日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

第1回 生体エネルギー幸塾セミナーに参加しました

2009-04-30 20:26:44 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏が主宰するにんげんクラブの幸塾(さいわいじゅく)セミナーが、昨日29日(水)13:30より、芝公園の幸塾オープンルームにて開催されました。今回は第1回の生体エネルギーセミナーということでしたので、参加させていただきました。
 定員20名のところ、30名が参加されていて、満員でした。グリーンオーナー倶楽部の方々も参加されておられたので、5、6名の方は知っている方でした。みなさんとても明るく、礼儀正しい方々でした。
 佐藤政二氏が開発された生体エネルギーの理論及び実践法を、初心者向けに解説していただきました。先ずはセミナーの幹事の杉本氏が、概要を分かりやすく説明してくださいました。その後山形から来ていただいた早坂氏が、実際に農業にどのように活用するのかなどについて具体的に解説してくださいました。
 人間の能力をアップさせるという、生体エネルギーが詰まったお米「命仁(みょうじん)」を食べると、いろいろと驚くような効果が出ています。私も3週間前から「命仁」を食べてますが、体調がかなりよくなっています。特に一度もお腹の具合が悪くなっていません。私は子供のころから、お腹の具合があまりよくない方でしたので、宴会でお酒を飲んだりすると、決まってお腹の具合が悪くなりました。ところが命仁を食べ出してからは、全く問題がなくなりました。快食・快眠・快便です(笑)。とにかくご飯が美味しくいただけます。命仁に、30%くらい市販の発芽玄米をまぜたご飯は、絶品ですね。歯ごたえはあるし、香りはいいし、とにかく美味しいです。おかず無しで、ご飯だけで美味しいのです。これにはハマってます(笑)。


-----------------------
 「第1回 生体エネルギー幸塾  生体エネルギーで未知をひらこう!」

みなさまこんにちは。お待たせいたしました!やっと生体エネルギーについて幸塾のみなさまと勉強する機会を設けることができることができました。生体エネルギーっていったい何なの?生体エネルギー技術を使ってどんなことができるの?一緒に学んで、実践していきましょう!第1回記念として、あの、お米命仁、その中でも特別なプレミアム命仁を作っている早坂正博さんをお迎えして、お米命仁の秘密について語っていただけることになりました。さあ、みなさんも生体エネルギーを学んで、未知(道)をひらきましょう!


●日時:2009年4月29日(祝)13:00開場13:30開演
13:30~14:15「生体エネルギーで未知をひらこう」
杉本明義
 生体エネルギー技術にどのようにしてめぐりあったか、生体エネルギーを使ってどんなことをしようとしているのいか、今までやってきたこと、これからやろうとしていること、その他いろんなことを杉本独自の切り口でお話したいと思います。


14:30~15:15「命仁の栽培と目的」
早坂正博
(有)帰耕 代表取締役
平成2年 本物の農業技術を求めていたところ、生体エネルギー理論を提唱する佐藤先生の講演会にめぐり会う。以来、勉強と農業実践を重ね技術習得し、生産者と「人の命と健康に貢献できる農産物の生産という目的を共有しながら、現在にいたる。山形県新庄市にて米の生産に取り組み、十全玄米酒の原料米の生産、命仁の栽培にたずさわる。生態系生体システムプログラム農法アドバイザー、生体システム実践研究会幹事長

15:15~15:30
実験(命仁っていったいどんなお米なの?実際に体験してください。)

15:45~16:15
生体エネルギーって、ことばがが難しい??
質問、ディスカッション

●場所
芝オープンルーム
地下鉄・三田線「芝公園」駅A-2 出口出てすぐ。地下鉄・大江戸線「赤羽橋」
駅より徒歩5分*1階にドトールコーヒーがあるビルの5階です。

●参加費:2000円(お楽しみプレゼント付き)

●定員20名
(満員御礼30名を超えました。ありがとうございます。)

●懇親会セミナー終了後、同会場にて懇親会を行います。
ご都合がつく方はご参加ください。参加費はセミナー費とは別途1000円いただきます。
-------------------------
 ●第1回幸塾生体エネルギーセミナー
  http://www.saiwaijyuku.gr.jp/index.php?shiba

 ●佐藤政二氏
  http://www.honmono-joho.com/leader/satom/index.htm

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村天風哲学について

2009-04-29 10:11:50 | 日月神示の実践
 中村天風氏のサイトに下記のように説明がありました。

「ぐんと勢いよく生きていけ。毎日これでもか、これでもかという勢いで生きていくんだ」「心が積極化されていれば、そう努力しなくても苦労しなくても幸福になれるように、人間はできているんだ」

 この言葉は、大変励みになる言葉です。とても勇気の出る言葉だと思いました。

<記事転載>
----------------------------

 「天風哲学の概念」

 人生のすべてのできごとは、すべて自分のこころがつくりだしている。「目にふれる一切合財はすべて人間の心の思考から生みだされている」その人が「強く思ったことは必ず現実化する」「自分の現在の姿は自分の心がつくりだしたものである」豊かさも貧乏も、健康も不健康も、すべて自分が思ったとうりになっている。
「人生苦もありゃ楽もある」と考える人は、その通りの人生を送るし、「人生ろくなことしかない」と考える人は、実際に悲惨な一生を送る。人生が二度ない以上、「人生は楽しく過ごすもの」と強く思考せよと言い切る。「この世は苦しいものでも悩ましいものでもない。本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである」

「宇宙の造物主は、もともと人間を強く幸福に生きるように造った」「人間の力でどうしようもない運命はそう沢山あるものではない」。そもそも「蒔いたとおりに、花が咲く」つまり「人生は心ひとつのおきどころ。思い方考え方で人生の一切をよくもし悪くもする」「こころに犬小屋みたいな設計を描いて広壮な邸宅などできるはずがない」

「ぐんと勢いよく生きていけ。毎日これでもか、これでもかという勢いで生きていくんだ」「心が積極化されていれば、そう努力しなくても苦労しなくても幸福になれるように、人間はできているんだ」
------------------------
 ●中村天風氏について
  http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3860/biografias/tempu.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

限界集落にこそ人間らしい生活がある  おばあちゃんの作ってくれた煮物

2009-04-29 09:43:04 | 日月神示の実践
 天木直人氏が限界集落のお年寄りのことを書かれています。若者とお年寄りが一緒になって新しい生き方を創造しているようで、とても希望のある話しです。嬉し嬉しのミロクの世に向かって過疎地では、少しづつですが変化が起きているようです。

<記事転載>
--------------------------
「限界集落にこそ人間らしい生活がある」
               天木直人

 誰が名づけた言葉かは知らないが、いつの間にか限界集落という言葉が
メディアに目につくようになった。

 過疎化や少子化によって人口の半分以上が65歳以上の高齢者となり、
社会的共同生活の維持が困難になってしまった集落、というような意味らしい。

 いかにも官僚的な冷たい言葉だ。物事を効率や合理性で片付けてしまう発想
から生まれた言葉だ。

 サンデー毎日5月3日号に、限界集落をヒッチハイクや車で巡りながら、
現地の農家に寝泊りし、その土地の魅力を掘り起こしてブログで発信している
若者の事を書いた記事があった。

 無農薬・循環型の農業に従事する夫婦との出会いや、里山の豊富な水資源を
利用してエネルギーを自給する取り組みを始めた人、自家栽培の米と大豆を、
昔ながらのかまどで炊事する人。

 「住むこと、食べることを自分で出来れば、外部環境に依存しない自立した
生活が送れる、限界集落にはそんな思想が隠れています・・・お金を得るため
に言いたい事が言えなかったり、自分の人生に筋を通せないことがある。
 お金はなくても心から喜ぶ暮らしができる・・・」

 そのような話に頷きながらその若者は旅を続けるという。

 この記事を読んで、私は、少し前に読んだもう一つの記事を思い出した。
その記事とは月刊誌「創」4月号にあった大川豊の記事である。

 大川豊とは、就職試験で153社に落とされたため、自ら大川興業を設立
してその総裁におさまり、154番目のその会社の合格内定をみずからの手で
出した、と称するギャグ男である。

 その大川総裁が、ある限界集落を訪れた時のレポートを次のように
書いていた。

 「・・・長野県の栄村に行き、山田義輝さんという、なんと90歳の元気
バリバリのおじいさんに会った・・・さっそく栄村で有名な田直しの話を
聞いた。国の補助事業だと30アール以上のたんぼでないと補助金は出ないが、
勾配の激しい山肌にあるたんぼはそんなに広くはつくれない。それに、そんな
広いたんぼが欲しいわけではない。田植え機や刈り取り機が通れるだけの広さ
でよかった。それに国の補助を受けると、村もお金を出さなければならない。
そこでパワーショベルの達人と言われる青年と契約した。10アールあたり
200万円弱かかり、農家と村の負担がそれぞれ50万円ずつかかるところを、
自分たちでやることで、10アール40万円にコストがさがり、農家の負担も
20万円で済んだ・・・
 山田さんは道直しもしている。国の補助を受けるには道幅6-7メートルで
ないと規格が通らないし、土地買収や家屋の移転、さらには国土交通省への陳情
にも手間がかかる。そこで、冬のあいだ除雪作業をやってもらった5人の作業員
を通年契約にしてもらい、村職員と建設班をつくって、一緒にブルドーザーを
動かして、道路を広げた・・・補助事業でやると、1平米あたり3・5万円
のところ、1万円。3割以下のコストですんだ。しかも10倍以上のスピード
で直してしまった・・・」

 政府に頼らず自助努力でここまでできるのだ。官僚行政に頼る事が、いかに
割高で不自由であるか、ということだ。

 大川総裁のレポートは医療や観光誘致にまで及ぶが、長くなるのでここ
でやめる。しかし大川総裁の次の言葉だけは紹介しておきたい。

「・・・若者とお年寄りの元気を合体させたい。情報を若者や他の集落に
伝える事によって、『俺たちもやろう』となる。非常に高い可能性を感じる。
限界集落というよりも、明るく楽しい無限界集落をつくりあげていこう
じゃないか・・・この山の多い国で、知恵と勇気で頑張ってきた限界集落に
派遣村を作ってほしい。おばあちゃんの煮物もおいしいし・・・」

 この最後の煮物のところだけ少し説明がいる。大川総裁が山田義輝
おじいちゃんと話している時に、突然おしかけた大川総裁たちのために、
おばあちゃんが煮物をつくってくれたという。その時の状況を大川は次の
ようにほほえましく描写している。

 「・・・『だべでけ』と言うんだけど、『いぞいでづぐっだからうまぐね』
とも言う。一口食べると、非常においしく、『うまい!』と言いながらながら、
おじいちゃんに道路の話を訊いていると、『やっぱり、いぞいでづぐっだがら
うまぐね』と入ってくる。『そんなことないですよ。おいしいです。僕たちは
外食ばかりですからおいしいです!』、『でも、やっぱり、ダメだ。
いぞいでづぐっだから』、と絶妙の間で入ってくる。
 家の周辺を案内してもらっている時も、あばあちゃんは、普通よくお年寄り
が押しているカートではなく、クロネコヤマトとか宅急便の人が使うような、
ものすごくでかい台車で、ものすごく大きな醤油を運んでいた。
『おばーちゃん、僕が運びますからーーーー』と思わず叫んでしまったくらい、
デカい台車とデカい醤油だった。その醤油を使って作ってくれていた
(煮物だった)のだ・・・」

 限界村で生きている人たちには間違いなく厳しい生活を強いられている。
必死で生きている。しかしそこには生活の知恵と喜びがある。生きる充実感が
ある。それこそが本来の人間の生きる姿ではないのか。

 永田町と霞ヶ関で作り出されるこの国の政策にははるかに及ばない
温かさがある。

 我々の税金の分捕り合戦で明け暮れる政治家や官僚は自らを恥じるべきだ。

 政治などなくても人々は立派に生きていけるという事を思い知るべきだ。

                                        (完)

 おしらせ

  24日深夜の朝まで生テレビ、26日の たかじんのそこまで言って委員会 に
  出演します。

-----------------------------
 テレビは付けていましたが、すっかり寝てしまいました。天木氏の姿は全く見ることもなく爆睡でした。


 ●天木直人氏ブログ
  http://www.amakiblog.com/blog/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「自分の現在の姿は自分の心がつくりだしたものである」 中村天風氏

2009-04-28 07:03:37 | 船井幸雄氏
 船井幸雄氏が中村天風氏について書かれています。中村天風氏については、本屋で何気なく立ち読みした程度の知識しかありませんでしたが、調べてみるととても尋常な人ではなかったことが分かります。

 『人生のすべてのできごとは、すべて自分のこころがつくりだしている。「目にふれる一切合財はすべて人間の心の思考から生みだされている」その人が「強く思ったことは必ず現実化する」「自分の現在の姿は自分の心がつくりだしたものである」豊かさも貧乏も、健康も不健康も、すべて自分が思ったとうりになっている。』

 この思想は中村天風氏が、実体験の中から掴み取った哲理であるため、思想家が頭で考えて作り上げた哲学とはその重みが違っていると感じました。
 一昨日から実践していますが、驚くほど明るく元気に一日を過ごせます(笑)。とにかくネガティブなことは言わない、考えない、やらない。常に多少無理やりでもいいので、明るく、元気に考えます。そして、心配はしないで、きっとうまく行くと思うことにしました。自己暗示みたいな感じですかね。今日もこれを実践してみたいと思います。結果はまた報告します。

<記事転載>
--------------------------
               2009年4月10日
「中村天風先生のびっくり」
                船井幸雄

 4月6日のこのページで少し書きましたが、「聖書の暗号」研究家のIさんから「船井先生、先生のこれからの生き方には中村天風さんのことが大事だ、…と、聖書の暗号に出て来ていますよ」というような意味のことを言われて、久しぶりに天風先生の本などを数冊読みました。
 私は天風先生には、お目にかかったことはありません。
 しかし山中さんや上原國男さんから話しを聞き、勉強するように奨められて、天風先生には親しみを持っていました。
 しかし、今回あらためて天風先生の著書や述書を読み、いろいろびっくりしました。
 少なくとも天風先生は、医師から絶対に治らないと言われた肺結核(30才ごろの発症)と癌(50才すぎに発症)を、彼自身の精神力(?)で完治させたように読めます。
 また虎と檻の中に一緒に入っていて平気だったとか、平(たいら)炭鉱ではニワトリを意識で動けなくしたような記述があります。
 ともかく常人のできないことを多くやり、それをはっきり広言されています。
 一つだけ実例をここに載せます。つぎの文章は’94年に日本経営合理化協会から出た中村天風述『心に成功の炎を』の中の147~153ページの文章です。                           


 『これは自慢してもいいことだから自慢するけど、昭和十七年、北海道から講演を頼まれて、いざ行こうとする三日前に、急に私、声がでなくなっちゃった。
 言論家の声のでないのは、ちょうど武道家が試合に行くときに、腕なり腰なりをくじいたか、折ったかというのと同じことだ。これが本当の声患(こえわずら)いだといわれたけれども、確かに声患いだ。
 そら、えらいもんですな。朝、いつものとおり、ベランダでコーヒーを飲んでいて、もう一杯おかわりをもらいたいと思ってね、普段なら「おい、もう一杯」とこう言えるのが、「おっ、うっ」…おかしいな。でないんですよ。
 そうしたら、うちの者が「どうなすったの?」「うっ」。それからしょうがないから、手でもって「声がでない」と書いた。それでもわからないもんだから、筆をもってきて、紙にチョイと書いた。
 講演がとにかく三日後にあるから、北海道へ行かなきゃならない。北海道じゃあ、「日本三大言論家の一人来る」という広告をだしている。大正の初期の日本の三大言論家とは、田中舎身(しゃしん)(仏教運動家)と鵜崎鷺城(うざきろじょう)(評論家)と中村天風だった。とにかくその広告を立て看板でもって、町の辻々に立てている。そこへ私が出掛けていこうとするのに、声がでなかったならば、これは司会者が大恥かくもんね。言論家が声がでねえじゃ、言論じゃありゃしない。
 すると、まさか私のほうから出向いて医者にかかるはずはないから、会の野崎さんが医者のほうから来れば別だろうというんで、私の竹馬の友に小野という耳鼻咽喉科の大家が東京神田のニコライ堂の前にいて、そこへ野崎さんが電話をかけたらしいんだよ。
「先生、急に声がでなくなっちゃったんですけれどね。遊びに来た体(てい)にして、ちょっとお出でになって診てくださらない?」といったら、向うじゃ半分ね、「ふだん、あのやろう元気で頑張っていやがるから、ざまあみやがれ、ほんとに。ほんとにひやかしてやれ」ぐらいのつもりで来たんでしょう。
 いつものとおり、「こんにちは」。まあ彼は三か月にいっぺんぐらいうちに来るんですよ。
 それで、ベランダに入ってきた。いつもだと、「ようっ、入れ」と、こう言う人間が何も言わないだろう、声がでねえんだから。むこうは声のでないの知っていやがんだけど、こっちは知ってきたとは思いやしねえ。
「どうした、元気か」
「うっ」
「おっ、声がでないのか」というから、
「うん」
「人の十人前も二十人前もふだんしゃべりやがるから、天罰だ。さあ、餅は餅屋。こういうときは、友達がいがあるんだ。さあ、口を開けてみな」といわれて、それでまた私も、ヒョイッと口を開けちゃったんだ。相手が親しい友達だから。そうしたら、ガチャッと入れやがったのは、暴れる子供ののどを調べるときの開口器。
 舌押さえの先に懐中電灯のついたやつで、最初笑いながら見てたよ。そうしたら、だんだん難しい顔しやがってね、
「こりゃだめだ」と言いやがる。そうしたら、女房と野崎さんがいて、
「何でございます?」
「癌。珍しい癌だ、こりゃあ。声のでるところのね、すぐ入院しましょう。うちの  病院でよろしい。だがしかし、受け合いませんよ。九十パーセントはだめだ、こりゃあ。幸いに命を取りとめられるとしても、一生、もの言うことができないだろう。けど、医者としてはこれは黙っていられないから、すぐ入院」と。
 いかがです、あなた方。日本でも一、二を争う、よろしいか、耳鼻咽喉科の大家がそう言ったから、あなた方なら「ああ、大変」と、もう死んだような気持ちになってしまう。
 そのとき私は、ものが言えないんだから、筆で書いた。「入院はしない。北海道へ行く」。書いたら、小野、何と思いやがったか、また筆を取りやがって、「入院しなければ死ぬ」と書きやがった。それからまたすぐ筆取って、「おれは耳は聞こえる」と書いてやった。
 そうして、だれが何て言おうとね、北海道へ行ったよ。そうして、やっぱり声がでない。
 初日、ちょうど幸い、札幌の大きな宿屋、山形屋にたまたま東郷大将(大正年間より天風会員)が来てたよ。そして、東郷さんは、陸軍少将の基田という伝書鳩を日本に広めた少将を一緒に札幌の連れて来ていた。
 だから私は、この二人に、「ちょうどいいから、おれのかわりに講演してくれ。おれはこういうわけで声がでないから」と紙に書いて講演の代わりを頼んだんだよ。あの時分にはもう軍人が、まして大将が来るなんていうと、みんな喜ぶんだ。
 ところが、札幌でしょ。東京から行った学生がうんと札幌の大学にいますわ。それが、天風先生が来るというんで、とっても憧れの的(まと)にしてたらしくて、三千人以上、今井記念館に集まっちゃった。演壇のすぐ前のところまでもね、それでも入りきれない。そこで、表に拡声器だして、表にもまだ二、三千人いるってぐらいなんだ。
 それでいながら、私が出ないんだろ。そら聴衆がわきだしたよ。
「天風先生を出せえ」というと、また東郷大将が、
「いま言うたとおり、お出になってもお話がでけんのじゃ」
 そうするとまた、中には、
「顔だけ見せろ」というやつが出てきちゃう。
 控え室にいた私はね、そこまで言うのに出ていかなきゃかわいそうだと思って、出ていったよ。でも、声がでないんですから、しゃべれません。しかしね、この何干という聴衆から、とにかくこれだけの憧憬(どうけい)をうけてる以上は、たとえこの場でいま倒れて死んでも構わん、一言ぐらいは言わなきゃと思ってね、はじめてそのとき私は演壇の水を飲んだよ。
 そして、クンバハカになって、「しょくーん」と言ったら、大きな血の塊(かたまり)がパーッと飛びだしやがった。それと同時に、スラスラものが言えだしたじゃねえか。そのかわり、コンコン、コンコン血が出る。ハンケチ二枚とてぬぐい一枚がたちまち真っ赤。
 そうしたらね、足元にいる学生たちがみんなですがりついて、
「先生、もういいです。もうわかりました。やめてください」というから、
「心配するな。おまえの血が出てるんじゃない。おれの血が出てるんだ。命なくすまでここに立ってないから安心してろ。おれの体はおれが知ってる。悪いもんが出ちまえば止まるから、心配するな」
 一時間、血を吐きながらの講演。そらもう自分ながらね、勇ましいと思ったよ。もの言うたびに、ドロドロ、ドロドロ出るんだもん。
 それで、その晩は九度近い熱。それでも七日たったらね。けろっと治っちゃった。しかしそのときにもしも、最初に「これはいけねえ、即刻入院、即刻手術。けれどは助かるか、助からねえかはわからねえ」といわれたら、もう入院しない前にあなた方なら死んじまうよ。ちょうど幸い、そこに紙と筆があるから遺言書くだろう。ありもしねえ金のことを。
 しかし、ありがたいかな、私は自分の命の正体は肉体でも心でもないと信念していますから、全然びくともしませんよ』(転載ここまで)。

 このような天風先生のお話しにウソはないと思います。それにしても、常人とちがうところが多くあります。
 ともかく私は「びっくり」し、より天風ファンになり、いま、「なぜだろうか」と「びっくり」の答を知ろうと勉強中です。
 読者の皆さんも御研究ください。
                                             =以上=

------------------------------
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天の叡智」  中矢伸一氏の新刊が発売 

2009-04-27 22:00:28 | 日月神示の実践
 中矢伸一氏が新刊を出されたそうです。「天の叡智」というタイトルで、霊界について書かれているそうです。早速29日の休日に本屋に行って探してみたいと思います(笑)

 ●中矢伸一氏 今週の一言
  http://www.nihoniyasaka.com/

 ●天の叡智
  http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4198627207.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マナーとは、相手を思いやること

2009-04-27 07:16:26 | 船井幸雄氏
 船井本社の相部多美氏が、マナーとは相手を思いやることが本質であると言われてます。この内容は大体は知ってますし、ほぼ普段から実行していますが、進入社員などにはとても勉強になると思いました。

<記事転載>
--------------------------
 「超入門 ビジネスマナー」

 
 みなさん、こんにちは船井本社秘書室の相部多美です。

早いものでもう4月ももう下旬。

朝夜と冷え込むことはありますが、ずいぶん暖かくなりましたね。

会員の皆様の中にもこの春、新社会人新入生となられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな4月にちなんで、本日皆さまにご紹介させていただく本は、

マナー講師・エッセイストとしても御活躍中の

磯部らん様の『超入門ビジネスマナー 上司が教えない気くばりルール』という本です。


ビジネスマナーは入社3年目までに知らないとアウト!なのだそうです。

わかっているようでわかっていないビジネスマナー。

手紙を書く時やお客様にお茶を出す時、

FAXを出す時など「これはどうなんだろう…?」と悩むことが多々あります。

この本にはイラストで描写されていたり面白い豆知識も書かれてあり、

終始興味深く拝読させていただきました。

上司が教えてくれないと嘆くあなた…
①上司は「そんなことは知っていて当然だ」と思っている
②上司は「自分で気がついてほしい」と思っている
③教えようにも上司自身がわからない 

あなたの上司が①から③のどれかはわかりませんが、

マナーは教わるものではなく自分で身につけるもの。

本書で最低限のマナーと最上級の思いやりを押さえてください。

という書き出しでこの本は始まります。

 続いて、アゲハな「あいさつ」が印象を決める。
 
「あ」は明るく
「い」はいつも
「さ」は先に
「つ」は続けて

挨拶は“先手必勝”自分から先に挨拶し、その後に言葉を続ける。

「おはようございます」+「あたたかくなってきましたね」というように、

ただ挨拶をするだけではなく、それに+αした挨拶が理想的な挨拶なようです。

 このように、挨拶や身だしなみ、お辞儀の仕方、遅刻・欠席・早退時の連絡の仕方、

プレゼンの仕方、接客応対の仕方などについても細かく書かれているので、とても勉強になります。


 皆さんは「江戸しぐさ」という言葉をご存知でしょうか?

江戸の伝統が、今日のビジネスマナーに影響しているそうです。

百万都市であった江戸は言葉も習慣も異なる人々が全国から集まった文化のるつぼだった。

そこで起こるトラブルを未然に防ぎ、

人々が安心して暮らせるようにと江戸のリーダーたちが考案したものが「江戸しぐさ」。

表情や話し方や身のこなしによって心を表現する方法なのだそうです。

時間は返すことができないことから、

突然連絡なくおしかけて時間を奪う行為は「時泥棒」と言われたり、

時間にルーズな人は江戸時代からあまり信用されていなかったそうです。

江戸商人たちは他家を訪問する時は

あらかじめ手紙か使いを出して相手の都合を確認しました。

そのマナーが今日、電話をかける時などに使われる

「今よろしいでしょうか」という一言にもつながるようです。

また江戸では、気がきく人のことを「気働きがよい」と言うそうです。

「気働きがよい」ことを表した例があるのでご紹介します。

親が娘に「お風呂が沸いたので、お風呂のふたをとりにいってほしい」と言った場合、

娘は「自分がお風呂に入る時に、ふたをとれば良いのに…」と思いがちだと思います。

しかし、親の真意は、お湯の温度を見てきてほしい、

石鹸やシャンプーなど無くなってはいないか、

タオルは準備されているかなどを見るように、ということなのです。

これをビジネスに活かすと、来客でいらしたお客様が

「今日は暑いですね」と言った場合、

すぐに冷たいお茶やおしぼりを出す準備をすること。

このように現代のマナーは江戸時代からの影響をうけているとはびっくりする内容でした。

 マナーとは表面的なことではなく、

相手に焦点をあて相手のことを思いやることだということが勉強になりました。

携帯電話のマナーは、今日のマナーでは外せないものですが

一昔のマナーにはありませんでした。マナーは時代によって少しずつ変化していきますが、

今も昔も変わらない大切なものがマナーの中にあるようです。

マナーとは人と人との人間関係の中にあるもので、

相手を思いやることが本質。

その変わらない思いやりを現代のマナーと合わせることで人間関係がもっとスムーズになり、

人は生きやすくなるのではないかと思いました。

マナーとは思いやりの技術の一つであり、そこに相手を思う心を添えて完成するもの、

それが気配りマナーだと思いました。

日頃から相手の立場や考えを念頭に行動できるようになりたいと思う一冊でした。

 良ければ、最近のマナー本をお読みになられてみてください。
-----------------------
 ●にんげんクラブブログ
  http://ningenclub.jp/blog02/archives/02suisen/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

良い兆し

2009-04-26 17:20:07 | 日月神示の実践
 3年前から企画し、何度となく失敗を重ねながら開発を続けてきた製品が、6月に完成するメドが立ちました。4月24日(金)にはその製品を販売していただいている方から、朗報も飛び込んできました。製品のコアソフトウェアのメーカーの熱い方と、通信キャリアの信頼できる方がお客さんにデモをしたところ、まだ販売前であるにもかかわらず、注文の内示をいただいたとのことです。3年間、何度も失敗を繰り返してきましたが、ついにその製品とサービスが実現することになりました。
 そこまでたどり着くまでには、主担当の技術者の長きに亘る努力はもとより、メーカーの方々にも心あるご支援をいただき、また通信キャリアの方の強力なバックアップをいただいたからこそ実現できた次第です。更に極めつけは、ネット広告を見た企業から、自社ブランドでサービスをリリースしたいというオファーをいただいたことです。まさに運が味方してくれた強力なサポートです。このオファーをいただいたことで、今までネックになっていたデータセンターの問題も全て解決してしまいました。何という幸運でしょうか。先方さんから要望してくれたのですから。
 24日の16時から渋谷のIBM社の検証センターで、その製品の検証テストと実装の打ち合わせを行いました。その後、キックオフミーティングということで、飲み会を行いました。今回のプロジェクトは、3社が協業することで実現できる企画ですので、3社が毎週金曜日に定例の打ち合わせを実施することから、「三金会」と命名しました。6月のリリースに向けて、全ての懸案事項をクリアにし、万全の体制でスタートしたいと思います。抜けがあってはならないので、慎重に地道に対応していきたいと思います。
 石の上にも三年と言いますが、全く新しい製品を企画し、それの実現の途に着けたことは、まさに感無量です。更に、リリース前からお客さんも付いていただき、何と幸先がよいのでしょう。ここで、浮かれず、気を抜かないよう、真剣に実装していきたいと思います。
 また、その打ち合わせ中に、携帯に連絡があり、提案していた別の案件も決まったということでした。いい事が重なり、とてもありがたく思いました。
 今まで諦めずに一緒に歩んでくれた方々には、心より感謝したいと思いました。3年という期間は正直自分には長かったですが、何とか諦めずに実現できそうです。日月神示に出会うことができ、また船井幸雄氏に励まされたことも続けられた大きな一因であります。会社のみんなをはじめ、協業会社の方々や自分を元気にしてくれた全ての方々に感謝したいと思います。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この4ヶ月間の政治事件のまとめ、 副島隆彦氏

2009-04-26 16:45:41 | 政治・社会
 久しぶりに副島隆彦氏が掲示板で、持論を展開してくれています。この1月から4月までの政治のまとめをしてくれているので、とてもよく理解できます。相変わらず、表現はストレートすぎて一部の方々から批判を受けそうではありますが、「よくぞ言ってくれました!」と今回も私は思った次第です。3度、ふきだしてしまいました。面白いです(笑)。

<記事転載>
----------------------------
 「私の新刊本のこと、および、クルーグマン教授が、日本に謝罪のニューズ記事を載せる。」

副島隆彦です。 私は、自分の新刊本が、ようやく出版されることになって、やれやれで、ややへこたれ気味です。 丸2ヶ月、この本にかかりっきりになった。疲れ果てました。 それでも、この22日に、見本が出て、それを受け取ったときには、さすがにほっとしました。
28日(火)から全国で一斉に発売されます。 
書名は、『日米振り込み詐欺大恐慌』(徳間書店刊)です。2月21日(土)に開かれた大阪での、学問道場主催の自力講演会で話したことの、延長線上にある内容です。 今年の1月、2月、3月は、政治的な事件が、突発的に続いて、それに私もかなり翻弄(ほんろう)されました。 

 それで、自分の金融・経済分析と、近未来への予測で、かなり、手間取って、苦労しました。 それでも、なんとかこの本を出せてよかった。全国に一斉に売り出して、インターネットなど出来ないで、ネット言論、最先端のネット情報など知りもしない、全国のまじめな読者に、大きな真実を、たくさん、はっきりと伝えようと思った。

 1月は、バラク・オバマ政権の誕生時のことで、あれこれ情報収集に追われた。2月になると、中川昭一(なかがわしょういち)財務・金融大臣の、謀略による失脚事件で荒れた。私の今度の本には、中川大臣のワイングラスに、薬物を投入した、越前谷智子(いちぜんやともこ)読売新聞経済部記者(36歳、現在、行方不明)の顔写真も小さくだが、載せたし、他のふたりの女記者の名前も、明示した。 

 私たちは、真実を追い求めて、ひるくことなく、国民に公表し続けて、徹底的に闘い続けます。許してはいけないことは、許してはならない。謀略政治しか出来ないような、薄汚い、ひねくれた、アメリカの手先たちとの闘いを果断に続けます。

3月には、3日に、我らが小沢一郎民主党代表に、これも陰湿な、政治謀略で襲い掛かった、東京地検・特捜部の 佐久間達哉(さくまたつや)特捜部長を、”危険な頭をした”あの”キャメルのコートの男”として、顔写真も載せて、ぶったたきました。 小沢事務所に、特捜部長自ら、颯爽(さっそう)と、黄色いキャメルのコートを翻して、手袋をして、ほかの特捜部の検事たちと、突撃していった、あの、頭のおかしい、エリート検察官 の 馬鹿 を、日本国民は、徹底的に、糾弾しなければならない。 

 「きゃー。あのキャメルのコートの人、かっこいい。西部警察みたい」と、嬌声をあげた女どもを、許してはならない。おんなというのは、その時その時の強いもの、権力者に、媚(こび)を売る性質を持っている、愚かな生き物である。

 突発的な政治事件が次々に起きたので、私も混乱した。それでも、なんとか態勢(たいせい)を整えて、副島隆彦の金融・経済本を、全国で待ちわびている読者たちに届けることができて良かった。

 4月2日のロンドンでの、G20(ジー・トウエンティ)の金融サミットで、決まったことは、「抜け駆けを許さない」ようにして、マンデル・フレミングの法則に配慮しながら、開放経済体制(自由貿易体制)のまま、各国の金利と為替への監視体制を取りながら、世界全体(主要20カ国、世界GDPの90%)で、5兆ドル(500兆円)の、財政出動(公共事業、積極財政)の割り当て支出を締結したことだった。

完全に、ケインズ政策、ケインズ理論への大きな宗旨替えであり、世界全体で、ケインズ型の財政政策、一点張り、全面展開への踏み込みの大きな決定、大決断であった。 ということは、シカゴ学派のマネタリスト理論や、ネオコン派の凶暴な世界均質化政策や、ジョージ・ルーカクスの合理的期待形成理論や、竹中平蔵が新古典派とか言いながら、本当は、それとは似ても似つかぬ、強欲ユダヤ人系のデリバティブ凶悪理論(金融工学と言う名の大博打、そして大爆発した)などとは、全く対極にあるものだ。

もっと、縮(ちぢ)めて言えば、金融政策(マネタリー・ポリシー)すべてが大失敗して、大崩壊をしたので、財政政策(フィスカル・ポリシー、公共事業、実需経済)だけの、愚直な「古典的な」ケインズ政策
体系(実体経済重視の景気回復策、公共事業による大きな雇用の強制的な創出)への、一大決心による、世界的な合意のもとでの、回帰だ。

だから、3月30日に、高橋洋一(たかはしよういち)氏を、金融政策(量的緩和推進)派が、警察(=公設暴力団)を犯罪者として公然と使った、銭湯での窃盗という謀略政治 の形で、切り捨てたのだ。3月20日ごろに、根回しとして、世界的合意の上での、政策思想(ケインズ理論へ)の大転換が起きたのだ。 

これで、「アメリカ(NY)発の世界恐慌への突入」を、阻止できるとは、私は思わない。事態は、すぐに、再度の悪化を起こす。それは目に見えている。アメリカ(オバマ政権) は、80兆円(7870億ドル)の真水(まみず)での公共事情(財政出動、「グリーン・ニューディール計画」という、全土のボロボロの送電線(グリッド)の光ファイバー化、と、電気自動車、太陽光発電などへの財政資金=国庫 の投入)を行う。 それでも、一桁(ひとけた)違うだろう。

私は、今度の本で、アメリカは、全部で、真水で、4000兆円(40兆ドル)の資金を投入しないと大恐慌(2007年から)を乗り切れないのだ、と書いた。今はまだ、200兆円しか出していない。銀行救済の分の、金融政策(ジャブジャブの国家資金の供給を入れてだ。 それらの詳細を書いた。

以下の新聞記事で、ポール・クルーグマン・プリンストン大教授が、「日本に謝罪しなければならない」と発言した、と伝えている。
私は、今度の本を書き上げたちょうどその日だったので、初めは、いぶかしく思った。しかし、これまでずっと、ズケズケと自分が思ったとおりのことを、書いてきた、正直者のクルーグマンにしてみれば、これまで、20年近く、日本の経済政策(特に金融政策)を長年、「アホだ、間抜けだ。経済学が分かっていない。後手後手に回っている。日銀の金融引き締めは、間違いだ。自分の唱えているインフレーショーン・ターゲッテイング理論(インフレ目標率への人工的操作政策)を日本は即座に実施しろ」と、喚(わめ)いて、散々、罵(のの)り、叩いてきた。日本を名指しで、ひどく批判してきた。

このことを、クルーグマンが、遂に、ぺろりと、口から本音が、漏れて出て、反省して、「日本に詫(わ)びなければならない」と、白状しなのである。私、副島隆彦は、このクルーグマンの謝罪は、当然、起こるべくして起きたことだと、自然に受け留めている。クルーグマンだけが、日本を、アホ、馬鹿、間抜けと言ってきたのではない。

ベンジャミン・バーナンキFRB議長も、日本をさんざん、馬鹿にしてきた。最近の3月初めにも、「(日本の)日銀は、ケチャップでも買え」と、吐き捨てて、日銀が、お尻を重たくして、日本国債(中古品、既発債)を市場(市中、銀行群)から、買い取って、ジャブジャブの資金を供給しないものだから、怒って、発言したのだ。白川・日銀は、今こそ、金融引き締めに入って、「量的緩和(りょうてきかんわ)」で、アメリカに同調せず、言うことを聞く振りをして、絶対に言うことを聞かないで、密かに反抗している。「インフレを警戒して、金融を緩めないのが、中央銀行の使命だ」と、言って、重厚に腰を落として、アメリカに逆らっている。今のこの日銀の態度は、すばらしい。真に愛国者の態度である。

ところで、あれほど、ネットでも、「インタゲ論こそは、(日本でも)経済学界の主流派の主張であり、正統派だ」と、書き続けた者たちは、
このクルーグマンの、大きな宗旨変え、大転向(グレート・リキャンテーション)に対して、どういう、発言をするのか。自分たちも、またぞろ、ぐずぐずと、こそこそと、ケインズ主義者に、ぞろぞろと宗旨変えして、大変節して、口を抜くって、知らん顔をして、いつのまにか、態度を変えるのか。 その前に、公然と、反省して、自分の愚かさを、恥じて、みなの前で、泣いて見せるか。 ちゃんとやれ。馬鹿ども。

変節して、豹変して、態度をコロコロ変えるのは、いくらアメリカ帝国の属国である日本の、おろかな属国人間としては、当然のことだ、帝国(宗派の本国)の方で、考えが変わったのだから、自分たちも、恥知らずと言われようと、何と言われようと、考えを変えます、と正直に言う者は、出てくるのか。私は、日本の個々の経済学者(エコノミスト)たちの発言がこれから、徐々に、ぞろぞろと変更してゆくのを、厳しく見つめ続けることにする。

 あれほど、自説としても「インタゲ論」を唱えていた者たちが、それをかなぐり捨てて、全く別の主張を始めたときは、名指して、突きまくるから、覚悟しなさい。問題は、クルーグマンの、いつもの、お決まりの変節にとどまらない。属国・日本の、金融・経済の学界と学会の、態度の取り方にも、大きく関わっている。 

クルーグマンは、ハーバード大学系であるから、元々が、ケインズ派(ケインジアン)だ。そこに戻っただけのことだ、と、これから、本人が、ニューヨーク・タイムズ紙の有名な(超人気を続けている、だから、ノーベル賞をもらった。本当は経済学ジャーナリストだ)連載コラムで、いけシャーシャーと書くだろう。

 日本の手先の、竹中平蔵も、世界基準では、ハーバード大学留学組だから、ケインズ理論を学んだ人間と言うことになり、流派から言ったら、竹中はケインジアンだ、ということに、大きくはなるのだ。こういう、大きな理解も出来ないようなら、一切の知識言論をやめろ。竹中のような生来品性の卑しい人間でも、ケインジアンだと考えるのが、世界基準(ワールド・ヴァリューズ)での思考、判断なのだ。

 私、副島隆彦のこの書き方に、異論のある者は、自分のまわりのアメリカ人のちょっとでも知性のある友人に聞いてからにしろ。 経済学の政界での、流派(スクール)の違いでの、大きな考えの違いのことを、理解しないのなら、金融・経済のことで、自分の勝手な発言をするな。土人(どじん)=未開人の、低劣極まりない、アホ意見とみなされることを覚悟しなさい。 

 経済学(エコノミックス)の世界も、政治(学)の世界と同じように、思想流派(イデオロギー)に違いが、はっきりしているのだ。このことを、まず、分かりなさい。アルル君が、このことを、しばらく前の今日のぼやきの文で書いていました。読み直して御覧なさい。

副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)
 

●「「日本に謝罪」…かつて対日批判急先鋒の米ノーベル賞教授」

2009年4月14日  読売新聞  ニューヨーク、山本正実

「私たちは、日本に謝らなければならない」――。  
 2008年のノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン米プリンストン大教授は13日、外国人記者団との質疑応答で、1990~2000年代のデフレ不況に対する日本政府や日本銀行の対応の遅さを批判したことを謝罪した。

 教授は、「日本は対応が遅く、根本的な解決を避けていると、西欧の識者は批判してきた。が、似たような境遇に直面すると、私たちも同じ政策をとっている」 と指摘。  「(3月で8・5%と)上昇する米失業率を見ると、失われた10年を経験した日本より悪化している」 と述べ、経済危機を克服するのは予想以上に難しいとの見方を示した。

 クルーグマン教授は 90年代後半、日銀にインフレ目標を設け、徹底的な金融緩和を促す論陣を張るなど、日本批判の急先鋒(せんぽう)だった。 また、景気回復の見通しについては、「(景気判定では)今年9月に景気後退が終わっても不思議ではない。

しかし、失業率は来年いっぱい上昇し続け、回復は実感されないだろう」 とし、極めて緩やかな回復になるとの見方を示した。「1930年代の大恐慌では、景気の落ち込みには、何度か休止期間があった」 とも述べ、回復に向かったとしても、一時的なものにとどまる可能性を指摘した。


● 「米経済は日本の「失われた10年」と似た境遇 クルーグマン教授」

日経新聞 2009年4月14日 ニューヨーク、山下茂行  

 昨年のノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学のポール・クルーグマン教授は13日、ニューヨーク市内で講演し、米景気について 「1930年代の大恐慌以来の厳しさ」との認識を示した。「日本の失われた10年と似たような境遇に直面している」との見方も表明し、米経済の深刻さを強調した。

 同時に このほど緩和が決まった時価会計については 「金融機関の損失処理には時間を稼ぐことが必要」 として一定の評価を与えた。日本では不良債権の実態把握が遅れたことが長期の経済停滞を招いた一因とされ、米国の時価会計の緩和も金融危機の全体像の把握を遅らせるとの見方があるが、クルーグマン教授は当面の危機回避のために容認する姿勢を示した。


● Jキャストニュース  と言うサイト から

「 ノーベル賞米経済学者 かつての対日批判を謝罪 」

2009年4月14日

ノーベル賞経済学者のポール・クルーグマン米プリンストン大教授は2009年4月13日、外国人記者団に対し、日本政府や日本銀行がバブル崩壊後のデフレ不況に対応するのが遅れたと批判したことを謝罪した。

クルーグマン教授は、「日本は対応が遅く、根本的な解決を避けていると、西欧の識者は批判してきた。しかし、似たような境遇に直面すると、私たちも同じ政策をとっている。上昇する米失業率を見ると、失われた10年を経験した日本より悪化している」と反省の弁を述べた。

● ( 副島隆彦注記。以下に載せるのは、池田信夫 という昔、グロコムにいた研究者の文である。ポール・クルーグマンが、元々はケインジアン経済学者だったのに、どんどん態度を変えて、変節と豹変の限りを尽していることを、簡潔に書いている。 それなりに的を射ているが、翻(ひるがえ)って、アメリカの忠実な属国であり続けている日本の経済学者たちの、ひとりひとりの 節操の無さや、変節ぶりについては、誰も語ろうとしない。 副島隆彦注記終わり)


「 クルーグマン、日本に謝罪する 」

2009/04/15  池田信夫 

 クルーグマンの政治とのかかわりは、1982年にレーガン政権のスタッフになったことから始まる。そのころは、いわゆるレーガノミックスにそって自由貿易を推進していたのだが、クリントン政権では大統領経済諮問委員会の委員長候補とされ、本人もあからさまに「ポストに興味がある」と語ったが、結局ポストにはつけなかった。

 この戦略的貿易政策は、そのとき猟官運動のために書いたもので、国際経済学の常識である自由貿易を否定する理論だ。

 ところがポストが得られないことを知ると、クルーグマンは1994年に「競争力という危険な幻想」という論文を発表して、自由貿易主義者に変身する。その後は、エンロンの顧問をつとめて笑いものになったり、ブッシュ政権を罵倒するコラムを毎週書いて、Economist誌に「片手落ちの経済学者」と皮肉られたりした。

 要するに、その時その時で理屈を変えて世の中に媚びてきたわけで、昨年の Hurwicz とは逆の、経済学者の卑しい部分を代表する人物だ。経済学がいかに都合よく結論にあわせて「理論」を編み出せるかを示すには、いいサンプルだろう。彼は学問的に新しいことをやったわけではないが、ジャーナリストとしては一流だから、代表作はNYタイムズのコラムだろう。 (以下、略)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝
-----------------------------
 ●副島隆彦の学問道場 思い気持ちの掲示板
  http://soejima.to/


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野寛永寺周辺=鬼門の守り、東京湾(旧江戸湾)=風水上の朱雀の地

2009-04-26 09:06:02 | 開運
 石川和孝氏といく「江戸開運バスセミナー」が6月20日に開催されます。そのツアーに参加することは開運という観点からは、とても勉強になると思います。
私は6月20日に参加できるかどうかは、分かりませんので、東京に住んでるなら自分でこの情報を基に廻ってみようかと思ってます。
 芝・増上寺、日の出桟橋「隅田川クルーズ」、浅草、皇居、上野・寛永寺は、以前何度か行ったことはありますが、風水という観点で見たわけではありません。今回は風水を基に行ってみたいと思いますが、事前に情報を収集しておく必要はあると思いました。

----------------------

 「石川和孝氏と巡る日帰りバスセミナー!」

究極のパワースポット『江戸』を現代にヴィジュアライズ!!【講師】 石川 和孝(いしかわ かずたか)
【開催日時】 【開催日】2009年6月20日(土)※日帰りバスセミナー
朝8時45分に品川駅(港南口)集合。当日の18時頃解散。


【開催場所】 東京
参加者の方には別途ご案内さしあげます。


【スケジュール】
08:45 品川駅港南口 集合
09:00 品川駅港南口 出発(バス)
09:15 芝・増上寺 参拝
09:50 石川先生の講義(芝・オープンルーム)
 天海上人の都(江戸)作りと、古くから伝わる叡智について
11:00 出発、バスにのって日の出桟橋へ
11:30 日の出桟橋出発 「隅田川クルーズ」
12:20 浅草到着
12:35 「駒形どぜう」でランチ
13:30 浅草出発
13:50 皇居 東御苑
 船井会長おすすめのパワースポットを知る!
 江戸城建立から天海上人が大都市開発プランを学びましょう。
15:30 皇居 東御苑出発
15:45 神田明神 参拝(正式参拝)
16:30 神田明神 出発
16:50 上野・寛永寺参拝
17:20 上野・寛永寺出発
18:00 東京駅 解散

※ スケジュールの一部に変更が生じる場合もございます。

【江戸★開運ツアーのみどころ★ダイジェスト】◎駒形どぜう
創業約210年。徳川11代将軍、家斉公の時代に創業した駒形どぜうは、嘉永元年(1848年)に出された当時のグルメガイド『江戸名物酒飯手引草』にも載ったほどの人気店。その変わらぬ味と情緒溢れる建物は現在へと引き継がれています。

◎増上寺
徳川家の菩提寺。家康公の手厚い保護を受け、三解脱門(さんげだつもん)、経蔵、大殿の建立、三大蔵経の寄進などがあいついだ。家康公は元和二年(1616年)増上寺にて葬儀を行うようにとの遺言を残し、75歳で歿す。増上寺には、二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公の六人の将軍の墓所がもうけられています。

◎隅田川クルーズ
日の出桟橋を出発して、江戸時代から海運の場として賑わった隅田川を遊覧。

◎寛永寺
江戸時代の将軍15人のうち6人(家綱、綱吉、吉宗、家治、家斉、家定)が寛永寺に眠っている。かつては事実上の天台宗の総本山でもあった寛永寺を設計したのは、稀代の僧・天海だった。戦火などで消失した部分も多いが、旧寛永寺五重塔など一部は上野公園内に今も残る。

◎皇居東御苑
旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸があった場所。天守閣は1657年の明暦の大火によって焼失し、そのまま石積だけが残っている。各都道府県の木などが植えられ、季節の花々が楽しめる。実はココに、船井会長おすすめのパワースポットが!?

◎神田明神
ご祭神は、「大己貴命(オオナムチノミコト)」をはじめとする三柱の神。家庭円満、縁結び、商売繁盛、事業繁栄の守護神として大変親しまれており、特に縁結び神社として有名。男女の仲を結ぶことだけでなく、すべてのものが幸福であるようにと、互いの発展のための繋がりが結ばれることを縁結びという。

東京開運ツアー(江戸を守ったパワースポット)

東京に限らず都という場所は、パワースポットによって守られている土地に築かれるのが理想とされています。すなわち風水学上でいう四神相応の地と呼ばれる究極のパワースポットなのです。京の都は、あらかじめ理想的な四神相応という自然が整った場所を選びましたが、対して江戸は「穢土」と呼ばれる程、理想的な都になり得ない土地だったのです。
しかし、天下統一を成し遂げた徳川家康にとって、江戸の都は、天下の中心地にふさわしい場でなければならなかったのです。
そこで、家康公は天海僧正に命じ、江戸城を中心に寺院や神社を風水上重要な場所に建造させ、場のパワーを利用した大都市へと江戸を変貌させたのです。
現在、東京を巡るとき、天海僧正が江戸に込めた思いに気持ちを巡らせて、帝都守護のパワースポットを訪ねることは、現在社会を生き抜くうえで大きな意味を持つでしょう。
今回のバスセミナーでは、パワースポットを巡りながら、江戸を守る四神相応の地のことを学んでいただきます。

訪ねるパワースポット
※皇居(旧江戸城)大手門・・・都の中心 江戸建都の出発点
※上野寛永寺周辺・・・風水上の鬼門の守り
※東京湾(旧江戸湾)・・・風水上の朱雀の地
※神田明神・・・鬼門の守り 怨霊信仰
※芝増上寺・・・風水上の裏鬼門の守り 
-------------------------
 ●江戸開運バスツアー
  http://www.funaivisioncreates.com/De_Seminar.cfm?ID=34

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

びっくりする景気対策  麻生さんもやけくそ?

2009-04-25 20:11:13 | 船井幸雄氏
 最近の麻生総理の景気対策は、とても尋常ではないと船井幸雄氏は言われています。50兆円近い国債を発行するとのことですが、これは税収を上回ります。確かにびっくりです。
 また、50兆円を使って国内株を買い支えると言っていますが、これでは株式市場など不要になります。確かにこれもびっくりです。
 アメリカは更に悪いそうですし、トヨタですら資金繰りが悪いというのですから、昨年から船井幸雄氏や副島隆彦氏、朝倉慶氏が言われているように、いよいよ今年後半から来年にかけて恐慌に入ってくると思います。
 恐慌になるということは、ハイパーインフレになるということですから、先ずは住宅ローンに大きな影響が出ます。私は、現在は金利が安いので、敢えて変動金利にしていますが、インフレになり金利が上がり出す前に、変動金利を固定金利に変更しようと考えています。
 先週、私が借りている住宅ローンの中央三井信託銀行のサイトから、インターネットバンキングに申し込みました。ネットから申し込むだけですので、簡単ですし無料です。このインターネットバンキングに入っておけば、いつでもネットから住宅ローンの金利を変動から固定に変更することができます。銀行の窓口に行って、変更してもらってもかまいませんが、ネットならいつでも変更できるので、自分の都合で変えられるのが便利です。金利が上がってくると、窓口も相当混んできますので、ネットで手軽に変更しようと考えてます。24時間いつでもOKですし。
 多分7月くらいまでは金利は安いままだと思いますが、50兆円も国債を発行すれば、金利がどんどん上がってきますので、そろそろ固定金利にしておこうと考えてます。明日あたり家内と相談して、固定金利に変更しておこうかと思ってます。
あまり遅くなると固定金利が上がってしまいますので、今が変え時かなと思ってます。
 中央三井以外のどの銀行でも、インターネットバンキングは開設していますので、ネットから申し込めば無料で簡単に使えるようになります。このまま変動金利にしておくと、金利が8%、10%になる可能性もあると思います。バブルの頃は、金利が7%や8%でしたから、今回の恐慌では12%になってしまう可能性も否定はできないのではないかと思ってます。いずれにしても、住宅ローンは借りている金額が大きいので、1%の金利の上昇でも支払いの金額がかなり大きくなってしまいますので、一番注意する必要があると思います。

<記事転載>
--------------------------
                2009年4月24日
「びっくりする景気対策」
               船井幸雄

 麻生首相は56兆円の景気対策をぶち上げました。財源がないので50兆円近い国債発行になるでしょう。これは税収を上回ります。びっくりしました。
 与謝野経済担当大臣は50兆円を使って国内株を買い支えると言っています。いま日本の株式の時価総額が280兆円ぐらいです。このうち市場で売買されているのは30兆円くらい、多くても50兆円くらいだと思われますので、これでは株式市場など不要になります。これもびっくりです。
 麻生さんや与謝野さんの気持も分りますが、財政のことなどまったく考えていない行為だと言えます。やけくそですね。
 アメリカはもっとひどい状態ですし、世界中がアメリカに追随していますから、資本主義、自由主義は否定された…と言えます。常識的には1-2年先は悪性ハイパーインフレか国家破綻かと思えます。
 そしてこれらは世の中が急速に変る前兆だとも言えそうです。
 4月12日の日経新聞に、「トヨタが資金調達にヒヤリとする場面があった」と書かれていました。
 新車販売が昨年比50-60%、しかも自動車ローンは銀行から止められています。 車の売上の60~70%がローン販売だとすれば、そして約5年の自動車ローンの残高が止まれば、トヨタのヒヤリも分ります。
 アメリカでは5月末にはシティグループ、GM、GEのどれかが消えるとうわさされています。いよいよびっくりする時代に入ったと考えましょう。
 日本では’08年10月から、アメリカでは今年3月から粉飾決算が解禁になりました。売れないし、評価の分らない資産の評価は適当にやってよくなったのです。
 これでは日米とも大銀行や大企業はよいでしょうが、中小零細企業は、そのあおりを受けて、倒産続出となるでしょう。私でも分ります。
 こういう分りきったことを、全く書かない大新聞や報じないテレビにもびっくりですし、あるいは論評しないエコノミストにもびっくりします。…が、大衆はポチポチ肌で「大変だ」と感じて行動するように思います。大衆とはそのようなものなのです。バカにしてはいけません。
 これから、どうなるのでしょうか?
 やはり「聖書の暗号」がメッセージしているように、現在の不況は回復せずに、「よい世の中づくりのため」に、資本主義は近々につぶれるのでしょうか?
 いずれにしても気になることです。
                                             =以上=
-------------------------

 ●中央三井信託銀行インターネットバンキング
  http://www.chuomitsui.co.jp/direct/service/index.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする