日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「日経報道(国の借金 家計の貯蓄頼み 限界)」 Nevadaブログ

2009-12-30 18:08:23 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「日経報道(国の借金 家計の貯蓄頼み 限界)」

                      Nevada

今日付けの日経朝刊は国債問題につき、一面トップで報じています。

ここではマスコミ・専門家・国民が誤解している【国民金融資産額】の詳細が記載されています。

預金    747兆円
保険・年金 394兆円
合計 1141兆円

これに株式・投信、現金等が加わり総額1400兆円余りの【国民金融資産】となっているもので、国が自由に使える国民のお金は≪保険・年金≫を入れましても1141兆円しかないとしています。
*国債の35兆円分は既に国が管轄していますので除外します。

そこで国債保有額詳細です。

総額 820兆円

銀行    334兆円
保険・年金 168兆円
政府     90兆円
日銀     69兆円
国民     35兆円
企業      6兆円
非営利団体  14兆円
海外     54兆円
その他    50兆円

このようになりますが、この820兆円の国債発行残高を支えているのは個人(11兆円)と企業(169兆円)の資金となっているのです。

現在、年間50兆円を超える新規国債が発行されており、このままいけば一年後には国債発行残高は870兆円、2年後には920兆円、3年後には970兆円、4年後には1020兆円となり、5年後には1070兆円となり、家計の預金・保険・年金を全て食い潰すことになります。
*実際には地方債(200兆円)、借入金等もありますからあと3年で【国民金融資産】は国債・地方債に全て置き換わることになります。

では本当に3年間、我々は猶予があるのでしょうか?

『来年4月時点の市場での国債消化額は10年債で2.2兆円。前年比で3000億円増えるだけではなく、麻生政権下での第一次補正予算編成に伴う国債大増発後の水準(2.1兆円)を超える。』

『財政悪化が続くと金利が上昇すると財務省は述べてきていたが、実際には金利は上昇せず、今までオオカミ少年呼ばわりしてきた声もあったが『今度ばかりは危ない』との声が強い。』

年末年始に国債問題をもう一度じっくり考えてみることも必要ではないでしょうか?


 <転載終わり>
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 5分前に朝倉慶氏の記事をアップして、国債について書きましたが、たまたまNevadaブログで国債の内訳の詳細が書いてありました。


  『現在、年間50兆円を超える新規国債が発行されており、このままいけば一年後には国債発行残高は870兆円、2年後には920兆円、3年後には970兆円、4年後には1020兆円となり、5年後には1070兆円となり、家計の預金・保険・年金を全て食い潰すことになります。』

 このままでは、上記のNevada氏の指摘通りに進んでいくことになります。世界ヘッジファンド会議で日本が「新興衰退国」に認定されてしまいましたが、正にその会議通りに進んでいるようです。


 ●Nevada
  http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
 




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「新興衰退国」 朝倉慶氏

2009-12-30 17:55:33 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「新興衰退国」
 
                     朝倉 慶

日本は新興衰退国!?
 「日本は“新興衰退国”だ!」10月にロンドンで行われたヘッジファンドの会議では、こう結論づけられたのでした。
 「新興国」に対して、「新興衰退国」、このコントラストは何なのでしょうか? 新興国は新しく伸びていく国、衰退国は衰えていく国? なぜ日本を衰退するというのか?

 BRICsに代表される中国やインド、ブラジルなどは発展途上で今やその国の人達の暮らしは爆発的に伸びていく直前です。我々がそうだったように、初めてテレビを見た瞬間、また初めて車を見た瞬間のあこがれのように、新興国の人達にとっては、新しい車などはあこがれの対象でしょう。40年前の日本のように活気づいて人々は働いているに違いありません。豊かさを求めていくという目標がはっきりしています。テレビが欲しい、車が欲しいなどというのは極めて自然な人間の感情であって、そのようなエネルギーが人々を一生懸命働かせるのかもしれません。
 また発展途上の国というのは、若い人達に溢れているというのも特徴です。BRICsの後に続くと言われるベトナムやインドネシアなどもその人口構成はまさにピラミッド型で、高齢者は少なく、若い人達で溢れています。これらの国の町自体もエネルギーで、はち切れんばかりです。

 翻(ひるがえ)ってわが日本を見ると、どうしても高齢化の波に押され、増えない人口が社会の活性化を奪っている感じは否めません。やはり人口が増えないということはある意味では決定的です。一人から二人に増えれば、当然食料も二人分要りますし、住宅や車、衣料、何でも需要が増えるのは当然です。人口が2倍に増えるところが同じ規模の経済では、人々は2分の1の食糧や半分の大きさの住宅に住むことになるわけで、そのようなことはないでしょう。人口が増えるということは自然に経済規模が膨らむということなのです。このことを日本に当てはめれば、日本の社会は人口が減っていくわけですから深刻です。車にしても住宅にしてもどのように新しい需要を作っていくのか? 経済的に考えると持続的発展という意味でどうしても難しい問題があるわけです。ですから民主党も子育て支援ということで、子供が産みやすい社会を作ろうと新しい政策を打ってきているわけですが、この方向は正しいでしょう。政策的にはもっと大胆にやる必要があるとは思いますが。
 今、ヘッジファンドを中心として日本を衰退国という場合、まずは日本のような成熟した社会においては、今後、人口が増えていくような社会になっていくのは極めて難しいという考え方があります。彼らの場合はこのことが直接、金儲けという形に転化しますので、勢い、日本売りということになっていくわけです。
 人口減少という問題だけではありません。日本の財政の問題もあります。今度の予算でも税収37兆円に対して95兆円の支出となりました。国債の発行が50兆円を超えることは確実で、いよいよ63年ぶりに支出より国債発行が上回ったのです。370万円の収入で950万円の暮らしをしたらどうですか? 1年だけではないのですよ、もう何年も続いているのですよ!個人も国も理屈は同じです。結果は明らかではないですか!
 今までも借金財政を続けてきた日本国ですが、もはや誰も今まで蓄積された借金を返せるとは思っていないでしょう。今や日本の累積赤字は1,000兆円に迫ろうという勢いで、何とGDPの200%、2倍です。かつてこのような借金を背負って、その借金を返すことができた国はありません。破綻という臨界点に向かっていることは間違いないでしょう。
 よく日本の国債は、日本人の金融資産で賄(まかな)われているから安心と言いますが、そもそも日本人の金融資産は個人に属するものです。皆さん個人のものです。国のものではありません。そこには本来自由意思があって、どこに使おうが、投資しようが個人の自由です。仮に今、多くの日本人が低い金利の預金は拒否して海外の高金利を求めて一斉に外貨投資に走れば、日本の銀行は資金手当てを日本国債を売って用意するしかなく、そうなれば、国債金利は上昇して日本国は一気に破綻の道へ進んでしまいます。金融機関からみると不景気なので資金の投資先が国債しかなく、また個人サイドでは日本人は保守的でお固い投資専門、勢い預金ということになりますので、その資金が預金から結局国債に流れるという微妙なバランスを保っているのが現状なのです。

 金利の指標となる「10年物国債」の金利が現在は1.3%弱ですが、この金利が仮に景気回復とか国債の調達が難しくなって金利が上がるとかで5%以上になろうものなら、その金利返済だけで50兆円となります。そうなれば税収37兆円の日本が国家として財政破綻するのは誰でもわかります。収入で金利すら払えなくなるのですからね。
 日本政府も、「国債発行を44兆円以内に抑える」と、実現不可能なお題目を言っていますが、誰も達成できるとは思っていませんし、日本政府自身が単なるスローガンだということはよくわかっているはずです。要するに財政再建に力を入れているという姿勢を示さないと、放漫財政ということで国債消化が難しくなり金利上昇という過程に持っていかれるのが怖いのです。言わばできもしないことを努力している姿勢を見せることで、かろうじてごまかしているわけです。
 しかし、今回、日本は新興衰退国というレッテルが世界中に宣伝されたのは強烈です。人口は減る一方で、そのうえ天文学的な借金を背負っている日本。すでに臨界点は越えた、後は国債の消化に不備を起こし、金利の止まることのない上昇を招き、国家破綻へと至る、という日本破綻のシナリオは、もうすでに有力ヘッジファンドの間ではできているのです。
 現在GDPの200%という途方もない借入は2014年には246%に、2019年には300%になっていく、とIMF(国際通貨基金)も堂々報道しているのです。そしてその時は日本国内での国債消化は不可能で、外国に頼るしかなく、金利上昇、国家破綻へと至ると示唆しています。先進国の中で、いの一番に破綻するのは日本だという考えがすでに広く世界に喧伝されているのです。人口が減って経済的な成長戦略のない日本にそれを防ぐ手段はないと思われているのです。

 年末にかけて日本の株もやっと上がってきました。買い方の主力は外人買い、日本の個人は売り越しです。彼らが最後まで日本株を買い続けると思ったら大間違いです。勢いよく買い上がって日本人を安心させたその時から徹底的に売り叩くシナリオが、しっかりと裏で存在していると思わなければなりません。景気回復、株価上昇、明かりが見えてきた、そんなムードや報道が目立ってきたら要注意、ハイエナのようなヘッジファンドは日本株を買い上がるだけ買い上がって、日本人の安心した顔を見るのを待っています。日本人がたまらず投資するのを待っているのです。そしてその時から怒涛の売りを浴びせ、日本を震撼させるに違いありません。株は大きく動けば動くほど儲かる、上に放りあげてから、今度は叩く、儲けるためには手段を選びません。経済動向の推移を見ながら素直に株が動くと思ったら大間違い、景気なんて株を放りあげてやればよくなるのです。景気も株も思うように動かす、巨大な資金は何でもできるのです。

 <転載終わり>
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 上記の朝倉氏の記事には、いくつかの重要なポイントがありました。

1.税収37兆円に対して95兆円の支出とは、370万円の収入で950万円の暮らしをするようなもの。

2.今や日本の累積赤字は1,000兆円に迫ろうという勢いで、何とGDPの200%、2倍です。かつてこのような借金を背負って、その借金を返すことができた国はありません。破綻という臨界点に向かっていることは間違いないでしょう。

3.よく日本の国債は、日本人の金融資産で賄(まかな)われているから安心と言いますが、そもそも日本人の金融資産は個人に属するものです。皆さん個人のものです。国のものではありません。そこには本来自由意思があって、どこに使おうが、投資しようが個人の自由です。

4.金利の指標となる「10年物国債」の金利が現在は1.3%弱ですが、この金利が仮に景気回復とか国債の調達が難しくなって金利が上がるとかで5%以上になろうものなら、その金利返済だけで50兆円となります。そうなれば税収37兆円の日本が国家として財政破綻するのは誰でもわかります。収入で金利すら払えなくなるのですからね。

5.今回、日本は「新興衰退国」というレッテルが世界中に宣伝されたのは強烈です。人口は減る一方で、そのうえ天文学的な借金を背負っている日本。すでに臨界点は越えた、後は国債の消化に不備を起こし、金利の止まることのない上昇を招き、国家破綻へと至る、という日本破綻のシナリオは、もうすでに有力ヘッジファンドの間ではできているのです。


 この5つは全て重要なポイントですが、12月12日に参加した「朝倉慶21世紀セミナー」で1から4までは説明されていました。

 5についてはこの記事が初めてとなりますが、この指摘が一番恐ろしい指摘だと云えます。春と秋の年に2回ほど開催される世界ヘッジファンド会議で、日本が「新興衰退国」と認定されてしまったそうです。これは死亡宣告をされてしまったようなものです。確かに、人口は増えずに、どんどんと高齢者社会に進んでいってますし、1,000兆円とも1,500兆円とも云われている借金がある日本は、世界から見れば、「既に終わっている国」と見えるのだと思います。

 その爆発はどうも国債からのようです。ドルも元も円も、各国がドンドン刷っていますので、現在はまだいくらでもあります。印刷するだけですので、簡単です。その貨幣で株を国が買っていますので、株は極端に下がることはありません。日経平均で云えば、1万円を目安としてますので、毎日だいたい1万円前後という数値になります。国が相場に介入しているわけですので、本来自由な取引がされるべきですが、まるで国家主導の共産主義のような相場になっています。

 そういうカラクリが裏にあるので、株が7,000円などと暴落することは現在はないと言えます。ところが、朝倉氏も言われているように、国債は国が介入することができない領域になります。株のように勝手に国がコントロールすることは不可能です。
 株は、日経平均が下がれば、国が株を買い支えますので、全然大丈夫ですが、国債は国が44兆円発行したとしても、三菱東京やみずほなどの金融機関や、日本生命や住友生命などの生保などに購入しないと言われれば、いくら国が買うように言ったところで、買ってはくれません。
 そうなると、金利を3%、5%と上げないと、誰も買ってくれませんので、必然的に金利を上げざるを得ません。金利を5%上げるということになると、朝倉氏も言われていましたが、当然借金も5%増えることになります。借金1,000兆円の5%ですから、50兆円の借金が増えることになるわけです。そうなればハイパーインフレに突入してしまうことになります。

 現在は幸運にもまだ金融機関も生保・損保なども国債を購入してくれていますので、何とか平静を保っていますが、何かをきっかけとして国債がうまく消化できないことになれば、国債の暴落を引き金に、日本は破綻への道を落ちていくことになります。ヘッジファンドは会議で、日本を破綻してしまう「新興衰退国」と認定してしまったわけです。

 今日は2009年最後の大納会ですが、昨日より27円下がったものの、1万0610円で終わったそうです。国が介入していますので、1万円を切るわけはありませんので、想定内の株価でした。国債が暴落するまでは、株が暴落することはありませんので、しばしは安定となります。


 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/money2/


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「マリモ」と豚と牛

2009-12-28 07:58:20 | 日月神示の実践
 先日、天木直人氏のブログで、マリモという犬と少女の感動の話がありました。
 主人公は「マリモ」という犬ですが、本当は豚にも牛にも、ニワトリにも「マリモ」と同じ感情があります。犬や猫と、豚や牛は知能もだいたい同じレベルですので、同じように感じます。嬉しい、楽しい、悲しい、苦しいと。

 日月神示が四つ足を喰ってはならん、という理由は、「共食いとなるから」だと云ってます。つまり豚も牛も犬も猫も、人間と同じ感情を持った「友」なんだと云っているわけです。豚や牛は、「横の自分」という表現もしています。だから、彼らを喰うことが共食いとなる、と警告しているのです。

 犬や猫には愛情を注ぐが、豚や牛は食品として食べるというのが、ごく普通の人だと思います。ですが、日月神示を学び、実践していくという人であれば、先ずは「四つ足を食ってはならぬ」が前提になります。


 ●天木直人氏ブログ
  http://www.amakiblog.com/blog/




 *昨日は昼に友だちと高尾山口の改札で待ち合わせました。外国人向けの紹介冊子には、高尾山が三ツ星にランクされているようで、多くの外国人の方々が観光に来てました。主に白人ですが、中国・韓国からも来ているかも知れません。
 先ずは神社で参拝しました。その後、名物の蕎麦をいただこうかと思いましたが、10店舗くらいあるそば屋には全て行列ができていました。5月に来た時も、行列ができてましたので、いつでも混んでいるようです。
 今回は並ぶのは止めて、八王子に出て食事をすることにしました。名物は次回のお楽しみに取っておくことになりました。
 
コメント (3)
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「私たちの指導者・小沢一郎の判断と行動が、すべてにおいて正しい。」 副島隆彦氏

2009-12-27 11:14:01 | 政治・社会
 「私たちの指導者・小沢一郎の判断と行動が、すべてにおいて正しい。佐藤優氏の文章が他の何よりも優れている。」

投稿者:副島隆彦投稿日:2009/12/19(Sat) 18:38:57

私は、今週は、都心で、14日、15日、16日の三日間を佐藤優(さとうまさる)氏との対談で過ごした。丁度、中国から習近平(しゅうきんへい)国家副主席(中国でNo.6) が訪日して、天皇陛下と面会(会談、謁見ともいうらしい)した。 わざとらしい右翼の車たちが、都心の皇居の周りや、祝賀会が開かれるホテルの周りで街宣車を連ねて騒いでいた。 
 私は、この一週間も、すべての発言と行動において小沢一郎・民主党幹事長が優れていて正当であり、まったく間違いがないことを知った。 私、副島隆彦が、「小沢一郎が日本の実質の国王である」と、書き始めて、何冊かの本でもそのように書いたのは、5年前ぐらいからだ。今もこの考えに全く変わりはない。 

 日本の愚劣極まりない各省官僚(高級公務員)どもの恐るべき醜悪(しゅうあく)な居直りとサボタージュ(体制破壊攻撃)と、鳩山政権への攻撃はひどくなっている。この者たちを、片づけなければならない。 それと、やはり新聞5社・テレビ5社の計10社の日本のメディア=マスゴミによる、小沢・鳩山政権攻撃のひどさである。

 私は、まずこの6日間の、愚か者の例の宮内庁長官ハゲタではなかった、羽毛田(はけだ)の、許すべからざる発言に筆誅(ひっちゅう)を加えなければならない。 「天皇を、中国の要人に謁見(面会、25分間)させるのに、一か月前ルールというのがあるから、それを民主党が破ったので反対した」と言い張って、鳩山政権の一員でありながら、偉そうに「自分が天皇陛下のお体を預かっている」と言わんばかりであった。 

 副島隆彦のこの事件への考えを書く。私の最近刊の中国本「あと5年で中国が世界を制覇する」(ビジネス社、2009年8月刊)をきちんと読んでもらえば、分かることだが、習近平(しゅうきんへい、シー・チンピン)は、3年後の2012年の10月の中国共産党の党大会で、国家主席(中国の最高指導者。英語で言えば President 大統領 である。ほぼ同時に共産党総書記にもなる)になる人間である。このことは、もう決まっていることなのだ。私はそのように本で書いた。そのとおりになったということだ。 

 だから、習近平の来日、そして天皇に会いたいというのは、国家元首どうしのお付き合いを始めたい、という国家としての意思表示なのである。もっと分かり易く言えば、お披露目(ひろめ)だ。大国の行動は、諸外国への行動で明らかとなる。 習近平は、中国共産党の最高会議の決議によって次の国家最高指導者としてのお披露目をする旅に出たのだ。だから先々週に、まずドイツに行きメルケル首相に会っている。その他の欧州の国々の国王(国家元首)たちにも会っている。

そして習近平は、アジア歴訪を始めた。日本が韓国よりも先である。このあとフィリピンやインドネシアなどに順を追って行く。そういう国際社会のルールになっているのである。日本は、国際社会(=世界)の大きなルールに逆らってはいけない。 私、副島隆彦が、先々週に書いたとおり、「私たちは世界の大勢(たいせい)に逆らってはいけないのである」のとおりだ。

 天皇陛下が国家元首であるかどうか、は日本国内の憲法学者たちの本(法学部の教科書)ではグチャグチャいろいろ書いているが、外側世界から見れば天皇が国家元首だ。そこへ次期の中国の国家元首(大統領)がお披露目のご挨拶に来る、ということになれば、当然、天皇はお会いになるし、天皇もそのように思っている。 

小沢一郎が主張したとおり、「天皇は内閣の助言と承認によって国事行為を執り行う」(憲法7条)である。これを、「外国首脳との会見は、国事行為ではなくて、『天皇の公的行為』である」という屁理屈(へりくつ)を、今度は反論として言い出した馬鹿たちがいる。

 諸外国は、日本の憲法体制に服さない。国家と国家のお付き合いを代表者(主権者)たちは当然に行う。外国の国家元首に会うということは、憲法7条の第9項の「外国大使を接受する」よりも上位の国事行為であることは明らかだ。 何を偉そうなことを、国内基準で、この馬鹿官僚たちは言っているのだ。

 そして、このような事件にして、「天皇のお体を私が守っている」というような、すなわち、玉(ぎょく)あるいは、玉体(ぎょくたい)を自分が握っているから自分が強い、という発想である。この羽毛田(はけだ)宮内庁長官の発想は、戦前なら、十分に国家反逆罪=大逆罪である。 戦前の「天皇機関説」の亡霊(おばけ)の腐った破片のような、このハゲタが出しゃばってきて事態を紛糾させた。

 しかも、12月15日に行われたこの天皇面会については、「中国の国家副主席の習近平を、日本国天皇とどうしても会わせろ」とねじ込んでいたのは、小沢一郎(小沢は、李克強=りこっきょう、次の国務院総理=首相になるだろう、と気が合う)ではなくて、何と、中曽根康弘(日本のオカマの首相)であったことが、15日に「世田谷通信」というネット記事から判明した。 

 中曽根が、ヘンリー・キッシンジャーというアメリカ・グローバリスト(globalists 地球支配者義者)の頭目の半世紀にわたる忠実な子分であり、キッシンジャーは、世界基準では、中国派であり、中国利権屋であるから、その要請を中曽根が政府(平野官房長官)に橋渡ししたのだ。 

 これで、自民党のバカどもも、読売新聞(まだ極悪人のナベツネが指令を出している)以下のマスゴミどもも、肝が冷えて、自分たちの発言である「小沢が、天皇を、政治目的に利用した」発言のすべてが、一瞬に無効になり、消えて無くなった。

 この者たちは、恥知らずにも、自分の無知と非に基づく発言と論評を、もう、ひとことも謝罪しない。 禿げた(ハゲタ)の馬鹿がひとりでやったことだ、として逃げの一手である。「小沢一郎が天皇を政治利用した」の記事は、新聞にたくさん証拠として残っている。

 あんなに日本国民の中の天皇右翼たちを、激昂(げっこう)させて、テレビでも、「天皇を利用しようとして小沢は傲慢である」と扇動した者たちは、今、口を拭(ぬぐ)っている。

 日本国民の中の右翼体質の馬鹿どもも、自分の不明を恥じることをしないで、居直っている。私たちの会員の中からも、「副島先生は、あんな小沢一郎を褒(ほ)めるのは理解できない」と言って退会する者が数人出た。勝手にやっていろ。馬鹿ども。お前たち程度の、オツムでは、また、戦前と同じで、外国の恐ろしい勢力に扇動されて、戦争に連れて行かれるのだ。 本当の敵は、まさしく、お前たち自身の、その「愚鈍で、悪い頭」のその脳の中に住んでいるのだ。このことに気付きなさい。

 だから、「小沢による天皇の政治利用」を言いつのった自民党の安倍晋三や大島理(おおしまただもり)以下も、それから、大新聞で、小沢の悪口を書いた、軽薄(けいはく)幹部どもも、顔色をなくして、ひたすら黙りこくることになった。 残ったのは、在日系の気持ちの悪い日本右翼を名乗る 奇怪な連中だけだ。彼らの街宣車も翌日にはきれいに都心から消えていた。すべてはやらせだ。

 私、副島隆彦には、今度のハケダ事件は、一瞬、2.26事件の再来のように思えた。あの昭和維新の青年将校(皇道派)たちも、大きくはアメリカに操(あやつ)られて騙されたのだ。彼らは、日本を中国にぶつけて侵略させるための大きな権力者共同謀議(コンスピラシー)の 捨て駒にされたのだ。井上日召(いのうえにっしょう)たち極右テロリストを背後から操(あやつ)った勢力がいる。直情型の頭の悪い右翼体質人間というのは、いつの時代も、救い難い者たちである。

 私、副島隆彦は、この、禿げた(ハゲタ、厚生労働省の次官あがりだという)のような、愚劣極まりない官僚(「天皇の官吏」を自任する者たち)を、冗談ではなく逮捕して大逆罪(たいぎゃくざい)で銃殺刑に処すべきだと思う。

 天皇ご自身の意思を、全く無視して、「自分たち天皇の官吏が、天皇の体(玉、ぎょく)を握っているのだ」という最悪の人間どもだ。まさしく、君側の奸(くんそくのかん)である。天皇陛下と私たち日本国民の本当の敵は、愛国や憂国を標榜し扇動する者たちの中にいる。

 それで、国民に人気があり、立派な人格者だった、犬養毅首相(5.15事件で)や、”だるま宰相”の異名を取って国民に愛され、昭和恐慌からの脱出に成功した高橋是清(2.26事件で)らを、「君側の奸」として殺害した。彼ら政友会の政治家たちは、皆、「中国には借款(しゃっかん、経済援助)を与えよ。戦争をするな」と言っていた。だから、邪魔者として殺されていった。日本は無謀な戦争に突入させられた。これが一番大きな目から見た昭和史の真実だ。

 このハゲタが5年前に宮内庁長官になってから(小泉政権が任命した)、雅子妃殿下を苛(いじ)め抜いた男だ。そして雅子妃と愛子様を必死で守っている皇太子殿下(次の天皇)をして、「宮内庁の職員たちが雅子をいじめる」と思いあまって公言させた、元凶の男だ。そしてこのことで天皇皇后両陛下が、どれだけ心痛したことか。 まさしくこのハゲタこそは、天皇のお体を一番、害した男だ。もう許さん。

 ここまで来ると、私、副島隆彦の怒りは治まらなくなる。このハゲタ以下、検察・警察・法務省のトップどもや、財務官僚はじめ各省で、まだ、鳩山民主党政権(内閣)に、敵対している者たちを、大粛清(しゅくせい)すべき、と考える。粛清とは、liquidation リクィデイションと英語で言って、簡単に言えば、党の官僚上層部 や 軍の大幹部たちへの大量の銃殺刑のことである。 

 世界の3大悪人政治家である、ヒットラーとスターリンと毛沢東は、自分の統治が思うように行かなくなり怒り狂った時に、自国の官僚と軍の幹部どもを、大量に(最低でも20万人ぐらい)を一気に粛清した。 私は、この場面でのヒットラーとスターリンと毛沢東ら独裁者の気持ちが少しわかる。

 しかし、私、副島隆彦が、こういう「小沢一郎への贔屓(ひいき)の引き倒し」になる言動をすると、ただでさえ、アメリカの手先ども(売国奴ども)から、「小沢はヒットラー、独裁者」と悪罵を投げられている苦しい現状への負担となるので、この辺でやめる。 一国の政治なるものは、このように荒々しいものだ。こういうことが一般国民には、よく見えないようになっている。

 政治は大きな悪(あく)をどうしても内包する。このことはマキアヴェッリ以来の、近代政治学が築きあげた大原理であるから、これに背(そむ)く考え方は、私、副島隆彦は出来ない。 そして、これほどに清廉潔白で、国民思いで、優れた人材が集めって出来ている今の鳩山・小沢政権に対しても、政治そのものにまとわりつく悪と怨念の力で、襲いかかっている、愚劣なる者たちである、(1)自民党の中の謀略・暴力団体質の者たち、(2)官僚(本当は宦官=かんがん=たち)、(3)そして腐れきった5大新聞・テレビ局 の幹部たち この3つの極悪集団を、私たちは、許すべきでない。

 そこらで騒いでいる馬鹿右翼や、頭の悪い右翼言論人どもは、(4)番目の勢力だから、私、副島隆彦こそが、彼ら(4)番目の勢力と、同じ、民間人有識者として、平等に言論戦で闘うことが、一番、大切なことなのだろう。私の役目(守備位置)はここに決まってきつつあるのだろう。

 これからも私たちネット言論の旗手たちが、彼らを厳しく監視し続ける。そして、もし万一、非合法の力(クーデター)で、鳩山政権が打倒されるようなことがあったら、私たち国民が、街頭に出て、政権を応援して闘わなければならないと、私は、本気で考えています。 

 私、副島隆彦は、すでに日本の政治警察からは「十分に危険な政治思想家」だと認定されていて、監視されているだろうから、これ以上のことは言わない。私は、出来る限り、穏やかに生きて、何事もなく平穏に死んでゆきたい。しかし、日本国民の生活と平和が根本から脅(おびや)かされるような危険な時代が来たら、その時は潔く戦う。そのようにいつも心に決めている。

 今日は、禿げた(ハゲタ)の事件のことしか書かない。始まった西松建設事件の裁判( 国家暴力団化した、クーデター集団である検察トップたちからの小沢一郎への攻撃)のことも、普天間基地移転(アメリカ自身が、はじめからグアムでいいと決めていたのだから、残り8000人の海兵隊はグアム行きでいい。鳩山首相の粘り勝ちだ )の問題も書かない。

 以下に載せるのは、この間(かん)に、一番優れた文章を書いた佐藤優(さとうまさる)氏のネット言論の記事である。 この二本の記事は、本当に優れている。 官僚どもは、自分たちのことを、天皇の直属の官吏であり、国民に選ばれたのではなく、自分たちは直接の「天皇の官吏」であると思っている。

 このおのれの本心をさらけ出し始めた官僚たちと。 自分たちは国民の代表(リプレゼンタティブス represetatives 、国民の代理人)である、つまり自分たちの権力はデモクラシー(民衆代議政体)の力に依拠するのだ、という小沢一郎との闘いだ。私、副島隆彦は、一点の曇りもなく小沢一郎たちが正しいと考える。 

 佐藤優は、日本国で現下(げんか)に起きているのは、まさしく、この「天皇の官吏 対 デモクラシーの闘い」なのだ、と誰よりも早く見抜いて、この構図を以下のように書いた。「誰が日本国家を支配するか」である。 この「誰が日本国の支配者であるべきか」という問題設定こそは、現在、最も正しい問題の立て方である。 

 このことを瞬時に理解し、問題の本質を把握(はあく)した 佐藤優は、さすがに日本有数の思想家である。以下に載せる佐藤優の文章を、吟味して、何度か読んでください。 読んで理解した人は必ず、格段に頭がよくなるでしょう。

副島隆彦拝


 <転載終わり>
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 天皇の問題は、自分には知識が乏しいため、どのように判断してよいか迷う部分があります。

 ただ、副島氏の下記の言葉からは、天皇陛下を心底尊敬されていることが理解できます。

 『このハゲタが5年前に宮内庁長官になってから(小泉政権が任命した)、雅子妃殿下を苛(いじ)め抜いた男だ。そして雅子妃と愛子様を必死で守っている皇太子殿下(次の天皇)をして、「宮内庁の職員たちが雅子をいじめる」と思いあまって公言させた、元凶の男だ。そしてこのことで天皇皇后両陛下が、どれだけ心痛したことか。 まさしくこのハゲタこそは、天皇のお体を一番、害した男だ。もう許さん。

 ここまで来ると、私、副島隆彦の怒りは治まらなくなる。このハゲタ以下、検察・警察・法務省のトップどもや、財務官僚はじめ各省で、まだ、鳩山民主党政権(内閣)に、敵対している者たちを、大粛清(しゅくせい)すべき、と考える。』

 
 日月神示では、天皇のことを「天子様(てんしさま)」と呼んでいます。そして天子様について、日月神示はネガティブなことは一切云ってません。天子様を拝(おろが)めよと各所で言われているほどです。
 そういう意味では、天皇陛下を尊敬されている副島氏は、日月神示から見れば、まさに正しいといえます。

 日月神示を読むと、日本という国は、神々の代身としての天子様により、統率され、治められるべき国であるということが解ります。つまり、日月神示の思想は一般で云うところの「右翼」の範疇に入るといえます。

 この副島氏の発言は、「阿修羅」というサイトのトップページにある「拍手」というカテゴリで、現在1位にランクされてます。副島氏のこの記事に反対する人も、賛同する人も多くのコメントを書かれていますので、双方を読むことで、よりこの問題の本質が理解できるかと思います。決して副島氏に賛同している人だけではありませんので、色々なものの見方があるものだと感心するほどです。

 一度、この阿修羅「拍手」サイトにアクセスしたらよいかと思います。拍手ランキングは、全体的にとてもレベルが高いと思います。韓国・中国の悪口だけのサイトや、アメリカを誹謗中傷するだけのサイトでもありません。自民党を応援して、民主党を批判するサイト、民主党だけが最善であるというサイト、何でもかんでも批判するサイト。ネットの世界は、ほとんどがどちらかに色分けされると思いますが、阿修羅は色々な意見が載っているところが、よいと思います。



 *朝7時に家を出て、埼玉の家内側のお墓参りに行って、今戻ってきました。今日は道も空いていて、とても早く着きました。帰りにイトーヨーカ堂で買い物をしましたが、いつもの日曜日よりかなり空いてました。不景気なのか、お正月の準備なのか分かりませんが。
 我が家のお正月の準備として、ビオラとパンジーを買ってきて、今植えたところです。冬の花の定番ですが、小さくて可愛らしい花ですね。イチゴの苗も買ってきて、植えました。実が成るかどうか分かりませんが、楽しみです。
 12時に友だちと高尾山口で待ち合わせてますので、これから出かけます。参拝して、蕎麦でもいただこうと思ってます(笑)。」

 ●副島隆彦の重たい気持ちで書く掲示板
  http://soejima.to/



 ●阿修羅 拍手ランキング 
  http://www.asyura.us/hks/ranking_list.php
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「ブッシュ前大統領が逮捕される?」 船井幸雄氏

2009-12-26 16:42:17 | 船井幸雄氏
 <記事転載>
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 「ブッシュ前大統領が逮捕される?」

                         船井幸雄

 中丸薫さんの最近著『世界金融危機と闇の権力者たち』(09年12月15日 文芸社刊)を、先週読みました。
 よく、まとまっており、そこに書かれていることは、私との意見のちがいはありますが、ほとんど真実だろうと思います。「さすが情報通だな」と感心して、上手な文章力とともにあらためて中丸さんの情報力を知った一冊でした。


 ただこの本『世界金融危機と闇の権力者たち』の中で128-132ページの「ブッシュはまもなく逮捕される?」というところは、びっくりしました。少し長いが引用します。

 「ブッシュはまもなく逮捕される?」

 そのようなシオニスト勢力の分裂と政権交代によって、ブッシュ・ジュニアの逮捕がほぼ確実となります。しかも、2009年の終わりごろにはアメリカの国民は惨憺(さんたん)たる経済状況に置かれることになるでしょうから、必然的に、不満を抱えた大衆による暴動も起きてくるでしょう。
 それを見越して、2008年の6月末にはブッシュ親子とディック・チェイニー副大統領など政権中枢にいる者が集まって、「これまでにわれわれがやってきたことを国民が知ればただでは済まない。そのときに自分たちの家族をどう守るか」という議題で話し合ったようです。
 ウォール街の証券取引所で、自動小銃を構えた兵隊が抗議活動を行うデモ隊へ睨みを利かせていたのも、ブッシュらによる自衛策の一環であり、彼らは連邦軍をすべての州に送り込んで暴動鎮圧の準備までしているのです。これは1978年に成立した「ポス・コミテータス法(民警団法)」に明らかに違反する行為です。その法律(連邦法)では、国内の治安維持に陸空軍や州兵を動員することを禁じているのです。
 さらに、その背後では、チェイニーがかかわっている企業が、全米に400か所もの刑務所を建設しているという話もあります。すでに800か所も造っているというのに、さらに造ろうというのですから、自分たちにとって脅威となりそうな不満を持つ国民を次々と犯罪者に仕立て上げ、その自由を奪ってしまおうとする意図が見え見えです。
 もちろん、ブッシュ政権が9・11テロの真の首謀者であり、石油への欲望と軍産複合体のニーズからイラク戦争を起こしたという事実を米国民が知ったなら、彼らはただでは済まないでしょう。実は、ブッシュ・ジュニアに法の裁きを下そうとする弾劾(だんがい)裁判決議案は、下院を251対150で通過しているのです。しかし、闇の権力の支配下にあるメディアは一切それを報じていません。
 日本のある政治家に「このことをご存じですか?」と私が尋ねてみると、その方は「えっ、知りません」と驚いていました。別のある政治家は、アメリカ大使館に電話して、そこの政治部長に尋ねたそうですが、その人物もこのことを知りませんでした。
 本国に連絡して調査してもらい、初めてそのことがわかったのだそうです。このことからも、闇の権力による情報封鎖が、いかに徹底しているかがうかがい知れます。しかし、オバマ政権下において、ある時期になったら、弾劾裁判が起こされることになり、すべてが公になるはずです。
 この弾劾裁判決議案は、2008年6月10日に民主党のデニス・クシニッチ下院議員によって提出されました。35条の項目から成るその弾劾理由の一部をここにご紹介しておきましょう。

一条 対イラク戦争の根拠を正当化するために秘密裏に宣伝工作をしたこと
二条 9・11事件を不当に、組織的かつ犯罪的意図によって利用し、イラクを安全保障上の脅威と見なし、偽って侵略戦争を正当化したこと
一二条 イラクの天然資源を支配するために戦争を始めたこと
一三条 イラクとほかの国々において、エネルギー開発と軍事政策を目的とする秘密部隊を作ったこと
一六条 イラクとアメリカの請負業者に対して、アメリカの税金を誤って浪費したこと
一八条 公式の政策として、アフガニスタン、イラク、そのほかの地域の捕虜に対して、秘密裏に拷問を容認、承認したこと
二一条 議会とアメリカ国民に対してイランの脅威を偽って煽りたて、イラン政府を転覆させる目的で同国内のテロ集団へ支援を与えたこと
三四条 9・11事件の調査に対する妨害

 デニス・クシニッチは2007年の11月にも、チェイニー副大統領の弾劾決議案を提出していますが、そのときは公聴会を開催するかどうかを審議する議会の司法委員会がそれを黙殺したため、何ら進展はありませんでした。しかし、今回は違います。どうやらアメリカの政治家たちも「このままではいけない」と立ち上がる覚悟を決めたということでしょう。
 クシニッチのような勇気ある政治家が、かつてイギリスにもいました。ブレア政権で外相を務めたロビン・クックは労働党内随一の論客であり、下院院内総務、枢密院議長などを歴任してきた人物でした。しかし、イラク戦争には強く反対してブレア首相と対立し、2003年3月には政権を離れることになりました。2005年の8月にスコットランドで山歩き中に、心臓発作で倒れて亡くなっていますが、59歳という年齢であったため、暗殺されたという説もあります。
 この彼が生前に主張していた「この組織(アルカイダ)はアメリカが対テロ戦争という名目で世界をリードするために作られたものに過ぎない」ということを、ブッシュ・ジュニアの任期切れのころに、カナダの新聞『カナダ・グローバル・リサーチ』紙が暴露的な記事として掲載したことに、私は注目しています。
 そろそろ、ブッシュ断罪の時が近づいているのだということを一部のメディアは把握しており、闇の権力の目をかいくぐってそのことを世に伝えようとしているのではないでしょうか(転載ここまで)。

 私は「そうかも知れない」と思って読んだのですが、皆さんはいかがお考えですか。
 それにしても、本書は読むに値する本だと思います。
 アタマの中が、良かれ悪しかれ整理されます。
 そして、中丸さん流の見方も、「いまは必要なんだ」ということがよく分ります。
 できれば正月休みにでもお読みください…とお奨めしたい1冊です。
                                           =以上=

 <転載終わり>
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 ブッシュ元米国大統領が逮捕されるだろうということは、半年くらい前にフルフォード氏がブログで言われていましたが、こうして記事になると、改めてインパクトのある記事だと感じました。

 中丸薫氏の「世界金融危機と闇の権力者たち」という著書は、読んでいませんので、ブッシュ元大統領が逮捕されるかどうかは、現段階では情報不足で何とも言えません。ただ、フルフォード氏の情報などを併せて考えると、あり得ることだと思います。

 中丸氏のこの著書の抜粋からは、下記のポイントが極めて重要になってくるかと思います。

1.ブッシュ親子とディック・チェイニー副大統領など政権中枢にいる者が集まって、「これまでにわれわれがやってきたことを国民が知ればただでは済まない。そのときに自分たちの家族をどう守るか」という議題で話し合ったようです。

2.チェイニーがかかわっている企業が、全米に400か所もの刑務所を建設しているという話もあります。すでに800か所も造っているというのに、さらに造ろうというのですから、自分たちにとって脅威となりそうな不満を持つ国民を次々と犯罪者に仕立て上げ、その自由を奪ってしまおうとする意図が見え見えです。

3.ブッシュ政権が9・11テロの真の首謀者であり、石油への欲望と軍産複合体のニーズからイラク戦争を起こしたという事実を米国民が知ったなら、彼らはただでは済まないでしょう。

4.ブッシュ・ジュニアに法の裁きを下そうとする弾劾(だんがい)裁判決議案は、下院を251対150で通過しているのです。しかし、闇の権力の支配下にあるメディアは一切それを報じていません。

5.「この組織(アルカイダ)はアメリカが対テロ戦争という名目で世界をリードするために作られたものに過ぎない」ということを、ブッシュ・ジュニアの任期切れのころに、カナダの新聞『カナダ・グローバル・リサーチ』紙が暴露的な記事として掲載したことに、私は注目しています。


 この3と5を併せて考えると、「9.11テロは、ブッシュたちがイラクの石油の利権目当てに、自分たちの命令に忠実に動くアルカイダというテロ組織を使って、演じた謀略事件」ということができます。アルカイダがブッシュの言う通りに動く部隊だとすれば、昨日起きた米航空機爆破未遂事件もブッシュたちが裏で操っていることになると思います。



 ■アル・カーイダ、アフリカで勢力拡大…テロ未遂(読売新聞)

 米航空機で25日に起きた爆破テロ未遂とみられる事件は、米同時テロ以降も対米攻撃の機会を狙う国際テロ組織アル・カーイダとの関連が疑われる。

 アル・カーイダは、容疑者の出身地とされるナイジェリアを含むアフリカの貧困などに乗じて勢力を広げている。

 産油国ナイジェリアではイスラム原理主義組織が北部に拠点を持ち、クリントン米国務長官が8月、アル・カーイダの浸透を強く警告していた。ソマリアでは、アル・カーイダ系とされる武装集団が同国の広大な地域を実効支配している。

 アル・カーイダ幹部はアフガニスタン・パキスタン国境地帯に潜伏、ネット上の声明などを通じ、世界各地のテロ細胞に指示を与えている。指導者ウサマ・ビンラーディンの肉声とされる録音声明は今年6月、「米国人に、ホワイトハウス指導者らがまいたものを刈り取らせる」など対米攻撃を暗示する内容を含んでいた。

 今回の事件がキリスト教徒にとって重要なクリスマスの25日に起きた点も見逃せない。アル・カーイダは欧米諸国を中世のイスラム世界に侵攻した欧州キリスト教徒「十字軍」の系譜を引く敵対勢力とみなし、イラクやアフガンなどでのテロを宗教戦争と位置づけているからだ。(国際部 柳沢亨之)

(2009年12月26日12時41分 読売新聞)



 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/

 

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「主権者が樹立した鳩山新政権を支援すべき理由」 植草一秀氏

2009-12-25 07:51:24 | 政治・社会
 「主権者が樹立した鳩山新政権を支援すべき理由」

                    植草一秀

鳩山首相はガソリン暫定税率の実質的撤廃を断念する方針を示した。このことをマスメディアがこぞって攻撃している。年末に際して政治関連のバラエティー番組が編成されているが、これまでの流れを維持して、鳩山新政権を攻撃する内容が目立つ。


2005年9月の総選挙で小泉政権が大勝した際には、マスメディア報道は小泉万歳一色に染まった。小泉万歳報道は2001年4月の小泉政権発足当初から持続したものだった。


2001年から2006年にかけて、小泉政権の失政は明白だった。日経平均株価は14,500円の水準から7600円の水準に暴落した。戦後最悪の不況が日本を覆い尽くし、史上最悪の失業・倒産・経済苦自殺が国民を追い詰めた。


「退出すべき企業を退出させる」と公言しながら、俎上に載せたりそな銀行を自己資本不足に追い込んだあげく、税金による銀行救済を実行した。日本の金融行政に最大の汚点を残した。


このような実績を持つ小泉政権だったが、マスメディアは一貫して小泉万歳報道を続けた。


小泉竹中政治が完全に否定された現在でさえ、日本破壊の主犯格の竹中平蔵氏を登場させ続けるメディアが多く存在する。小泉ジュニアを意味もなく持ち上げるテレビ番組も後を絶たない。


本年8月30日の総選挙で、日本国民は民主党を大勝させた。2007年7月の参院選以来継続した衆参ねじれ現象も解消した。8月30日の総選挙は政権交代の是非を問う選挙だった。主権者である国民は満を持して政権交代実現に舵を切った。


メディアは本来、こうした国民の意思を尊重すべき存在である。


ところが現実には、激しい新政権批判が展開されている。小泉政権と鳩山政権の最大の違いは、「米国の言いなりになる隷属政権」と「米国にも言うべきことを言う独立政権」との差にある。


沖縄普天間基地移設問題で鳩山政権は沖縄県民の意向、沖縄議会の動向をも踏まえて、日本の正当な主張を米国に向けている。過去の自民党政権が利権の思惑を優先して米国政府と合意を形成してしまったことが大きな呪縛になっているが、鳩山政権はこの呪縛を必死に解除しようと努力している。


この姿勢を日本のマスメディアが正当に評価するなら、鳩山政権を支援する強力な世論が形成されるはずである。ところが、マスメディアは足並みをそろえて鳩山政権に対するネガティブキャンペーンを展開する。

デンマーク・コペンハーゲンでのCOP15会合の席上で鳩山首相がクリントン米国務長官と会話した内容について、米国サイドに疑義があるからといって、大使を呼び出したことを、日本のマスメディアは米国の対応が絶対で、米国から詰問される日本との図式で報道する。


このような報道を続けるなら、これらの報道機関は国籍を米国に転じるべきである。日本に日本独自の主張があって当然である。意見が異なる場合に、すべて米国の言いなりになるべきとの習慣が染みついて離れないのであろう。


こうしたマスメディアの偏向報道をつぶさに観察すると、その裏側に米国による日本支配の実相が透けて見えてくる。政官業外電=悪徳ペンタゴンは日本に対米隷属の利権複合体による政治を必死で復活させようとあがいているのである。


国民は自分の目で見て、自分の頭で考えて判断しなくてはならない。いま国民に求められる行動は、偏向メディアに流されて、鳩山政権攻撃に加担することではなく、偏向メディア報道の裏側にある大きな力の存在を認知して、メディアコントロール=洗脳工作に対する免疫力を高めることである。


年末に向けて、2010年度予算編成が焦点になる。92兆円水準の予算規模を誘導する財務省派と95兆円規模の予算編成を求める国民派がぶつかり合う。鳩山首相がどのようなリーダーシップを発揮するのかが注目される。


『金利・為替・株価特報』の発行日を諸事情により12月25日に変更させていただく。ご購読の皆様にはご理解賜りたい。『金利・為替・株価特報』では当面の経済政策対応の焦点について詳述する。


なお、スリーネーションズリサーチ株式会社のシステムメンテナンスのため、12月23日はFAXでの新規ご購読お申し込みを停止させていただく。24日以降、新FAX番号での受付再開になるので、なにとぞご理解賜りたい。詳しくは弊社HPをご参照くださるようお願い申し上げます。

 <転載終わり>
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 今日の読売新聞も鳩山政権の批判記事が多く目に付きました。内閣支持率が下がったので、親米マスコミ陣営はこれを好機とみなして、更なる攻勢に出ているようです。

 確かにガソリン税が廃止できなかったことは、若干がっかりしました。ですが、アメリカの言いなりの自民党政治よりは、余程マシだと思います。自民党政治とは官僚が行う政治ですし、その背後にはアメリカの指示や命令があります。

 植草氏が言い続けておられるように、政治家、官僚、大企業、外(=アメリカ)、電(=マスコミ)が実質的に日本を戦後60年間牛耳ってきたわけですが、今年の8月30日の参議院選挙では、国民はその悪徳ペンタゴン(政治家、官僚、大企業、アメリカ、マスコミ)にNoを突きつける決断をしました。ところが、民主党政権がまだ100日しか経ってない時点で、アメリカ・官僚・自民党が大きく巻き返しを図っています。

 国民はマスコミはウソや恣意的な報道など決していないと考えていますので、100日間も民主党政権を5新聞+5テレビで批判し続ければ、国民は民主党政権に自然と批判的になってくると思います。鳩山首相や小沢幹事長の献金問題でも、身の潔白は証明されていないので、今は防戦一方という形です。
 更に、昨日鳩山総理の秘書2人が起訴されたので、鳩山内閣は大きなピンチを迎えています。アメリカ・官僚・自民党にとっては、絶好のチャンスです。読売新聞や産経新聞で、鳩山総理退陣の大キャンペーンを始めることは目に見えています。

 私たち国民は、今こそ自民党時代の政治と、国民主導の民主党政権の違いを自分で認識する必要があるのではないでしょうか。マスコミの記事やネットの記事も参考にして、自分自身で判断すべきだと思います。単に民主党政権に賛成すればよいというのでは、主体性に欠けると思います。ちょっと民主党政権が旗色が悪くなれば、すぐにやっぱり自民党の方がマシだったね、と云って180度変わってしまう風見鶏になってしまいますので。

 今は、明治維新の時代よりも激動の時を向かえているようですので、国民一人一人が自分の責任で考え、行動することが大事ではないかと思います。ネットで色々な情報を考察されている方々は、5新聞と5テレビ局の情報を鵜呑みにすることはない人たちですので、来年からの恐慌による政治・社会の混乱にも、冷静な判断ができると思います。まさに船井幸雄氏が言われる「有意の人」ですので、資本主義崩壊後の日本を作っていく先覚的な人たちだと思います。


 話しは変わりますが、今週は仕事と忘年会に追われて、先週の土曜日から一昨日までの1週間は一度も家で食事が摂れませんでした。寝るために家に帰るだけでしたので、なかなかブログの記事もアップできませんでした。
 今年は、今までで一番仕事が厳しい1年でした。人生で一番仕事自体が厳しい1年でしたので、仕事をさせていただけるということ自体が、とてもありがたいと心底思った1年でした。

 今までは、仕事にはとても恵まれていましたので、1の努力で10くらいの結果が出ていたのだと思いますが、この1年は10の努力で1の結果しか出ませんでした。正直参りました。
 今は、仕事をさせていただけるというだけで、先ずは幸せだと思っています。すると面白いことに、自分の中から愚痴や批判などが出てこなくなりました。今までの自分は、それなりに前向きでしたが、仕事や人に対してやや批判的だったように思います。

 それが、この1年で仕事に対する姿勢を完全に正されました。本当にありがたい年でした。あのまま1の努力で10の結果を出し続けていたら、傲慢になり、誰からも相手にされなくなっていたかも知れません。
 そして、何より仕事をすることが楽しくて、元気になれるということが分かりました。今までは、仕事とは、「食べるために仕方なくやる苦役」、という位置づけでしたが、今は毎日の元気の素になってます。嬉し嬉しの基でもあります。

 日月神示に、「人の五倍、十倍働け」、「仕事は命ぞ」とありますが、今はその意味がよく理解できます。人の五倍働けば、結局充実感があり、嬉し嬉しになります。
 人生観を180度転換させられた1年となりました。最高の1年でした。





 ●植草一秀氏ブログ
  http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-f0e9.html
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「真の独立国家の姿とは」 飛鳥昭雄氏

2009-12-24 07:53:32 | 政治・社会
 <記事転載>
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 「真の独立国家の姿とは」

                  飛鳥昭雄

 日本は、自民党の長期政権下で、アメリカの間接統治による奴隷根性が骨の髄まで染み込んでしまったようだ。

 前にも言ったが、日本は独立国もどき、つまりアメリカの植民地より1段上の「自治領」の地位に過ぎない。だから日本が国連の常任理事国入りを求めた際、真っ先にアメリカが反対して叩き潰したのだ。

 これがドイツだけなら、常人理事国入りはOKだったかもしれない。なぜなら、ドイツはブッシュ・ジュニアに逆らって「イラク戦争」に反対したからだ。アメリカはこういう姿勢に弱く、ドイツを独立国として認めざるを得なくなる。

 一方、小泉日本は真っ先にシッポを振ってイラク戦争を支持した。日本は奴隷なのでアメリカを支持するのは当然とアメリカは見る。

 自治領とは、国内選挙は許されるが、アメリカ軍が基地を置いて国民を間接支配する体制をいう。日本は見事にそれと一致する。

 アメリカは、傀儡(かいらい)政府だった自民党に、毎年、ワシントンから「対日年次調書」なる命令書を下し、日本人を支配する方策を行なってきた。それを自民党だけで維持できなくなると、創価学会(公明党)がアメリカの支配構造を支えた。

 しかし、それが今年の政権交代で不可能になってしまった。するとアメリカのマスコミは、独立国として対等に交渉する民主党の姿勢を“我がまま”と攻撃した。

 じつは、「普天間問題」がこじれると一番困るのはアメリカである。日本ではない!!

 もし問題がこじれて日本から米軍基地が失われたら、アメリカはハワイと飛び地のグアムしか基地が無くなり、太平洋支配権の半分以上を失うことになるからだ。

 もう一度言うが、アメリカが日米間の亀裂を一番怖がっている!!

 鳩山首相と小沢幹事長はそのことを最も知っている。見ている限り、両者は陰陽で行動しており、表向きは鳩山コンニャク戦略でじらし、小沢は田中角栄ばりの外交戦略で、大訪中団を引き連れて胡錦涛国家主席と対談した。

 ドイツが独立国として認可される裏には、フランスなど「EU」の強力なバックボーンがある。それを鳩山は「東アジア経済圏」とし、小沢は中国としている。両方とも方向は非常に似ており、奴隷根性が抜けないマスコミと評論家だけが、「アメリカが怒る」とわめき散らしている。

 小沢幹事長は、アメリカに恩師・田中角栄を叩き潰された恨みがある。田中はアメリカ一国傾倒する日本から脱却するため、中国と独自外交を結んだ。が、その直後、アメリカが仕掛けた「ロッキード事件」で失脚する。

 今、自民党が鳩山の「政治資金報告書偽装事件」と、小沢の「西松建設問題」で、両者を政界から追放しようと必死なのは、裏でアメリカが田中追放と同じ戦略を仕掛けているからである。

 これら一連の動きを見ていると、日本のマスコミと評論家たちが、如何に世界四流以下かということがよく分かる。自民党と大差が無い。

 民主党がどこに着地するかは、少なくとも独立国としての結果なので容認したい。それが長期外交につながるなら短期は意味がある。

 小沢は元々、日本を守るには「第7艦隊」の寄港地だけでいいと発言しており、無闇に「米軍基地」を拡大しようと画策するアメリカをけん制した。鳩山も沖縄に米軍基地は不要と発言し、そういう両国の着地点がそこなら、それが外交の成果ということだ。

 <転載終わり>
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 読売新聞の1面のコラムも、週に5回以上は鳩山政権の批判を書いてます。3ヶ月以上に亘って、民主党の批判を書き続けています。勿論、コラムだけでなく、様々な記事も全て親米・反民主党の記事で貫かれています。今年から私は産経新聞の購読を止めたので、記事の傾向は解りませんが、恐らく読売と同じ路線だと思います。

 飛鳥氏が言われる通り、5新聞・5テレビ局は今でもアメリカの言いなりの報道をしていますし、来年の参議院選挙では自民党が勝つように目論んでいると思われる記事構成になっています。かなり必死な姿勢が読者にも伝わってきます。余程アメリカに、今でも圧力をかけられているのだろうと思います。

 飛鳥氏が言われるように、アメリカは日本を自国の自治領のように認識しているのだと思います。つまり1945年から現在までずっと、日本はアメリカの属国のままということです。

 横田基地に行くと、とてつもなく広大な敷地に、滑走路があり、米軍の住居があります。中にはゴルフ場もあるとのことです。日本の首都である東京に、あのような巨大な米軍基地があること自体異常だと思います。

 東京都内にある米軍基地(横田、大和田、柚木、府中、赤坂プレス、ニュー山王、多摩、硫黄島)の総面積は約1,603ヘクタールで、東京ドームの約370個分の広さとのことです。あまりに巨大すぎて、イメージできません。

 私も昨年副島隆彦氏や植草一秀氏の著書を読むまでは、産経新聞や読売新聞、SAPIOをいつも読み、新しい歴史教科書を作る会の会員として、三多摩でセミナーを何度も開催していましたので、自然と親米になっていました。マスコミに操作される大衆の典型でした。日本に米軍基地があっても、米軍が日本を守ってくれるから仕方ない、としか考えていませんでした。

 アメリカが原爆を2つも日本に投下したことは、許せることではないと思っていましたが、全体的には親米だったと云えると思います。それより、反日の中国や韓国・朝鮮こそ日本に不利益をもたらす警戒すべき国だと真剣に考えていました。

 今でも在日外国人の参政権には反対ですし、竹島や尖閣諸島は江戸時代からの日本固有の領土だと考えています(当たり前すぎですが)。北方領土もロシアは当然返還すべきです。今でも中国や韓国・朝鮮、ロシアは、日本にとっては厄介な国ですが、アメリカほどではなかったというところが、真実だと思います。「世界はみんな腹黒い国ばかりなんだけど、その中で一番最悪なのはアメリカだ」、というのが本当のところだと思います。

 いずれにしても、自民党はアメリカの傀儡ですから問題外ですので、民主党政権のうちになるべく早く米軍は全て日本から出て行かせるべきだと思います。 

 沖縄では米軍相手に商売することによって生計を立てている人も、相当数いるとのことですので、アメリカへの思いやり予算の一部をそれらの方々の当面の生活費と、新規就労又は起業などの支援に充てればよいかと思います。

 当然かなりの議論は必要かとは思いますが。沖縄県民は、米軍を撤去させたいグループと、米軍相手に商売をしているグループの意見が、大きく対立していますが、米軍相手に商売をしているグループに資金の支援があれば、ほとんどが米軍撤退という方向になるのではないでしょうか。



 ●飛鳥昭雄氏ブログ
  http://askazeera.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-b8e8.html


 ●高山正之氏 「世界はみんな腹黒い」 本当に世界は腹黒いと痛感した本です
  http://www.amazon.co.jp/%E7%95%B0%E8%A6%8B%E8%87%AA%E5%9C%A8%E2%80%95%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AF%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E8%85%B9%E9%BB%92%E3%81%84-%E9%AB%98%E5%B1%B1-%E6%AD%A3%E4%B9%8B/dp/4569613225
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「今年一番感動した文章」 天木直人氏

2009-12-23 17:06:20 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「今年一番感動した文章」

                 天木直人

 年末が押し迫ってきた。たまにはこういうブログもいいだろう。

 政治的なブログばかり書いている私であるが、本当は政治ブログなど生きていくうえではどうでもいい事だと思っている。

 政治が、政治家が、あまりにもつまらない事をやっているから書かざるを得ないだけだ。

 世の中が正しく動いていれば、政治や政治家など要らない。

 そこで今回は政治とはまったく関係ない話を書く。

 娘から、これ読んでみたら、と手渡された。

 それはメス犬「マリモ」と主人公の女の子の会話を綴った絵本である。

 女の子はよびかける。

 ねえ、マリモ。どうしてなの?あなたはわたしよりあとに生まれたのに、
 わたしよりさきにとしをとるの?と。

 どうしてわたしよりさきにおかあさんになるの?

 どうしてわたしよりさきにおばあさんになるの?と。

 そして女の子は続ける

 どうしてわたしより・・・

 ねえ、どうして?

 犬小屋に首輪だけが残っている挿絵とともに、その女の子の
次のような言葉が並ぶ

 どうして犬なんか飼ったんだろう。

 犬なんか飼わなければよかった。

 そしてその後からの展開が感動的なのだ。

 「マリモ」が女の子に語りかけてくるのだ。

 ねえ、みかちゃん
 
 そんなに悲しまないで

 私はとってもしあわせだったから

 みかちゃんがくれたごはんおいしかったよ

 毎日お散歩してくれてうれしかったよ

 私がこどもをうんだときとってもよろこんでくれたよね

 そしてその後の「マリモ」の言葉を詠んだとき、
私は涙がとまらなかった。

 今年一番感動した瞬間だった。

 わたしはみかちゃんとおしゃべりできないけど、

 もしもひとこと話せたらこう言うの


 「愛してくれてありがとう」


 この文章を書いたのは男性である。

 私の長男と同い年のコピーライターである。

 世の中こういう人ばかりだと政治はいらないだろうなあ、と思う。

 鳩山も小沢も亀井も谷垣も、民主党も自民党も、日米同盟も子育て手当ても
天下りも・・・そんな事はどうでもよくなってくる。

 そんなことで権力の奪い合いをしている事はばかげたことだ。

 そんな政治につき合って政治ブログを書いている自分はもっとばかげている。

 今晩は、この感動に乾杯して、犬三匹と布団をかぶって寝る事にしようと思う。

 
 <転載終わり>
--------------------------------

 この文章は、天木氏が言われる通り、私にとっても今年一番感動した文章でした。この文章を読んで、感動で涙を禁じえませんでした。自分の家にも、犬がいるので特に感じ方が大きかったのかも知れませんが、犬や猫を飼っていない方も同じように感じたのではないでしょうか。

 「世の中こういう人ばかりだと政治はいらないだろうなあ、と思う。

 鳩山も小沢も亀井も谷垣も、民主党も自民党も、日米同盟も子育て手当ても
天下りも・・・そんな事はどうでもよくなってくる。

 そんなことで権力の奪い合いをしている事はばかげたことだ。

 そんな政治につき合って政治ブログを書いている自分はもっとばかげている。」

 天木の言われるように、この文章の著者のような方ばかりなら、世の中は思いやりと愛に溢れ、政治も宗教もいらない嬉し嬉しの世の中になると思います。
 と同時に、そのように思う天木氏自身が素晴らしい方なのだと、改めて感動しました。年末に心温まる話しを聞けて、とても嬉しく思いました。
 

 ●天木直人氏ブログ
  http://www.amakiblog.com/blog/

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「今年も残りわずか。さて来年はどうするか」 中矢伸一氏

2009-12-21 12:43:11 | 日月神示の実践
 <記事転載>
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 「今年も残りわずか。さて来年はどうするか」

                     中矢伸一

2009年もあとわずか半月を残すばかりとなりました。
今年もまたせわしなく、バタバタとする中で終わりを告げようとしています。
私は公私ともに忙しく、大きな「変化」のあった一年でしたが、皆さんはいかが
でしたでしょうか?
『たまゆら』も4月号から『たまゆらpremium』となり、制作に山口敏太郎事務所の
ご協力も得て、かなり充実させることができました。
会員(購読者)の数も順調に増え、現在約2500人、発行部数も3000部に迫る
勢いです。
3年前までは、私一人で制作・編集・執筆・経理に至るまで切り盛りし、500人を
割り込むほどの会員の皆さんとともに細々と発行を続けていました。
今やその数も5倍になりました。このままいけば来年はさらに伸びると思います。

ですが、来年は何をすべきか? ここは思案のしどころです。

『たまゆらpremium』は、一年間試してみて、発行部数が3000部を超えるように
なれば、さらにグレードアップさせた本格的な月刊誌にしたいと考えていました。
もちろんそれも今、念頭にあります。
ただ、「それが果たしてベストなのか」という思いもあります。
来年はさらに世の激変が進むことは間違いありません。
コルマン・インデックスでは、2011年10月28日にマヤカレンダーが終わり、
人類の意識進化の過程は完了する、とされています。
コルマン博士の解釈が正しいとすれば、あと2年もないわけです。

加速度的に変化が進む世の中において、今までのように月刊誌の発行に明け暮れて
いていいのだろうか。
それをさらにグレードアップさせるといったら、ますますそれにかかりきりになる
でしょう。

一方、世の中はどんどん進みつつあります。「ドルの崩壊」や金融システムの破綻
という事態も起こるでしょうけれども、そんなものは、私は大した問題とは思って
いません。
古いものが壊れ行き、新しいものが生まれ来る。
私の考えているのは、旧システムが崩壊した後の世界のあり方です。

世の中の仕組みを根本的に変えてしまうような「スーパーテクノロジー」も生まれ
始めてします。
私がカバーしているのはエネルギー、環境、健康、食料などの分野です。
これらの普及もはからねばなりません。
日月神示にもとづく“神祀り”の実践も、普及していく必要があると思います。
「有意の人」が正しい意識で神祀りを行えば、天と地がつながり、そこに確固たる
神の“足場”ができるからです。
それも早急に進めねばなりません。

さて、どれから手をつけるべきか・・・。
そんなことを考えるうちに、今年もアッという間に暮れそうです。

 <転載終わり>
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 「たまゆらPremium」は大変貴重な情報が満載の月刊誌です。独創性や先鋭性などが非常に高いレベルですので、毎月驚かされます。びっくりの連続です。また、古事記や旧事記などの古文書から紐解く斬新な理論は、読む者を納得させてくれます。

 聖書や、死海文書などの解明は今後アカデミズムにも、一石を投じることは間違いないと思います。それほどインパクトのある内容です。

 また、船井幸雄氏をはじめ、フルフォード氏、Z氏、高島康次氏、羽生義春氏などの対談は、彼らの著書にも書かれてないびっくり秘話のオンパレードでした。

 日本弥栄の会会員は、3年前より5倍に増えたとのことですが、中矢氏の活動を思えば頷けます。最初に日月神示を著してから、既に20年が経っているそうですが、その間は言うに言えないご苦労もあったことだと思います。日月神示という天啓を世に出すためには、大きな困難があったに違いありません。悪神、悪霊にとっては日月神示などというものを、この世に広められてはかなわないでしょうから。

 来年はいよいよ資本主義が崩壊する年ですが、中矢氏が考えられているのは、その後の社会のことだそうです。プラウトを基盤とする共生社会なのか、縄文神道を基準とした神道経済なのか。中矢氏が言われるには、日月神示は全栄主義とのことです。虫も動物も殺すことのない、平和な社会です。動物を食べることのない社会ということです。そんなミロクの世の到来も、後わずかのようです。来年も中矢氏の活躍に大きな期待を持っています。



 ●日本弥栄の会
  http://www.nihoniyasaka.com/

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2012年の変化はすでに起きている 「百匹目の猿現象」が起こり、大難は小難になった  船井幸雄氏

2009-12-20 23:33:05 | 船井幸雄氏
 <記事転載>
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 2012年の変化はすでに起きている 「百匹目の猿現象」が起こり、大難は小難になった

                         船井幸雄
 
まえがき
 
「二〇一二年の一二月二一~二三日に何か大変化がある」といわれています。
このとき、地球、太陽、銀河の中心が一直線に並びます。
また、地球がフォトンベルトに入るともいわれています。
そして、善かれ悪しかれ、地球や私たちに大変化があるという説があります。

しかし私は、「この日に、大変化などは起こらないだろう」と考えています。
これが、いろいろ調べた私の答です。さらに、「このような年月日に関係なく、世の中は
すでに変わりつつある。それも、マクロに見ると、よいほうへと変わっている」と思っています。
 
これについて、櫻庭雅文さんのインタビューに応じるかたちで、私の本音を述べました。
「ただ、よくなる前にかなりの困難が私たちを襲うでしょう。現実はこうですし、
たぶん困難はこのようなもので、対処法はこのようにやるべきですよ」
この私の話に、櫻庭さんの意見を加えてもらい、まとめたのが本書です。
(中略)
 
私のところには、たくさんの情報が集まります。
体調が悪くても毎日、メールやFAX、それに手紙やレポートなどが大量に世界中から
送られてきますし、大事なことは真実を知っている方たちがわざわざ直接教えにきてくださいます。
(中略)
 
はっきり言って、いま世の中は大変化中です。私の結論としては、
二〇一二年一二月二一~二三日より一年以上も早く、人々は
そのことをはっきり知るだろうと思います。
 
だから、「いまさら二〇一二ねんではない」と言っておきたいのです。
それも、具体的には日本から動きだしているのです。
 
ところで、私のこれからの使命と役割(今生のもっとも大事な使命や役割)も、
はっきりわかってきました。それは、“百匹目の猿現象”の延長線上にあるとも言えそうです。
 
そんなことで、いま新たなというか、今生の本当の使命達成のための出発の
準備をしながら体調を整えています。その第一歩として、本書を世に問うことにしたのです。
櫻庭さんが文章に書いていることは事実です。彼の文章からいろいろ学びました。
親しい他者が私をどう見ているかもよくわかり、教えられました。
 
ともかく、必読をお願いしたい時流に合ったよい本になったと思います。
ぜひ、ゆっくり全文をお読みください。近未来には「よい世の中になる」
「よい世の中は私たちで創れる」ということを前提に、全文をお読みいただきたいのです。
(後略)
                                        (まえがき より一部抜粋)
 
 
『2012年の変化はすでに起きている 「百匹目の猿現象」が起こり、大難は小難になった』目次
 
まえがき――いまさら2012年ではない!
 
第1章●櫻庭雅文  船井さんが生命がけで果たした役割
 ・体調不良のなかでも、丁寧な返信をくれた船井さん
 ・資本主義崩壊論と農業論にみる船井さんの先見性
 ・「いま、体調不良です。声が出ないのです」etc.
 
第2章●船井幸雄  人類と地球が直面している危機
 ・一時は死を覚悟した体調が日に日によくなった
 ・「必要、必然、ベスト」。そう思って考えを切り替えた
 ・生命の危険を承知で、にんげんクラブの講演に向かったetc.
 
第3章●船井幸雄  私たちと地球が、いま進みつつある道
 ・正しく生きれば恐怖のシナリオは変えられる・
 ・ポジティブに生きればポジティブな世界にいける
 ・“闇の勢力”の本体は地球を去り、人間は善なる存在となるetc.
 
第4章●櫻庭雅文  “小難”を乗り越える「天の理」の生き方
 ・“百匹目の猿現象”が起きても安心はできない
 ・“小難”を乗り越える心の持ちよう、行動の仕方
 ・ポジティブ思考に関する最新の考え方についてetc.
 
あとがき――船井さんの思いを実現しよう!
 
 <転載終わり>
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 2012年12月21日から23日までの3日間に、世界を根底から変える大転換が起こるとよく言われていますが、船井氏はその3日間に大激震が起きるのではなく、既に今でも変化が始まっているといわれています。 

 その3日間に、ポールシフトや天変地異などの外的な大激変が起こると信じている人が多いようですが、船井氏は何も起こらないと言われてます。私は、昨年は3日間に大きな変化が起こる可能性もあると考えていましたが、最近は船井氏と同じように、ことさら大きな外的な変化はないと思っています。また、コルマン博士も船井氏と同じように言われています。

 その3日間に大激変が起こるというよりも、今こうしている時も私たちの意識が少しづつ変化しているようです。そして多くの人たちが、世界の平和を願い、互いに助け合い譲り合う、思いやりのある世の中を目指していくなら、外的な大激変を経験することなしにミロクの世を実現していけると思います。コルマン博士は、大激震が起こるから、人々の意識が変わるのではなく、人々の意識が変わることによって、経済が崩壊し資本主義が崩れるといわれています。

 ●にんげんクラブ
  http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2009/12/2012_5.html


 ●コルマンインデックス(ヤスの備忘録)
  http://ytaka2011.blog105.fc2.com/
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