日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

いまの不況は回復しない 「2009年~2013年 資本主義崩壊最終ラウンド」

2009-05-31 23:55:19 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏が今月末に、新刊を出版されるそうです。題名は「2009年~2013年 資本主義崩壊最終ラウンド」とのことですが、これからの3、4年の間に資本主義が崩壊する過程で様々な予想もできない出来事が起こるそうです。
 資本主義が崩壊する途中で起こる恐慌や天変地異に、ただ翻弄されるというだけでなく、それを乗り越える対処法があるとのことです。以前も船井氏が言われていましたが、『人間として「天の理」に従って正しく生きること』だそうです。

<記事転載>
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                   2009年5月25日

 『いまの不況は回復しない』

                    船井幸雄

 5月18日のこのページで、少し書きましたが、私の今年はじめての経済書が今月末徳間書店より発刊されます。
 以下はその「あとがき」です。ぜひお読みください。
 これがいま当面私の「一番知らせたいこと」です。よろしく。
 結論は「いまの不況は回復しない」です。
 題名は『2009~2013 資本主義崩壊最終ラウンド』です。
 以下は同書の「あとがき」です。                           



超プロの友人、びっくり、そして神の声
(私の予測が当たる理由は、これなんです)



 私は予測などを当てても大したことはないと思っていますが、私の予測は40年余にかけて実際によく当たってきたようです。それは、ジャーナリストの柳下要司郎さんが2007年10月に「あ・うん」から出した著書『予測を100%的中させた男 超人「船井幸雄」の近未来予測』1冊をお読みいただくだけでわかります。
 経済面の予測に関しては、私がいま、その情報を一番大事にしている副島隆彦さんが「船井先生は占い師兼呪(まじな)い師」だとその著書で書いてくれていますし、朝倉慶さんは「2002年に出た船井幸雄先生の名著『断末魔の資本主義』の通りに、世の中は動いてきた」とほめてくれています。
 自分で考えると、私の予測の当たる理由らしきものが三つあります。
 一つは、副島さんや朝倉さんのようなその道の超プロの友人が百人余もいて、たえず真実を教えてくれるからです。毎日、世界中から情報が入ってきます。
 今年(2009年)4月に徳間書店から出た副島さんの新著『日米「振り込め詐欺」大恐慌』や朝倉さんの新著『恐慌第2幕』(2009年5月、ゴマブックス刊)には、ここ1、2年についての「正しい真実」と「正しい予測」が掲載されていますが、このような真実を教えてくれる友が百人余りも、たえず自分の専門分野の真実や予測を私に教えてくれるのです。これでは、馬鹿でも私の予測は当たるようになります。
 二つめは、“びっくり”の解明が私は大好きなのです。シティグループが潰れたり、ビッグ・スリーが潰れる・・・などという“びっくり”がありそうだと思うと、私はとことん解明するクセがあります。
 “びっくり”を正しく解明すると、真実がわかり、未来がわかり、対処法が分かるからです。これは、楽しいものです。
 三つめは、なぜか正しい神の声(?)が私にはわかるのです。いまなら、「聖書の暗号」であり、「日月神示」であり、「天風さんの生きざまを活用すればよいこと」などです。こういったことは、その時々、誰かに教えられるのです。
 だから、私の予測は当たるのだと思います。本書の予測も、ほとんど当たるでしょう。
 たいしたことはありませんが、それは、それでよいことだと思っています。
 本書の原稿は、今年2月26日から書きはじめ、4月20日に第1~4章をとりあえず脱稿しました。しかし考えるところがあり、さらに5月1日に序章を書き、昨日5月8日に全文を読み直し、訂正と補足をしました。
 私はいま、今年の後半から2011年の世界経済については、前記の副島さんと朝倉さんの本に書かれたとおりになると思っています。2冊とも、素晴らしい本です。
 株価は下がり、円高になり、金価格は上がり、債券は暴落し、日本でも生活恐慌になるでしょう。景気は回復しないと思います。日本も大変なことになるでしょう。さらに、2011~2012年には、ハイパーインフレに世界中が悩まされることになるでしょう。
 ただ私は、2010年過ぎからの天災が気になります。
 アメリカのアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがるイエローストーンのスーパー火山の噴火やカリフォルニアの大地震が気がかりです。また今年、黒点が消えた太陽の動きやメキシコ海流の変化などが気になります。
 2011年には、オバマ大統領が辞める可能性がありますし、アメリカの覇権が揺らぐでしょう。輸出がストップした中国や日本も大変でしょう。
 ともかく、2013年までに6~8京円あった見えない世界のお金、すなわちデリバティブがゼロに近くなり、資本主義が崩壊することがほとんどの人にわかると思われます。といっても、第三次世界大戦は起こらないでしょう。
 これらのことを本書から読み取り、上手に対処していただければと思い、あえて第三者の意見を多く掲載した本書を世に問うことにしました。
 なお、本書の作成プロセスで櫻庭雅文さんには大変お世話になりました。また、「聖書の暗号」研究家のIさんにも、お世話になりました。あわせてお二人にお礼を申しておきます。
 これから、いよいよ本格的な大変化がきます。対処法は“人間として「天の理」に従って正しく生きること”のようです。
 それさえご理解いただければ、著者として本当に幸せです。読者に期待しております。読者のみなさまのご多幸を祈ります。
                                      2009年5月9日
                           熱海市の自宅書斎で 船井幸雄(転載ここまで)
                                           =以上=
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 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/


 *今日は雨です。気温も19度くらいでやや肌寒い感じでした。

船井幸雄氏による「大恐慌対策セミナー」の講演レジュメ これからは世の中が良い方向に進んで行く

2009-05-30 06:23:06 | 船井幸雄氏
 5月2日船井メディア主催で「大恐慌対策セミナー」が開催されたそうです。その際の船井幸雄氏の講演のレジュメが下記の内容になります。
 ポイントがまとめられていますので、これからの身魂磨きの一つの指針になるかと思いました。ただ、実践するには相当な地道な努力が必要であると感じました。

<記事転載>
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 「いま私がもっとも興味を惹かれていること」
                                                  2009年5月19日
                                                      船井幸雄
 私がいま最も関心を持ち、そしてそれを本にまとめたく、

その原稿執筆に入っているのが『二つの真実』です。

 そのことは、5月8日の「船井幸雄.com」に書きました。

 そのポイントが5月2日の船井メディア主催の「大恐慌対策セミナー」の私の講演レジュメです。

それを以下に、掲載します。

「大恐慌の対策・二つの真実について語ります」(特別講演レジュメ)
                                                  2009年5月2日
                                                  船井幸雄

結論 いまの経済恐慌は回復しないと考えた方がよいが、正しく生きれば心配不要

【超プロ、本田健さん(著書300万部突破)、
               ならびに超プロ朝倉慶さん(2冊目の著書発売)へのお祝い講演のレジュメ】

1.真実を知ろう
①「超プロ」から本音を聞く ②「びっくり」の解明 ③正しい「真言=神言」を知る
(1)本田健さん、朝倉慶さん、副島隆彦さん、藤原直哉さんなど
「経済や生き方」の「超プロ」の本音の意見を聞いてまとめる。

(2)去年から今年にかけての私の「最高のびっくり」はつぎのとおり
①聖書の暗号 ②中村天風さん ③アースハート ④生体エネルギー 
⑤経済恐慌とリーダーたちの認識

(3)正しく当たっていると思える二つの真言=神言を知る
①THE BIBLE CODE (モーセ五書からコンピューターソフトによって出てくるメッセージ)
②日月神示

(4)以上の(1)(2)(3)をKJ法などでまとめて結論を出す。
(論理的、体系的に理解・納得でき、常識人に説得できる結論を出すことが必要)

2.私が今年2月~4月に知った「いま人間にとって、もっとも大事と思える『二つの真実』」
(1)一つ目……われわれ人間の歴史や、個々の生涯は3000余年前には、
すでに完全に決められていた。(いまもわれわれは、その影響下で生かされている)

(2)二つ目……「一つ目」の決められていた人類の歴史や、個々の生涯を、
よりよい方へ変えられる方法が見つかった。変えられるようになりつつある。

3.一つ目の真実(私の体験と意見)
(1)2000年夏 起源占星学(スブラマニアン・ティムルガン)
……生まれた時の天体の位置で生涯は決まる

(2)2008年春 伊達巌さん解説の「聖書の暗号」を知る(※1と※2参照)

(3)2009年2月 「聖書の暗号」解読ソフトを開発中のIT会社社長、Iさんから手紙と資料をもらう

(4)2009年2月中旬~4月「聖書の暗号」の検討→正しいメッセージと判断する

※1
①聖書は旧約39巻、新約27巻、計66巻ある。モーセ以下40人によって書かれたといわれている。

②旧約の最初の5巻をモーセ五書(トーラー)と言い、
これは3,000年以上前にモーセによって書かれたといわれている。

③トーラーは、ヘブライ語で308,405文字ある。
これをマトリックスに並べ、スキップコード法で文字を拾うと「メッセージ」が出てくる。

④1950年代から、手作業でチェコのドブ・ミカエル・ヴァイスマンデルさんが何十年もかけて、
数百のメッセージを見つけた。最初はモーセ五書内で「トーラー」と「ヤハウエー」
というコトバを見つけたことからはじまった。

⑤1990年代はじめに、ヘブライ大学の数学者エリヤフ・リップスさんなどにより、
解読のコンピューターソフトが開発される。

⑥現在解読ソフトは何種類もあり、どのソフトでも同じような答えが出ることが分っている。

⑦私もリップスさんのソフト、伊達さんの活用ソフト、Iさんの活用しているソフト、
グラフォネット社のバイブルレコーダーのソフトの解読結果を参考に検討したが、
一つのことについては、どれも同じような答が出る。
しかもどの答えも正しいと思えるので、参考になった。

※2
①私の調べた範囲では1995年末までは、メッセージは100%実現したようだ。

②ただし1996年以降は、メッセージは外れ出したようだが、
それでも、ほとんど実現しているといえそうだ。

③その理由は「闇の勢力の本体」(Iさんの表現)が、
90年代半ばには地球域を去ったことにありそうに思える。
実現率は100%ではなくなったようである。

④これからは、メッセージの内容は、ポジティブ人間たちの意向によって光の方向(正しい方向)
へ変えられそうだ。だから近々に、よい方へ大きく変るだろう。

4.二つ目の真実(私の体験と意見)
(1)Iさん解読の「聖書の暗号」のメッセージに、
私(船井幸雄)に関しては以下のようなものがあった。
これらは、すべて私にとっては納得できることであった。

①私の魂の歴史(過去生、累魂、同魂)
②私の使命
③私の周囲の人と私の関係。また私を助けてくれる人々の氏名
④私の現在(2007年から)の病気の理由と治し方と治る時期
⑤私が今生、行う主なことと、生年月日など

(2)私にとっていまもっとも大事なことは
①中村天風さんの「生きざま」を研究し、自分の生き方に応用すること
②「聖書の暗号」と「日月神示」のポイントを世の中に知らせること
③大きな世の中の流れを、ポジティブな人たちに知らせること
④日本で5000人のポジティブな人を一ヵ所に集まってもらい、

「二つ目の真実」を実行すること。
a.2009年11月17日におきる可能性のある地震
b.2010年の5月14日か9月10日におきる可能性のある地震
c.2009年秋以降の世界経済のハルマゲドン
d.2011年以降におきる可能性のある第3次世界大戦
……などへのよい方への対処=「100匹目の猿現象」を起こすこと。

(3)中村天風さんを研究して分ったこと
①30才で結核、60才くらいで癌。
ともに名医が見放したが彼は独得の健康法で見事に健康体になり92才まで元気に生き活躍した。
②どんな動物(虎やヒョウ)も、彼には親愛の情を示した。
③「気」の達人(ニワトリを意のままに動けなくした)。

a.クンバハカ 
b.確信イメージ化法 
c.「無」になる
d.プラスにつながらないことは思わない。常に積極的にプラスに生きる
e.「天の理」に従って生きる
f.「霊性心」に生きる
……このようにすると、「思いが実現する」といえるようだ。

(4)対処法 「日月神示」や「中村天風流」の生き方をすればよい。

ぜひ読んでほしい本
1.『聖書の暗号』マイケル・ドロズニン著 木原武一訳(1997年8月30日 新潮社刊)

2.『盛大な人生』中村天風述 (1990年3月29日 日本経営合理化協会刊)

3.『[天の叡智]日月神示 ミロクの道は悪を抱き参らせてこそ進む』
  中矢伸一著 (2009年4月30日 徳間書店刊)

4.『二つの真実』 船井幸雄著 (仮題2009年7~8月にビジネス社刊予定)
  いま、原稿執筆に入りました。6月中には脱稿の予定です。

ぜひ参加してほしい会合
2009年9月12日(土)、13日(日)、パシフィコ横浜の『にんげんクラブ全国大会』
                                                   =以上=

このレジュメだけでは分らない方は7月か8月に、

いま執筆中の拙著『二つの真実』が発刊される予定ですので、ぜひお読みください。

 ともかく、よい世の中の作り方が分ったように思います。

また、「にんげんクラブ」が決め手の一つになるようにも思います。

ぜひ御友人なり知人を「にんげんクラブ」の会員にお誘いください。お願いいたします。
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「日米『振り込め詐欺』大恐慌」 を読みました

2009-05-29 06:41:15 | 政治・社会
 先日も書きましたが、副島隆彦氏の新刊の「日米『振り込め詐欺』大恐慌」を読みました。
 
 オバマ大統領は2年で辞任し、ヒラリー氏が大統領になり、世界は緊急の金融統制体制(預金封鎖)に突入する。 また、日経平均は4,500円を割り込んで、最安値を更新。更に年金は3分の1しかもらえなくなる、などの恐ろしい内容の本です。
 
 九段下の交差点の本屋では、この本は売れ筋の8位でした。かなり売れているようです。多くの日本人がこの本の内容を知ることが、日本を良くする第一歩だと思いました。このような本が、多くの人々の支持を得てきている現実こそ、日本がミロクの世に変わることを示唆していると感じました。

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 『オバマ大統領は2年で辞任し、
世界は緊急の金融統制体制(預金封鎖)に突入する。 日経平均は4500円を割り込んで、最安値を更新。
金(ゴールド)も変えなくなるから、今のうちに金にしがみつけ!

「この本は、『日米(政府)振り込め詐欺構造』について書いた本である。今からもっとアメリカによる日本国民の金融資産奪い取りは激しくなる。私たちは、そのうち年金を3分の1に減らされ、若い世代は全くもらえなくなるだろう。
日本国民の大切な資金がアメリカで運用され、そして吹き飛んでいるからだ。今もアメリカが日本の官僚たちを脅して、毎年20兆円を貢がせるからである。」』 (「まえがき」より)  


【目 次】

第1章 「アメリカ発の世界恐慌」がこれから始まる
* アメリカに洗脳されたままなら、アメリカと一緒に崖から落ちて行くだけだ
* バラク・オバマは2年で大統領を辞任し、ヒラリー大統領が登場する
* オバマ政権は内部で激しい戦いが繰り広げられている
* 2010年からいよいよ米国債が暴落していく
* アメリカは"ヒラリーファシズム"になる
* 3年後の2012年にアメリカの世界覇権は終焉する etc.

第2章 「日米振り込め詐欺構造」で日本が潰される
* 「日米振り込め詐欺」で私たちの年金が吹き飛ばされた
* 日本は今もアメリカに資金を奪われ続けている
* アメリカはなりふりかまわず、日本からさらにお金を奪いとる
* アメリカの手先となって日本国民のお金を貢いだ官僚たち
* 「振り込め詐欺」の本当の真犯人はアメリカの金融財界人
* 三菱UFJも農林中金もアメリカにふんだくられて潰れていく
* 日経平均は一瞬5000円台を割って4000円台に etc.

第3章 アメリカ処分案がこれから実行される
* アメリカがどうしても処理しなければならない金額は4000兆円
* "金融核爆弾"がアメリカの金融市場を壊滅させていく
* シティグループは実質的に破綻した
* アメリカは「緊急の新ドル切り替え」を必ず強行する
* 米国は米国人が最も嫌う国家統制に向かう etc.

第4章 日本はアメリカ帝国の洗脳から脱却せよ
* 日本から60兆円を貢がせようと策動するアメリカ
* アメリカは横柄な態度で日本に政治謀略を仕掛ける
* 中川昭一財務相はクスリを盛られて大臣の座から引きずり降ろされた
* アメリカは検察まで使って小沢潰しに出た etc.



「最悪の食物は肉と牛乳と砂糖」 これらの元凶は欧米化の食生活にあり

2009-05-28 12:50:02 | 菜食・正食
 船井幸雄.comで、肉食と牛乳、砂糖の害について解説されています。

 私は3月のお彼岸に墓参りのため実家に帰りましたが、その時両親に「牛乳を飲むと骨粗鬆症になるので、豆乳に変えたほうがいいよ」とアドバイスしました。
 骨粗鬆症気味の母は、すぐに牛乳を豆乳に変えたそうです。牛乳は毎日牛乳配達の方が届けてくれていましたが、豆乳も配達してくれるということで、電話一本で豆乳に変更してもらったそうです。

 先日のゴールデンウィークで実家に帰った際に、弾んだ声で母が、「骨密度が1ポイントあがったよ!やっぱり豆乳がいいのかねぇ」と笑ってました(笑)。
私は「豆乳も骨にはいいけど、それより骨に牛乳が悪いということだよ」と説明しておきました。

<記事転載>
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 「小さくとも悲しむなかれ。小さいのは良いことだ」
                                                    2009年5月12日
                                                          船井幸雄

 私は昭和8年1月10日生まれですが、

身長158cm(159cmあったが、年齢とともに少し小さくなりました)強、体重58kgです。

いまの若い人の中へ入ると小男です。

ただ大正から昭和一桁生れの人間の中では、少しチビだというだけです。

 これについて、月刊『森下自然医学』の2009年5月号上で

船瀬俊介さんがつぎのように書いていました。私が注目している評論家です。

 私は、この発言は、「正しいようだ」と思います。ぜひ紹介したく転載します。

大きいことは、いいことか? ―大男、大女に長生き無し。過成長の弊害―
                      船瀬俊介(地球環境問題評論家)

【アメリカに追いつけ、追い越せ!】
太平洋戦争の敗戦が日本人に残した悲劇のひとつが身体コンプレックスです。

 「日本人は、体が小さかったから負けた」。進駐軍の若きGIたちを見あげて、人々はあぜん。

その背の高きこと。その足の長きこと。

八頭身という言葉には、日本人の羨望が込められています。

現在でも理想男性の“三高”は高学歴、高収入に高身長……。

戦後、とりわけ背の低い男性には、住みにくい世の中になったといえます。

 日本政府は、焼け跡からの復興期に体位向上運動を全国展開しました。

 「体位向上」つまり、「背は高い」、「体は重い」子こそ“健康優良児”とみなしたのです。

経済同様、身長も体重も「アメリカに追いつけ、追い越せ!」の大合唱。

 導入されたのが粉ミルク保育。「母乳は栄養が乏しい」、「粉ミルクは大きく育つ」。

今から考えれば、背筋が寒くなるような発想で母乳育児は否定され、粉ミルクが推奨された。

戦後、貧困を現す典型的な表現は、「子供のミルク代も払えない」。

赤貧洗うがごとき家庭でも、赤ん坊に粉ミルクを飲ませるのがアタリマエと信じこまれていた。

その背景には、日本を牛乳市場として開拓しようと狙うGHQの深慮遠謀があったことは、

いうまでもない。

【健康優良児、赤ちゃんコンテスト】
 また日本人に、「米を食わせるな」、

「パンを食わせろ」という米国穀物メジャーの“餌づけ”政策による大々的な洗脳キャンペーン。

これらはキッチンカーや学校給食などで日本復興支援の衣をまとっていたため、

ほとんどの日本人は“洗脳”政策であることにまったく気づきませんでした。

 そのマインド・コントロール戦略のひとつが乳幼児や学童の体位向上運動。

私の小学校時代には「健康優良児」が、毎年、学年単位で男女ひとりずつ選抜された。

彼らは、クラスで一番大きな男女生徒だった。なかには先生より背の高い小学6年生もいた。

彼らは郡大会に送られ、そこで“勝ち抜く”と県大会に出場。それは、まさに巨大児コンテスト。

赤ちゃんも同じ。

全国各地で赤ちゃんコンテストが開催され、

体重計で目方を測られ横綱級の“ヘビィ”ベビーが優勝した。もちろん賞品は、

スポンサーの粉ミルクメーカーから粉ミルクの詰め合わせ。

 今から思えば、まるで家畜の品評会――。

そこには「人間、大きいことは健康の証し」という無邪気な体位信仰があったのです。

【「1年の早熟は7年の早死に」】
 ところが日本には古くから「大男、大女に長生き無し」という言い伝えがあります。

 さらに「1年の早熟は7年の早死に」という戒めも。

この「成長過速の弊害」を告発する論文に出会いました。

著者は是枝哲也医師(是枝医院、院長)。『綜合医学論文集』第四集では、

日本人の「大きいことはいいこと」という“体格信仰”を厳しく批判する。

「――『先に咲いた花が、先に萎れる』ことは誰でも知っている。

『動物の寿命は成長期間の3倍半が平均。5倍が限界』。

ヒトも動物、早く大きく育つと長生きが難しいだけではなく、

成人病の発現が早く、患う年齢が低いほど苦痛が強い」。

 ナルホド……。昔の人の成長は遅かった。日本人の成人式は20歳。

このときまで成長が続けば、平均70歳まで生きることとなる。最大で100歳前後。

 ところが、最近は子供の栄養状態が良くて成長が早い。15歳で早や大人と同じ体型となる。

すると、これにならえば寿命は50代前半。最大でも70代半ばとなってしまう。

【成人病に襲われる子供の悲劇】
 すると、かならず反論が返ってくる。「日本人の平均寿命は世界最長だから、

その理論は誤り」というもの。

ところが、現在、世界最長レベルの高齢を保っている人たちは、

幼少年期は戦前の食うや食わずの時代。ほとんど例外なく粗食少食で育っている。

彼ら全員が、ゆっくりと成長していったことを、忘れてはならない。

 さらに、高齢者になるほど小柄である。

100歳以上にもなれば、大柄な人は皆無といってもよい。

まさに「大男、大女に長生き無し」。

 是枝医師は、「大きいことはいいこと」という体格信仰で大きく育てられ、

成人病に襲われる子供の悲劇を憂える。

「自分のためだけでなく、家族の悲嘆・社会負担の軽減、到来する食料難のためにも、

少食・健全を目指すべきときにきている。

予言者や修道者めいたことは言いたくないが、ものごとを長く歴史的視点から眺め、

予測して意見を述べるのは老人の役目であろう」。

【過剰栄養で近視、骨折が増加】
 是枝論文は、誤った体位向上運動の結果として、まず近視、骨折の増加をあげている。

 「近視は目が近いだけでなく、近視体質とでも言うべき体質の顕現であり、

青少年の近視率は、その時代の生活の健康度の指標である」。

 それを証明するデータを以下に示す。近視率は大戦中に激減している。

 「先の大戦中に近視率が低下したのは、大正2桁から昭和1桁の世代で、

この世代は前後の世代よりも平均すると身長が低く、

虫垂切除、胆石・高血圧・糖尿病などの病歴を有する率も低い。

ちなみにドイツでも日本同様、近視率が上昇しているが、

2回の敗戦に一致して大きな谷が2つある」(是枝医師)。

砂糖消費量は、過栄養の指標でもある。それは近視率と連動し、大戦中はゼロに近い。

 気になるのは、過栄養、体位向上とともに身体障害者も急増していることである。

その数は1970年には131万人。それが、30年で3倍、2001年には393万人にも達している。

ちなみに、その9%が視力障害者である。

【“長身、早熟”に自然気胸、動脈瘤】
 また、骨折の急増も近視と同じような傾向を示している。

 1975年、全国小・中学校の校内、登下校時の骨折事故は12万件。

学校管理外の骨折がその1.5倍なので、合計で年間30万件。

「1977年、S小学校生徒の骨折経験者は8.9%。

彼らは生まれていまだ平均10年たっていない」と是枝医師は呆れる。

 その他、「自然気胸が増えている」という警告も。1955年から約20年間でほぼ5倍。

武野良仁医師による調査では、「ほとんどが20歳代、圧倒的に男、長身、痩せ型が多い」という。

すでに30年前に“長身、早熟の危険”が指摘されている。

 さらに「胸部大動脈瘤」の激増にも目をむく。「発生頻度は、

年に10万人中610例に達しており

「高齢化社会の到来と食生活の欧米化によって増加の一途」(田村晄一氏)。

さらに無症候性動脈瘤(直径5cm以下)は、1950年から20年間で10倍と爆発的な増加ぶり。

また破裂による死者も1968年625人から25年間で5070人と10倍近い爆発増にあぜん……。

【最悪の食物、肉と牛乳と砂糖……】
 これら“悲劇”激増の元凶は欧米化の食生活にあり――と是枝医師は断定する。

 その最悪の食べ物は肉と牛乳と砂糖……。

「早すぎる成長、伸展の原因は高蛋白食、とくに動物性食品の多食である」、

「なかでも牛乳がもっとも成長を促進する」、

「動物に砂糖を与えるとアシドーシス(酸血症)が起こり、カルシウムが欠乏、

骨格が狭小となり骨折しやすく、大動脈は狭隘化し、弾力も8割以下になる……」。

是枝医師は戦後の誤った食生活を厳しく告発する。

 しかし、このような警告がマスコミに載ることはない。

スポンサーである巨大食品産業がそれを許さないのです。
                                               (転載ここまで)

私の年代、いわゆる成育時に、常に食料欠乏状態で、

食にありつけないことも珍しくなかった年代が、

日本を世界出でトップクラスの長寿国にした可能性はあると思います。

 ゆっくり考えてみたいことですね。
                                                     =以上=
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6月20日 副島隆彦講演会開催 「藤原紀香、美空ひばり、吉永小百合についても話します」

2009-05-26 12:47:28 | 政治・社会
 6月20日に開催される「副島隆彦講演会」で、氏が芸能界のゴシップなども話すそうです。
 何故藤原紀香なのかと不思議に思っていましたが、日本は中国並みに言論統制された社会であるため、芸能界のゴシップさえも統制されていて、民間では知ることもできないということのようです。
 今まで日本が中国並みに言論統制されているなどどは、全く考えてみたこともありませんでしたから、この指摘にはびっくりです。中国は共産党が言論統制をしている非民主的な国家で、日本は言論の自由が保証されている民主的なよい国だと考えていましたが、まさか中国並みとは驚きです。副島氏には、いつもびっくりさせられます。

<記事転載>
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 私は、「どぎつく社会の裏側を語る」と宣言しました。約束した以上はちゃんとやります。徹底的に話します。この国で隠されていて、訳(わけ)知りの人々(業界人や情報人間)が、ひそひそと話しているだけのことをどんどん、私の知る限り、遠慮しないで、話します。

 私は、そこらの低級国民の間に広まるべき、ゴシップなどの簡単な真実さえが、ほとんど世の中に知れ渡らないことを、不愉快に思っています。日本は情報が統制されているくにです。「日本は自由主義国家で、何でも報道される」というには、大ウソだ。日本は、中国と丁度同じぐらいの情報統制国家です。中国のことを、馬鹿にして見下げていると、もうずぐおいぬかれるでしょう。 

 ですから、私が、まず何をしゃべりたいことは、藤原紀香という女優がいて、この女性が4月でしたか、騒がれて離婚すると言い出した。陣内何とかという漫才師の男と2年前結婚した。私がちょうど、インドに調査に行っていたときに、タージ・マハルが見えるこちら側のお城の入り口あたりで女優の藤原紀香(ふじわらのりか)が、新婚衣裳の赤いサリーを着て通るのを見かけた。

・「藤原紀香、インドへ」(放送日:2007年4月14日、BSジャパン。再放送は2008年1月1日)


 周りにいた日本人観光客の中から、「あっ、藤原紀香だ」と誰かが言ったら、藤原紀香の周りにいた、テレビ局の威張った変な連中が、「カメラで写さないでください」と言って彼女を隠しました。日本人は、世界中のどこにでも観光旅行で出ています。

 日本の若い女性たちの間では、陣内君が浮気するから藤原紀香がかわいそう。ということになりました。藤原紀香がいい人で、男の方が悪いということになっている。これが日本のほとんどの女の子たちの反応です。ところが大して知恵のない若い男たちを含めて、男はみんな黙りこくりました。

 若い男たちはすべて、最初から大きな格の違う紀香と陣内が結婚するなんてこと自体が、あり得ないことだとわかるからです。ただ、この若い男たちでも簡単な真実がわからない。私はこの講演会で真実をいろいろとぶちまけてやる。

 日本の最大の組織暴力団 がどのように、ゴシップ週刊誌さえにも、本当のことを書かせないぐらいに脅威であろうが、私は構わない、私は、紀香の離婚の裏側の真実を話します。陣内のお父さんが『週刊文春』で、「真実はそのうちわかる」と発言して黙った。

 それ以上は、どこの週刊誌も本当のことを書かない。週刊誌や、あるいは芸能界やスポーツ系の、一番ゴシップやスキャンダル情報を流したがる人たちであっても、たった一つのわかりやすい真実を語らない。私はそれが不愉快である。

 ここから始まって、美空ひばりのことや、それから今もまだシャープやJRの宣伝で一生懸命登場している、国民的な女優で、中年以降の女性たちから見たらすばらしく女優である吉永小百合(よしながさゆり)さんの大きな歴史的な流れでのこと等も真実として全部話す。話さなければ気が済まない。
 
 私は、この連休に、体調不良のままで、『マリア・カラス 最後の恋』(原題:CALLAS E ONASSIS、2005年、イタリア、117分、監督:ジョルジオ・カピターニ、出演:ルイーザ・ラニエリ)というDVDを見ました。これは2005年の映画(言葉はすべてイタリア語)です、私はどうしても見たかった映画だけど、見る機会がないままに今までなっていた。

・『マリア・カラス 最後の恋』


 この中に、マリア・カラスという、今世紀最大の歌姫(ディーヴァ)で、アリストテレス・オナシスという“海運王”と呼ばれた、1950年代、60年代に世界最大の船持ちであり、海運業界の大親分だった男が出てくる。 マリア・カラスという今もアメリカ、ヨーロッパ世界最大のソプラノのオペラ歌手で、素晴らしいアリアをたくさん歌った女性だ。 

「王女メディア」とか「トスカ」とか「椿姫 ( つばきひめ。誰がこんな呼び名にしたのか。本当は、 ラ・トラヴィアータ で、「道を踏み外した女」という意味だ) 、「カルメン」(やはり最高のオペラだ)、「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」などなど、五つのアリアを歌うシーンがこの映画の中に出てきて、イタリアの女優を使った映画であるが大変すばらしかった。

 私は、ドイツに渡っていった、ヴァークーナーの民族叙事詩のオペラは、ドイツ・ナチズムに繋(つな)がった弱点を抱えていると考える。やはり、オペラはイタリアで、すべては、男女のドロドロの三角関係の話だ。これ以外にはない。

 私は、この映画を見て、それから、つい最近まで東京・渋谷の「ユーロ・スペース」でやっていた、『マリア・カラスの真実』(原題:CALLAS ASSOLUTA、2007年、フランス、98分、監督:フィリップ・コーリー、出演:マリア・カラス(アーカイヴ映像))というドキュメンタリー・フィルムを集成した映画も見た。 アリストテレス・オナシスという男が、1950年代から60年代にかけて世界最大の金持ちだったのではないか。

 今のビル・ゲイツが世界最大の金持ちになっているのと同じだろう。オナシスの背後に大きな世界史規模の秘密がある。 オナシスは、だから、ロックフェラー家と、やがてぶつかるようになって、潰(つぶ)されたのだろう。
 
 このアリストテレス・オナシスがクリスティーナ・オナシス号で、すでに引退してたチャーチル夫妻までを乗せてクルージングというのをやっていた。やがてヨーロッパのすべての金持ちや貴族たちが同じことをまねするようになったのだ。それから、私たち観光客までが、ギリシアに行けば観光用のクルーザーに乗るようになった。 

 この背景には、1956年のスエズ動乱で、大英帝国がエジプト(その奥にサウジアラビア)がある) の植民地支配を失い、決定的な没落をはじめた。 スエズ運河を握った青年将校団のナセルと、それを応援したソビエトの力があった。そしてこの紛争を仲介したアメリカ(ロックフェラー石油財閥)の覇権が、ついにことき地中海でも成立した。
 
 サウジアラビアの石油をジェッダやアカバの港から、スエズ運河を通って運んでいたのだが、そのときエジプト大公(国王待遇)のカレミ殿下という人物が出てくる。

 これらの話から、50年代、60年代、そしてマリア・カラスが死んだ1977年、その2年前にアリストテレス・オナシスが死んでいる。このあたりのヨーロッパの王侯貴族たちの没落と、アメリカ、ロックフェラー帝国との戦いや、内部の妥協の話を私はしなければいけない。

 だから、日本人の音楽好きやオペラ好きの人たちほど、私は音楽やオペラの知識もうんちくもないけれども、大きな流れとしての、人間の芸術や文化や教養というものの話をしながら、それがやはり大きく政治権力とつながるのだという話をしたい。

 ヨーロッパ・アメリカ世界ではマリア・カラスだが、日本でいえば、時代からいってもディーバ(歌の女神)として登場してきた美空ひばりとそっくりである。 日本国内水準では美空ひばりである。

 ひばり を死ぬほど愛した最高暴力団の親分がいた。その組織暴力団が、アメリカによって育てられ、だからこそ全国制覇を許されたのであり、日本の裏社会を支配するということが、そのまま日本の政治権力のあり方と重なるのである。

 警察が暴力団を押さえつけているように見えながら、さらにその警察の上に、国家公安委員会があって、そこが、顔ぶれからして、暴力団とつながっているという仕組みの恐ろしさを、日本国民は、そろそろ知った方がいい。 この構造は、もっと大きな規模となって、ヨーロッパ、アメリカ世界にもある。

 地中海世界(メディタレーニアン)は、南仏のプロヴァンス地方(アルル地方)と、コートダジュールと呼ばれる超高級の、1泊10万円みたいなホテルが並んでいる地区がある。モナコ公国(モンテカルロはその一部)や、ニースやカンヌ、これらの地区に19世紀末から世界じゅうの大金持ちたちが別荘をつくった。

 それは1880年代、90年代、そして1914年に、第1次世界対戦が勃発するまでである。その時に世界経済のバブルが、頂点を作っていた。 19世紀末から20世紀の初めまでの、この時期にヨーロッパのすべての大金持ちや貴族たちが、超豪華な別荘群をこの南仏に作ったのである。今の、バブル経済とその破裂(ニューヨーク発の世界恐慌)と全く、同じことが、当時、起きたのである。

 この地域に、豪華な別荘を一番最初に建てたのは、大英帝国の力を背景にしたイギリス人たちである。彼らが、ナポレオン戦争に勝ってそのあと、地中海を支配した。これが南仏の華麗な文化を生み、かつ、パリから南にまっすぐ下って、マルセイユ(プロヴァンス地方の中心都市)まで、TGV(テ・ジェ・ヴェ)が真っすぐ来ている。

 それが一つ手前のエクス・アン・プロヴァンスという町の駅から、東に向かってモナコのほうに走っている。

プロヴァンス地方(南仏)に、西暦40年に、渡ってきた、イエス・キリストの遺児サラ と、その母親、マグダラのマリア (彼女が、本当の聖母マリアだ) たちの話も私はしたい。それが、小説・映画「ダヴィンチコード」に描かれた聖杯伝説(ホーリー・グレイル)の真実だ。 

 世界最高の政治権力は、世界最高の暴力装置、汚い裏の暴力団(マフィア)の力を背景にする。それと同時に、その当時の世界最高級の女優やオペラ歌手たちが必ず絡むのである。日本でいえばそれが、藤原紀香程度ということになる。

 この大きな構造体として暴かなければいけないし、もっと泥臭く大阪の芸能界ということであれば、それは吉本興業の関西派と東京・関東進出組との内部抗争や中田カウスという芸人、漫才師の話にもなる。

 この辺から、一番、泥臭い日本の歴史のことも話さなければいけない。私が近作『日米「振り込め詐欺」大恐慌』(徳間書店刊、2009年4月)で書いたとおり、年金テロの真犯人を隠している日本の官僚たちの内部抗争、日本国民の年金が吹き飛んでしまっていることをしゃべろうとした厚生官僚のトップを内部抗争で殺してしまったことなどを、警察や検察が覆い隠している。

 それは、江戸時代の日本でいえば、浅草弾左衛門(あさくさだんざえもん。(エタ)左衛門、あるいは 矢野(やの)弾左衛門という)の歴史にまでつながる。

・"最後の弾左衛門"13代目・弾左衛門直樹


 あの「御用だ」「御用だ」「御用だ」と言って、犯罪者を取り囲んで押さえつけた、あの「御用だ」と言った、ちょうちんを持ってチャンバラ映画の中に出てくるあの人間たちは、一体、何者なのだという話もしなければいけない。 頭(かしら)・車善七(くるまぜんしち)と、弾佐衛門の闘いのことも。の頭たちが、(ちょうり)とも呼ばれたことも。そこに日本史の真実があるのだ。

 「半七捕物帳」(はんしちとりものちょう)や「銭形平次」(ぜにがたへいじ)たちは、岡っ引(おかっぴき)とか、「十手(じゅって)持ち」と呼ばれるけれども、あの捕物帳(とりものちょう)の中に出てくる、あの親分衆というのは、本当の職業は何であり、どのような出自の人間たちであるかということを徹底的に書かなければいけない。 

 それが徴税人、税金取り立て人間や、番小屋(ばんごや)にいた人間たちだ。ここに本当の歴史がある。人類のすべての歴史、苦しみは、戦争(子供を兵隊に取られること)と、税金 である。これらの生々しい真実を、徹底的に、一切の表現規制をしないで、すべて語らなければ、副島隆彦ではない。

 日本の最高暴力団会議(暴力団最高幹部会)と日本のゴロツキ実力政治家たちが絡み、それに財界人たちも絡み、そしてそれの下働きとして官僚制度というものが存在し、それがまさしくヨーロッパでいえば徴税請負人としてあらわれたユダヤ人たちの本当の姿である。 

 私がこれまでずっと書いていたとおり、ただの強欲なシャイロックのような金貸し業の人間が、ユダヤ人で、だからヨーロッパ人に激しい憎しみを買い、そして差別されていったのではない。 彼らは、王様にお金をたくさん貸した宮廷ユダヤ人たちだ。王様という残虐な人間は戦争が大好きだ。

 王様は、戦争やら国家の運営をしなければならないので、常に借金状態になり、お金を返せなくなる。その時、宮廷ユダヤ人たちが、王様に囁(ささや)く。「王様、私が、お貸ししたお金は返さなくてもいいです。そのかわりに、新しい税金、税目をつくってください。そして、その税金を取り立てる権限を、どうか私たちに与えてくだい」とやったわけです。そして、過酷な税金の取り立てが、行われた。

 この時、王様たちが書いて発行した、宮廷ユダヤ人への借用証書、借金証書が、現在の国債(こくさい)だ。国債(ナショナル・ボンド)そのものだ。国家の借金証書である。どうせこのお金は民衆から取り立てなければ済まない。 
 
 日本でもヨーロッパでも、どこの国でも同じことだ。徴税請負人たちが、貧しい百姓たち、農民たちの家に押し入って、隠している小麦や米を穀物倉から引きずり出して、泣き叫ぶ農民たちを殴りつけ、蹴倒しながら年貢を取り立てていったであろう。この人類の真実の歴史をこそ、私たちは考えなければいけない。

 大事なのは税金の話なのだ。無理やりお金を取り立ててゆく国家がどれぐらい凶暴で残酷で汚らしいものであるかを、私たちは考えなければいけない。今は、福祉国家(フェルフェア。ステイト)を名乗り、「福祉のためにお金がかかる」という、言い訳と、お題目(だいもく)を掲げて、税務署(国税庁)が、税金を取り立てる。

 しかし、「福祉のための国家」というには欺瞞であり、偽善であり、嘘八百だ。すべての税金は、悪である。絶対的に悪(あく)である。 税金を仕方がないもの、と考えることさえが、民衆への洗脳だ。

 公務員を食べさせるために国家という悪が存在するのだ。私たちは、公務員の数を、今の10分の1に減らさなければならない。 今の日本は、国家公務員が100万人、地方公務員が360万人で、その他に、特殊団体や、それが、化けの皮をかぶった、独立行政法人とかで、すべて合計で一千万人の公務員がいる。その家族まで入れると、3千万人である。

1億2千万人に、3千万人の公務員一族が、食らいついている。
フランス革命のときの、僧侶や貴族、地主たちの、ものすごい数の多さと同じだ。日本では貴族(旧華族さま)というのは、ものすごくすくなくて、2万人ぐらいだった。ヨーロッパには、ものすごい数の貴族、土地貴族(封建領主)がいた。だから、革命が起きたのだ。

 私たちのこの世の中に、国家というものと、社会(実社会)というものがあることになっている。しかし、国家なるものは、幻想にすぎなくて、目に見えないものだ。国会議事堂の中で政治家たちが何かを議論していようが、あれらは幻想だ。国家というのは、私たちの頭の中にある、観念に過ぎない。 

 ところが社会というのは、私たちの周りにあって私たちが現に生きている世界だ。実社会(じっしゃかい)として存在する。そしてこの国家なる「幻想の共同体」と、実社会を取り結んでいる、唯一のものは税金だけである。

 税金だけが、実体(じったい、サブスタンス)だ。実質のあるものだ。だから税金だけが国家の実体であり、税金の取り立て、そして集められたその税金をどのように使うかというところにしか、国家、あるいは政治(行政)というものの実体はない。

 だから私は税金はすべて悪であると言う。私は、税金は社会福祉や国家が存立するために必要だという考え方にも真向から反対する。すべての税金は悪である。税金を少しでも減らすということが何よりも善であるという考えに私は立つ。

 だから金持ちや資産家、経営者たちに税務署が襲いかかっていく。国税庁・税務署(財務省の下部組織。全国の、一番、下っ端の税務署員でも「財務事務官」と、名刺に刷っている) との激しい闘いに、副島隆彦は自分の思想の中心を置いている。

税金取り立て業に身を挺している、汚らしい人間たちとの戦いこそは、副島隆彦の思想の完成に至る問題であるとはっきりと認識している。

 だから人種差別や階級差別の問題、あるいは差別用語を使うなどという攻撃との闘いこそは、言論の自由を守るための、最大の戦いである。私ももう騙されないし、ここにおいて少しもひるむことがない。これらのことをもっと具体的にはっきりと次の講演会では話します。

 検察、警察、国税 こそは、歴史的な、(エタ)弾左衛門 の正統の嫡子(ちゃくし)であり、現在の姿である。 


 我らが「学問道場」は、会員たちと共に、本気で日本国における言論の闘いの最前線を闘い抜きます。その際に、重要なことは、敵たちの策略に乗せられないために、私たちは、絶対に犯罪に手を染めないし、ほんのわずかでも、違法な行為には加担しない、ということです。

 私たちは、徹底的に注意深く、かつ慎重でなければならない。敵たちが仕掛けてくる罠(わな)に、引っ掛かってはならない。日本の国民運動、民主運動も多くは、罠に嵌(は)められて、内部から攪乱(かくらん)され、分裂を起こされ、破産させられていった。私たちは、過去の歴史から徹底的に学びましょう。

次の6月20日の講演会では、そういう歴史の真実を皆さんと一緒に共有したく思っています。ぜひ、ご参加ください。  

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「副島隆彦を囲む会」主催・定例会、副島隆彦講演会
「どぎつく社会の裏側を話す講演会~言論は無制限に自由であるべきだ~」

講師:副島 隆彦 先生
開催日時:2009年6月20日(土)
開場:11:45 開演:12:30 終了:16:30
(開場、開演時間以外は、あくまでも予定です。終了時刻はお話の延長などで変わる場合もございます。)
会場:社会文化会館 三宅坂ホール
場所:東京都千代田区永田町1-8-1
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 ●今日のぼやき
  http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi


鳩山由紀夫、岡田克也と小沢一郎について  副島隆彦氏

2009-05-25 06:51:39 | 政治・社会
 副島隆彦氏の著書『日米「振り込め詐欺」大恐慌』を先週購入して、今読んでますが、いつも通りの深く鋭い洞察力で、政治をはじめとする世の中の裏側を暴露してくれています。個人名が具体的に出てくるので、とても分かりやすい内容になっています。

<記事転載>
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 副島隆彦です。 今日は、2009年5月23日です。
 来たる6月20日に、私たちの学問道場の自力の講演会があります。それに向けて会員の皆様に私からお知らせします。 現在の直近の政治・経済情勢については会員ページの方に書きました。(来週はじめに載る予定です)

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・6月20日開催「副島隆彦を囲む会」定例会へのお申し込みはまだまだ受付中です。
お申し込みはこちらへどうぞ↓
http://www.soejima.to/cgi-bin/kouen/kouen.html

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 まず、この4月末に出しました私の『日米「振り込め詐欺」大恐慌』(徳間書店刊、2009年4月)についてです。 私の本の熱心な読者や、「学問道場」の会員の皆さんたちからは、「今度の本はあまり新鮮味がなくてつまらなかった」という手厳しい評価をいくつか頂きました。

 これはこれで事実でありましょう。「次の本に期待する」とか、「次作で挽回してください」と失礼なことを平気で書いて寄こした人たちもいました。私は多少むっとしましたが、「そういう厳しい評価になるのだろうなあ」と納得しました。

 私なりの反論があります。
 ところが、この本はよく売れています。今も全国の書店で売れていて、ほとんどの書店の一番いい所に置いてあるはずです。特に今度の本は、地方の書店で売れています。売り切れになった書店がかなりあります。

 世の中は広くて、この「学問道場」に集まっている会員以外に、その10倍から20倍ぐらいの人たちが私、副島隆彦の本の読者としています。この人たちが買って読んでくれます。この人たちは、インターネットなどやりません。ネットで情報を素早く取る、とか、最先端情報を抜け目なく、目ざとく収集する、というようなことはしません。

 ですから、「学問道場」の会員になってくれる皆さんの、実に10倍から20倍の、本だけの読者たちは、 今度の本に驚いてくれています。 「こんなことまで書いて大丈夫ですか」とか、「たくさんの真実がわかってよかった」という意見が寄せられました。「この著者の命は危ないのではないか」という意見もかなりあります。 

 それはきっと、この本に、「年金テロ」のことをはじめの方で、公然と暴き立てて書いたためでしょう。それとと、後ろの方で、ローマで、中川昭一・財務大臣のワインに薬を盛った 越前谷知子(えちぜんやともこ)読売新聞記者(36歳)の顔写真まで、載せて彼女ら女性記者たちの悪行(あくぎょう)を暴いて、厳しく批判したからでしょう。 

 あの「年金テロ」のことをはっきり書いて、日本の警察や検察までが、ぐるで、真犯人追跡をせずに、覆い隠して日本の年金制度が危ないことを、官僚トップたちと、警察機構までが、今や共犯者となって隠蔽(いんぺい)していることを書いたからだろう。
 
 私たちのインターネット言論の世界ではこういうことは当たり前のこととして通用している。私たちの会員であれば、このことは全員知っている。

 ところが、全国の書店に並ぶ本を出す出版社のレベルになると、今度の本に私がいろいろと名指しで指摘して、彼らの素行の悪さを糾弾(きゅうだん)したからだ。 ただし、私が、糾弾するのは、 公人(=こうじん=  public personage  パブリック・パーソネッジ )である人々のことだ。 公人のプライヴァシーの権利は大きく縮減する。それは世界基準の法思想だ。皆の代表者(公務員)は、プライヴァシーを主張してはならない。

 皆(国民)の代わりに、代表(リプレゼンタティブ)として権力を握っているのだから、立派な素行の人間でなければならないからだ。プライヴァシーを暴かれたくなかったら、公務員をやめるべきだ。 準公人の人間たちのプライヴァシーの保護の問題は、今日は書かない。

 私は、この本で名指しであれこれ書いたことが多くの読者たちに衝撃を与えている。私は、分かりやすい文章で、徹底的に事実を明らかにした。 ところが、今の日本の出版業界の枠組みでは、、あれらのことは、あそこまで公然とは書けないこと、書いてはいけないこと、になるのだそうだ。 この事実に、著者である私が、一番、驚きました。

 私がこれまでずっと書いてきたとおり、日本のテレビ局5社・大新聞5社の10社が、全部アメリカの手先になっているから、日本国民には、大きな真実が伝わらない。日本国民は、アメリカの力で洗脳され、情報統制され、思想(思考)管理されているのだ。この思想・情報統制を打ち破って、何とか単行本市場(ビジネス書)で、全国の人々に本当のことを知らせたいと、私はずっと考えてきました。

 今度の本も、出版社の編集長が、一生懸命努力してくれて、書き手である私の意を酌(く)んでくれて、何とかこれだけの内容を本の中に載せてくれたわけです。編集長と二人で、この本ができるまで、本当に苦労しました。2ヶ月間、心血を注(そそ)いだ、と言っても過言ではありません。 そのせいで私は、この本が書きあげた直後から少し体調を崩しました。 

 私は、何十度も、ワーワーと怒鳴って、「なんとかこのことは載せてくれ。この一行は削らないでくれ。あっちの行も削らないでくれ」 という厳しい争いを出版社とやったのです。

 インターネット上だっから、あれほどの情報が流れて、多くの事件が、その深層まで含めて、どんどん書かれているのに、一般の商業出版物では、とても、この本に書いた以上の危険な内容 は、一般の流通市場としての出版物としては、載せられない。このことを、私自身が学びました。ですから私が今もこのことに一番、驚いています。

 出版社の内部で、もしかしたら、読売新聞社から、出版社が訴えられるのではないか、と、社内で議論があったそうです。このことも私はあとから、本が出てから知りました。世の中は、こんなにも世知辛(せちがら)いものなのかと、苦々(にがにが)しく思いました。 
 
 それでも何とかこの本を出せて、そして全国で読んでもらって、私は、ほっとしています。 出版の差し止め請求とかの法律的なのトラブルも、私が、現時点で知る限り、起きていません。 よかった。ですから、会員の皆さん、こういうことをご理解ください。

 「次回作に期待する」と、私に、そういう横着なことを書いて寄こした会員は、少しは反省しなさい。 私、副島隆彦は弟子たちと、必死で、こういう闘いを、日々、やっているのです。 おまえたちは、何か、必死で闘ったか。私たちの前に出て来い。新しい情報を取りたい、他の人たちよりも先に真実を知りたい、この国では学問道場が一番、最新の情報を伝えてくれる、だから、自分は会員になっている、という人たちに私は、言う。

 ここは、学問のための道場です。 自分も参加して、本当の学問、本当の思想の勉強をやろうと思いなさい。 人から、何か聞いて、それで、自分は物知りになった、他の人たちよりも賢い、と思っている程度の人間たちなら、私は、どうでもいい。私たちは、知識と言論と思想で、本気で闘いたいのです。 

 手加減は無しだ。 大きな枠組みの中の真実なら、なんでもかんでも、一切の遠慮なしに書いて、知らせて、皆で議論する。 そのために学問道場です。いざとなったら、本当に自分も闘いに参加するのだ、というこころ構えぐらいは、持っていてください。

 それから、この5月18日に、民主党の代表選挙があった。 我らが小沢一郎は偉いのだ。 小沢一郎は、ひとりでこつこつと、今の民主党を育てたのだ。そして本当に日本国民のための国民政党となり、そして、もうすぐ、政権を取ろうとしている。

 小沢一郎は本当に、偉大な日本の国民政治家(民族指導者)なのである。 田中角栄の魂をずっと受け継いでいる優れた政治家だ。 そのことは、日本国内で本当に真面目な考えをしている人々には、分かることだ。 小沢一郎は、実におおくの優れた弟子たちを育ててきた。

 彼らはすでに育っていて、彼らが次の時代の政権政治家となってゆくのである。小沢一郎のことを、「オヤジ」と呼んでいる、若い優秀な日本人たちだ。私たちは彼らに期待する。彼らは、アメリカの横暴 に対しても、決して簡単に屈服することはない。
 
 この18日に、選出されて、新しい民主党代表(党首)になった 鳩山由紀夫(はとやまゆきお)) も偉い。鳩山を、いい加減な考えで、あやつれる人間などいない。 鳩山の顔つきが、だんだん小沢に似てきている。鳩山は、小沢一郎のことを、「偉大な政治家」だと、はっきりと言っている。

  アメリカとしては、岡田克也を、この3月から、抱き込んで、ワルの前原誠司(まえはらせいじ)を使って、マイケル・グリーンと、ジェラルド・カーティス が、岡田克也を、じわじわと脅して、 「お前を、アメリカの言う事をよく聞く、日本の首相にしてやるから、私たちの指図(さしず)に従って動け。いいか」と「因果を含ませた」のだ。

そして、この策動に、アメリカは失敗した。だから、ジョゼフ・ナイが、自分の仕組んだ策略が失敗したので、それで、日本に来る事をいやがり、逃げたのだ。 ということは、日本国民の賢い判断が実って、本当に、政権交代が実現し、小沢一郎の念願とど努力が実って、日本に民主党政権がもうすぐ、実現するだろう。

 岡田の党首選の公開討論での怯(おび)えたような表情が、そのことを物語っている。岡田は、無理やりアメリカに弱みを握られて苦しい思いをしていた。 きっと父親の 岡田卓也 がやっている、イオン・グループ(旧ジャスコ)の経営にからむ弱点を、アメリカが突いたのだろう。 

 岡田克也は、信念を持った、立派な人格の政治家であり、小沢一郎が手塩にかけて育てた、「小沢学校」の一期生である。すこしぐらいのことで、へこたれる人間ではない。民主党内でも、小沢一郎の直系の若い、精鋭の政治家たち(旧自由党以来の人たち)が、一致団結して、以前から「小沢先生の次は、岡田で行く」と決めていた人物だ。 

 アメリカは、そこを狙ってきた。 フィリピンから帰ってきた岡田の顔つきは、どす黒いまでに、やつれはて暗かった。 アメリカの手先の、前原誠司が、3月に、岡田をフィリピンに連れ出して、そこで、「岡田政権 をアメリカは許すそうだから、言う事を聞こうよ」 と、横について、岡田を、やさしく脅した。 

 そしてそのフィリピンで、ヌーッとその場に突如現れた、アメリカの高官 が誰かが重要だ。 その者が、東アジア担当の、アメリカの操(あやつ)り対策班の最高責任者だ。 その人物を、私は,敢えてはっきりと名指しして、ジョゼフ・ナイ・ハーヴァード大学教授だとしよう。

・ジョゼフ・ナイ・ハーヴァード大学教授



 彼が、つい数日前までは、次の日本大使(駐日アメリカ大使。アメリカ大使が、それぞれの属国の指導者に、命令をしたり、首を切ったり、すげ替えたりする正式の役職なのだ。ことことを案外、皆知らない)になる、ということが、確実視され、そのように毎日新聞が、「夏にはナイ氏が日本に赴任する」と書いた。(アルル君は、三極委員会の会場で、ナイと朝日新聞の船橋が深刻そうに話しているのを目撃したそうだ)

 それが、突然、一昨日、ひっくり返って、ジョゼフ・ナイは、日本から逃亡した。 一体、何があったのか。彼らにとっての、大きな番狂わせが起きてしまったのだ。 

 本当の日本の最高実力者(実質的な日本国王)である、小沢一郎を、さんざん痛めつけて、日本の政治警察や 検察の犬 たちまで動員して、潰(つぶ)そうとしたのに、遂に、小沢を潰すことができなかった。ナイは、すっかり動転して、それで日本に来る事を拒絶したのだろう。 私たち、ほんとうの愛国派、日本で一番しっかりした国民層が、小沢を守り抜いたからだ。 

(転載貼り付け始め)

「駐日大使に弁護士のルース氏有力 オバマ大統領の大口献金者」 日経新聞 2009年5月20日 

【ワシントン=大石格】 オバマ米政権の次期駐日大使にカリフォルニア州を拠点に企業法務を主業務とする弁護士のジョン・ルース氏(54)が19日、有力となった。

昨年の大統領選での大口献金者の1人で、大統領とも個人的な交遊関係にある。

(転載貼り付け終わり)

 この番狂わせで出てきて アメリカ大使になる、ジョン・ルースという実業家のことは誰も何も知らないが、やはりデイヴィッド・ロックフェラーの言うこときくべく育てられた人材のひとりだろう。今から、あれこれと記事が出るだろう。

 日本の、文春、新潮社、産経新聞、日テレ読売新聞、朝日新聞(船橋洋一)らの、小沢つぶしの、小沢は罪人だ論の、悪業(あくぎょう)の数々の、激しいメディア・キャンペーンは、私たち日本国民がしっかり目撃した。証拠は掴(つか)んだ。

 お前たちの、あまりの偏向(へんこう)報道に、心ある日本人は、胸を痛め、日本のメディアのあまりにゆがみきって、公平さを欠いて、本来の報道機関が持つべき、温厚で謙抑(けんよく、控え目な)態度を欠落した、奇怪な態度に、私たちはずっと静かに怒っている。 

 おまえたちが、日本の報道機関の主流派であるのなら、全部、まとめて滅んでしまえ。お前たちのような、ゴロツキ人間どもなど、日本国民がきれいさっぱり、捨ててやる。真面目な国民・読者たちから見限られて、公共メディアとしてのあるべき上品さと謙抑(けんよく)もかなぐり捨てて、常軌(じょうき)を逸して、小沢憎しの合唱をやったのだから、商業メディアとしても支持者・読者を急激に減らして、経営が成り立たなくなり、きれいさっぱり倒産、破たんしてしまうがいい。 

 その方が、これからの日本国民の為(ため)になる。ブラック・ジャーナリズム並みの、ヨゴレ報道機関どもめ、全部まとめて、滅んでしまえ。 いい気味だ。 

 何と、アメリカのニューヨークタイムズ紙も、倒産(破たん)しかかっているという。

(転載貼り付け始め)

「グーグル、NYタイムズの買収を断念」
FT 2009年5月20日

 フィナンシャルタイムズのインタビュー(5月20日付け)に答えてグーグルのエリック・シュミット会長は、噂されたペーパー・メディアへの進出を断念したと語った。同会長は買収の標的としたメディアの名前は出さなかった。

 とくにNYタイムズは、経営難に陥って六月末の支払いが出来ないと、同社はチャプター・イレブン(会社更生法)の申請か、と業界を駆けめぐる噂。グーグルが買収に動くと見られていた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 グーグルが、NYタイムを見捨てた。この出来事はアメリカ帝国の衰退・崩壊(衰亡、falldown ) の兆候(兆し)の証拠となるものだ。 あのNYタイムズでさえも倒産するのだ。

 それぐらいにアメリカの危機は新億なのである。この3月ごろの、NYタイムズについての新聞記事で、購読者の実に95%は、お金を払っていない、ネットでただでNYタイムズの記事(クルーグマンの金融分析とか) を読んでいる、というのがあった。

 日本の朝日新聞も、アメリカの手先になり下がって、かつての左翼新聞 (「アサヒは左(ひだり)」と、馬鹿右翼=本当はアメリカの手先どもから呼ばれた。まったくそういうことがなくなった。)であった頃の、良心的な新聞であることから、大きく転落している。自分のお手本の、NYタイムズに続いて、経営破たんするべきだ。

 国民のために存在すべき報道機関が、御用機関(ごようきかん)になり下がったら、国民から捨てられて当然である。自業自得だ。

 ネットの時代がさらに進行して、「ペーパー・メディア」は、どんな大手でももはや存立できなくなっているのだ。「ペーパー・メディア」のことを、日本では、紙媒体(かみばいたい)と呼んで、「紙媒体は、以前として強い」と宣伝してきた。

 しかし、日本の紙媒体(新聞、週刊誌)と電波(テレビ)を握ってきた、アメリカのロックフェラーの手先、統制機関である、「ただの広告会社(のふりをし続けている)」の電通(でんつう)も、今期(2009年3月)の最終決算で赤字となった。 

 国民監視をしたり、実質的に報道統制や、国民洗脳のウソ情報ばかり流す会社は、全部つぶれてしまうがいい。その方が、日本国民にとって、ずっといいことだ。
 
 私の本は、金融・経済の本のふりをしていますが、たいてい、後ろのほうに一番危ないことがたくさんまとめて書いてあります。お金(各種の金融市場や為替相場)のことにしか興味のない人は、私の本の前の方だけ、パラパラめくって、それで読んだ気になっている人が多い。 

 危ないことは、前のほうにはなかなか書けないんです。編集者によって、うしろの方にだらだらと移されてゆきます。単行本というのは、そういうものなのだ、とおわかりください。ここまでが、今度の本に関する私の考えです。
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 ●今日のぼやき
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中丸さんとフルフォードさんの対談本 『ドル消滅の仕組み』

2009-05-24 19:56:09 | 船井幸雄氏
 中丸薫氏と古歩道ベンジャミン氏の対談本である「ドル消滅の仕組み」が出版されたそうです。この中には、船井氏もびっくりした内容が書かれているようです。
例えば以下です。

・1985年のJALの墜落は米軍のミサイルによる

・2007年7月の中越地震は地震兵器による

 確かに真偽のほどは分かりませんが、あり得えない話しではないと思います。

<記事転載>
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                   2009年5月22日
「中丸さんとフルフォードさんの対談本」

                   船井幸雄

 ちょうど1週間前、このページで、「分りやすく真実を書いた名著がない。しかし、そのようなところへ出た副島隆彦さんと朝倉慶さんの経済についての本は、よく分る。このような本が出てくるのは、すばらしいことだ」というようなことを書きました。
 副島さんの本は『日米「振り込め詐欺」大恐慌』で4月30日の発刊。
 朝倉さんの本は『恐慌第2幕』で5月10日発刊です。
ところが、もう一冊5月20日刊で、中丸薫さんとベンジャミン・フルフォードさんの対談本『ドル消滅の仕組み』が5月20日に青志社から発刊されました。
 中丸さんもフルフォードさんも私と親しい人で、よくいろんなことを知っている人たちです。
 彼らが主として「闇の勢力」という世界を支配してきた(?)という人々について、ストレートに書いたのが、この本と言ってもよく、同書の出版社は、この本についてつぎのように述べています。
 さらにお二人のつぎのような発言も同書の帯に書かれています。以下お読みください。                           


国連、IMF、世界銀行がアメリカから逃げ出す!

アメリカ・ロシア・中国、血みどろの闘争の果てに、
2012年には世界の仕組みがすべて変わる。
権力構造を知り尽くした2人が、
知られざる「闇の世界の舞台裏」を語りつくす。

「アメリカは債務不履行に陥り、各州が独立に向けて動いている」(ベンジャミン・フルフォード)
「日銀はドル紙幣を印刷している」(中丸薫)

『泥棒国家日本と闇の権力構造』(徳間書店)から4年。アメリカ倒産の裏側や、日本再生のための秘策など、衝撃の真実とタブーを徹底的に語った一冊です!

■金融危機以来何が起きたかというと、2008年9月以降、アメリカが刷っているドルが国際通貨として認められなくなった。そこで、ドルが紙くずになったら困る人たちが必死でドルの価値を守った。だから、米連銀(FRB)が13兆ドルも刷っているのに、ハイパーインフレーションが起きないのはそういうわけです。
―――ベンジャミン・フルフォード

■日銀がサブプライムローン問題が始まっていたときにやっていたことはとんでもないことでした。本来、日銀は日本のお札を刷るところです。ところが1回に60兆円分のドルを刷ってアメリカに納入しているのです。2008年の秋から2、3ヵ月の間に80数兆円分のドルを刷ってアメリカに送っています。―――中丸薫(転載ここまで)

 ともかく私も読んでみました。
 その大半は、私も彼らから聞いたり、他の情報で知っていることだったのですが、もちろん知らないこともありました。
 しかし常識的にいうと、とうていありえないと思うようなことが、何十も書かれているのにびっくりしたのです。
 たとえば「1985年のJALの墜落は米軍のミサイル」によるとか
「2007年7月の中越地震は地震兵器による」…などで、
「○○さんは、このような理由で殺された」というようなことが多く出て来ます。
 知名度もあり、社会的信用もあるお2人のことですから、びっくりしました。
 私は書かれていることの真偽については分りません。同書には正しいことも多く書かれていると思います。
 ともかく、いま、このような本が日本で出版されたことに驚いたのはたしかです。
 副島さんや朝倉さんの前記の著書とちがった意味で、「世の中の変化」を感じさせられる本の出版でした。
 みんな私と親しい人で、よい人、勉強熱心、調査熱心な人です。
 私にいろんな情報を教えてくれる人たちです。
 それだけに、彼らの今後のより一層の御活躍を祈るとともに、このページの読者にも、できるだけこの3冊はお読みください…とお願いしたいと思います。多分、非常に勉強になると思います。
                                           =以上=
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 ●船井幸雄.com
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過去の断裂を修復する方法は 「ごめんね」、「ありがとう」

2009-05-22 15:22:03 | 日月神示の実践
 中矢伸一氏が「たまゆら」で過去の人間関係などの断裂を修復する方法について説明されています。
 「その人の過去――前生も含めての過去にまでさかのぼり、断裂を起こしている箇所を見つけ出し、そこを癒すことで、現在から未来への流れが変わる。そればかりでなく、過去さえも変えることができるのではないか……」と言われていますが、その断裂を癒す方法は「ごめんね」「ありがとう」と言うことだそうです。

 親しい人や同志だった人との仲たがいや、信頼していた人から受けた裏切りなどの人間関係の断裂は、誰にでもありますので、この改善方法はやってみる価値があると感じました。

<記事転載>
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 「過去の断裂を修復して」
 
             2009.5.20(Wed)
        『ザ・フナイ』編集長 高岡 良子


 月刊『ザ・フナイ』に毎月、興味深い連載をくださっている中矢伸一さんは、ご自身でも月刊『たまゆらPREMIUM』を出されています。そこにも面白く参考になる記事が満載されています。
 ところで、『たまゆら』3~4月号にあったジュード・カリヴァンさんの「schism(断裂)」のお話は、私にとって特にためになる内容でした。
 「ジュード・カリヴァンさんは、過去において発生した“断裂”を見つけ出し、祈りの力で、修復する」……。
 「その人の過去――前生も含めての過去にまでさかのぼり、断裂を起こしている箇所を見つけ出し、そこを癒すことで、現在から未来への流れが変わる。そればかりでなく、過去さえも変えることができるのではないか……」というものです。
 個人の歴史(過去生から今に至るまでに経験した、いろいろな人との人間関係の歴史)に思いを馳せるとき、誰にも多少の差はあれ、「断裂」が存在しているように感じられます。たとえば、子どもや配偶者や恋人との生き別れや死に別れなどの不本意な別離、親しい友や同志だった人との仲たがい、信頼していた人から受けた裏切り、魂に傷を残すほどの残酷な言葉……など、人間関係の傷と断裂をそのままにしておくと、知らず知らずのうちに、深い部分から人生に影を落とすことが多いような気がするのです。
 断裂の際に味わった感情や、とった行動が、レコードに刻まれた溝のように、いつのまにか自分の反応の仕方として、パターン化されてしまうこともあるようです。同じような出来事に対して、同じような心理的反応や行動を繰り返してしまうのです。こうして、断裂が修復されるまで、同じような痛みの経験を、知らず知らずのうちに引き寄せてしまうのかもしれません。
 この断裂を修復するシンプルな方法のひとつが、中矢先生も書いていらっしゃいますが、ホ・オポノポノの「ごめんね」「ありがとう」「アイラブユー」だと思うのです。
 もし、痛みを伴う感情を味わうときには、その痛みから逃げずに、その感情を、とことん味わってみる。そうして、自分の痛む心に向かって、「ごめんね」「ゆるしてね」「大好きよ、愛しているよ」「ありがとう」を機械的でもよいからやってみる。
 パソコンのデリートボタン(削除キー)を機械的に押すように、ただやればよいということなので、気持ちが伴わなくてもかまわないと思います。それを続けるうち、自然治癒力のような大自然の聖なる力で傷は修復され、断裂が治って、元通りのまっさらな状態に戻るのでしょう。断裂が修復されることで、同じような出来事に遭遇しても、今度はまったく違った心理的反応や行動を選択することが可能になるかもしれません。
 人生を暗い経験にするのではなく、明るく喜びにみちたものにするために、自分の魂に刻まれた断裂を修復し癒すことが、とても役に立つのでは……と思いました。   
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 ●船井幸雄.com
  http://funaiyukio.com/shain/index.asp?sno=200905008


「聖書の暗号」、「日月神示」、「中村天風さんの生き方」の研究から分かった真実

2009-05-21 06:59:36 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏は今年の2月中旬から4月末までの約2ヵ月半、「聖書の暗号」「日月神示」「中村天風さんの生き方」を研究することによって、3つの真実を発見したそうです。

■一つめの真実
人類の歴史はもとより、われわれ個々人の生涯につきましても、生没の年月日を含めて、その99.9%以上は何千年も前から決められていたと言っていいことです。

■二つめの真実 
「その決められていたことが、最近のことですが、案外かんたんに改善できるようになった、よい方、正しい方に変えられる。その条件や手法が分った」と言ってもいいことなのです。

■三つめの真実
「いまの不況=恐慌は回復しないようだ。だから資本主義は近々に崩壊せざるをえないだろう」ということです。

<記事転載>
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               2009年5月18日
「今年2月中旬からの3ヵ月で知った特に大事なこと三つ」

                船井幸雄

 私の新著が今月2冊(ビジネス社刊『人間力』と徳間書店刊『資本主義崩壊、最終ラウンド2009~2013』)出ます。来月は1冊、7月に1冊出る予定です。
 ところで、つぎの文章は7月に出す予定の『二つの真実』(ビジネス社刊)の「まえがき」で、5月1日に書きあげました。いま一番知らせたいことです。                           


まえがき
 きょうは2009年5月1日です。いま、わくわくしながら、この「まえがき」の原稿を書きはじめました。うれしくて仕方がないからです。

 今朝は5時ごろから、今月末に徳間書店から出る予定の拙著『資本主義崩壊、最終ラウンド2009~2013』の序章の原稿、約2万8千字をお昼すぎまでに書き終りました。
 午後3時すぎに、その原稿を出版社に渡し、一休みしてから、この原稿執筆に入ったのです。
 少し考えるところがありますので、きょうは本書の「まえがき」だけを書き、本書の本文は、他の仕事との関係もあり、今月下旬以降から書きはじめることとなると思います。

 私は、今年2月中旬から、4月末まで、約2ヵ月半、やむをえない事情があり、「聖書の暗号」「日月神示」「中村天風さんの生き方」の研究に、余暇時間のすべてを投入しました。
 その事情につきましては、本書内で説明いたします。
 そのおかげで、いまの人間にとって、もっとも大事だと思える「二つの真実」を知りました。ここ10日ぐらいは体調が非常に悪かったのですが、「二つの真実」を知ったせいで気分的には「わくわく」していました。
 私は長年、経営トップとして、また経営コンサルタントとして実業の第一線にいました。
 76才になった現在は、第一線を退きましたが、永年の習性で、冷静な生き方をする「超現実家」であり、「地に足のついている堅実な人間」であることは変りないと思います。
 どんなことも、客観的、論理的、体系的に考えるクセがついています。そして、自分で理解でき、納得でき、しかも第三者(常識的な人)を説得できると思えること、あるいは事実しか書いたり話したりはしない人間ですし、そのうえで「成功の確信をもてること」以外は、ふつうは行なわないし、他人さまには奨めない特性を持っています。
 このような特性を持っている私が、本書では、一見すると非常識と思えることを書きます。「二つの真実」と、それに付随することが、一見非常識に当ることですが、ゆっくりと吟味してお読みください。すぐに非常識でないことがお分りいただけると思います。
 そのために、この「まえがき」で、このような私の特性を、くどく書いたのです。

 とりあえず、「二つの真実」の概要をここで簡単に説明いたします。
 一つめの真実は、人類の歴史はもとより、われわれ個々人の生涯につきましても、生没の年月日を含めて、その99.9%以上は何千年も前から決められていたと言っていいことです。
 二つめは「その決められていたことが、最近のことですが、案外かんたんに改善できるようになった、よい方、正しい方に変えられる。その条件や手法が分った」と言ってもいいことなのです。
 もちろん、いま、われわれの大半は、一つめの99.9%以上決められたとおりに生かされています。とはいえ二つめの真実のように改善可能になったと言えるのです。それゆえ最近の私はうれしくて、毎日わくわくしているのです。
 とともに、この「二つめの真実」は、これからのわれわれにとりまして、知り、活用するべき「もっとも大事な真実」と言えると思うのです。
 いま、熱海の山中のわが家は新緑に囲まれ、新緑が木々を染め、さらに人を染めています。すばらしい息吹を人間にも与えてくれます。

 本書が読者や、われわれ人間の今後の歴史、個々の生き方に希望の息吹を与えてくれることを願いまして、本書「まえがき」のペンをおきます。

 なお、上記「二つの真実」から判断しまして、「いまの不況は回復不可能のもよう」という結論を書いたのが、今朝、書きあげた今月末に徳間書店から出す私の新著の序章の内容です。お読みいただければ御納得いただけると思います。多分、それで未来への新しい希望をお持ちいただけるでしょう。できれば同書も御一読ください。
                                 2009年5月1日 夕方
                            熱海市西山町の自宅書斎で
                             船井幸雄(転載ここまで)

 この文章を読んでもらうと分りますが、私は、今年2月中旬からきょうまでの3ヵ月間に「三つの大事なこと」を知ったように思うのです。
 一つめは、この「まえがき」に書いた「一つめの真実」です。
 二つめは、やはりこの「まえがき」の中に書いた「二つめの真実」です。
 そして三つめが「いまの不況=恐慌は回復しないようだ。だから資本主義は近々に崩壊せざるをえないだろう」ということです。
 いずれも常識的な発想をされる皆さんにとっては「とんでもないことをいう」と思われるかもしれません。
 が、ゆっくり徹底的に考えてみてほしいのです。多分、私の意見をお分りいただけると思います。自由市場、合理主義、効率主義、エゴの追求、お金や物の物理的なモアアンドモアなどは、いまや崩壊寸前です。
 これらを知り、新たな観点から勉強し、きょうから、人間として正しく上手に生きようではありませんか。ピンチはやはりチャンスだと思います。
                                           =以上=
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 ●船井幸雄.com
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