うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

ストーンサークル初冬....(10158-3)

2010年07月19日 20時44分44秒 | うべプラネタリアン
ここを訪れたのは、昨年11月始めだった。
サークルの中心に入ることはできないが、ほんの20メートルくらいまでは近づける。
前の㌻の夏至点の石には、ガードマンの目を盗んでちょいロープをまたげば、
触ることもできるくらい近づける。しかし、東洋の紳士はそんなこたぁしないほうがよろしい。
というわけで、10158-1のNASA掲載写真と同じアングルを捜すと、
ちゃんと撮っていた。添付画像だ。
この画ではよくわからないが、前㌻の夏至点の石は、巨石群の横に渡した石の下部に
見えている。画像の真中央部。つまりこの撮影アングルは西側から東側を狙ったもの。

ストーンヘンジ夏至の太陽...(10158-1)

2010年07月19日 20時16分38秒 | うべプラネタリアン
いささかタイミングがずれたが、NASAのHP APODに「ストーンヘンジの夏至の太陽」が
載っていた。添付画像がそれである。
ストーンヘンジはロンドン郊外約100㎞くらいのところにある巨石遺跡で、
アングロサクソン以前というが、何のための何の遺跡かさっぱりわからない。
巨石は円形にならんでいて、真夏の東に太陽の昇る位置に、一つ離れて巨石が立っている。
それから類推するところ、天文施設ではなかったかという。
太陽の位置を示すのは、ほかにも秋分点の石もあり、今は残っていないが
冬至点も春分点もあったとすると、まさしく古代の呪術的な天文施設かと思われる。
また、天文屋としてはそう思いたい。