるのです。必需品だけが異常な値上がりとなるのです。発展を求めていよいよ限りある資源の奪い合いが本格化すると思えばいいでしょう。リーマン・ショックから脱出するため、投下した山のような資金は日米欧を通り越し、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)そしてアジア地域で爆発して世界を破滅させるインフレに追い込んでいきます。ついに溢れかえったマネーの逆襲が全世界で始まろうとしているのです。

インフレの先にある、さらなる危機とは?
 今回のインフレの初期段階、実は物が上がって庶民が苦しんでいるうちはまだかわいいほうなのです。本当に怖いのはそれからで、この物価上昇の勢いが金利に火をつけることなのです。金融市場にこの必需品上昇の勢いが伝播することが恐ろしいことなのです。仮にこのような諸物価の高騰に音を上げて金利上昇ということになればどうなりますか? 日本で金利が通常レベルとされる5%になったらどうですか? 1,000兆円も借金がある日本国は金利支払いだけで50兆円、税収が37兆円しかないのですよ! 国家破綻ではないですか!
 国債はどうなります? 郵貯はその資産の8割以上が国債で約155兆円も保有しているのです。金利が5%になろうものなら国債は大暴落含み損だけで40兆円以上になるでしょう。仮に10%の金利ともなれば半分の70兆円以上無くなってしまいます。これで金融システムが持つと思いますか?
 いよいよこのような恐ろしい流れが始まるのが2011年、そしてこの流れは2012年にかけて加速、世界中で勢いがついてくることでしょう。リーマン・ショックなど幕開けにしか過ぎなかったのです。大混乱の本番、株の暴落よりも数段恐ろしい債券の大暴落(金利高騰)による全世界的な資本主義システムの崩壊の序曲が鳴り始めるのです。

※今回のコラムは、11月に発売予定の朝倉慶氏の最新著『2011年 本当の危機が始まる!』(ダイヤモンド社刊)の「まえがき」の内容になります。発売の際は、ぜひ同書もお読みください。

(※朝倉慶氏は、(株)船井メディア企画の『朝倉慶の21世紀塾』でも詳しい経済レポートやCD情報、セミナーを開催、お届けしています。よろしければご活用ください。)


 <転載終わり>
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 朝倉慶氏は毎月1度船井幸雄.comに記事を掲載されていますが、今月の記事を大変楽しみに待っていました。はたしてその内容は、概ね予測通りでした。いよいよインフレがやって来るようです。しかも食料や資源といった誰にとっても必要なものが、暴騰していくそうです。

 この朝倉氏の記事は、私のブログの「恐怖というジャンル」で仮に考えたとすれば、間違いなく今年NO.1の恐怖のシナリオだと思います。

 この内容は、とりたてて新しいわけでもないのですが、最近の事象を引き合いに出して解説されていますので、読む側にとっては臨場感を持って理解できると思います。

 2008年8月17日に副島隆彦氏の「恐慌前夜」を読み、これからエラいことになるなと思った矢先、9月15日にリーマンショックが起こりました。(副島氏は預言者的なところのある人です)
 それと平行して、朝倉慶氏の「大恐慌入門」など3冊読みましたが、内容の骨子は副島氏と概ね同じだと理解しています。極端に簡単に言えば、ハイパーインフレになるということです。まとめると、以下になります。

1.アジア・南米などの途上国が日本人並みの食生活を目指すため、食料や資源が暴騰する。(70億人が欧米人並みの生活をするには、地球が4.5個必要という試算もある)
 
2.デリバティブが破裂して、ハイパーインフレになる。

3.金利が高騰し、国債が暴落する。(国債の暴落は政府には止められない)


 副島氏は、2010年年末には、「めでたくこれで、世界恐慌入りだ」と予測されていましたが、予測より現実が約1年遅れて進んでいるように思います。
 ウェブボットなども2009年にインフレになり、2010年はハイパーインフレになると予測していましたので、私は今年の年頭には、2010年に国債の暴落があると読んでいました。しかしながら、実際は予測より、約1年~1年半ずれているように思います。ただ、ズレは想定内ですので、問題ありません。今回のこの朝倉氏の予測が、時期的にはだいたい合っているように思います。

 『いよいよこのような恐ろしい流れが始まるのが2011年、そしてこの流れは2012年にかけて加速、世界中で勢いがついてくることでしょう。リーマン・ショックなど幕開けにしか過ぎなかったのです。大混乱の本番、株の暴落よりも数段恐ろしい債券の大暴落(金利高騰)による全世界的な資本主義システムの崩壊の序曲が鳴り始めるのです。』

 「たまゆらPremium」10月号の中矢代表と大石氏、菅原氏の対談にあるように、社会や経済システムが激変するのではなく、全く新しいものが登場して来るとのことです。もちろん、社会や経済システムが変化はすると思いますが、今まで全く無かったシステムが出てくるのだと思います。

 新しいシステムが出ると同時に、古いものは崩壊していくのだと思います。古いものが、資本主義だとすれば、それは崩壊する運命だと思います。
 第2次世界大戦で、日本は焼け野原になって、ボロボロになって、食べるものも無く、悲惨な生活をしましたが、それでも資本主義は崩壊しませんでした。崩壊どころか、益々発展して、日本はJapan as NO.1と言われたのですから。

 原爆を2発も落とされても平気だった資本主義がちょっとやそっとで、崩壊するわけがありません。その資本主義がこれから崩壊するのですから、どのような状況になるかは想像できると思います。

 ただ、中矢代表や大石氏がいつも言われるように、恐怖する必要はないということです。正しく考え、正しく生きれば、恐れる必要なく、楽しく、嬉し嬉しで生きていけるということだと思います。私個人としては、日月神示に書かれている内容を勉強しながら、できるところはやっていきたいと考えています。

 今まで、資本主義のいいところも、良くないところも体験したのですから、次の時代は思いやりのある社会と家庭を作っていければよいと思います。資本主義の悪なるものからサヨナラできるのですから、希望ですね。ただ、その前にハイパーインフレと、食料危機と、灯油やガソリン暴騰、国債暴落など、大変なことはありますが、その先は希望に満ち溢れています。この大激変をできれば、楽しんでいきたいと思います。(実際は、ヒーヒー言うと思いますが 笑)


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/money2/index_1010.asp

 「一二三投手 阪神が2位指名」 毎日新聞

2010-10-28 21:24:38 | その他の情報
 <毎日新聞より記事転載>
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 「一二三投手 阪神が2位指名」

 今夏の甲子園で準優勝した神奈川・東海大相模高のエース右腕、一二三は阪神から2位指名を受けた。大阪・堺市出身とあって、「小さいころからテレビで見て、応援もしていた球団」といい、「とにかく、ファンの熱狂的な応援が印象的」。選手では、愛媛・西条高出の新人ながらシーズン後半は先発の一角として活躍した秋山の名をあげて、「秋山さんのように活躍できる選手になりたい」。打者としての評価も高いが、「投手として勝負したい」。

 <転載終わり>
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 今年の夏の甲子園で、「一二三投手」が準優勝投手になりましたが、ドラフトでは阪神が2位指名したそうです。
 プロになり、きっと大きく活躍することでしょう。




 ●毎日新聞
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101028-00000028-maip-base

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」  ドル安インフレ

2010-10-28 21:04:35 | 政治・社会
 <藤原直哉ブログより記事転載>
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 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2010年10月19日 ドル安インフレ


 インターネットラジオ(どうぞ聞いてください!)
 http://www.fujiwaranaoya.com/101019.mp3


ところで、人民元と米ドルの公式為替レートのチャートを見てください。横軸は80年から現在までの時間軸で、縦軸が為替レート、数字が小さいほど(グラフが下に行くほど)元高ドル安で、大きいほど(グラフが上に行くほど)元安ドル高です。



80年代初頭は1ドルが1.78元程度なのに、一時は5分の1ぐらいの元安になり、今でも3分の1ぐらいの元安です。特に90年代前半にものすごい勢いで元安ドル高が進みますね。これが日本から中国に一気に製造業が移転した最大の理由です。

すなわち元が理不尽に大幅安になったために、日本で製造して輸出するより、中国で製造して輸出するほうが大幅に有利になったのです。もしこの90年代前半にこんな元安になっていなければ、日本から一気に中国に製造業が移転してしまうことはなかったはずです。

さらに中国が巨額の黒字を稼いでいるのに今のような元安にとどまっていることはおかしくて、これは中国政府の責任であり、世界各国が以下のように中国に人民元の切り上げを真剣に迫っています。日本も海外と協調してもっと強硬に人民元の切り上げを求めたらどうでしょうか。実際に元が80年代初頭の水準まで元高ドル安になれば、製造業は音を立てて日本に戻ってきて、日本の製造業や地域経済も一気に活気づくのではないかと思います。それは結果的に日本の中小零細企業に仕事を増やすことにもなると思います。



 <転載終わり>
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 副島隆彦氏や朝倉慶氏と並んで、船井幸雄会長が推薦されている経済の超プロが、藤原直哉氏です。

 藤原氏の経済や社会に対する見解は、概ね副島氏や朝倉氏と同じように私には感じますが、この方は農業やスローフードなどに実際に積極的に取り組んでおられるところが上記のお二人とはやや違うところです。

 副島氏は政治色が強く、実際に名古屋の河村たかし市長が求める、議会のリコール署名のために名古屋で活動もした方です。(私も参加したかったですが、行けませんでした)

 朝倉慶氏は、現役の金融マンですので、切った張ったの世界で生きている方です。副島氏と同じで、氏の講演は感情が入っていて、聴くものを感動させます。(今年は2回セミナーに参加しました)

 藤原氏は、著書の中で、これからは既存のものを改善していくのではなく、全く新しいものを作っていく方がよいと言われていました。これは今月号の「たまゆらPremium」で中矢代表と大石氏の対談で語られた内容と同じだと思いました。

 今ある既存の社会システムを激変させるのではなく、全く新しく創造していくということが、これからは重要になるそうです。

 では実際にはどのように創造していけばいいのだろう?と、私は半月以上考えているのですが、昨日一つのきっかけに出会いました。
 昨日は、船井メディアさんの取締役と打ち合わせをさせていただいたのですが、その前に打ち合わせをさせていただいたご担当の方から、今まで自分が暖めてきた企画を、先方様からご提案いただきました。これにはびっくりです。自分でご提案しようかな、と思案していた企画を、先方様から逆に提案されたのですから、嬉しいを通り越して、びっくりです。面白いシンクロです(笑)。

 この企画は、何かを発明したわけではないのですが、まだ世にほとんど出ていないものに気が付き、それを具体化したということです。船井メディアのご担当の方も、同じ時期にこのことに気づいたようです。

 来年3月リリースに向けて、念入りに調査と実験をしていきたいと思います。とにかく実践し、実験を重ねて、十分証明されることが大事だと思います。画期的な企画といっても、机上の空論で終わる場合がほとんどですので、実際に目で見てもらうことが一番です。百聞は一見にしかずです。誰が見ても、なるほどすごいという代物でないと、誰も納得してくれませんので、この企画はすごいと言われるものに仕上げたいと思います。




 ●藤原直哉のインターネット放送局
  http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2010/10/20101019-d4aa.html 

「中国デモ変質、反日スローガンに政権批判加わる」  読売新聞10月26日付け

2010-10-27 07:13:41 | 政治・社会
 <読売新聞より記事転載>
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 「中国デモ変質、反日スローガンに政権批判加わる」 



中国甘粛省・蘭州で行われた反日デモ。デモは経済格差に不満を募らせる内陸部で起きている(24日、ロイター) 【広州(中国広東省)=槙野健】中国陝西省宝鶏で24日に起きた反日デモでは、「日本製品ボイコット」などの反日スローガンの陰で、官僚の腐敗に反対し、住宅価格の高騰に抗議するなど、政府批判や社会に対する不満を訴える横断幕も掲げられた。

 25日付の香港各紙が伝えた。今月中旬以降、反日デモは、貧富の格差が拡大する内陸部の地方都市を中心に相次いでおり、胡錦濤政権が最も警戒する社会不安の拡大につながりかねない事態となってきた。

 報道によると、宝鶏のデモは、若者ら数百人が参加。市街地を行進したデモ隊は、「日本製品をボイコットせよ」などと叫ぶと同時に、「(官僚の)腐敗反対」「住宅価格高騰に抗議」などの政府批判や「多党制を推進せよ」と共産党の一党独裁を否定する横断幕も掲げていた。中には、「(台湾総統の)馬英九、大陸はあなたを歓迎する」と書かれた横断幕もあったという。

 また、宝鶏のデモの様子を紹介したインターネットの簡易投稿サイト・ツイッターには、「宝鶏の人々は勇ましい。反日行為は反党行為に華麗に変化した」「宝鶏のデモは事態がまさに変わり始めたことを証明した」など、政権批判のデモを礼賛するような書き込みが相次いだ。

 宝鶏など内陸部の地方都市は、沿海部の大都市との間で経済格差が開く一方だ。地方官僚と開発業者が癒着して、住宅価格を不当につり上げているとの見方も広がっている。民衆の不満はやり場のない怒りとなって、そのはけ口を探し求めている。そんな中、「反日」は格好の口実となる。「愛国無罪」といわれ、反日・愛国的なスローガンを叫んでいれば、公安当局も拘束など強硬措置をとりにくいとされる。デモ隊は「これを利用して、本来の目的である政権批判やうっぷん晴らしを断行した」(共産党筋)とみられる。

 ただ、一党独裁否定となると、政権は一気に実力行使に出る。デモの中心人物らが拘束された模様だ。

(2010年10月26日01時09分 読売新聞)


 <転載終わり>
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 これまで中国のデモといえば全て反日デモでしたが、昨日の読売新聞を読んでびっくりしました。 
「(官僚の)腐敗反対」「住宅価格高騰に抗議」「多党制を推進せよ」「(台湾総統の)馬英九、大陸はあなたを歓迎する」などの政府批判もされていたそうです。
 中国では、今までは政府批判は一切ありませんでしたが、ここに来ていよいよ共産党の独裁への批判が出てきたようです。

 それだけ中国の貧富の格差が激しくなってきている現れだと思います。また、日本は民主党や自民党、社民党、国民新党、公明党、共産党など多くの政党が乱立していますが、中国や北朝鮮は共産党しかありません。これでは国民が独裁政治に不満を持つのも当たり前だと思います。

 いずれ中国もソ連のように民主化して分裂するだろう、と言う意見もありますが、ヤスの備忘録のヤスさんは、中国は民主化した時が危ないと言われていました。
 現在は、共産党が独裁というスタイルですが、とりあえず抑えているので、軍部が暴発せずにいますが、国が分裂してしまうとその抑えが効かなくなるということかもしれません。

 そうなると、軍部が暴走し、日本や近隣の国々を侵略することもあるとのことでした。

 何せ毎年、1年間で7万回も暴動が起こっている国ですから、国が割れてしまい、軍部が暴走するという恐怖のシナリオの可能性は案外高いのではないでしょうか。

 中国と仲良くするのが良いということは解っていますが、今の中国では仲良くしたくても危なくてできないのが現実かと思います。




 ●読売オンライン
  http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101026-OYT1T00034.htm

 「シベリア白鳥が極寒の冬の到来を告げる」  Rockway Express

2010-10-26 22:01:19 | 政治・社会
 <Rockway Expressより記事転載>
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 「シベリア白鳥が極寒の冬の到来を告げる」



◆10月23日

 今年の夏は日本でも異常気象と言われるほどの暑さを記録したが、そのように夏が暑いと、逆にその年の冬はこれまた極端に寒くなる、と言われているが、そのような言い伝えはイギリスにもあるそうな。

 そして、彼らの冬の到来を告げるのがコハクチョウと言われる、シベリアから飛来する白鳥たちだ。今年はその飛来がいつもと比べて3週間も早かったということからして、どうも今年の冬は昨年に比べても更に厳しい寒さをもたらしそうだと言う。

 これは日本でも同様かもしれない。極端な暑さと極端な寒さ・・・一説によるとこのような気候の異常性は、太陽活動から来ている、というのだ。そのため今後、季節を無視したような極端な暑さや極端な寒さが頻繁に起こるようになるという。

 今年の暑さを振り返ると、確かに季節を無視しているくらいの暑さを感じたことがあったが、既にそのような状況に地球人類が入りだしているのであろうか?
 
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●シベリア白鳥が極寒の冬の到来を告げる
http://www.telegraph.co.uk/topics/weather/8071553/Siberian-swans-signal-start-of-Arctic-winter.html
【10月19日 By Heidi Blake】

 凍りつくような風を避けるため毎年ロシアから2500マイルを飛翔して白鳥がやって来る。彼らの早い飛来は長期にわたる厳しい冬の到来の前触れである、という言い伝えがある。

 八羽のコハクチョウが17日の夜イギリスに飛来したが、2003年以来最も早い時期の飛来である

 週末に凍りつく氷点下の気温をもたらした極北からの冷たい風に追われてやってきたのだ。ウォーリングフォードに近いベンソン村では土曜日の夜に、最低気温-3.5度を記録した。

 気象庁は週の半ばにはもっと寒くなるかもしれない、と予想し、日中の気温が5度で、北方では雪が降るかもしれない、と予想している。

 白鳥たちはこの後、数週間に渡って300羽ほどがやって来ると思われる。
 前年は、今年に比べて2週間遅れてきたが、数はずっと多かった。彼らは31年ぶりの最も寒い冬の到来を告げたことになった。

 ジェームズ・リース保護区監視人は、「気象予報士は昨年同様厳しい冬になるだろうと予想している。またコハクチョウの早い飛来はそれを裏付けている。というより今年の方が更に厳しい冬になるかもしれない」
 「何も無ければ、この週末が相当寒かったことに見られるように、極寒の冬をもたらすものとなるだろう」

 <転載終わり>
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 10月23日のひふみ農園実習会で中矢代表からお話しがありましたが、温暖化のピークは2010年で、今後は地球は寒冷化する可能性が高いとのことでした。

 マスコミは温暖化のキャンペーンをやってますが、実際は来年から寒冷化していくのかも知れません。
 Rockway Expressさんでも言われていますが、今後は春と秋の期間が短くなって、夏と冬の2シーズンになっていくようです。

 明日は今日より8度も気温が下がるそうです。1ヶ月前までは、33度もあったのですが。ホントに夏の後は冬ですね。



 ●Rockway Express
  http://rockway.blog.shinobi.jp/

 「日月神示を研究しよう」 船井幸雄氏

2010-10-26 06:39:55 | 船井幸雄氏
 <船井幸雄.comより記事転載>
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 「日月神示を研究しよう」

                船井幸雄

 私が、最近「日月(ひつき)神示」(「ひふみ神示」とも言う人がいます)に興味を持っているのは、このページをいつもお読みの方なら、よく御存知と思います。
 理由は三つあります。真実、未来、対処法が分る(?)と思えるのが「聖書の暗号」です。


 聖書の暗号につきましては、今年になってから伊達巌著『聖書の暗号は知っていた』(2月28日 徳間書店刊)とイオン・アルゲイン(稲生雅之)著『聖書の暗号は読まれるのを待っている』(7月31日 徳間書店刊)の2冊に序文や解説文を書きましたし、自分でも『「聖書の暗号」の大事なポイント』(9月30日 ヒカルランド刊)を書いて出しました。
 世界でも有数の「聖書の暗号」の解析者の伊達さん、稲生さんの解析結果を私はよく知っています。
 そこには、これから「よい世の中をつくるには日本人が大事だ」また「日月神示がそのポイントを示してくれている」と読めるからです。
 二つめは日月神示を書記した岡本天明夫人の岡本三典さんと私自身が親しく付きあっていたからです。
 私の書棚には、彼女にちょうだいした『原典日月神示』(岡本天明書記、岡本三典解説 昭和51年2月22日、新日本研究所発行)や岡本天明著・発行元コスモビジョン 2001年7月25日 太陽出版刊の『ひふみ神示』などが並んでいますし、彼女から「もっとも大事なのは第15巻第10帖と第16巻だと私は思うのですがね」などと言われていたからです。
 三つめは、いま日月神示の解説と普及の第一人者といってもよい中矢伸一さんと私は特に親しいからです。
 中矢さんの著書は多分20冊くらいは持っていると思いますし、その代表作といえる『完訳 日月神示』(2009年7月31日 東光社(FAX=048-658-1556)刊)は、いまも机の上にあります。
 とはいえ、いままではそんなに熱心に研究したわけではありません。
 時々、本をめくり読みしたり、中矢さんのホームページや東光社発行の月刊誌『たまゆら』を読んでいたくらいです。
 ただ先日、ふと『原典日月神示』を読んでいました。
 この本の一番さいごに、すでに故人となられた岡本三典さんが、つぎのような文章を書かれているのに気づきました。
 
『原典日月神示』を読む人のために

 昭和十九年六月十日(旧五月五日)から始まった、この『原典日月神示』(私は、「一二三」(秘文)と呼びます)は、当時の多くの人々を力づけましたが、その後三十年、予言通りに世界は行詰って来ました。しかし、建設原理の決め手は、今日まで解からなかったようであります。
 さて、人間に、もし「言」(コトバ)が無かったら、この世界はどうなっていたでしょうか。第一、文字という目の言が無かったら、今日の一切の文化は無かったと思います。
 この『日月神示』の建設の原理のポイントは、新しいヒカリの九十八(コトバ)が○(※原文は「○」の中に「ゝ」が入る)である「事」と、てん日(シ)さまをマツレよ、という事にしぼる事が出来ると思います。
 人類が、何千年の間の戦いに、疲れ果てている今日のような時代になって、いよいよ人々は、命や言葉の正体を知ろうと自らを見つめ出しております。
 世界中で、この百年程前から始った「言語探究の旅」は、日本にも火がついて、書店には、新刊書が、次々とならぶようになりました。
 このような時、「命」を「命波」(メーハ)としてとらえ、「言」を「光透波」(九十八)と解き、実測的な幾何、力理、E(エネルギー)論で、証明している人があります。
 この「ふで」は、このような解明の秋の来る事を予言しており、「日月の巻」に、「九十八とこのふでと、心と行ひと、時の動きと、五つ揃ったら誠の神の子ぞ、神ぞ。」と示してあります。
 先ず、第一に、「光透波」が言の種である事を認識し、潜在意識にたたんでから、この「ふで」を読みませんと、神意に添わないという事だと思います。度々出て来るてん日様を真通理(マツリ)て、という事も、天の詞(シ)が真理であるから、天の詞を知るという事が、真理に通う事だと解ります。
 この「ふで」の研究を望まれる方は、私が発行している月刊機関誌「至恩通信」を、ご参照願えれば幸いです。
 終り(四百五十二頁)に、記号や数の意味を、思いついただけ書いてみました。「数」には、もっと密意があり、一から十までの数は、一行は「アイウエオ」で、五十音全部が含まれており大冊の本になりますので、「至思通信」を御覧頂く他ありません。
 言の正体を知る事は、即命の機構が理解出来る事になり、意識の覚命ですから、戦争等頼まれても出来なくなってしまうでしょう。今日まで、世界中誰にも解らなかった、「絶対という事」、すなわち四次元にも絶対四次元(時間)のある事が理解でき、空間の無限三次元の正体も解明されるでしょう。そして、十六巻「ア@の○木」(←※左の「@」は実際の原文では右回りの「うずまき」のような絵文字です)の理解が、容易となり、後段の「一二三」の建設の意味も理解可能となると思います。

                                 昭和五十一年二月九日
                                    三重県菰野町至恩郷にて
                                   岡本三典(転載ここまで)

 その後、中矢さんの第16巻の訳を読みました。また原文も読みました。
 私の結論は、「やはり、いろいろ解釈できるし、むつかしいな」ということと、「中矢さんはうまく訳している。とりあえず中矢さんの完訳本を、完全に原文と照らしながら読んでみよう。この完訳本はすばらしい」ということでした。
 ともあれ、いまから大変化を上手にのりこえ、よい世の中をつくる鍵が、日月神示にあることはまちがいないような気がします。
 日月神示30巻と五十黙示録7巻、そして補巻で計38巻の研究は少し大変ですが、中矢さんの既存著書などを参考に、できれば本ページの読者も、時間があれば日月神示の研究をしてみてください。
 いいことが、いっぱい書かれています。
 ともかく参考になるのが、この神示です。よろしく。
                                           =以上=


 <転載終わり>
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 10月23日に埼玉県春日部市の農園で、「第6回ひふみ農園実習会」が開催されました。今回も全国から20名以上の会員さんが集まりました。

 実習会の合間や、懇親会で会員さん達と話してみますと、日月神示を知るきっかけは90%以上の方々が船井幸雄氏の著書又はセミナーで知ったと言われました。私も2年半前に「180度の大激変」という船井幸雄会長の著書を読み、日月神示を知った次第です。

 船井会長が日月神示を船井幸雄.comやセミナー、著書、ザ・フナイなどで紹介されたことにより、日月神示や日本弥栄の会がここまで広まってきたと言っても過言ではないと思います。

 そして、今回の船井会長の記事は「日月神示を研究しよう」ということですが、私は中矢伸一代表が監修された「完訳 日月神示」を研究している最中です。
 船井会長も言われているように、理解しにくいことも多々ありますが、そこはとりあえず保留にしておいて、解るところだけ研究するようにしています。

 「完訳 日月神示」を1年半研究していますが、当初意味が解らなかった箇所が、最近は理解できることも、稀にあります。ですので、しつこく長い間研究すれば、意味が解る場合もあるのだと思いました。
 私は週に1、2回のペースで「完訳 日月神示」を読んでいますが、23日のひふみ農園の懇親会には、週に4回は読んでいるという方もおられました。勉強熱心な方です。

 「完訳 日月神示」上下巻を5回くらい読むと、半分くらいは何が書いてあるか理解できるのではないでしょうか。ただ、理解といっても色々なレベルがありますし、日月神示はそもそも八通りに読めると書いてあるので、理解したといっても、ほんの一部分なのだと思っています。私が理解できた内容は、全体の1%もないかも知れません。

 以前船井会長が言われてましたが、医者が日月神示を読むと、「本物の医療とは何か」がある程度は解るそうです。

 ですから、建築技術者が日月神示を読めば、これからの地球や人に優しい建築の新技術を発見するかもしれませんし、料理家が日月神示を読み研究すれば、本物の料理というものを作ることができるのかも知れません(四つ足禁止なので、五穀・野菜だけの料理になるでしょうが)。

 また、農家が日月神示を読めば、本当の農業が解り、大工さんには本物の大工の仕事が解るのでしょう。どの分野にかかわらず、プロが真剣に日月神示を読めば、その道における本物の道が見えて来るのだと思います。

 政治についても書かれていますので、どんな分野の人にとっても、示唆に富んだ著書であると思います。

 私は農業と料理という観点から日月神示を研究していますが、本物にたどり着くまでには長い期間がかかりそうです。とにかく気長にやりたいと思います。



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

「ロシア穀物禁輸来年7月まで延長 小麦価格上昇の恐れ」株式日記

2010-10-25 19:42:43 | 政治・社会
 <株式日記より記事転載>
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 「カネあまりと世界的異常気象による穀物の不足から、投機買いが始
まっている。」

2010年10月24日 日曜日



◆ロシア穀物禁輸来年7月まで延長 小麦価格上昇の恐れ 10月23日 東京新聞

【モスクワ共同】ロシアのプーチン首相は22日、記録的猛暑による干ばつを理由に年末までの期限付きで今年8月に導入した小麦など穀物の輸出禁止措置を来年7月1日まで延長したことを明らかにした。世界有数の小麦生産国ロシアの禁輸措置が当初予定より大幅に延長されたことで、小麦の国際価格上昇を招く恐れがある。

 首相は南部ロストフナドヌーでの農業関係会議で、必要な政府決定に21日に署名したと表明。「国内の食料と家畜用飼料の市場安定が最優先されるべきだ」と禁輸延長の理由を説明した。

 首相は同時に、今年のロシアの穀物収穫量は約6千万トンとなり、備蓄分などと合わせれば国内需要を満たすのに十分だと述べ、国内の不安解消に努めた。

 ロシア政府は、干ばつで今年の穀物収穫予想を当初の9500万トンから6千万トン程度にまで下方修正。プーチン首相は国内需要向けを優先するとして、8月15日から年末までの期限付きで穀物の禁輸措置を導入した。



◆米先物市場で原油と穀物が役割交代 8月11日 ウォールストリートジャーナル

米先物市場で原油と農産品が役割を交代している。穀物の動きが投資家を興奮させる一方、原油の動きは鈍く、今後の予想が可能だ。

7月下旬の原油先物の1バレル当たり78ドルから82ドルへの上昇は、大幅な動きとして歓迎された。しかし、過去数年間とは様子が大きく異なる。一方、小麦先物は6月下旬以降、64%もの大幅上昇を実現し、約2年ぶりの高値を付けた。また、トウモロコシ先物は同期間に25%上昇し、7カ月ぶりの高値付近にある。

 マーケット情報サービス会社DTNのシニア・アナリスト、ダリン・ニューソム氏は「安全志向であるなら、債券の代わりに原油を購入すべきだろう。農産品は推奨しない」とし、「われわれがこのようなことを話すとは思いもしなかったのではないか」と語った。

 かつて変動が激しかった原油相場は、世界的な供給過剰により、予想が可能な相場に変わった。当面は供給が十分に確保されているため、たとえ生産施設が集中するメキシコ湾にハリケーンが到来しても、供給が不足し価格が高騰するといった展開は考え難い。

 中国や途上国で発生する原油需要が生産可能な水準を上回るとの懸念は、昨年来の需要不足からの脱却を世界が試みるなか、材料から外されている。08年はこうした懸念を主因に相場は急騰した。

 JPモルガン・チェースは7月30日、原油相場は均衡が取れた状態にある、との見方を表明した。JPモルガンのアナリストは、10年の原油相場の予想平均価格を従来より5.5%下方修正し、77.25ドルとした。一方、10年の世界の原油需要は日量平均180万バレル増加する、と予想している。

 対照的に、農産品には買いが殺到している。ロシアの深刻な干ばつによる供給のひっ迫が相場を押し上げている。ロシアが8月15日から年内いっぱい、小麦輸出を停止すると決定したことが5日の相場急伸の引き金となった。ほかの穀物も小麦の動きに追随している。小麦の供給不足により、飼料の代替農産品の確保を農家が余儀なくされる、との観測が背景にある。

 投資家がこの勢いに便乗。シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場の取組高は、夏の初めから4年ぶりの高水準にある。伝統的に投機筋が最も多く集まる原油先物相場の取組高は減少しており、今年の最低水準で推移している。

 一方、小麦が深刻な不足に陥る可能性は低い、と多くの投資家が判断した場合、相場は急旋回する可能性がある。業界アナリストの多くが、すでにこのような見方を示している。モルガン・スタンレーは5日、相場の上昇は「行き過ぎ」であり、欧州とロシアによる「輸出の減少分に見合う在庫が存在する」と指摘した。

 一方、原油相場が小麦と同様に下落すると予想する向きは少ない。相場の上値は重いかもしれないが、適正水準を大きく超えているわけでもない。市場参加者は原油相場について、当面は狭いレンジでの一進一退を予想。景気回復の継続に伴い、緩やかに上昇する可能性がある、としている。

 トラディション・エナジーのアナリスト、ジーン・マクジリアン氏は「景気は引き続き、緩やかに回復している。原油相場は十分に上昇し、現在は値固めの局面にある」と述べた。



(私のコメント)
「株式日記」では世界的な金融緩和で金や石油が上がると書いてきましたが、穀物相場が面白くなってきました。日本の異常高温で米の1等米が不作で屑米が増えているようです。米どころの新潟では稲穂が実ってはいても中は空で実が付いていないそうです。稲穂の先も枯れてしまって栄養分が不足した米が出来てしまう。

世界的にも異常気象で、ロシアは異常高温と異常乾燥で小麦の不作で来年まで穀物禁輸を続けるという事です。アジアでも洪水や台風などの被害が大きくて米が不足しているそうです。奄美大島でも豪雨で被害が出ましたが、パキスタンやタイの洪水も集中豪雨が起きやすい状況は同じなのだろう。

韓国ではG20で通貨安競争は止めようという決議がなされましたが、世界各国は金融緩和させてマネーをだぶつかせている。しかしうまい投資先がなかなか見つからない。多くは国債などの安全な投資先に落ち着きますが、多くのリターンを出さなければならないヘッジファンドは金や石油や食料などの商品先物に投機資金を回してくるだろう。

食料価格の高騰が本格化してくると、また日本の食料自給率が問題になりますが、異常気象の頻発が食糧危機を引き起こしやすくなる。中国などの経済発展で中国人の肉食で畜産飼料に回る穀物も増えるから、金融緩和によるカネあまりと需要の増加による石油や食料の長期的な上昇は避けられないだろう。

にもかかわらず日本では米の減反政策が続けられていますが、異常高温で米が不作でも米価の値下がりが酷いようだ。民主党の農家への戸別所得補償で米価が下がっても農家の手取りは国が保証しているから安くてもかまわないのだ。こんな税金の無駄使いがあるだろうか?

「株式日記」でも農家への戸別所得補償はいいアイデアだと書きましたが、専業化と大規模化を進める事が前提だった。しかし民主党は減反政策を続けて兼業農家にも戸別所得補償を適用してしまった。これでは兼業農家はかえって増えていってしまう。米作りの単価が下がらず国からの補助金が増える一方だ。

世界的に見れば米不足が起きることが多くなっていくだろう。米の国際価格と国内価格の差が無くなってきてレベルが同じになれば、余った米を外国に輸出する事も可能だ。日本のは中国という巨大コメ市場があるから、日本の農業も輸出産業になりうる。

農業生産も工業化とハイテク化が進んで、先進工業国が食糧生産大国となっている。だから日本の農業も米の生産大国になる可能性があるのですが、米の生産合理化がなかなか進まない。米作を止めた農家も畑だけはなかなか手放さないから農地の集約化もなかなか進まない。

日本の農地は狭いから無理だという人もいますが、広い農地があっても水が無ければ農作物は出来ない。逆に農地が狭くても水があれば収穫量をあげることは可能だ。例えば米にしても倍の米が実る稲が作れれば生産量は一気に倍に出来る。米はもともと熱帯産だから暑さに強い米も作れるだろう。

専業農家になれば、今年は冷害になりそうだから寒さに強い品種を植えるとかする事によって差別化も可能だ。日本の農地は小麦や大豆やトウモロコシなどには向きませんが米には向いているから米を集中的に作って他の穀物は輸入すればいい。米も小麦も大豆もトウモロコシも価格的に連動しているから、米に特化しても作りすぎる事は無く余れば輸出すれば無駄にはならない。


◆農家戸別所得補償と減反政策 5月20日 みんなの党 中西けんじ

子ども手当と並ぶ民主党のばらまき政策の象徴である『農家への戸別所得補償』が始まります。ご存じの通り、これは計算上の食用米想定生産コストと米価の差を、専業、兼業を問わず一定の条件に見合う全ての農家に支給するものです。民主党は戸別所得補償を日本の農業振興と食糧自給率アップの方策として鳴り物入りで宣伝していますが、私はまったく意見を異にしております。むしろ日本の農業にとっては大きくマイナスとなる施策であると思っております。

今日は、食料安全保障とこれからの農業のあり方について、私の考えをご説明したいと思います。

まず私は一般論として、農業も他の産業と同じく、日本は自由貿易体制のもとで比較優位の産品に特化した生産を行う事で繁栄すると考えております。農業は他の産業以上に地域ごとの生産の優位性と劣位性がはっきりしています。日本の気候は水田における米作に非常に適している上に、品種改良他様々な生産手段の研究開発の蓄積があります。米の他にも日本固有の野菜、果物であるとか、「食の安全」をもたらす顔の見えた農産物などには十分な付加価値があり、生産コストに農家や流通業者の利鞘を乗せた価格でも消費者に喜んで買ってもらえます。これらはそもそも海外に輸入可能な代替品がありませんから、国内での生産を進めるべきです。一方で小麦やとうもろこしなどは米やこれら高付加価値産物と比較すると劣位にあります。従って貿易理論から考えると、本来は農作物の貿易を完全に自由化すれば米作がダメージを受けるのではなく、逆に米がどんどん増産・輸出されて小麦やとうもろこしが輸入されていくはずなのですが、これまではそうした議論がなされてきませんでした。

私は、日本の食料安全保障を考える場合には、小手先の生産量増大策や国内産品消費策を考える以前に、まず自分たちが得意とする産品の生産に量・質ともにとことんこだわり、それを輸出産品として育て上げることが重要だと考えています。即ち、食用米の質を更に向上させ生産効率を高めて行くことこそが、食料安全保障の根本だと思います。まず国内で、日本人全員に必要最低限のカロリーを与えることのできるおいしい食用米を作る基盤を築くのです。つまり、非常時には食糧自給率100%を達成できる状況です。その上で、平時においてはこの食用米やその他の高付加価値農産物を輸出し、小麦でもとうもろこしでも好きなものを輸入していれば良いのです。その結果平時において金額ベースやカロリーベースで自給率がどんな数字になっていても、食料安全保障の観点からは何も心配する必要はないでしょう。

この様な観点から食料安全保障を考える上で基盤となるのは、十分な耕作面積の確保と生産性の量、質ともの向上です。耕作面積は減反政策の為にどんどんと減少しています。さらには住宅地への転用が中途半端に進み、効率性の高い農作ができない状況になってきています。戸別所得補償は減反を支給条件にしていますから、耕作面積を減少させる政策です。転作奨励も同時になされていますが、出発点が間違っています。転作する農家へは更に助成金が支給されますが、先に述べたような自由貿易に支えられた食糧供給を考えると逆効果です。減反の結果仕方なく転作して作るようになった野菜や果物に、高い付加価値を求めることは難しいでしょう。食糧自給率を真剣に考えるならば日本が一番得意な作物にまず集中すべきであり、その耕作面積を減らそうとする政策はすぐに停止しなければなりません。

一定の耕作面積を確保した上で質の高い農作物を効率よく生産していくためには、土地の集約を行って大規模な専業農家の数を増やしていかなければなりません。日本には多くの兼業農家や零細専業農家が存在しますが、兼業農家が専業の大規模農家に農地の耕作を委託する形で農地の集約がすすめられてきました。この様な大規模農家は新しい農耕法など工夫を凝らしながら、生産の質と効率を高めてきています。しかしながら、戸別所得補償によって得られる補助金が大規模専業農家に貸し出す地代よりも高い場合には、兼業農家が土地の「貸しはがし」を始めるのではないかという危惧があります。高品質の農産物をより安く、より効率的に生産できる農家、やる気があって前向きに農業に取り組んでいる大規模農家に土地が集約されていき、彼らが更に前進して報われるような環境を作らなければなりません。その過程で米価は恐らく適正価格となり、兼業農家の多くは農業を放棄、それが更に大規模専業農家への土地集約を加速するでしょう。結果として日本の農業は効率的な生産性を得ることができ、輸出産業として立派に機能する事になると思います。

長くなりましたが、最後にもう一つ書かせて下さい。温暖化問題にしても食糧自給率問題にしても前向きに明るく考えていこうではないですか。25%削減しなければと下を向いて切り詰めていくことばかり考えるのではなく、世界中のエネルギー効率を高めることで大きなビジネスを作り上げ、その過程で温室効果ガス排出量削減にも貢献する。食料輸入を減らしたり給食用のパンに米粉を混ぜて自給率をアップするのではなく、日本が誇る高品質の米や野菜を輸出できるぐらい沢山作ることで総合的な自給率を高めていく。悲壮感ではなく希望を胸に抱いて進んでいきたいと思います。



(私のコメント)
民主党の子供手当てにしても農家への戸別所得補償も本来の目的とはちがった使い方がなされています。政治家にとっては水田は票田であり、八割を占める兼業農家の票を獲得する為に農家への所得補償金が配られる。中西議員の言うように米農家の専業化と大規模化で米は日本の輸出商品にすることが出来るはずだ。



 <転載終わり>
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 今年の夏ロシアは猛暑による干ばつで、小麦が異常に不作となってしまったことは記憶に新しいですが、その結果穀物を来年の夏まで輸出禁止にしたそうです。

 10月23日(土)「ひふみ農園」の前半の坐学で、中矢代表よりロシアの穀物禁輸のお話しがありました。
 ロシアは小麦の世界の輸出の6%くらいのシェアしかないそうですが、もしオーストラリアが凶作で小麦を禁輸したとすれば、一気に小麦の価格は暴騰するとのことです。

 今年の夏は、北半球も南半球も異常気象でしたが、今後オーストラリアも異常気象で凶作になってしまう可能性も否定できないようです。そうなれば、小麦は暴騰してしまうそうです。
 更に、穀物に投機マネーが入れば、食料危機を誘発することになってもおかしくはないと思います。

 



 ●株式日記
  http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/1f372f5b0b4c6065325c0be6c4a6c734

『完訳 日月神示』について  中矢伸一氏

2010-10-25 17:51:03 | 日月神示の実践
 <日本弥栄の会より記事転載> 
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 『完訳 日月神示』について


「日月神示」の全巻本は、これまで様々なバージョンが出回っておりました。
当初は書店で入手できる本ではなかったため、私も日月神示と出会った最初の
頃は全巻を手に入れるのに非常に苦労しました。

90年代に入ると小さな出版社から刊行されるようになり、原典に触れる方が多く
なって参りました。
しかしそれらはいずれも、初期の頃に有志の間で自費出版の形で刊行されていた
バージョンを底本としています。
原文に忠実にあたってみると、その訳文にはところどころ誤字や脱字がみられ、
意図的に当て字になっていたり、完全に欠落してしまっている箇所もあります。

このため、ともかく一度「原文にできる限り忠実に訳す作業」をやらなければ
いけないと思うに至り、原文と一言一句照らし合わせながら検証して作ったのが、
 『完訳 日月神示』です。

本当の原文(岡本天明さんが書いた実物)は散逸してしまっておりますので、
100%徹底した検証作業はもはや不可能ですが、それでも残された資料をもとに、
原文に忠実に、最初から最後まで訳文を校正し直してみたのです。
かなりの時間と労力が要りましたが、何とか完成し、「日月神示の原典に接して
みたい」「全文を読んでみたい」という皆さんのご要望に応えられるようになり
ました。

「宇宙存在」と毎日交信している大石憲旺さんによると、この『完訳 日月神示』
が、ものすごく強い右回転のエネルギーを発しているというのです。
これに対して、今まで刊行されていた様々な全巻本のバージョン(「ひふみ神示」
とか「一二三」というタイトルで出回っていたもの)は、右回転のエネルギーでは
あるにせよ、まあ「普通」なのだそうです。

これには少し驚きました。
内容的にはもちろん大きく異なるものではありませんので、すでに『ひふみ神示』
などの過去のバージョンを持っている方には、「『ひふみ神示』をお持ちなら、
とくに『完訳 日月神示』を求めなくてもいいですよ」とお答えしていたのです。

でも、大石先生からそんなふうに言われると、できれば『完訳 日月神示』の方を
持っていた方がいいのかな、と最近は思っています。

過去の「今週の一言」で書きましたように、『完訳 日月神示』は日常で読むため
のものと、読まずにただ置いておくためのものと、2セット用意した方がよい
というのが、大石先生のいつも強調していることです。
また『完訳 日月神示』はたんなる読みものではない、あれは一種のエネルギー体
だ、エネルギーの塊だ、と見る方もあります。

なお、『完訳 日月神示』はあくまで会員の研鑽用として製作したものであり、
一般の書店で売る予定は今のところありません。
現在は会員でない方であってもお分けしておりますが、本来ならば、そのような
大切な書物であることをご理解頂ける方のみに頒布したいと考えています。

また普通の本と違い、エネルギーの高い聖典ですので、発送に際しては事前に
きちんと手を洗い、足のつくところに直接置かないなど、取り扱いには十分に
気をつけています。

大石先生いわく──

「世間には日月神示のことを宗教の一種のように見る人もいるが、とんでもない
間違いである。日月神示は宗教書ではなく科学書である。“宇宙科学”のことが
書いてある、宇宙レベルの書物なのです」

無理にお勧めは致しませんが、もしご関心のある方は、入手できるうちに入手
しておいた方がいいかもしれません。


 <転載終わり>
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 1年半くらい前に「完訳 日月神示」下巻が完成し刊行されたので、すぐに日本弥栄の会さんに注文しました。上巻はその半年くらい前に刊行されていましたので、上下巻が揃ったことになります。

 ベージュのしっかりとした箱に入った「完訳 日月神示」上下巻を見たときに、中矢代表はとてつもなく大きな事業を完成させたなと思いました。ミロクの世の実現というあまりに壮大なプロジェクトは、この「完訳 日月神示」を刊行できたことで、ある意味「半分は完成したようなもんだ」と、勝手な感想を持ったことを思い出します。「完訳 日月神示」の刊行はそれほど私にとって、大きく貴重な出来事でした。

 中矢代表も言われているように、「完訳 日月神示」は日本弥栄の会会員の、研鑽用として作られたものですが、今は会員さん以外でもインターネットから買うことができます。
 ただ、月間「たまゆらPremium」も大石氏によると、とてつもない大きなエネルギーを出しているそうですから、日本弥栄の会に入会して「たまゆらPremium」を購読することもよいと思います。

 確かに置いておくだけで、とてつもないパワーを受けるアンテナの役目をしているとのことですが、置いておくだけでなく内容をよく読んで、研究し実践することが大事だということは、言うまでもありません。

 ここのところ、忙しくてブログを更新できていませんでした。土曜日に開催された春日部での「ひふみ農園 実習会」の後の懇親会で、愛知県から参加された方から、ブログの更新を楽しみにしているが、最近更新が少ないですねと言われてしまいました。
 今後はなるべく毎日更新するようにしたいと思っていますが、泊まって赤城の農園で作業があるときは、更新できないこともあるかと思いますので、ご了承のほどお願いします。





 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/