日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

『韓国の貯蓄銀行の取り付け騒ぎと、これから人跡未踏の累積債務に陥る日本 』

2011-02-27 07:11:37 | 政治・社会

 

 

『韓国の貯蓄銀行の取り付け騒ぎと、これから人跡未踏の累積債務に陥る日本 』

(Darkness of ASIA)リンクより転載します。
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日本は政治的無策が続いているのでアメリカやヨーロッパの金融的混乱を端目で見ている余裕はもうない。

日本も土俵際ぎりぎりに追い込まれていると見るべきだ。相撲はヤラセだというので土俵際で手加減してくれるかもしれない。

しかし、グローバル経済はヤラセどころか弱肉強食のジャングルみたいな世界であり、破綻に見舞われて行こうとするとき、誰も助けてくれる者はいない。

そもそも、日本の1,000兆円の累積債務を肩代わりできる国は他にないし、そのような義務すらも他国にはない。もし日本が沈没しはじめたら、もう止められないのである。

日本が破綻と言っても、それでも何がどうなるかよく分かっていない人もいると思うが、具体的に言えばこういうことだ。

貯金はすべてゼロになり、仕事も消えるかもしれない。

自分は銀行に貯金があるから貯金がゼロになることはあり得ない、理解できない、という人もいるだろう。

しかし、国の破綻というのは、その国の貨幣の価値がゼロに近づくということである。日本国銀行が印刷していた紙幣が紙くずになると思えばいい。

こういうことは実は「よくある」ことである。ジンバブエでも、ロシアでも、1945年の日本でも起きた。

アジアに行けばいまだに日本国軍の軍票(軍用手票)を大事に持っている人がいて、「これを買ってくれ」と言われる人もいるかもしれない。

それは軍が発行した臨時貨幣で、大日本帝国が崩壊した今となっては何の意味もないものだ。

日本国軍は現地でそれらの軍票を発行して物資調達したが、そのまま踏み倒してきたのである。

現地とはどこか。中国や東南アジア一帯だ。タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、すべて軍票が行き渡っていた。

もちろん、日本人は忘れているだろう。軍票が何か知らない人もいるかもしれない。

しかし、それをつかまされた現地の人々は誰ひとりとして忘れていない。金は価値を失うのである。私もアジアでその軍票を見つけて複雑な思いに駆られたことがあった。


〓 韓国では今、取り付け騒ぎの真っ最中

その国の通貨が価値を失うことが分かってくると、まず目ざとい人間から貯金を引き出してそれを別の通貨やゴールドなどの貴金属に変えようと動き出す。

しかし、これが成功するのは最初のうちだけである。みんなが貯金を引き出すようになると、政府はそれを察知してすぐに預金封鎖をする。

あるいはその前に銀行は引き出し制限や引き出し拒否をする。

いったんそれが始まると、もう引き出すのは難しい。なぜなら、不安に駆られた人たちが一斉に預金引き出しに走るからである。

それを「取り付け騒ぎ」という。

取り付け騒ぎもまた珍しいものではない。イギリスでも2007年にノーザン・ロックで取り付け騒ぎが起きて、これは国をまたいでスペイン・ドイツにまで波及した。

風評被害が起きると、健全な銀行ですら取り付け騒ぎで危機に瀕することになる。

そういえば、韓国では今、この取り付け騒ぎの真っ最中である。

韓国では不動産バブルが2008年頃から破綻しており、今年に入ってからそれらが巨大な不良債権となって貯蓄銀行を中心に大きな負担となっている。


〓 韓国経済は一番悪いタイミングで袋小路に

銀行は信用に金を貸して金利で儲けるビジネスだから、信用を見る目が甘ければ銀行自体が損をして吹き飛んでいく。

不動産は非常に信用の高い物権なのだが、それが災いしてどこの国も過度に高い信用評価を出してしまう。アメリカもそれで吹っ飛び、韓国もまたその道を歩んでいる。

韓国は貯蓄銀行というものがあり、これが不動産投資に絡む融資(不動産プロジェクトファイナンシング=PF)をしていたのだが、このPFが焦げ付いている。

PFとは、まだ不動産が収益を生み出す前から机上の計算で金を貸し出す仕組みだった。土地バブルのときはそれがうまく機能した。

ところがバブルが弾けると、マンションも完売せず、着工も進まず、机上の計算が成り立たなくなった。それが大量に焦げ付き、貯蓄銀行を追い詰めているのである。

2011年1月14日、三和(サンファ)貯蓄銀行が営業停止に見舞われた。

2010年12月の時点で「危ない」と金融委員会によって予告されていた貯蓄銀行だったが、それが的中したのだった。

そして、それから2011年2月17日に、釜山(プサン)、大田(デジョン)貯蓄銀行が「不良金融機関に指定」され営業停止になった。

ここで一気に取り付け騒ぎが起きている。

その結果、さらに釜山第二、中央釜山、ボヘ、チョンジュ貯蓄銀行と相次いで営業停止に追い込まれ、2月22日にはドミン貯蓄銀行も営業停止になった。

今後、世界経済がインフレと石油価格で混乱に見舞われていく激動の時代に入ったことを考えると、韓国の今回の取り付け騒ぎはいかにも間が悪い。

韓国経済は一番悪いタイミングで袋小路に入り込んでいるので、相当深刻な事態に陥る可能性も高い。


〓 今から「黙って動くべき」ではないだろうか

だから、逆に韓国を見ていると、何をしなければいけないか分かるはずだ。

日本は2016年には人跡未踏の累積債務国になる。

つまり、今のまま無為無策が続くと、国家破綻(デフォルト)かそれに近い状況にまで追い込まれることもあり得る(関連記事)。

そのときになって銀行に走っても、もう遅すぎるし、そもそも、円の価値がそれまで保たれているかどうかも分からない。

嘘だと思ったら新聞を買って政府がどんな状況にあるのかよく確認して欲しい。

そして、この難しい時代に、この政府が頼りになるのかどうか、よく考えて欲しい。

もちろん、明日には問題が出るわけでもないだろうが、放っておけば首が締まっていく類いの問題である。

先のことは何ひとつ分からないが、ひとつ言えるのは、多くの人が現金を引き出しはじめてから気がついても遅いということだ。

もう一度、上記の取り付け騒ぎの写真を見て欲しい。あなたはこの中に混じって金が取り戻せると思えるだろうか。これは、今の韓国で起きている話で、昔話でも何でもない。

他人がどうなろうと、それはあなたには関係ない。世界がどうなろうと、韓国がどうなろうと、それはあなたに関係ない。

日本がどうなるかも、問題意識として捉えるには抽象的だ。

あなたに関係があるのは、まずあなたの生活であり、あなたの家族であり、あなたの貯金のはずだ。

それならば、「日本の破綻はない」と言っている人がいるうちに、今から黙って迫り来る日に備えるべきではないだろうか。
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以上です。

 

<るいネットより記事転載>

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 日本の新聞やテレビでは全く報道されていませんが、現在韓国では取り付け騒ぎが起こっているとのことです。
 韓国では不動産バブルが2008年頃から既に破綻していて、今年に入ってからそれらが巨大な不良債権となって「貯蓄銀行」を中心に大きな負担となっているそうです。
 なので、韓国の国民は一斉に銀行から自分の預金を引き出している最中とのことです。

 韓国は最近とても景気が良いと報道されてきましたが、どうやらバブルだったようです。そして、そのバブルは破裂してしまったようです。

 アメリカのサブプライムと同じような問題が、今韓国で起こっているとのことです。日本も財政は既に破綻していますので、今後取り付け騒ぎが日本でも起こる可能性はあるかも知れません。

*ひふみ赤城農園では今はジャガイモの植え付けが盛りです。オーナーさんたちも時間のあるときに来られて、男爵いもの種いもを植えています。芽を切らないように、半分にジャガイモを切って植えます。私が修行した埼玉の農家は1/4に切って植えていました。 3月6日は私も赤城農園に行きますので、皆さんと一緒にジャガイモの植え付けしたいと思います。その他、ナスやピーマンの苗を温床で育てています。そろそろトマトやきゅうりもやります。今年は常駐の仲間が2人増えたので、心強いです。どんどん畑に作物が植えられていきます。5月には畑いっぱいに緑が広がることでしょう。プランターキットを購入された方も、赤城の実習会に月に1回参加することができますので、今年は更に来園される方が増えると思います。無農薬・無化学肥料の美味しい野菜を今年も皆で育てて行きたいと思います。昨年から一部は無肥料でやってますが、今年は更に種類を増やそうかと思います。東京ももう春ですね。赤城も春です。来週お会いしましょう!

 

 

 

 ●るいネット

 

 

 

●るいネット


「感無量」 内宮佳代子氏 

2011-02-26 08:53:42 | 船井幸雄氏

 <船井幸雄.comより記事転載>

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 「感無量」
(株)船井メディア 管理部  内宮 佳代子

 皆様、こんにちは。

 もうすぐ3月。温かい日差しが差し込み、春がすぐそこに感じられる今日この頃。
3月といえば卒業式。別れ、旅立ちの季節ですね。
 私ごとですが、息子がもうすぐ、中学の卒業式を迎えます。
 小学校の6年間と違い、中・高の6年は本当に早いという話をききますが
子供にとっても私にとっても本当に早い3年間でした。
 息子は小学校は福井で、中学から東京に引っ越してきたので誰一人友達も
いない環境で中学校に入学しました。また、体は大きいのですが、とてもおとなしい性格で最初は学校に慣れるまでとても心配でした。
 私自身も、半年は仕事をせずに家事と子育てに専念し、子供の様子を見ながら毎日を過ごしていました。

 案の定、自分より体の小さい子にいじめられてもだまっていたり、最初は色々と問題がありましたが、学年があがるごとにクラスにも慣れ、無事卒業式を迎えることができます。

 もう、今から3年間を思い出すと涙があふれてきて、言葉には表せないほど色んな感情があふれてきます。
 子供はいろいろな体験を通して成長し自立していきます。
 親である私自身も、まだまだ未熟なのでもっと魂をみがいて、日々成長していきたいと思います。

<転載終わり>

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 内宮さんのこの文章を読んで、とても気持ちが伝わりました。転校することになったお子さんが、いじめなどに遭いながらも、無事中学を卒業するそうですが、親として3年間とても心配したことが、いろいろと思い出されて来るのでしょう。あんなこともあった、こんなこともあったと。

 それにしてもよく卒業できたなぁ、と感無量の想いがこみ上げてきたのだと思います。家族のことや仕事のこと、勉強や人間関係など、人間はいろいろと問題にぶつかり、悩みながら日々を過ごしています。時には挫折をし、心が折れたりもしますが、這いつくばって、かっこ悪く生きています。

 自分のことなら自分が頑張ればいいのですが、子供のことは、子供自身がやるしかありません。励まし、手を貸すことはできても、問題を乗り越えていくのは子供自身です。親のすべきことは、子供が自立できるようにすることだと思いますが、それがなかなか簡単には行きませんね。

 ただ、子供は親が思う以上にしっかりしています。かわいい子には、旅をさせろと言いますように、いろいろ経験させることが、何よりだと思います。自分自身を顧みてもそうですね。失敗のほうがやや多かったですが、様々な経験を通して、学んできたように思います。

 野菜も種まきしてすぐに水をあげてしまうと、根っこが元気に伸びていきません。水を簡単に吸収することができるという環境ですと、根っこを張る必要がないからです。ただ、全く水を与えないと枯れてしまいますので、その加減が難しいところです。人間もそうだと思います。よい指導者や親というのは、その加減が「よい加減」なのだと思います。

 余談ですが、内宮さんは昨年からひふみ赤城農園で、大根や人参、白菜、チンゲン菜、ほうれん草などを育てておられましたが、中学生のお子さんがいるようには見えませんでした。20代前半の若い方かと思っていました。昨年の9月4日の35度の猛暑の中、畝を作って小松菜の種を蒔いておられましたが、顔を真っ赤にして頑張っておられたのがとても印象的でした。内宮さんが丹精込めて育てた大根もニンジンもチンゲン菜も、とても甘くて美味しく育ちました!私は素晴らしいと思いました。ニンジンは50本以上採れて、他のひふみ農園の方々に差し上げてましたね(笑)。きっと内宮さんの気持ちが野菜に伝わったのだと思います。大根もニンジンもチンゲン菜も今は卒業して、畑は空っぽですが、今年もこれから種まきをしましょう。ジャガイモやなす、ピーマン、トマト、きゅうり、カボチャ、スイカ、メロン、赤米、枝豆、イチゴ、さつまいも、ごぼう、長ネギ、キャベツなどを作りますが、内宮さんならきっとまた美味しい野菜を育ててくれると思います(笑)。

 

 ●船井幸雄.com

 

 


『2011年からの正しい生き方』セミナー が開催されます

2011-02-26 08:22:58 | 船井幸雄氏

 <船井幸雄.comより転載>

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★『2011年からの正しい生き方』セミナー(船井メディア主催)のご案内★

日程:
2月26日(土)10:15~18:10
会場:ホテルフロラシオン青山(表参道駅 徒歩5分)
ご参加料金:1名様:15,000円 2名様:27,000円 3名様:36,000円
出演講師(敬称略)
船井勝仁「常識を手放すことに挑戦しよう!」
呉善花 (オ・ソンファ) 「日本文化の未来性」
高島康司「見えてきた私たちの未来の形」
古歩道・ベンジャミン「金融戦争、最終局面」

<転載終わり>

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 今日の9:30より表参道のホテルフロラシオンで、高島ヤスさんやフルフォードさんの講演会があります。

 私はひふみ農園のOさんにチケットをとっていただきました。ただ、仕事がまだ山盛りなので、朝からの参加は無理そうですので、ヤスさんの講演から行こうかと思ってます。

 

 ひふみ赤城農園には、今日10時からオーナーさんが作業に来られますので、赤城の常駐の指導員が対応する予定です。今日はだんしゃくイモの植え付けをやる予定です。午後からもGさんが来られますので、ジャガイモの植え付けと固定種の小松菜の種まきをしてもらおうかと思っています。

 3月6日のひふみ赤城農園の実習会は、かなりのオーナーさんが来られるようです。その日は私も行きますので、また皆さんと楽しく作業をしたいと思います。

 

 

 ●『2011年からの正しい生き方』セミナー

    

 

 

 

 

 「本当の豊かさとは何だろう?」 船井幸雄.comより

2011-02-24 07:33:27 | 船井幸雄氏


 「本当の豊かさとは何だろう?」


  
 皆さま、こんにちは。
 いま熱海では、熱海桜がきれいに咲いています。
 一足お先に桜の写真をおすそ分けいたします。^^

 先日2月14日に日本の内閣府が発表した2010年の名目GDP(国内総生産)額は5兆4,742億ドル(479兆2,231億円)で、中国の10年の名目GDP額5兆8,786億ドル(39兆7,983億元)を4,044億ドル下回り、日本は米国に次ぐ世界2位から3位に43年ぶりに転落しました。
 

 日本は現在「不景気だ、不景気だ」と言われ、新聞やテレビでは不安なニュースがあふれ、GDPも世界第3位になり、何だか気持ちが落ちこむようなことがあふれていますね。
 ある調査で、「将来に自信はありますか?」という質問をインド、中国、オーストラリア、カナダ、オランダ、ブラジル、スウェーデン、米国、英国、フランス、スペイン、日本、ハンガリーなど23ヵ国で行ったところ、日本はなんと最下位の23位だったそうです。日本は世界の中でも豊かな国なのに、日本人は相当自信を失っていますね。

 中国はこれで日本を抜いて、世界第2位の経済大国になったようにも見えますが、世界各国からはこんな意見も出ています。

 英テレグラフ紙ブログ記事では、経済ジャーナリストのダニエル・ノウル氏が、「中国経済は日本を追い越したわけではない」と述べています。

 中国の経済誌「財経」の解説員、易鵬(イー・ポン)氏は、『中国は日本に「量」で勝っただけで、「質」ではまだ遠く及ばないことを自覚すべきだ』と述べています。

 ところで中国は約13億人もの人がおり、1人当たりの平均収入は7,400ドル(61万9,528円)で、日本の6分の1にすぎないそうです。
 また、中国では都会と農村地帯には大きな格差があり、都市と農村の所得格差は13:1にまで拡大しています。農村地帯では何億人もの人たちがいまも困窮しています。業種間の収入格差は今年第1四半期の時点で約11倍もあるそうです。

 このように同じ国の中でもこんなに大きな較差があるのでは、国民の不満が募り社会が安定しないようにも思います。
 
 また、中国の急速な経済成長は、公害という犠牲も払っています。単位GDP当たりのエネルギー消費量は日本の10倍前後あるそうです。つまり中国のGDPは資源消費と環境汚染を土台にして成り立っています。
 資源には限りがあり、また地球を傷めながらこのままこの状態をこれからずっと続けることはできません。

 日本もかつて米国を目指して豊かになるために走り続けてきましたが、私たちはGDPに豊かさの指標を求め、「今だけ、自分だけ、お金だけ」の意識で生きることを見直さなければいけないときに来ているようです。

 日本にとっては、GDPが第3位になってしまったことはマイナスのように感じますが、「本当の豊かさとは何だろう‥」ということを考えるいいチャンスなのかもしれません。


 その他、世界の人からはこんなコメントもありましたのでご紹介いたします。


 シンガポールの有力紙ストレーツ・タイムズ(17日付)は、「日本が技術革新を続け、優れた製品やサービスを生み続ける限り、今後もずっと尊敬される国であり続ける」との東京特派員のコラムを掲載しました。
 コラムでは、「GDPの順位だけで国の全体像は語れない」と指摘した上で、世界の音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を日本人4人が同時受賞したことに触れ、「音楽でも経済でも日本がこの先見限られることはないと思い知らせた」と評価しています。
 そして「世界レベルの成果」を生む要因として、勤勉さや仕事への誇り、秩序感覚など数字では表せない日本の国民性をあげています。

 中国共産党機関紙・人民日報(16日付)は「今こそ日本の発展方法を見つめ直そう」と呼びかけ、日本のような社会保障制度の整備を提案する評論員論文を掲載しました。
 その論文名は「日本のもう一つの側面」というもので、日本の高度経済成長を「一つの奇跡」と評価し、「奇跡のもう一つの側面は、社会保障の体系も即座に整備したこと」と指摘しています。「金融危機の影響を、他の先進国より長く受けている日本(社会)が再起不能に陥っていないのは社会保障制度を完成させたためだ」と分析しています。
 そのうえで、「日本にはまだ多くの学ぶ点がある。学ぶ精神を変えてはならない」と訴えました。【19日 YOMIURI ONLINE より】


 日本人は、自分の国に自信をなくしていますが、いいところもたくさんあります。
 「今だけ、お金だけ、自分だけ」の考えの社会ではなく、本当に心豊かに生きることができる国を日本人はこれから目指し、率先して創っていかなければいけないのだと思います。

 <転載終わり>
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 「本当の豊かさとは何だろう」というこの記事を書いた相澤さんは、心の豊かな人だと思いました。まだ若いのに、こういう文章を書けるのはたいしたもんです。こういう方が今の若い人の中には増えているのでしょうね。船井幸雄.comを読んでいる方々は、そもそも心の豊かな方か、それを目指している方だと思います。

 日本はGDPで中国に抜かれて世界3位になりましたが、一人当たりのGDPは中国よりずっと多いですので、ほとんどの人は3位になったことを気にしていないようです。そもそもGDPが何位かということ自体、全く気にならない人も多いのではないでしょうか。私の周りでは、そのことが話題にのぼったことはありません。

 日本は戦争でボロボロになりながらも、一生懸命先輩たちが働いてくれたお陰で、世界2位の経済大国になりました。アメリカの戦略に乗ったとはいえ、奇跡の大発展を遂げました。

 そして、ニクソンショックやオイルショック、プラザ合意などのイジメにあいながらも、頑張って、一時は「Japan as NO.1」とまで言われるようになりました。
 そして調子にノッてアメリカのビルをバンバン買ったり、土地やマンションに投資したりしました。普通の家が1億円以上するなどということもざらでした。小金井カントリークラブのゴルフ会員権が4億円もしてましたし、リゾート開発も競って行われました。銀行はどんどんお金を融資してくれましたし、マンションを買えば倍以上で売れましたので更に投機が加速していった時代でした。庶民の生活も派手で、飲むわ、食うわの王様のような生活ぶりでした。ジュリアナ東京などが盛り上がっていたころです。まさに映画「バブルへGO!」の通りです。実際はそれ以上だと思います。

 それが、1987年のアメリカのブラックマンデーを境に、日本のバブルははじけてしまいました。砂上の楼閣のような派手な生活は、みごとに崩壊しました。それからは失われた20年と言われ、今に続いていますので、周知の通りです。

 私はバブルのころを経験していますが、私の息子の世代の人は、今の停滞した経済が当たり前となっています。バブルを経験した人の中には、夢よもう一度と思っている人もいるでしょうし、それに懲りて地道に生きていくことを選ぶ人もいると思います。

 家族が健康で、雨露がしのげて、日々食事が摂れれば、先ずは幸せなのではないでしょうか。食料も満足に買えないことが、今起こっているイスラム反政府デモの主因と言われています。「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、生きる糧を失えば、人間は暴徒と化すのかもしれません。(背後にはいろいろな陰謀があるとも言われていますが。)

 日月神示に「全てに感謝せよ」とありますように、感謝の念を持てば、大抵の人は自分が幸せだと気付くと思います。中には病気の方もいるでしょうが、日本は国民皆保険ですから誰でも治療してもらえます。アメリカや韓国では、保険に加入している人は病院に行けますが、保険に入っていない収入の少ない人は治療すらしてもらえないのです。

 人は病気になると、健康のありがたみを知りますが、また健康な生活が続くと平気で忘れます。リストラに遭い、仕事が欲しいと思っていても、就職が決まり、半年くらい経つと、「忙しい、忙しい」と文句を言うようになります。人間とは概ねそういう存在です。私もそれの繰り返しなので、たいしたことない人間だなといつも反省させられます。

 身魂磨きの基本は、「雨露しのげて、日々の食事があれば、先ずは幸せ」ということを、理解することかも知れません。そこまでハードルを下げれば、どんなことでも「幸せ」と感じると思います。食事以外にコーヒーも飲めた、ラッキー!です。一生懸命仕事をして、給料をもらった!ありがたい!です。山のような仕事をいただいた!ありがとうございます!です。あまり言うと、変な宗教みたいになりますので、ここらへんで止めますが、日月神示にある「全てに感謝せよ。良くないことが起こっても、感謝せよ」ということが、体得できれば、身魂はかなり磨かれているのかもしれません。
 今日もなるべく感謝をしながら、仕事をやりたいと思います(笑)。





 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/hisho/index.asp?hno=201102004

「美」とは何だろうと考えてみる   中矢伸一氏

2011-02-23 07:37:47 | 日月神示の実践
 <日本弥栄の会より記事転載>
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「美」とは何だろうと考えてみる


「欧米の“力の文明”はもはや行き詰っている。日本は“美の文明”の発信地となれ」──という説を提唱していたのは、いまや静岡県知事となられた川勝平太さんですが、私もこの説に賛同するところ大です。
日本人が持つ自然に対する感性、細やかな他人への気遣い、綺麗好きで和を好むところなどは、「美」という言葉に集約されるものであり、それこそがこれからの新しき地球文明(文明という呼称がふさわしいかどうかわかりませんが)に求められる、基礎となる価値観だと思います。

大石憲旺先生も、この「美」という点を強調しています。
ただし、大石先生の言う美とは、また世間とは定義が違って、「宇宙の進化に貢献すること」こそが美だという考えです。
宇宙は日々進化している。その進化の動きのベクトルに合った想いや言葉、あるいは行動、そうしたものを持つ人は「美しい人」だということになるというのです。
この説にも、なるほどと思いました。

「美」こそがこれからの重要なキーワードのようです。

とはいえ、日本は「美の文明」だと言いますが、電車で都内に出たりすると、日本人とて全然ダメだなあと思わせる場面に出くわすことが多いですね。
自分のことしか考えておらず、マナーも悪い。
とくに年配者にそういう人が多いのが、本当に残念です。

ウチの事務所にもそういう電話がかかってくることが少なくありません。
名前も名乗らずにいきなり無遠慮に質問してくる。自分で考えて決めれば済む相談を延々にする。電話注文は受けられないとか、会員でないと購入できないと伝えると逆ギレする。ほとんどが中高年です。
日月神示を読んでいるとは思えない“我れ善し”ぶりには唖然とさせられます。

富士山が世界遺産の選考に落ちた一番の理由は、何だかご存じでしょうか。
それは、富士山にあふれる「ゴミ」だそうです。ロッキー田中さんから聞きました。恥ずかしいことですね。

富士山は、言うまでもなく日本が誇る霊峰であり、ここに宇宙からのエネルギーが注がれていたはずなのですが、大石先生いわく、今はまったくダメなのだそうです。
理由は、人間が沢山行き過ぎて、富士山を汚してしまったからです。
富士山に降りるはずのエネルギーは、現在、富士山近くの「ある山」に移っているそうです。
その山の宇宙エネルギーを受けるために、近々、大石先生と行ってまいります。
その模様は『たまゆら』でご報告するつもりですが、同様のことは、日本各地の神社でも起きているようです。
参拝に行くのはいいのですが、皆、自分本位の願い事をし過ぎて、神社が霊的に“沈んで”しまっているそうなのです。なかには何十メートルも深いところまで落ち込んでしまっている神社もあると言います。
これを復活するためには、自分本位ではない“正しい祈り方”のできる人が神社に足を運び、「ひふみ祝詞」で甦らせることしかないのではないか、と思っています。

 <転載終わり>
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 日月神示に出会う前は、神社に参拝するときには、自分のことばかり神様にお願いしていました。「家族が健康でありますように」とか、「子供が志望校に受かりますように」、「宝くじが当たりますように」とか、自分のことだけをお願いしていました。神社での参拝とは、そういうもんだと思ってましたし、ほとんどの人も同じだと思います。

 ところが、大石先生はそういう自分本位の願いばかりを神様にお願いしているため、神社自体が深く沈んでしまっていると言われます。

 ご存知の通り、日月神示では「悪」は否定されていません。「必要悪」という位置づけのように思います。悪もお役としては、必要だと書かれています。ところが、「我善し」は否定されています。「我(が)」も必要だとありますが、「我善し」が必要とは書かれていません。

 社会でも、自己チューは相手にされませんし、迷惑千万です。中矢代表が言われる通り、最近は中高年の自己チューが多いようです。以前新聞に載ってましたが、電車でのケンカのトラブルを一番起こす年代は50代とありました。私は20代かなと予想していましたので、意外でした。
 ただ、実際に電車でのケンカに何度か遭遇したことがありますが、半分以上が50代から70代でした。いい大人が真剣に相手を罵倒している姿は、異様です。確かに罵倒される女性のほうに非が多いのかも知れませんが。しかもしつこい。

 こういう場面に出くわしたということは、自分にもその要素があるということかも知れません。いつ自分が当事者になるかも知れません。自分はそんなくだらないことはしない、と思っていても、不意に理不尽な扱いを受けたら、誰でも反撃する可能性はあります。普通は、「まあ仕方が無い」といって諦めるのですが。

 こういう場面は、「美」とは遠い世界です。神様と共に創造することを「美」と大石先生は言われています。
 昨日、佐々木了雲先生とひふみ赤城農園に行きましたが、土壌がとても良い状態であるとご評価いただきました。しかも土が団粒構造になっていてとても良い状態だと言われました。水はけもいいので、これなら「テラ自然農法」が可能と太鼓判をいただきました。
ウチの白菜は今でも元気に瑞々しく育っています。本来はもう時期は終わってますが、不思議なことにとても元気です。その白菜を見て、これも「美」だと思いました。周りは緑色で色つやもいいです。中は黄色く柔らかです。
 自宅に戻ったら、夕飯は畑で採れた白菜と大根を使った湯豆腐でした(笑)。緑の葉っぱは普通は固くてあまり風味はないのですが、ひふみ野菜は周りの葉っぱも柔らかく、甘い味がします。不思議ですが。

 野菜を見ていると、自然の「美」を感じます。ひふみ農園の野菜たちは、当然ながら無農薬、無化学肥料です。一部は有機肥料もやらない無肥料栽培もしています。2年前に無肥料で栽培したときには、ほとんど実を付けずに失敗したのですが、今回はひふみ農法でやったため、かなりの収量でしたし、味がとにかくいいです。自然の甘さが何とも言えません。無農薬・無化学肥料栽培ですから、野菜の自然な「美」が現れているように思います。

 農薬を使用した野菜は、日本では99.9%となります。たとえ農薬を使ったとしても、野菜には「美」があると思います。ただ、できることなら農薬も化学肥料も与えない野菜が望ましいと思います。そのほうが、自然の「美」ではないでしょうか。

 昨日は、男爵いもを植え付けしました。今週の土曜も、オーナーさんが来られて男爵いもやきたあかりを植えます。また、トマトやきゅうりの温床での苗作りも始めようと思います。ひふみ農法はあまり手間もかからずに、美味しい無農薬・無化学肥料野菜が収穫できますので、不思議な農法です。昨日も赤城は良い天気で、温かく、佐々木先生は車の窓を開けていました。
 いよいよ春到来です!プランターでもいいので、野菜を無農薬・無化学肥料で育ててみれば、その霊妙さのカケラを感じることができると思います。





 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/

「ロンドン原油:2年半ぶりの高値 リビアの油田スト情報で」 毎日新聞

2011-02-22 21:32:36 | 政治・社会
 <毎日新聞より記事転載>
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 「ロンドン原油:2年半ぶりの高値 リビアの油田スト情報で」
 
 【ロンドン会川晴之】週明け21日のロンドン原油取引市場は、欧州の原油取引の指標となる北海ブレント原油先物4月渡しが、一時、前週末終値比2ドル以上高い1バレル=105.08ドルと、2年半ぶりの高値をつけた。政情不安が拡大しているリビアの油田で、ストライキが始まったと伝えられたことが背景。

 これに連動して、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場も、指標となる米国産標準油種(WTI)の3月渡しが一時、1.40ドル高の1バレル=87.60ドルと値上がりした。

 リビアは日量158万バレル(1月現在)を生産する世界12位の石油輸出国。石油輸出国機構(OPEC)に加盟している。

 <転載終わり>
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 中東の反政府デモの影響で、原油が高騰しています。ヤスの備忘録の中の記事の、リンゼイウェリアムスのリーク記事の通りの展開となっています。原油は今の価格の2倍くらいまで高騰するそうです。更にその裏にとんでもない仕掛けがあるそうです。
 詳しくはヤスさんのメルマガに載ってました。びっくりです。



 ●毎日新聞
  http://mainichi.jp/select/biz/news/20110222k0000m020033000c.html?inb=yt

 「民衆の反乱であり、宗派間の抗争ではない」

2011-02-22 21:06:22 | 政治・社会
 <Rockway Expressより記事転載>
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 「民衆の反乱であり、宗派間の抗争ではない」


◆2月21日

 中東問題の専門家であるロバート・フィスクが、今アラブ・イスラム国家で起きている反乱・革命は、宗教的なというよりか、大衆的な騒乱であり革命であると指摘している。
 
 このブログでも指摘したように、これは「草莽の民」による本当の反乱であり、革命である。フィスクの見解と同じである。つまり、一般民衆が、仕事がない、人間らしい生活ができない、明日食うパンが買えない、という現実的な問題が基底にあるのだ。

 確かフランス革命も「パンが買えない」ということで婦人達のデモが始まりだったといわれているし、ロシア革命でも同じである。ようするに最終的には、人間は食えなくなれば、暴れるしかないのだ。だから為政者はいかに大衆に仕事を与え、食わせていくか、ということが一番重要なことになるのである。

 ところでアラブ社会をそのような社会にしたのが、欧米の金融資本を中心とするグローバリズムの動きであったが故に、この運動は同時に反欧米にならざるを得ないのだ。そしてその欧米を金融の力で操っているのが、ユダヤ系の者たちであるが故、結局この運動は反ユダヤ・反イスラエルとならざるを得ないのである。

 人々は目覚めだしているのであり、覚醒しだしているだから、独裁的・圧政的な政治を行ってきた国は全てこの反乱の飛び火を恐れねばならない。

 既にチュニジアとエジプトで、政権転覆の実績を積んだのだから、他の国の同じアラブ・イスラム教徒の民衆が自分達の国でできないはずはない、という自信や確信を持つことができるであろう。従ってこの動きはちょっとやそっとでは静まらないと思われる。

 そして最終的には、これが例えば中国の新疆ウイグル地区などのイスラム教徒にまで拡大するかもしれないし、欧米社会でも同じく始まる可能性がある。
 
 ようするにフィスクは中東地域の地殻変動だと言っているが、中東地域だけに限定されたままで終わらないで、世界的に拡大する可能性があるのだ。

 ★「最後の鐘がなる・・・収奪者が収奪される・・・」 マルクスが言ったような「資本主義の最後の鐘」だけではない。あらゆる圧制・搾取の型に対する反乱である。そしてそれは直接的な圧制・搾取に対する反乱から間接的な圧制・搾取に対する反乱へと拡大していく可能性がある。

 日本では河村名古屋市長が始めた反乱も同じ型である。ただずっと穏やかな反乱であり革命の仕方なだけである。だから彼は草莽の民の一人であり、草莽の民の心が分かる政治家であろう。


 <転載終わり>
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 食料が高騰しているため、中東諸国の人々はパンも買えないような状態になっているようです。食料高騰で食えないことが、中東でのデモや反乱の要因とのことです。人は食わなければなりませんので、飢えは人を動かす最大の原動力と言えるようです。

 ヤスの備忘録の中のリンゼイウィリアムスのリーク記事では、世界を牛耳る勢力が中東のデモを裏で操っているようだとありますが、そのような見方もできるようにも思えます。
原油も高騰してきていますので、今のところリンゼイウィリアムスの言う通りの展開になっています。

 世界を牛耳る勢力は、中東の反政府デモを起こすことにより、大きな仕掛けをカムフラージュしているという見方もあるそうです。その仕掛けとは、中国が米国債を今後一切買わないと宣言することだそうです。
 もし、それが現実になれば国債が急騰し、アメリカは国家破綻は免れないと思います。




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第9サイクル突入直前1

2011-02-21 07:13:17 | 日月神示関連の情報
 <ヤスの備忘録より記事転載>
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 やはりコルマンインデックス通りか?

2011年に入ってから、明らかに変化の流れは加速している。その意味では、マヤカレンダーが進行するにつれ、意識進化と時間の加速を唱えるコルマンインデックスの予定表は的中し、その通りに進んでいるようにも見える。

最新論文でコルマン博士は次のように述べている。

「第9サイクルの期間は234日だ。このサイクルでは、第8サイクルまでに達成された進化がさらに加速し、意識の進化が完成する。これまでのサイクルでは、人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化されたが、第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」

コルマンインデックスでは、意識進化を主導しているのは「宇宙の予定表」が存在しているからだという。そのようなものが実際に存在しているのかどうかは分からない。確認しようがないからである。

しかし、そのようなものが存在しているかどうかは別にしても、世界の各地で起こっているいまの変化は、コルマンインデックスのテーマの具現化として起こっているようにも見える。

抑圧されたものが噴出し、隠されてきたものが暴かれる過程

コルマン博士は、「これまでのサイクルでは人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化されたが、第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」という。これは言い換えると、抑圧されてきたものが統合を求めて噴出してくるということを指しているはずだ。

つまり、「これまでのサイクルでは人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化された」ということは、「左脳的もの」か「右脳的なもの」どちらか一方がいつも抑圧の対象となってきたということだ。

そしてこれから始まる第9サイクルで「左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れる」ということは、これまで抑圧の対象となってきたものが噴出し、意識への統合を求めてくるということだろう。

「抑圧されてきたものの噴出と統合」というのが、第9サイクルのテーマだということだ。

あらゆる大きな出来事の共通テーマ、「抑圧されてきたものの噴出と統合」

このような視点からいま起こっている世界中の変化を見ると、確かにこの共通したテーマに貫かれているように見える。ここでいう「抑圧されたもの」とは、秘密や隠された慣行、過去の歴史的な矛盾やトラウマ、歴史的な事件や出来事の真実、人々の欲望や欲求など、抑圧の対象であったさまざまな内容であるはずだ。

最近、世界では以下のような出来事が起こった。

ウィキリークスによる外交公電のリークと秘密の暴露、朝鮮戦争へと発展しかねなかったヨンピョン島の攻撃、チュニジア、エジプトからその他の中東諸国へと急速に拡散している民衆運動の波、ユーロ崩壊の危機、ドルのさらなる信用失墜などであろう。

もちろんこれらの出来事にはそれぞれ独自の原因が存在している。しかし、これらはすべて事件や事故のような突発的に起こった新しい出来事ではない。これまで長期間に内在していた矛盾が臨界点に達し、何かの出来事をきっかけにして表層に噴出してきた事件である。

21世紀に入ってから多くの歴史的な事件が相次いでいる。こうした事件や出来事のすべてが、内在している矛盾の表層への噴出という図式で捉えられるので、この図式にはたいした意味はないという反論が成り立つかもしれない。

しかし、いま我々が目にしている事件は、9.11同時多発テロやアフガン攻撃、それにアメリカのイラク侵略などとは明らかに異なっている。こうした出来事は突発的な事件性という性格が強い事件である。だれも予想していなかった事件なので、「やっと起こったか」とか「ついに起こったか」というような既知感は存在しない。強い驚きというのが共通した感覚だ。

一方、いま起こっている事件はそうではない。ウィキリークスが暴露する外交公電の内容に人々は「やはりそうだったのか」とうなずき、朝鮮戦争になりかねないヨンピョン島の攻撃には「ついに来たか」という印象をもつ。そして、チュニジアやエジプトの民衆革命は、その国の事情を多少とも知るものなら、「やはり来たか」という思いを抱くことだろう。

こうした既知感が強いのは、起こっている事件や出来事は新しいものではなく、過去からすでに内在している矛盾の噴出だからである。

これは日本で起こっていることでも同様である。内在している矛盾が臨界点に達して表層に噴出する出来事は後がたたない。尖閣諸島の問題発生で明らかとなった日中の密約の存在、勝手なシナリオ作りによる特捜検察の手口の暴露、大相撲の八百長慣行、沖縄返還時の日米の密約の暴露などはこうした問題のほんの一部だ。

崩れ去る自明性と構造的な矛盾

これらの事件は、きちんと機能していると信じていた我々の社会システムが、いかに多くの矛盾や不正の抑圧のもとに成り立っていたのかを一気に白日のもとにさらした。そして、社会システムのいわば裏が明らかとなることで、社会システムに対して我々がもつ「最低の信頼感」という自明性はもろくも崩れ去った。

こうした事件が起こる前、我々は「検察もときには大きな間違いを犯すが、総じて制度としては機能しているはずだ」とか、「大相撲ではときとして八百長をする不逞の輩で出てくるが、制度としの大相撲そのものは国技なので健全なはずだ」というような最低限の信頼は成り立っており、それを当たり前なこととして生きていた。これが我々の常識だった。つまり、どんな大きな事件があっても、それは「悪い奴」がいたからであり、それを取り除きさえすれば、制度は健全なものに戻ると信じていた。

いわばこれは、起こった事件は制度やシステムのバグであり、取り除きさえすればもとの正常な状態に戻るという考えだ。

しかし、実態はバグどころの話ではなかった。特捜検察のシナリオ作りは「筋読み」という、日本の検察の機能を100年以上支えてきたなくてはならない手法であったし、十両の八百長も、このクラスの全力士が給料をもらえるようにしている、いわば何年も続く公然の秘密であった。

ということでは、表面化した事件は、制度にたまたま生じたバグどころか、それなくしては制度そのものが機能しなくなる制度の裏の部分、つまり制度の構造に深く埋め込まれた影であったのだ。

そしていま、この「影の部分」が勢いよく噴出してきたというのが「いま」という時間の特徴なのだ。

これはエジプト革命でもそうだ。ムバラクの長期政権のエジプトは、決して停滞した社会ではなかった。経済成長は年率5%~7%あり、IMF(国際通貨基金)はエジプトを「中国やインドに続く次の新興国」として位置付けていた。

しかし、そうしたムバラクのエジプトは、反対勢力に対する弾圧と抑圧があってはじめて成立することのできた体制であった。弾圧と抑圧は、ムバラク体制に構造的に組み込まれていたのである。

そして、そのような抑圧された内在的な矛盾が臨界点に達し、体制にそのものを崩壊させたのが今回の出来事だ。

抑圧されたものの噴出とその統合

我々は世界各地で抑圧されたものの噴出を見るようになった。コルマンインデックスの第9サイクルに入ると、この噴出はいっそう激しくなるだろう。では、噴出した内容はどうなるのだろうか?それは、システムや体制を破壊する力としてだけ作用するのだろうか?

上にも述べたように、コルマン博士は「第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」と言っている。

第9サイクル以前は、左脳か右脳の一方が優位に立つため、一方が抑圧されるという関係にあった。第9サイクルではその抑圧が解除され、抑圧されていた一方の脳が全体としての人格に統合されるということだ。

そのように見ると、抑圧された内容の噴出は、やはりシステムや制度に統合されなくてはならないし、その統合を実現するのが第9サイクルのテーマだということだ。

統合するために変化し変容するシステム

だがその統合は簡単には進まない。抑圧されたものの統合が実現するためには、システムや体制、また制度が大きく変容し、統合が達成できる構造へと進化しなければならないのだ。この新しい構造をもった体制や制度こそ、おそらく「左脳と右脳が統一した統合的な意識」に相当するものだろう。

個人でも進む同様の過程

また、抑圧されたものの噴出と、その統合による体制や制度の変容というプロセスは、社会の事件や出来事に限定されるわけではない。個々の人間の内面でも起こっていることだ。

これも以前の記事に書いたが、自我や意識やこれまで無意識へと抑圧してきたトラウマ、怒り、欲望、あきらめ切れない思いなどさまざまなものが噴出し、これを統合するために、意識の変容が迫られる過程でもある。

もちろん、抑圧された噴出物は、トラウマのような否定的な内容だけとは限らない。思考の合理性のもとで抑圧されていた直観力やインスピレーション、そして夢やイメージなども意識の表面に勢いよく現れてくるはずだ。

そして、そうしたものすべてを包含する過程で出現する新しい意識のあり方が、おそらく第9サイクルに出現が予定されている意識なのだろう。

同じ変化は自然環境でも起こる

そしてなによりも、我々は同じテーマにもとづく変化が自然環境で起こっていることを目撃している。それは、巨大地震、洪水、干ばつ、氷床の溶解などの年々巨大化する自然災害だ。

こうした自然災害も、地殻の歪みが臨界点に達してエネルギーが放出されるように、出現が抑圧されていた矛盾の蓄積が臨界点に達して、表層に噴出したものとして見ることができる。

抑圧されていたものの噴出が終わった過程で出現するのは、これまでとは違った地球環境であろう。

社会、個人、自然が共時的に進む過程

このように、抑圧のされたものの噴出とその統合による変容という過程は、社会や個人、そして自然環境まをも結ぶ共通した糸である。少なくともいま、我々が目撃している変化は、この共通のテーマのもとで、社会と個人、そして自然環境が相互にシンクロしながら進んでいるように見える。

それはあたかも、社会も個人も自然も、それぞれを横糸や縦糸として織り込まれて行くひとつの壮大な織物のようだ。我々はまさにこの共通テーマの織物に組み込まれているのだといってもよい。

では我々はどうすべきなのか?

個人が経験する抑圧されていたものの噴出という現象は、善か悪かという価値判断では捉えられない。それは、これまでのプライドや自我に対する執着が突然と消失し、体験したことのないインスピレーションや直感が湯水のように湧いているくる過程かもしれないし、反対に、過去のトラウマが解決を迫って頭をもたげてくる過程でもあるだろう。

大抵は、この両者が同時平行に進む過程となるはずだ。ユング派の深層心理学に「個性化」という概念がある。「個性化」とは、これまで人格から排除されていたさまざまな感情や性格を人格へと統合し、ひとつとないユニークな個人となる過程のことをいう。「個性化」へと向かう力は強烈で、人生の過程で誰しも経験するという。

ユング派のこのような言葉を借りるなら、コルマンインデックスの第9サイクルとは、個性化の過程が限界点まで強化される時期なのかもしれない。

内面のそのような変化に直面して我々ひとりひとりはどうするべきなのだろうか?答えは比較的に単純である。変化を受け入れ、変化させる流れが我々をどこに連れて行くのか旅を楽しむことだ。

同時に、我々のなかからは変化を押し止どめ、これまでの自己に止まり、溢れでてくるインスピレーションやトラウマを再度抑圧する方向を選ぶ人々もでてくるだろう。

しかし、我々ひとりひとりが時間を共有した巨大な織物に組み込まれている以上、変化を押し止どめることは土台不可能なのだ。

変化の彼岸に待っているのは、少し変容した意識と感情をもった新しい自己の姿であろう。そしてそうした新しい自己には、それに適合した社会環境や、そして自然環境さえも存在しているはずだ。そうした新しい自己は、その理想的な社会環境の構築へと向かって、もっとも自然な形で歩み出すはずだ。

個々の人間を結集させたこうした歩みのなかからは、おそらく新しい意識に適合した社会システムが構築されてくるはずだ。

おそらく、コルマンインデックス、第9サイクルの意識進化とはこのようなプロセスだ。


 <転載終わり>
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 今エジプトをはじめアラブ諸国で起こっているデモや暴動は、第9サイクルが近づいてきたから起こっているようです。今まで抑圧されてきたことが、全て噴出するのが第9サイクルの特徴だそうです。
 やや難しい内容ですが、今までのヤスの備忘録の記事の中でもトップクラスの重要な内容だと思います。何度か読んでもう少し理解したいと思います。




 ●ヤスの備忘録
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水野南北 『相法修身録』

2011-02-20 22:47:51 | 日月神示の研究
 久しぶりに水野南北の言葉を読んでみました。全てはできていませんが、半分くらいは実践できるようになったように思います。日月神示の道を歩むようになってから肉食は止めました。もう2年半になりますね。最近は玉子や乳製品も直接は食べなくなりました。パンなどに入っている玉子や乳成分は摂っています。魚は週に1、2度くらい食べています。

 通常はご飯と野菜、豆腐、海草、漬物、味噌汁です。江戸時代の食事のようですが、これがとにかく美味しいのです。ただし、野菜自体が美味しい必要があります。自分で無農薬で大根や白菜、人参、小松菜、ほうれん草などを作っていますので、野菜自体がとても美味しいため満足できるのだと思います。

 以前は江戸時代の人々はずいぶん貧しかったのだろうなと思ってましたが、最近は現代人より豊かだったのかも知れないと思うようになりました。縄文人もかなり豊かだったそうですね。毎日無農薬の生命力ある野菜を食べていれば、マヨネーズやケチャップや異常に辛い、甘いものは、刺戟が強すぎて、あまり美味しく感じなくなってしまいました。最近は鰹だしもあまり使わなくなってきました。最近どんどん江戸・縄文化しています。


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水野南北 『相法修身録』                 


○人間の生命の根本は食である。たとえどのような良薬をもちいても、食べなければ生命をたもつことはできない。だから人にとって本当の良薬は食である。

○食事量の多少によって、人間の貧富や寿命や未来の運命を予知することができる。古人の言葉に「天に禄なき人は生じず、地に根なき草は生えず」ということばがあるが、その身ほどによって天より与えられた一定の食事量がある。みだりにむさぼり食う者は、天の戒律を破る者である。生命の存在するところに必ず食べ物があり、逆にいえば食べ物あるところに必ず生命が発生する。食べ物は生命の源であり、生命は食べ物に随うものである。そして人間の生涯の吉凶は、ことごとく食によって決まるといっても過言ではない。

○三度の食事が粗食で少量の者は、悪相・貧相であっても金持ちになり、子孫に財産や名誉をのこすであろう。いつもは粗食だが時々大食するものは大凶である。

○いつも身のほどに不相応の美食をしている者は、たとえ人相は吉であっても運勢は凶である。その美食癖をあらためなければ、家を没落させ、出世も成功もおぼつかない。まして貧乏人の美食家は「働けど働けどわが暮し楽にならず」で、一生苦労する。

○大いに成功・発展の相があっても、怠け者でずるく、酒肉をたのしみ、自分の本業に精を出さない者には成功・発展はない。

○子供の相が貧相で悪くても、その親が食に慎しみをもつならば、みだりに貧相悪相というべきではない。子供は、その親のなすところによって悪相から善相に一変することがある。子に対して親は本であるから、その本が正しければ子もおのずから正しくなる道理である。もっとも、過去世の因縁を解いてやるのは親の務めであり、親が解けないほどの因縁の場合は、子が成長して自ら解くほかない。
 悪因を解き善因を積むには、陰徳を積むほかはない。世に慈善事業や放生をして陰徳を積んだつもりになっている者があるが、これらはみな人に知られる行為であり、真の「陰徳」とはいえない。

○仏法は精神を治めることを本とするゆえに食を慎むのである。なぜなら万事心が乱れることは、みな飲食を本として起るからである。飲食を慎むときは心静かになり不動心を得る。不動心を得れば、その道(仏道)を得ることはたやすい。

○千日千夜祈ってもあなたに実がなければ神明はどこにもおられない。また実を持って祈ろうとのぞむなら自分の命を神に献じ奉ることだ。食は自分の命を養うもとである、これを献じ奉るということはすなわち自分の命を献ずるのと同じである。

○万物ことごとく妙法でないものはない、また相でないものもない。また相には有無の二つあって無相はかたがないといってもその全体像ははっきりしている。これを微妙という。すなわち心であって簡単にはいいあらわせない。また有形は形であって、かたちのあるものは法であり、体もそうである。法あるものは滅びて行く。これが法の道であり相法の道である。性ことごとく微妙より来たって、はっきりと法形を生ずる。



 *ここのところ、仕事に追われていてブログの更新もあまりできておらず、恐縮です。土日も休まずやってるのですが、まだまだ終わりません。次から次と仕事が出て来ますので、先が見えません。
 ただ、「仕事命ぞ」と日月神示にあるように、仕事をいただけることはありがたいと思い、感謝しています。仕事が無いことこそ、とんでもなく大変なことです。以前リストラされたことがありましたが、簡単には表現できないくらい大変です。リストラされたことのある人しか解らないと思います。(無理に解る必要はありませんが)
 勤め人だったころは、結構手を抜いても何とかなってましたが、今はそういうわけには行きません。どっちが幸せかといえば、当然今の忙殺状態のほうがいいです(笑)。やらされているという感情がないのがいいです。自分で頑張ったら、結果としてすごく忙しくなったということですから。

 3月も既にかなりスケジュールは埋まっていますが、どれもワクワクするような仕事ばかりです。そう言いながら、また次を企画してますので、自業自得です。今年から一名仲間が増えたので、その人が仕事を覚えてくれれば、かなり楽になります。そうすれば、また次の企画も実行できますので、益々面白くなっていくと期待しています。



「食糧危機の到来を思わせる14の事実」 Rockway Express

2011-02-16 21:44:48 | 政治・社会
 <Rockway Expressより記事転載>
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 「食糧危機の到来を思わせる14の事実」


 世界的に食糧価格が上昇している。

 「食料価格の高騰で貧困層4400万人増加、世界銀行
 【2月16日 AFP】世界銀行(World Bank)は15日、食料価格の高騰により発展途上国の貧困層が前年6月以来約4400万人増えたとする報告書を発表した。
 食料品価格は2010年10月から11年1月までの間に15%上昇し、2008年のピーク時に迫ろうとしており、食料価格の高騰が貧困層に深刻な影響を及ぼしているとしている。
 世界銀行のロバート・ゼーリック(Robert Zoellick)総裁は、声明で「世界の食料価格は危険水域にまで上昇している」と述べ、特に貧困層の拡大への懸念を示した。・・・」

 これから天変地異、世界経済の混乱などで、人類の生存そのものが大きく問われるような状況が増大していくようだ。これは今までになかったような、歴史上の大きな転換点だからだ。

 そのような中で、この地球に生存が許される存在は、誰か、ということが選別されていくのかもしれない。あまり地球に宜しくない存在は、適者生存で淘汰されていくのかも・・・勿論それは物理的な面だけではない、いやむしろ精神的・霊的な面が重きをなすだろう。金と力と知識に満ちている者たちでも、その心根が腐っていたり、傲慢な者たちは、淘汰の対象になっていくだろう。(ブログ子も自戒に努めているところだが、こればっかりはどうなるやら・・・)

 そんな中で、日本も食糧問題では、いつまでも極端な潔癖症ではいられなくなるだろう。少しでも傷んでいたり、古くなると捨てるようなことをしていては、「もったいない」の精神も泣くというものだ。そして、お金を積んでも食糧を売ってくれない、という事態が現実になる日も近い、と認識しておくべきだ。常識では理解できない事態が生じるようになるかもしれないのだから。これからの時代をゆめゆめ、甘く見てはならない。

 <転載終わり>
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 今日の読売新聞の夕刊の一面トップは、以下の通りです。

『食糧1年で29%高騰 世銀総裁「危険水準」と警告

 世界銀行は15日、高騰する食糧品価格の監視報告書を発表した。食料品価格の1月の全体指数は前年同月比で29%、2010年10月比でも15%上昇するなど、食料品価格の高騰が深刻化した08年6月の水準に迫っている。』 
 
 2年半前に日月神示を知り、30冊ほど中矢代表の著書を読みましたが、まさに日月神示の通りに世界が動いてきていると、最近特に感じます。
 「一握りの米に泣くことあるぞ」とありますが、今世界ではそれが現実化しつつあります。

 先ほどの21時からのNHKのニュースでは、「チュニジアやエジプトの政権崩壊は、食料価格の高騰が原因している」と伝えていました。人間は食べていかないとどうにもなりませんので、食料問題こそ最大の問題となります。(当たり前ですが)

 日本はまだまだ飽食ですので、食料問題はピンと来ないかも知れませんが、コーヒーが値上げされるということで、既に買いだめを始めている人々を21時のNHKニュースでやってました。中年の女性が一生懸命コーヒーを買いだめしている姿がテレビに映されていましたので、それに触発されて、買いだめをする人も出てくるかと思います。
 オイルショックの時には、トイレットペーパーを買い漁る人で連日大混乱でした。皆が必死に買うから、自然と自分も必死になってしまうのも仕方ないのかも知れません。

 まだまだ、日本は余裕があるので、食料を買い込んで、備蓄している人はごく少数だと思いますが、コーヒーのように値上がりが分かっているものは、当然誰でも事前に買っておくと思います。

 オイルショックのような騒動には関わりたくないという方は、今から買いだめしておけばいいと思います。腐らないものは、多くあってもそれほど困らないですから。

 私は中矢代表をはじめ、朝倉慶氏、副島隆彦氏、船井幸雄氏、高島康司氏などの著書を読んでましたので、いずれ食料危機が来るだろうと予測していました。ですので、2年半前から農業の勉強を始めました。
 最初はグリーンオーナークラブやめだかのがっこうに入会し、いろいろなセミナーや研修会に参加して、農業のイロハを覚えました。また、無農薬・無肥料のnicoの会や有機農法の会、秩父の寺坂棚田学校でも勉強させてもらいました。

 ただ、一番役に立ったのは、埼玉の神保原の農家に住み込んで、実際に野菜を作ったことです。畝の作り方から、種の蒔き方、追肥、土寄せなども教えてもらい、何とかできるようになりました。

 昨年からは春日部と赤城で「ひふみ農園」を始めましたが、多くの仲間ができ、とても嬉しく思っています。気の合う仲間と、野菜を作り、収穫し、それを食べながらビールを飲むのは、何と言っても最高ですね(笑)。どうしても野菜はたくさん採れるので、みんなで物々交換をしています。
 多少虫が食っていることもありますが、基本的には甘くて、昔の野性味のある味がします。スーパーで売っている野菜とは、別ものです。

 とりあえず日月仲間と一緒に、農業の基礎は覚えましたので、万が一、ある時期自給自足的な生活を強いられた場合でも、ひふみ農園仲間は生きていくことはできます。今年は更に4反くらい多く栽培しようと考えています。親戚の畑がまだかなりありますので、いざとなれば、もっと増やすことも可能です。小さな山もあるので、今年はしいたけもやりたいと思ってます。

 実際に日本で食料危機が来るかどうかについては、ハッキリとは言えませんが、とにかく農業は楽しいので、趣味と実益を兼ねてみんなで楽しくやってます(笑)。今週の土日、仲間たちとジャガイモの植え付けをやります。オーナーさんには、今日案内をヤマトメール便で送ったので、2月、3月の実習のスケジュールをご覧ください。男しゃく、メイクイーン、きたあかりをやりましょう。平行して、ピーマン、ナスを温床で種まきしたいと思います。

 *19日には大石先生も来られます。22日には佐々木先生も赤城に来られます。赤城は先日の雪は1日で溶けてなくなったので、翌日から普通のタイヤで問題なく走れました。最低気温は東京よりは3,4度低いですが、最高気温は東京とほぼ同じですから、それほど寒くはありません。いよいよ春・夏野菜のスタートですね!先ずはジャガイモからやりましょう。乞うご期待です。



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