日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「次は関東? 関西? 情報に揺れる日本列島」 中矢伸一氏

2011-04-28 07:05:33 | 日月神示の実践

<日本弥栄の会より記事転載>

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次は関東? 関西? 情報に揺れる日本列島


4月22日から27日あたりに、関東から東北にかけての太平洋沖、もしくは関東南部で大地震が来るかもしれないという、複数の情報が飛び交っているようです。
本日は25日ですから、警戒すべき期間の真っただ中にいます。
コルマンインデックスでは、現在は第9サイクルの第2昼(4月14日~5月1日)にあたっています。「昼」の期間には天変地異に限らず、いろいろな事象が表面化しやすいそうですから、いずれにしろこの期間は要注意のようです。
東大地震研究所は22日、東日本大震災で起きた地殻変動の影響により、南関東でM7級の地震が起きやすい状態になっていると発表しました。
もう隠してはおけないような状況になってきたのでしょうか。

以前から言われているように、東海大地震は、もうこの瞬間に起きてもおかしくありません。
さらに東海地震は、東南海、南海と三連動型で発生する可能性が高いのです。東海大地震が来たら、活断層の真上に乗っかっている浜岡原発は、まずもたないそうです。これが“第二の福島”となれば、放射性物質は偏西風に乗り、関東一円は人が住めなくなるとも言われています。
それならもっと西に逃げれば安全かというと、それもよくわかりません。
東大の研究グループが、大阪湾で起きている低周波地震はほぼ火山性のもの、もしくは、マントルからの流体上昇に関連していると結論づけた論文を発表したそうです。
これが即、大阪湾でマグマが噴火する兆候?というのは信じがたいですが・・・。
東北の次は関東だとか、東海だとか、いや関西も危ないとか、喧(かまびす)しくなってきましたね。

ともかく、日本列島を取り巻くプレート全体が動き始めていることは間違いないようです。
どこへ逃げようがリスクは似たようなものですから、けっして無用に慌てたりしないことです。

「どこへ逃げたら助かるのぞという心、我れ善しぞ。どこにいても救う者は救うと申してあろうが」(『水の巻』第11帖)
「今までの逃れ場所は山であったが、今度はどこへ逃げても駄目。神の御旨の中であるぞ」(『極めの巻』第17帖)

これからしばらく日本は、大地震と原発事故という二つの恐怖にさらされることでしょう。
自分の身を守るためには、時と場合により逃げることも大切ですし、その準備や対策を怠りなくすることも重要です。ただ、逃げることばかりを考えるのではなく、自分はなぜ今ここに「生かされて」いるのかをよく考えることが大事だと思います。
誰であっても自分の生まれた目的があり、使命というものがあるはず。神の意志の何たるかを知り、自分のすべきことに一生懸命になっていれば、どこで何をしていても大丈夫なのだと神示は告げています。
その肝心要(かなめ)の核心部分を知るには、まず日月神示を読むことです。
神示をしっかり肚に入れておけば、どこで何をしていても心配ないというのですから、今のうちに、読めるうちに読んで、自分なりに肚に入れておくことです。
いざという時には『完訳 日月神示』を持って逃げるわけにはいかないでしょう。その時にはもう、自分の身魂がどこまで磨けているかが試されることになります。

(中矢伸一)

<転載終わり>

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 3月11日の震災を事前に予測していた方が数人おられたそうです。その一人が今はネット上では有名になった小林朝夫さんです。小林さんは事前に三陸で巨大地震が起こるとブログで書いていたのですが、それが現実のものとなったのです。

 事前に地震を予測したため、小林さんのブログにはアクセスが殺到し、今では朝でも夜でもアクセスすることはほとんどできません。すごいことになってます。その小林さんも4月25日、26日前後3日間は関東で巨大地震が起こるとブログで言ってます。ですので、4月30日までは要注意ということになるようです。ただ、昨日も今日も晴天に恵まれていると、地震のことは忘れてしまいます。いつも地震を気にしているよりはそのほうがいいのかも知れませんが。

「神示をしっかり肚に入れておけば、どこで何をしていても心配ないというのですから、今のうちに、読めるうちに読んで、自分なりに肚に入れておくことです。」

 そして、中矢代表が言われる通り、『完訳 日月神示』を読み、肚に入れておきたいと思います。 私は約2年間『完訳 日月神示』を読んできましたが、「肚に入れる」までにはなかなかいきません。単に読んでいると、単なる「読書」になってしまいますので、それでは「肚に入れる」とはいえません。自分としては日々の生活や仕事を一生懸命やることにより、神示が体験できるように思います。ただ読むだけでなく、実践が大事だと思います。先ず仕事を一生懸命やることが早道だと自分の経験では思います。

 仕事を懸命にやり、家族と生活する中から、神示が次第に肚に入って来ると思っています。ただ読んで神示を知識として知っていても、それでは不十分だと思います。実践することにより、自分の実力になっていくように思います。

 いつもカバンに神示を入れて、時間を見つけて読んでいます。自宅にも会社にも実家にも『完訳 日月神示』を置いてあります。ひふみ赤城農園の四隅にも、防水・防塵ボックスに入れて、置いてあります。その辺は徹底してやってますので、あとは楽しく積極的に実践して行くことを目標としてやっています。

      

・日本弥栄の会


福島原発20Km地点まで行ってきました。

2011-04-27 07:33:33 | 日月神示の実践

<日月神示から学ぶ幸運をつかむ法より転載>

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4月11日、12日に福島原発20Km圏内へ向け遠征してきました!

2011 - 04/11 [Mon] - 12:00

福島原発20Km圏内の犬猫救援のために4月11日から12日にかけて福島へ遠征してきました!

会社の仲間と居酒屋での話で原発付近の犬猫が大変なことになっていることが話題になり、実際にいち早く現地に行っている
副島隆彦氏のサイトを見て、現実を知りました。会社の仲間は自宅で犬を飼っていることもあり思い入れが深く、じゃあ助けに行ってみようか?ということで即遠征計画となりました。

1週間かけて福島県の地図を購入してネットで現地の交通情報や犬猫救援活動情報を収集して入念に遠征ルートをチェック。ドックフードを
日本弥栄の会の中矢伸一氏からのご厚意ご支援もあり、計240Kg調達しました。
img57272090.jpgimg57272090.jpgimg57272090.jpg

準備期間中にも
宮城県で震度6強の大きな地震(4月7日23時32分宮城県沖M7.4)がありました。

すでに現地で活動している団体の
犬猫みなしご救援隊がいましたので早速連絡をとり、11日ドックフード240Kgと水や食料を車に積み込みいざ出発です!

当然ですが、
ガイガーカウンターがないと大変です。
なかなか手に入らなく別件で使用するために4月末予約で購入予定でしたが
間に合わないので、知り合いで持っている方から
RADEX RD1503」をお借りしました。感謝!RADEX RD1503

<転載終わり>

 4月11日・12日福島原発の近くで置き去りにされている動物の救援のために、福島に行ってきました。その時の様子をスサノオさんがブログにアップしてくれました。中矢先生からいただいたドッグフード240Kgを載せるため、中野のトヨタレンタカーで大きめのワゴン車を借りて出発しました。

 福島原発20Km圏内を目指すため、ガイガーカウンターは必須ですので、高島ヤスさんにお願いしたところ、快くお貸しいただきました。中矢先生や高島ヤスさんなど、皆さんのご厚意には、本当に感謝いたします。

 道中の出来事や放射線量をブログでアップしてくれています。今回は先ず出発の様子を報告しています。これから福島を目指して東北自動車道を進んでいくわけですが、道中いろいろなアクシデントもあり、なかなか記憶に残るものになりました。

 

 ・日月神示から学ぶ幸運をつかむ法

 

 


「原発7不思議 なんで東電なの?!」 武田邦彦氏

2011-04-25 07:36:46 | 日月神示の実践

 <武田邦彦氏サイトより記事転載>

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原発7不思議 なんで東電なの?!





東京電力の社長が国会に呼ばれて「津波の想定が甘かった。申しわけない」と謝りました。

 

今度の福島原発の事故の一面を、はっきりと描画した「見事な瞬間」でした。それが判った新聞記者もおられたと思いますが、記事を書くことはできなかったようです。

 

・・・・・・・・・

 

「原子力は有用だが危ない」ので、電力会社が進める原発の安全性を「国民に代わってチェックする」ために、経産省に原子力安全・保安院というのを作って、院長を置き、高い人件費を私たちの税金から払い、チェックしているはずでした。

 

それなのに、国会には東京電力の社長が出ていって「津波の想定が甘かった」と謝っているのです。本当は、国会に行くは保安院長で、「東電の想定が甘かったのに、なぜ見過ごしたのか。なぜ国民に代わってチェックができなかったのか。職務怠慢で罰せられるのか、給料は返納するのか」ということを説明しなければいけなかったのです。

 

柏崎刈羽原発事故の時と同じように、日本社会は官僚の作戦にコロッと騙されようとしています。

 

もう少し時間がたつと、メディアも政府に脅されて報道を制限され、ネットは見せしめに誰かが逮捕され、わたくしたちがよほど民主主義に確信を持ってない限り、官僚は逃げ切ってしまうと思います。

 

・・・・・・・・・

 

一体、わたくしたちが税金を払い、雇っている原子力安全・保安院の院長及びそこで働いている高級官僚は何をしていたのでしょうか。

 

わたくしは一般の人よりやや原子力行政の近くにいてよくわかるのですが、実は私たちの雇用人は何もやっていません。

 

そして、何もやらない組織があるのは、その組織や官僚がいないより危ないのです。

 

保安院というところがなければ、国民は直接電力会社の作る原発の安全性を見ますから。まだある程度はチェックできるのですが、保安院が代わりにやると言っているので任せるとこのようなことになります。

 

この際、国に納める税金を半分ぐらいにして絶対に必要なところだけやるようにした方がわたくしはいいように思います。これだけ国が肥大化して東京に一極集中し、しかも多くの人が政府の補助金を目当てに仕事をするという社会では、原発のような巨大技術は進めるのが難しいのです。

 

原発が安全に動くためには、「誠心誠意国民のために働く立派な官僚」と「ワインは嫌いで、学問に忠実な東大教授」がいなければいけません。

 

国会議員を半分に減らし、税金を半分にするというぐらいの大胆な改良を、もし日本社会ができれば、また明るく希望の持てる未来が開けるでしょう。

 

(平成23424日 午後5時 執筆)

 

<転載終わり>

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 この武田教授の記事にあるように、原発をはじめとする日本の問題点は、官僚に原因していることが非常に多いということが解ります。

 更に、武田教授は指摘されていませんが、日本の官僚は裏からアメリカに指揮されているということが、全ての根本原因だということになります。米軍基地が日本にあるということは、戦後66年経った今も、アメリカの占領政策が続いているということを証明しています。

 在日米軍は、福島原発事故による放射能が怖くて、徐々に日本から逃げているそうですが、何とも皮肉なことです。また、水資源を求めて日本の山林を買い漁っていた中国人も、原発が怖くて日本から逃げています。韓国人もアメリカ人もフランス人もみんな逃げてしまって、東京をはじめ日本は、江戸時代のように日本人しかいなくなってきています。私の知り合いの日本人男性のフィリピン人の奥さんも、子供を連れて日本から逃げています。いつ帰るかは、旦那も知らないそうです。

 日本は原発事故以来、まるで「鎖国」のようになってます。しかも鎖国の時のように日本政府が仕掛けているのではなく、外人が勝手に逃げてしまっているのです。結果として、日本には日本人しかいなくなってしまいました。

 

 

 ・武田邦彦氏

 

 

 

 


「脱原発」訴え、東京都内でデモ行進  JNNニュース

2011-04-24 21:39:03 | 日月神示の実践

<JNNニュースより記事転載>

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「脱原発」訴え、東京都内でデモ行進

TBS系(JNN) 4月24日(日)18時18分配信

 「(原子力は)安いと言うけど 、原発には保険はきかない。事故があると、国がつぶれるほどのコストがかかる。No more atomic anything.(もう原子力はこりごりだ)」(作家 C・W・ニコルさん)

 これは、地球の環境について考える「アースデイ」にあわせて行われたものです。デモ行進では、家族連れなどおよそ5000人が「エネルギー政策転換を」などと書かれたプラカードを掲げ、渋谷駅前や明治通りなどを練り歩きました。

 「未来のため、新しい時代が始まっていると感じてもらえたら」(歌手 加藤登紀子さん)

 「後遺症として残るもの、範囲があまりに大きい。エネルギーシフトとして見直していく」(湯川れい子さん)

 「子供の世代が安全に生活できないのが一番の問題 」(参加した人)

 一方、東京電力本社前でも、「脱・原発」を訴える複数の団体が合同でデモ行進を行い、警備にあたる警察官ともみ合いになる場面もみられました。(24日17:23)

最終更新:4月24日(日)20時45分

TBS News i

<転載終わり>

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 脱原発のデモが今日渋谷などで開催されたそうです。私も参加したかったですが、今日はひふみ赤城農園での作業のため、デモには参加できませんでした。今後はこのような脱・原発デモが全国に広がっていくように思います。

 これからも原発を推進していくのか、全廃するのかの方向性を議論し、政府は決める必要があると思います。また、原発は「100%安全」から、「50%くらいなら安全」というようにキャッチフレーズを見直すべきだと思います。

 

・JNNニュース


汚染土壌浄化「ヒマワリ作戦」…復興の象  読売新聞

2011-04-23 05:55:24 | 日月神示の実践

<読売新聞より記事転載>

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汚染土壌浄化「ヒマワリ作戦」…復興の象

徴にも

 福島第一原子力発電所事故で汚染した土壌の放射性物質をヒマワリに吸収させ、細菌で少量化する計画を、宇宙航空研究開発機構の山下雅道専任教授ら宇宙農業に取り組む研究者有志が進めている。

<script type="text/javascript"></script> <script src="http://as.yl.impact-ad.jp/bservers/AAMALL/acc_random=11397226/pageid=16701072/S0=10198/S1=10153/S2=11135/S3=11136/S4=11772/S5=10907/AAMB0/SITE=SCIENCE/AREA=P.RECTANGLE/AAMSZ=300X250/OENCJP=SJIS"></script> <script type="text/javascript"></script>

<script type="text/javascript"></script>

 ヒマワリを復興の象徴にと、福島県内でヒマワリを栽培してくれる参加者も募っている。

 1986年のチェルノブイリ原発事故でも土壌浄化にヒマワリや菜の花が使われた。放射性セシウムは肥料の一つであるカリウムと性質が似ており、カリウムなどの肥料を与えなければ、ヒマワリなどはセシウムを取り込みやすい。

 収穫したヒマワリは、焼却処分すると煙が出て放射性物質が拡散する恐れがあるため、堆肥作りに利用されている「高温好気堆肥菌」でヒマワリを分解させる計画だ。この菌による分解で、ヒマワリの体積は1%程度になり、放射性廃棄物の量を減らすことができる。

2011年4月22日14時49分  読売新聞)
<転載終わり>
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 先日船井幸雄氏も言われていましたが、ひまわりや菜の花が放射能を除去してくれるそうです。「新聞が言うのだから正しい」と、多くの方々は思ったことでしょう。同じことを船井氏が言うと、「ひまわりが放射能を除去できるわけないよ」、という人もいますが、新聞に掲載されると誰もが信じてしまいます。今回のひまわりの件は正しい情報だと思いますので、問題ありませんが、新聞は40年以上に亘って、原発は100%安心だと言い続けて来たこともまた、事実です。

「大震災の意味を考える」 船井勝仁氏

2011-04-22 06:08:13 | 船井幸雄氏

 <船井幸雄.comより記事転載>

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大震災の意味を考える

 こんにちは。船井勝仁です。
 これからしばらく少し重いテーマですが、東日本大震災により私たちが何も学んだのか、また、何を学ばなくてはいけないのかについて考えていきたいと思います。
 私は神や仏というよりも、この世の中を形づくっている根本になっている大きな存在がいるのではないかということを確信しています。それは形になっていないものかもしれませんが、この世の中の大きな方向性や法則に関しては、その存在が決めているのだと思っています。
 その存在は、遺伝子の研究で有名な筑波大学名誉教授の村上和雄先生の言うサムシング・グレートであり、中国古典の考え方でいう天であり、前回まで紹介していたU理論の前田知則先生の言う梵(ブラフマン)です。もちろん、キリスト教やユダヤ教、イスラム教などの唯一神を信仰する宗教でいわれる神という存在にあたると思いますが、これからは村上先生の言われるサムシング・グレートという表現で話を進めていきたいと思います。

 今回の大震災を含めて、社会で起こる大きな出来事はすべてサムシング・グレートからのメッセージだと私は考えています。というよりも、自分の目の前に起こるすべての出来事は、大なり小なりサムシング・グレートからのメッセージであり、その時その時のそれに対する私たちの行動を通して、サムシング・グレートとの対話を繰り返しているのが私たちの人生なのだと考えています。
 小さなメッセージをたくさん送ってくれているのに、それに気づかずにサムシング・グレートの意と違う行動を繰り返していると、それではと、もっと大きなメッセージを送ってくれるのです。今回の大震災によって、被害にあわれた方や犠牲になられた方には大変申しわけない言い方になりますが、私たちひとりひとりが何か大きなことを気づかせていただいたのではないでしょうか。
 本当はひとりひとりが気づいていけばいいのですが、サムシング・グレートは我々がつながって一緒に行動することが大好きです。だから、ここで私なりのメッセージを発信させていただくことで、みなさんと一緒に彼のメッセージを考えていきたいと思っています。
 私は大震災から1ヵ月近くたった4月10日に山形のにんげんクラブウェルカムパーティーで講演するためにはじめて東北地方に行きました。そして、4月15日に、震災以来ずっと宮城県牡鹿半島の復活プロジェクトを立ち上げている佐々木重人さんにご案内いただいて、石巻市や女川町という被災地に行く機会をいただきました。現地の人々の力強い復興に向けたエネルギーを感じると共に、そのあまりにも悲惨な光景を目の当たりにして、言葉を失うと同時に何もできない自分の無力さを痛感して心が揺らいでいます。
 しかし、自分の力は限られていてひとりでは何もできませんが、サムシング・グレートの宿題を真摯に受け止め、私ができることをしっかりやっていく必要があることを強く感じています。
 私ができることは、現実を直視し、嫌な問題、めんどくさい問題から目をそらさずに認識することではないかと思っています。そして、それを大勢の仲間と共有させていただいて対話やよりあいを通じて一緒に考えていく機会を提供していくことではないかと思っているのです。今までは何か違うなと感じながら、目をそらしていた問題に真剣に向き合うことが大切なのです。
 4月18日の朝日新聞に掲載された原子力発電に関する世論調査の結果をみて愕然としました。原発政策を現状程度にとどめるという回答が51%、増やす方がいいが5%あり、現状維持以上を求める声が56%を占めました。福島原発の事故で原発が人間の制御できる技術ではないことが明らかになったのに、それに目をつぶり今までと同じような便利な生活を続けたいと言う人が半数以上いるのです。
 これでは、サムシング・グレートのメッセージを理解した事にはならないのではないでしょうか。個人的には福島の原発事故は現場で、命がけで最悪の事態を守ってくれた方々の献身的な対応で、これからみんなの叡智を結集していけば何とかなるのではないかと思っています。でも、だからと言って今までと同じような原発に頼る生活を続けていいとは思いません。現在の状況が安全かどうかからはじめて、私たちの生活に本当に原発は欠かせないのか、という問題を何回かこれから考えていきたいと思います。

<転載終わり>

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 『4月18日の朝日新聞に掲載された原子力発電に関する世論調査の結果をみて愕然としました。原発政策を現状程度にとどめるという回答が51%、増やす方がいいが5%あり、現状維持以上を求める声が56%を占めました。福島原発の事故で原発が人間の制御できる技術ではないことが明らかになったのに、それに目をつぶり今までと同じような便利な生活を続けたいと言う人が半数以上いるのです。
 これでは、サムシング・グレートのメッセージを理解した事にはならないのではないでしょうか。個人的には福島の原発事故は現場で、命がけで最悪の事態を守ってくれた方々の献身的な対応で、これからみんなの叡智を結集していけば何とかなるのではないかと思っています。でも、だからと言って今までと同じような原発に頼る生活を続けていいとは思いません。現在の状況が安全かどうかからはじめて、私たちの生活に本当に原発は欠かせないのか、という問題を何回かこれから考えていきたいと思います。』

  船井勝仁氏が言われる通り、まだ福島原発が収束するどころか益々よくない方向に進んでいるというのに、原発が必要だと思っている人が56%もいるのですから驚きです。これだけ多くの被害を出していながら、まだ原発が必要だと思っているわけです。ということは、サムシング・グレートとしてはまだ改心が足りないとして、人間が気付くまでメッセージを送り続けてくれる可能性もあるかも知れません。

 『完訳 日月神示』を読みますと、ひつくの神が一貫して言っていることがあります。それは「改心せよ」ということです。

『今の世の様見て、早う改心、結構いたしくれよ。』(「黒鉄の巻」 第二十五帖) 

『今の内に改心結構、神の申す言葉がわからぬならば、天地のあり方、天地のあり方による動きをよく見極めて下されよ、納得の行くように致して見せてあるでないか。』(「碧玉之巻」第八帖)

 これを読むと、人間が改心するように天地のあり方を見せてくれているともとれます。天地のあり方とは天災を含む様々な自然の動きのように思います。

 しかしながら、以下の言葉もあります。

『戦や天災では改心出来ん。』(「黄金の巻」第七十五帖) ともあります。正に原発問題のことを指しているようにも思えます。これだけの大きな被害が出続けているのに、まだ懲りずに原発を容認しています。「今回はひどい被害が出たけれど、人間の叡智をもってすれば、いずれ完璧に安全な原発が完成する。今はその過渡期なのだ。」と考えている人も多くいました。尤も、今回の原発事故は天災を引き金とした人災ですが。

日月神示はくどいように、「改心せよ」と言います。このままでは大変なことになる。その時に気付いても遅いと何度も言います。今回は五度の岩戸閉めが一気に開かれる時ですので、人間では予測できないことが起こるようです。その時に改心できている者がミロクの世の住人になれるとあります。だから「改心せよ」としつこいくらいに言うのです。

 『完訳 日月神示』は来週ヒカルランド社より出版され、一般の書店でも購入できるようになります。アマゾンの予約の注文も殺到しているそうです。『完訳 日月神示』を読むことが、日月神示を知る上での基本ですので、是非お奨めします。

  

・船井幸雄.com


「脱原発表明独と城南信金の叡智・消費者運動の出番」植草一秀氏

2011-04-21 06:50:45 | 日月神示の実践

<知られざる真実より記事転載>

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脱原発表明独と城南信金の叡智・消費者運動の出番

日本最大の信用金庫である東京都品川区に本拠地を置く城南信用金庫が公式サイトに、
「原発に頼らない安心できる社会へ」
と題する意見を表明した。
 
 極めて健全な判断が示されているので、以下にその全文を転載させていただく。
 
「東京電力福島第一原子力発電所の事故は、我が国の未来に重大な影響を与えています。今回の事故を通じて、原子力エネルギーは、私達に明るい未来を与えてくれるものではなく、一歩間違えば取り返しのつかない危険性を持っていること、さらに、残念ながらそれを管理する政府機関も企業体も、万全の体制をとっていなかったことが明確になりつつあります。
 
 こうした中で、私達は、原子力エネルギーに依存することはあまりにも危険性が大き過ぎるということを学びました。私達が地域金融機関として、今できることはささやかではありますが、省電力、省エネルギー、そして代替エネルギーの開発利用に少しでも貢献することではないかと考えます。

 そのため、今後、私達は以下のような省電力と省エネルギーのための様々な取組みに努めるとともに、金融を通じて地域の皆様の省電力、省エネルギーのための設備投資を積極的に支援、推進してまいります。

① 徹底した節電運動の実施
② 冷暖房の設定温度の見直し
③ 省電力型設備の導入
④ 断熱工事の施工
⑤ 緑化工事の推進
⑥ ソーラーパネルの設置
⑦ LED照明への切り替え
⑧ 燃料電池の導入
⑨ 家庭用蓄電池の購入
⑩ 自家発電装置の購入
⑪ その他

以 上」
 
 日本における原子力政策の今後の方針を考えるにあたり、極めて示唆に富む見識が示されている。
 
①原子力エネルギーは、私達に明るい未来を与えてくれるものではなく、一歩間違えば取り返しのつかない危険性を持っている
 
残念ながらそれを管理する政府機関も企業体も、万全の体制をとっていなかった
 
私達は、原子力エネルギーに依存することはあまりにも危険性が大き過ぎるということを学んだ
 
 これが、今回の人類史上最悪事故に区分けされた福島原子力発電所放射能放出事故から得た教訓である。

日本では原子力発電が積極的に推進され、総発電能力に占める原子力の比重が3分の1にも達する状況に至っている。直ちに原子力発電をゼロにすれば、さまざまな問題が生じるであろう。
 
 しかし、中期的に原子力発電への依存から脱却することは十分に可能である。この場合には、相対的にコストの高い火力発電への依存度が高まり、原油価格変動の経済に及ぼす影響が拡大するが、国全体として、ライフスタイルや価値観の見直しを通じて、省エネルギーの運動を拡大できれば、十分に克服できる問題である。
 
 今回の原発事故でも、一歩誤れば、まさに取り返しのつかない事態が発生していたわけで、このリスクと原油価格の変動リスクとは、まったく次元の異なる問題である。
 
 ドイツでは、メルケル首相が4月15日に、「脱原発」の見直しを進めてきたこれまでの政策方針を国内の原子炉全廃を早期に実現する方向に転換することを決定したと報道されている。
 
 メルケル首相は野党社会民主党(SPD)を含む国内16州の州首相らと協議して、連立与党が推進してきた既存原子炉の稼働延長を短縮することで合意した。福島第一原子力発電所の事故を受け、これまでの原発政策を変更し、早期に原発全廃に向かうことを決定したのだ。
 
 これが人類の叡智である。子や孫の世代に、巨大なリスクを背負わせることは現代を生きる我々が取るべき方策ではない。
 
 日本の地殻変動が活発化し、地震活動期に入ったいま、巨大地震、巨大津波の巣の上の海岸線上に50基を超える原発を稼働させることは、暴挙、国民への背信行為である。
 
 原子力ビジネスは巨大産業であり、このビジネス領域に巣食う企業、政治屋、利権学者、官僚、国家が多数存在し、これまで、日本政治を支配し、原発を積極推進してきた。
 
 これが、今回の大惨事発生後も、原子力政策見直しの大合唱が日本中をこだましない最大の理由である。
 
 日本の原発政策を転換させようと考える国民は、消費行動を通じて脱原発を推進してゆくしかない。城南信金のような金融機関を支援するのだ。脱原発を明示しない企業をボイコットし、脱原発を表明する企業に消費をシフトさせるのだ。
 
 電気製品を購入する場合も、原子力事業を推進する企業の製品購入をやめ、脱原発の方針を示す企業の製品に切り替えてゆく。
 
 企業は最終的には消費者の支持によって存立している。消費者の支持を失えば、企業は存立の基盤を失うことになる。
 
 利権複合体にメディアを占拠されているなかで、市民に実行可能な行動は、消費による企業選別を先鋭化させることである。
 
 消費者は城南信金の見識を高く評価するべきである。脱原発の旋風を日本の消費市場に巻き起こしてゆかなくてはならない。

 <転載終わり>

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  城南信金が脱原発を正式に発表しました。東電も自民党や民主党の日本政府も口だけで、実際はきちんとした管理もできないので、原発はやめにするとの内容です。日本の企業で一番先に宣言した城南信金は、良識と勇気と先見の明のある企業だと思います。どの企業でも誰でも、一番最初に言うということは勇気のいるものです。普通は皆が言うから、自分も言うという流れになりますが、誰かが一番最初に言わないといけないわけです。

 バブルがはじけて日本経済が奈落の底に落ちていった1997年くらいには、銀行の貸し渋りや貸し剥がしの影響で、多くの中小企業が倒産していきました。その中で、城南信金だけは積極的に中小企業に融資を行っていたので、たいした金融機関だと当時から思っていました。やはり上がしっかりしていると、まともな企業になるものです。

 今はウチの会社も三菱東京UFJを使ってますが、今後は並行して城南信金を使っていこうと思います。こういう企業が伸びることが、東日本や福島の復興にも役に立つと思います。

  

・知られざる真実


「日本は蘇る! …世界を救うヤマトごころ」池田整治氏

2011-04-20 21:25:48 | 日月神示の実践

 

 

日本は蘇る! …世界を救うヤマトごころ
 

 3月11日、未曾有の大震災が東日本を襲った。史上最大規模の地震と津波という天災に加え、原発暴走という人災が重なってしまった。
 阪神淡路大震災と有珠山噴火災害に自衛隊の運用責任者として現地で活動した私の体験から言えることは、天災だけならば、①人命救助/遺体収容 ②生活ラインの支援/確保 ③災害復旧という三段階でやがて復興できる。もちろん災害の規模に応じて期間の長短はあるものの、必ず地域も復活する。現にこの目でその町の再生を見てきた。
 また歴史を見ればあきらかなように、四季折々自然豊富な列島に住んできた我々日本人は、列島のこの宿命の試練に耐えて、常に進化してきた。江戸時代の大火においても、灰が暖かいうちにもう大工が家を建て始め、僅かの間に皆が助け合って町を再建した。その悲惨な中にも明るくかつ辛抱強く、ともに協調して働く姿に、訪れていた外国人が驚嘆し感動して母国に伝えている。世界の他の地域でこのような大災害が起これば、そこはもう廃墟となってきた。
 われわれ日本人は、ムー大陸の文明を受け継いで列島に住み始めた縄文時代からこの列島で、地震さえも一つの自然現象としてあらゆるものと共生して生きてきて、「和をもって尊し」の「ヤマトごころ」を育んできたのである。それが、他の国々の人々にとっては、「目指すべき高い人間的社会」という「世界の雛形」の役目として映り、古(いにしえ)より敬われてきたに違いない。
 買い物途中の地震で一時退避しても、壊れた店のレジの前に、また列を作りに集まる国民など、世界中探しても日本人しかいない。忘れてはならない。縄文から伝わり大和王朝で文献上に初めて現れ、江戸の人情豊かな市民社会で華とひらいたヤマトごころは、未来永劫日本人の心に宿り継がれるのである。
 忘れないで欲しい。それが今生の世界における「日本の役割」なのである。

 ところが福島原発の放射能汚染という「人災」だけは、この復興3段階の適用ができなくなる。プルトニウム239の半減期が2万4千年ということだけでも、この汚染地域が未来永劫使用できないことがわかる。核燃料は、止めた後、完全に冷却するのに50年はかかる。それも通常運転後の処理に要する期間である。その後、放射能物質という人類が作った最悪の害毒を密封して、未来の人類の叡智に処理を託して青森の六ヶ所村に封印されるわけである。その最終的な処理ができない限り、いずれ六ヶ所村が現代文明終焉の放射能汚染震源地になるであろうことも予期できる。
 福島原発の場合は、冷却水装置(ポンプ)電源の故障による原子炉の空炊き暴走・爆発により、その核燃料から直接放射能汚染物質を撒き散らしながら、未だ収束の目途さえ立っていない。実は、レントゲンのような一瞬の高い放射線の被曝よりも、弱い放射能の連続的被曝の方が人体に対する影響が強いことも指摘されている。これを「ペトカウ効果」という。

 報道では一切言わないが、100万キロワット級の原子炉1基で、2~3トンのウラン燃料があると思われる。広島型原爆は僅か800グラムのウランの核分裂反応で10万人以上の非戦闘員である市民の命を奪った。更に各基にある、3~5年冷却用プールの核燃料は何トンなのか。またその後数十年単位で冷やす共通の冷却プールには、約6000本の核燃料棒があるという。これらのどのプールの冷却水が枯渇しても核の暴走が始まる。更にまずいのは、人類が作った史上最悪の猛毒であるプルトニウム239を使った核燃料MOXを3号機が使っている。築40年の老朽3号機に、全国でも3基しか使用例のないプルトニウム燃料を、なぜ4ヵ月前から使っていたのか。角砂糖5個分のプルトニウム239で全人類が滅びると言われている。不思議なのは、日本ではこの様な「真実」が主要メディアでは流れない。

 仮に暴走しかけた核燃料を数年で処理できても、上記のように冷却しないかぎり、動かすことはできない。さらにそれ自体が一度運転すると放射能汚染源となる原子炉そのものの廃棄処分には更に数年を要するであろう。加えて放射能の特性から冷却に使った水、爆発で粉々になったコンクリート片等々すべてが放射能物質となる。
 これらを完全に封じ込めるまでに汚染地域がどこまで拡大するのか全く予断が許さない状況である。特にこの間に、プルトニウムを燃料とした3号機の核燃料MOXが万一爆発で飛散した場合、東京でも即死者が出てもおかしくない綱渡りの事態なのである。
 しかも、循環冷却装置が故障しているので上から常に水を補給しなければならない。ところが総延長80kmの管の化け物の原子炉には地震や爆発で接合部等が破壊され、いくらでも漏れる穴がある。上から流す分だけ、その穴等から下へ高放射能汚染された水が流れ出る。ここからまた「ペトカウ効果」的な、放射能汚染地帯が拡がる。
 今もっとも国民の健康に大事なことは、このように拡がる放射能汚染マップを日々刻々キチンと公開することである。正確な情報が流れれば、その地域に入らなければいい。余計な風評に怯えることもなくなる。

 最大の問題点は、その「真実」をTV等のいわゆるメジャーメディアが一切報道しないことにある。なぜなら主要TV局、新聞社の役員は原子力関係委員会や電力会社出身者でおさえられているからだ。さらに、電力会社が各TV局等の最大の広告スポンサーなのである。完璧に「原子力事業推進」の情報しか流れない仕組みになっている。まさに私が指摘する典型的な「マインドコントロール」構造である。だから日本では、住民・国民の命・安全よりも原子炉・原子力事業(企業)の保全のための情報が流される。
 我々は、まずこの「本当のこと」を認識しなければならない。

 そのせいかどうかはわからないが、今回の大災害でとても奇異に感じることは、「政府現地対策本部」が仙台あるいは福島などに設置されていないことである。
 阪神淡路大震災で国の対処の遅れが指摘され、大規模震災基本法が改定された。
 つまり、大震災の時には迅速に「政府現地対策本部」を設置することが規定された。これにより、国として現場で迅速に総合的に情報を入手し、的確な意思を決定、それに伴う国を挙げての迅速な処置ができるようになった。そして実際に、有珠山噴火災害で初めて有珠山の麓の伊達市役所内に立ち上げて大成功し、長期化に伴いプレハブを設置、噴火の終焉まで活動した。メディアもここに集中するので、広報と一体化した総合的な運用ができる。被災民・国民もすみやかに事実を知ることができて、人心の安定に寄与した。それ故これがじ後の国レベルの災害対処の雛形となった。先の中越地震災害等でも、極めて効果的な災害救助ができていた。阪神淡路で悔しい思いをして、有珠山でこの現地対策本部の立ち上げと活動ルールの確立に直接かかわってきた私としても秘かに誇りに思っていた。
 ところがなぜか今回は、福島から200kmも離れた都内で、各機関バラバラの活動をおこなっている。唯一統合されているのは、東北部方面総監の下に陸・海・空が統合運用されている自衛隊だけである。本来なら今回の事態対応の国軍最高司令部といえる方面総監部があり、かつ被災地のほぼ中央に位置する仙台に政府現地対策本部がただちに設立されなければならない。
 ところがいまだに東電の現場からの電話一本の情報源で、記者会見から全国への報道となっている。「彼ら」から見れば、完璧な報道統制、情報操作ができるわけである。
 これではまともな政策判断もできず、国民へも放射能汚染の実態等の真実が伝わらない。いや、原発の危険性をカモフラージュして、これからも原子力事業推進に支障をきたさないようにするために、要は「真実を出さないため」に政府現地対策本部が開設されないのかも知れない。TVニュース等はこの観点でチェックして欲しい。

 このような情報封鎖の中で、私のかつての部下であり、空手道の愛弟子たちからメールが来た。現場の彼らは、命を賭して活動するだけあって、自ら置かれている状況をよくわかっている。わかっても黙々と救援活動に邁進している。これこそヤマトごころに基づく武士道の体現そのものであろう。

 「自分達は、朝現地へ行き、壊滅した町を見て、夜宿営地で現実に戻る事が辛い日々です。自分達が引き上げた遺体を、収容所で家族が見てどうしているのか・・・?
  現実に直面し、望みが消えて悲しんでいるんだろう・・・。
 先の震災(阪神・淡路)のときのように、『自衛隊が助けられなかった』と自衛隊反対派に煽動された市民に罵声をとばされている同僚がいるのだろう・・・と皆心配していました。
 しかし先日、遺族の方が、捜索中に、『収容所でおじいちゃんの遺体を確認できました。ありがとうございました』 とお礼を伝えに来てくれました。
 皆涙をこらえて、一緒に来ていた子供に手持ちのお菓子をあげていました。
(筆者注:捜索隊員は、いつ食事がくるかもわからず、それでも連続して活動できるように、個々に甘菓子などをポケットに持っています。それが文字どおり活動源ともなるのです。厳しい訓練でも、ちょっとした時に自ら食べ物を口にすることができる隊員は、その力を継続して発揮します)
 そして現地までの道中で、寒い日も雪の日も、手を振って頭を下げ、応援してくれるお爺さんがいます。『自衛隊さん、頑張れ!』と手作りの看板を持って応援してくれる子供達がいます。
 日が暮れるときに集合して翌日の行動予定などの指示を聞いているときに、『自分の身内がまだ見つかっていません、隊員さん、どうか宜しくお願いします』と泣き崩れる男性。
 自分達は涙を拭きながら『この人達のために』と、毎日決意して頑張っています。
 被災者からの温かい言葉に助けられます。」

 「とても悲惨な地域で必死で捜索しています。ところで、これまで阪神淡路や様々な災害派遣に行きましたが、今回とても奇妙な現象があります。これまでの体験によると、地元出身の国会議員などが、邪魔なぐらいに現地視察に来ていたのに、今回は全く誰もきません。放射能汚染だと思います。つまり、我々を抹殺するために今回のことが起こっているのでは!? と思わず考えることがあります。もっともそういうことが頭によぎっても、肉親を捜している人々を見ると、とにかく1秒でもはやく見つけてあげようとがんばっています。」


 

 いかがでしょうか。彼らは、空手道にも熱心で、教えていた当時は一度も稽古を休んだこともありません。小さな自分の子どもと一緒に稽古した隊員もいます。
 現在、現地では約10万人の自衛官が救助に当たっています。この中には、上記のような約100の支部に籍を置く自衛隊空手道部員も活動しています。彼らはサムライ精神で黙々と任務を遂行するでしょう。

 数日後、その1人からメールが届きました。彼は、生まれた子供に、私と私の三男の名前から一字ずつとって「悠整」君と名付けました。
「昨日、いつも手を振って応援してくれるお爺さんに、売店で買った耳覆いとネックウォーマーをプレゼントしました。『お爺さん、これ…』とジープのスピードを落としてなんとか手渡しました。
 今日いつもの場所に、自分達と同じ迷彩の耳あてとネックウォーマーをしたお爺さんが手を振っていました。お爺さんの気持ちと一緒に任務を行ってきます。
 今日は悠整の保育園の入園式です。自分が通った保育園と同じ保育園へ通う事にとても喜びを感じます。初の園服姿を見て『おめでとう』と言ってあげたかったのですが、メールで伝える事になりました。
 隊員の家族は、自分の夫や親、そして子供が災害派遣に行く事に不安や心配、さみしさを抱くと思います。そういう思いをこらえて隊員を送り出してくれていることが、隊員の家族が行っている被災者への支援だと思います。
 そんな支援の中、立派に入園式を迎えさせてくれた、家内、靖斗、両親、そして悠整本人に感謝します。」

 退官の身となった私としては、一日も早く、かっての部下たちが任務を達成して無事家族のもとに帰還することを祈るのみです。

 『転生会議』(ビジネス社)にも書きましたが、人は何度も地球に生まれてきては、愛と感謝と共生を体験する中で、魂のレベルを上げて、やがて地球を卒業して行きます。
 そういう意味では、過酷な体験の中で、魂レベルで愛と感謝と共生を体験している被災者の方々と、それを無私の心で助けている自衛官たちこそ、最高の霊性レベルの勉強、すなわち本来の人生の目的に向かって歩んでいるのかも知れません。
 また、亡くなられた3万余の方々は、ともすると日々の生活の中で、「今だけ・自分だけ・お金だけ」で生きていた私たちに、人間本来の目指すべき方向、魂レベルの覚醒をさせるために、自らその役割を負った尊い魂かも知れません。

 太平洋プレートが動いている以上、本番とも言える東海・東南海・南海プレートの巨大地震は目前でしょう。前の江戸時代の時には、津波で鎌倉の大仏様の頭が落ちました。私には、「その前にせめて浜岡原発や3号機と同じプルトニウムを使っている伊方原発は止めておきなさい」と、亡くなった3万の魂が身をもって教えてくれている気がします。特に浜岡原発の場合、砂浜の上にあり、まさに砂上の牢獄なので、今回のような巨大地震と津波で確実に倒壊し、保管プールも横倒しとなる。放水の緊急冷却も不能となり、確実にメルトダウンが始まることを断言しておく。

 それ故になおさら、まず日本が、本来持っている技術をしっかり結集して、永遠の地獄の釜である原発に依存する社会からすみやかに脱皮すること。そして人間本来の自然と共生する生き方とマッチしたクリーンエネルギー社会を雛形として実現してみせること。それが世界のリーダーとしての日本の本来の役割だとエールを送っている声があなたには聞こえませんか?
 原発がなくとも、十分にクリーンエネルギーだけで、現在の経済活動がまかなえることも、「真実」を知る人たちには、自明の理なのです。プラズマと五井野博士開発のナノテクの実用も始まります。
 本当のことを知れば、生き方が変わります。1人1人の生き方が変われば、ヤマトごころに溢れた、日本人本来の人情豊かな社会になります。日本が変わるとき、世界が変わります。そして、地球が進化して五次元・弥勒の世に進化することでしょう。
 私には、その地球が見えます。

<転載終わり>

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 昔まだ武士道の心が生きていた時代は、全ての責任は上の者が取りました。ところが、今はまったく反対になってしまいました。「政府の現地対策本部」は普通は現地対策なのだから当然仙台などに置かれるべきですが、今回は現地にはありません。ただ単に東京で、東電が一方的に連絡するだけです。自分たちは現地の福島に居ないで、250Kmも離れた東京にいて、まるで他人事のように無責任な連絡をしているだけです。「安心です。心配いりません。」と繰り返すだけです。

 今日の夕方の小林朝夫さんのブログには、メルトダウンが確実に進んでいると言ってます。メルトダウン自体は既に東電も認めていますが、実際はそれよりかなりひどい状態になっているようです。とはいっても推論とのことです。何故ならあまりに危険で、誰もきちんと見たことがないというのが現実だそうです。見たことがないのに、「安全です。心配要りません。」というのは妄想ということになりますね。

 

・船井幸雄.com


「放射能を除去する方法が、次から次へと分ってきた」 船井幸雄氏

2011-04-19 07:36:25 | 船井幸雄氏

 <船井幸雄.comより記事転載>

  

放射能を除去する方法が、次から次へと分ってきた

 福島原発から放射性物質が、いま日本人を恐怖に陥れています。大量放出で最悪の「レベル7」になりました。ただ、いまのところチェルノブイリの1/10くらいの量と考えられます。
 世界中からも注目されています。
 ところで、私のところへは、これらを除去する方法が次ぎつぎと情報として寄せられています。私は、いろんな理由から日本人は、このピンチを乗り越えるものと確信しています。それについてはいま新しい本の原稿を書いています。来月、海竜社から発刊予定です。
 きょうは私が放射性物質対策として実行していることを書き、それらの情報源を紹介したいと思います。
 私が実行しているのは、毎日、「ミネラル」を適量摂っていることです。
 これはこのHPの今年3月18日の私の発信文4月5日にアップした「“ココ”にクローズアップ」というコーナーでの紹介文をごらんください。
 つぎに「E水」を1日1.5Lくらい飲んでいます。また、この水で顔などを洗っています。
 E水については、最近の何冊かの拙著でかなり詳しく書いていますが、故・神坂新太郎さんの開発したカラダに良いといわれる万能水(?)です。拙著『2011年からの正しい生き方』(2011年1月10日 ヒカルランド刊)の182~186ページにも書きましたが、『ザ・フナイ』の今年5月号にE水のことを、もっとも詳しく知っているJIMIさんが、このE水と放射能の関係を記してくれるはずです。この『ザ・フナイ』5月号は4月末日に発刊されるので、それをお読みください。
 それからEM・X GOLDを常用しています。開発者の比嘉照夫さんに、「チェルノブイリで効果があったようだ」と聞いていたからです。
 その比嘉さんの発表している文章などは、船井総研の常務取締役の五十棲剛史君にたのむと多分入手できます(連絡先:株式会社 船井総合研究所/窓口:山本 裕己(やまもとゆみ) メール:yumi-yamamoto@funaisoken.co.jp *データをお送りいたしますのでメールにてご連絡お待ちしております。 *その他お問い合わせは、船井総研/TEL:06-6232-0188 まで)。調べたい方はどうぞたのんで入手してください。長文になるので、ここでの紹介は遠慮しておきます(なお、比嘉照夫さんには、このホームページの『船井幸雄注目の“本物”に携わる人たち』というコーナーで、4月から文章を書いてもらっています。月1回更新で3回の掲載予定です)。
 それから、もう一つ、いま「ひまわり」の種を庭など家の近所に植えました。
 それは、森美智代さんから、つぎのようなお手紙をちょうだいしたからです。森さんは「不食の人」として有名ですが、私に時々、すばらしいことを教えてくれます。
 彼女の了解を得ましたので4月4日に着信したお手紙と4月6日づけの彼女からのFAXを、そのまま転載します。
 どうぞ皆さんも、実践してみてください。

船井幸雄先生
謹啓、陽春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
 12月の船井塾では、講師としてお招きいただきましてありがとうございました。その時に、船井先生が、お話してくださった内容で、福島の原発の事故、2つのことをおっしゃっていたのを思い出して、船井先生は預言者だと思い驚いたことでした。
 さて、お陰さまで映画「不食の時代」白鳥哲監督のDVDが発売されましたので、お送りいたします。(販売は、私のところや山田健康センターさんで行っています。)東京・大阪・京都での映画館でのロードショー、船井幸雄先生のところの「にんげんクラブ」の全国大会で4000人、「健康むら21ネット」の全国大会で500人、群馬、鳥取、日本エドガーケイシー協会のテンプル・ビューティフル、等のみなさんの自主上映のお陰で1万人以上の方がご覧になってくださいました。福島の映画館でもロードショーを4月にある予定でしたが、この度の地震で取りやめになりました。
 『食べること、やめました』マキノ出版は4刷目に入り、ハングル語版がでました。
 2冊目の本は『「ありがとうを言う」と超健康になる』
 サブタイトル―世界的宗教学者と超少食実践者が教える究極の健康法―
帯キャッチコピー
  「ありがとう」の呼吸、念仏、体操、少食、断食があなたを変える!
  「ありがとう」にはすごいチカラがあります!
共著者:町田宗鳳(広島大学大学院教授)、森美智代(森鍼灸院院長)、マキノ出版、発売日:平成23年5月14日、定価:(本体1333円十税)、初版部数:6000部、46判並製 220ページ

 ブログは1日何百人か見ていただいているようで、今は総閲覧者数が163179人でした。

 同封の写真は、3月29日に、長野の分杭峠の近くにおられる山田一二三さん(ヒーラー)とご一緒に撮った写真ですが、私のまわりにオーラが出ていて、印刷すると温かい気が出ているので霊光写真だ!ということで、面白いので同封致します。
 
 昇幹夫先生がヒマワリが放射線で汚染された土壌をよくしてくれることを教えてくださいました。被災している方にも、今足りないものも教えてくださって、届けるルートも教えていただいて、色々なものをお届けすることができました。
 チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射線に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培、ヒマワリがセシワム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた。危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去する事に成功したのだ。凄い。
 ということは、日本ひまわり大作戦!みんなひまわりを町中に植えたら安全な土壌によみがえる。ということで、ヒマワリの種を先生にもお届けします。
 では、ご多忙のこととは存じますがお体をご自愛くださいませ。
2011年4月
                                        謹白
(4月4日に着信)


船井幸雄先生
拝復、軽暖の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
 早速、お忙しく、体調がすぐれない中、faxありがとうごさいます。先生の休調が一刻も早く良くなる事をお祈りしております。私は先生の側にいると、魂が喜んで、ワクワク、ウキウキした気持ちになって、霊的波長が共鳴して、能力が覚醒していくような気もちになります。何か不思議な事(超能力)が起これば、すぐ船井先生にお知らせしたいと思ってしまいます。とても貴重な大切な御身なので、是非体を労わっていただきたいとお願い申し上げます。日本の為にも世界の為にも。
 近ければ毎日でも、お手当をさせていただきたい気持ちです。あるいは、私のチャクラを開いてくださった佐藤眞志先生(10年ほど前には300人の人を幽体離脱させたそうです)や、写真を一緒に撮った山田一二三さん、(長野県の分杭峠を整えたり、余命数ヵ月の方を治療されたりしていて、チャクラを開くこともできて、除霊もできる)や花谷幸比古先生等たくさんのヒーラーの方々を引き連れて先生のお体を癒しに参上したい気持ちです。           
 私の手紙をブログや新しいご著書に掲載して頂けるとのこと大変光栄に存じます。先生の宣伝のお力で、日本の国土が救われると思います。ヒマワリ同様の効果は莱の花にもあるそうです。これからはヒマワリの種を、冬になったら菜の花を植えるようにすればと思います。チェルノブイリでは、その油をバイオ燃料にして活用しているそうです。
水の放射線の汚染は、クロレラやスピルリナ(スピレン)がいいと言われているそうです。核分裂で出てきた放射能を、ヒマワリなどの植物が集めてくれるとは、エントロピー増大の法則の最終の処の放射能をネゲントロピー(生命系)でおさめられるのですから生物のエネルギーすごいなあとちょっと感動します。
 昇幹夫先生(日本笑い学会副会長、産婦人科・麻酔医)は、
「船井先生の応援すごいですね。眼の覚める人が増えて、甲田先生の健やかに老いる真人類が1%になっただけで大きく変わると思います。」とおっしゃっておられました。
 では、取り急きお礼まで、お体をご自愛くださいませ。
                                        敬具
                                             4月6日
森 美智代(転載ここまで)


 これを読み、庭の菜の花も大事にしています。なおゼオライトにも放射能除去の効果があると言われていますが、いま調査中です。
 これらと3月21日4月11日の、このHPの私の発信文を読み、マクロには安心して、ミクロには、くれぐれも注意して上手に放射性物質に対処ください。地震が頻発しています。 これから1年間でM6以上が日本で200回近くあるだろうとの予測がされています。充分注意ください。
 それでも日本と日本人は負けないと思います。大丈夫です。

 それと4月15日の朝にベンジャミン・フルフォードさんから連絡があり、日本に地震攻撃をつづけていた「闇の勢力」というか悪魔教の信者の人たちは、これをやめることに決めたとのことです。
 事実4月14日から地震数がへりました。もし福島第一原発の近くにM5級の地震が、あと数回もつづけば、原発から半径300km内は人の住めない場所になった可能性があります。詳しくはベンジャミン・フルフォードさんが、まにあえば5月号の『ザ・フナイ』の記事を変更して書くと思いますが、とりあえず近々理由は明らかになると思います。それにしても一安心です。以上、緊急に報告しておきます。
 
 また他によいニュースがあれば、このホームページ上などで報告します。よろしく。
                                           =以上=

 

 <転載終わり>

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『チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射線に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培、ヒマワリがセシワム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた。危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去する事に成功したのだ。』
 

 除去するのに30年もかかる放射性物質を、ひまわりはたったの20日で95%以上も除去できるというのですから驚きです。今日本中、世界中の人たちが放射能の恐怖に震えていますから、これが本当なら、正に日本の救世主になると思います。

 そうは言っても、このブログを読んでくださっている方々は、「そんなこともあるのかもしれない」と考える方が多いかと思いますが、普通は、「ひまわりが放射能を除去できるわけがない」と言うと思います。家内などはきっとそう言うと思いますので、実験結果などがあれば説得力があると思います。

 また、放射性物質を吸い上げたひまわりは体内で分解して消してくれるのか、それとも吸い上げただけで放射能は残っているのかはよくわかりません。ただ、チェルノブイリでは菜の花から採れた油をバイオ燃料にしているということですから、ひまわりや菜の花は放射能を体内で分解するのかも知れません。

 ひふみ赤城農園では、菜の花が真っ盛りです。200畳分くらいの黄色い可愛らしい花が、咲いています。4月16日、17日は大勢のひふみ農園の会員さんが来られ、農作業をしました。トマトやナス、ピーマン、キュウリの種を蒔いたり、船井会長も文中で説明されていましたゼオライトを主成分とした農業資材を撒いたりしました。

 ゼオライトはチェルノブイリや今回の福島原発の事故の処理にも使われましたので、名前を聞いたことがあるかと思いますが、放射能を吸着してくれる軽石のようなものです。ネットで検索すれば、多くの放射能除去の事例が出てきます。ひふみ農園では、放射能を除去できるとは知らずに、ゼオライトを主成分とする資材(スーパー活緑)を投与してきましたが、まさか放射能を除去できるとは思ってもみませんでした。運がいいなと改めて思いました。4月16日に、ヤスさんからお借りしたガイガーカウンターでひふみ赤城農園を計測しましたが、0.09μSv~0.12μSvでした。土壌も同じ数値でしたので、正常な値でした。東京よりは少し良い数値です。ひふみ赤城農園のある群馬県は、風向きの関係で放射能があまり飛んできていないそうです。今月は中矢先生や大石先生、三宮さん、菅原さんも来られますので、会員の皆さんと楽しく農作業をやりたいと思います。一面に咲いている菜の花を、皆さんにも是非見ていただきたいと思っています。

 

・船井幸雄.com


「原発は ALL or NOTHING」 中矢伸一氏

2011-04-17 06:18:27 | 日月神示の実践

 <日本弥栄の会より転載>

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私がここ三週連続で書いた「今週の一言」を、いろいろな方がブログなどで拡散してくださっているようです。大変ありがたいことです。
とくに私の言葉を載せなくても、ご自身の言葉で、「全原発の即時停止」を広めて頂ければと思っています。ぜひよろしくお願いします。

ところで、いまだに原発は必要と思っている人が半数以上もいるという話を先日(3月28日)書きましたが、原発というのは、そもそもALL or NOTHING(100か0か) なのです。
つまり、絶対に、100%安全だという前提で受け入れるか、または、まったく受け入れないか、どちらかの選択になる。 99%は安全だけど、1%はわかりません、などという回答はないのです。
やるなら、100%安全という前提でやるしかない。
安全対策を強化しながら運転を続けるなどというレトリックに騙されてはいけません。そういう中途半端な選択肢はないのです。

今回の福島の原発事故では、15メートルの津波が来て電源が喪失してしまいましたが、次の安全対策として、どれくらいの規模の津波を想定するのか。
2倍の30メートルでしょうか。
明治三陸地震の時の38メートルでしょうか。
じゃあ50メートルの津波が来た時は?
原子炉直下でマグニチュード9以上の地震が来た時は?
理論的には、マグニチュード12までは起こり得るという話を聞いたこともありますが、そんな超巨大地震が発生した場合は?
要するに、どんな想定を立てようが、想定外のことは起こり得るのです。
福島の原発は廃炉にしたとしても、全国の、全原発で同じことが言えるのです。

私はそういうことから「100%安全などということは絶対ありえない」と言ってきましたが、
今回の事故で、100%安全という神話は完膚なきまでに崩れ去ってしまいました。

ということは、NOTHING、すなわち、全基廃炉にするしかありません。

東電はついこの間まで、「原発は100%安全です」ということを国民に周知する啓蒙活動をやっていました。リサーチ会社に委託し、各地域の主婦を集めて、そういう説明会を行うのです。
私の家内が、その集まりに参加した際に、本当に安全なのかといろいろ質問したのですが、主催者は、「地震が起ころうがテロの対象となろうが100%安全ですと、電力会社から言われています」と強い口調で説明したのです。
その話を、後で家内から聞いた時は、開いた口がふさがりませんでした。
99%というならまだしも、100%などとなぜ言い切れるのか。
でも、東電側としては100%安全ですと言うしかないのでしょう。
99%でも99.9%でもアウトなんです。
100%でなければ、原発を誘致する地元の理解は得られませんし、国民の理解を得ることも難しくなります。

今回の原発事故は、東電がそんな啓蒙活動までやって一般庶民に訴えていた認識がいかに甘いものであったか、あるいは原子力政策をゴリ押しするために作り上げた嘘であったかが、現実に暴かれることとなりました。

でも、まだまだ痛い目を見ないと、一般庶民の認識は、原発は本当に要らないというところまで行かないのかもしれません。コルマンインデックスによれば、今は意識進化の最終段階である「第9サイクル」に入っているということですから、大多数が古い意識のままで、変革を拒むようであれば、さらに悲惨な展開が待っているでしょう。

それに、これほど重大な災害を起こしておいて、まだ原発は必要だなどと言っていると、日本が世界中から非難を浴びることは必定だと思います。
これは日本一国の問題ではなく、世界の人々にとっての大問題なのです。

<転載終わり>

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 先日福島原発の20Km 地点まで行きました。それ以上は機動隊のバリケードに阻まれて進めませんでしたが、浪江村の放射線量は6.75μSvでした。東京がだいたい0.1μSvですから 67倍も高かったわけです。レントゲンのように瞬時であれば差ほど影響もないでしょうが、24時間365日浴びていれば、いずれは何らかの問題を発生させるのではないでしょうか。それについては、チェルノブイリの悲惨な結果を見れば一目瞭然です。

 昨日も21時からNHKで原発について特集していましたが、アメリカから参加していた人たち8人は全員原発に賛成していました。中国は70%が賛成でした。日本は全員反対だろうと思っていましたが、約3割の人が賛成していました。今の快適な生活は原発による電気が支えているのだから、その生活を維持するためにも、原発は必要だという人がいました。ジャパネット高田の社長や、石田衣良氏も賛成していました。

 100%安全というのであれば、地方にだけ作るのではなく、東京都や大阪府に作っても問題ないはずです。(作るための土地がないとどうせ言うのでしょうが。)

 中矢代表が言われるように、人々の意識が変わらないのであれば、変わるように仕向けられるのではないかと考えています。コルマン・インデックスやウェブ・ボット、大石先生も同じことを言われています。今年の10月28日までに、人類の意識が変化するといわれているわけですので、変わらないのであれば、変わるような仕組みが用意されているように思います。

 以下の東電社長の発言には、開いた口がふさがりません。

 

東電社長「柏崎刈羽3号機、年内に…」地元反発

読売新聞 4月14日(木)20時11分配信

 東京電力の清水正孝社長は13日の記者会見で、2007年の新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市、刈羽村、全7基)で今も停止中の2~4号機のうち、3号機について、「運転再開に向けてできるだけ早く、年内には手続きに入りたい」と発言した。

 これに対し、柏崎市の会田洋市長は14日、報道陣に「福島第一原発の状況が収束していない状況で、そうした発言がなされることは理解できないし、驚いている」と反発。「原発の安全性について国から新しい方針が示されないと、運転再開は難しい」と否定的な考えを明らかにした。

最終更新:4月15日(金)1時53分

読売新聞

 

 

・日本弥栄の会