憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

待ちに待ったホタル・・・1匹

2017年06月19日 07時56分58秒 | イベント



6/19(月)15℃ 曇り⛅


 おはようございます。
 ようやくササユリの花が開花しました。
 先日の下見の際には気がつかなかったんですが、後ろにももう1つ咲いてました。後ろの花には気づかなかったので周りの草や樹に埋もれて咲いてたので地面に近い位置に花弁があり、早く気づいたら周りを綺麗に下刈りしておくんですけどね。来年はちゃんと管理してみようと思ってます。
 甘~い、ササユリの花の香りがしています。ブログで香りをお届けできないのが残念だなぁ~。


 土曜日、少し犬の散歩には遅いんですが、ホタルの出没状況を見てきました。結果はヘイケボタルの雄が1匹。お尻の光る部分が2節光ってたし、大きくなかったのでたぶんヘイケボタルの雄だったと思います。

 今週末頃からあちこちでまとまったホタルの飛翔が観れるようになると思いますので、今日はホタルがなぜ光るかを少し勉強してみましょうね。

 まずは、蛍が光る理由ですが、そもそも、ホタルが光る理由は何故でしょうね?
ホタルは光を出すことで、他の仲間たちに自分の所在を知らせようとしてるんです。「ここにいるよ」ってね。それから、自分のお嫁さんを見つけるためのアピールです。
 ホタルの種類は世界中に約2000種生息しているそうですが、光を放つのは数種類だそうです。
 有名なのはゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、マドボタルなど。
 卵や幼虫の時からゲンジボタルやヘイケボタルは光ってます。
 では、その光る仕組みですけど、光るのはホタルのお尻の部分。ホタルのお尻の光る部分は「発光器」と呼ばれています。この発光器の仕組みですが、この発光器の中には、「ルシフェリン」と「ルシフェラーゼ」、「ATP」と言う3種類の成分が入っているそうです。

 まず1つめの「ルシフェリン」は発光する物質。
 2つめの「ルシフェラーゼ」はそのルシフェリンの発光を助ける物質。
 3つめの「ATP」は生物が皆持っているエネルギー。
 この3つが組み合わさることで、「ルシフェリンーAMP」というものが生まれ、空気中の酸素と反応することで「オキシルシフェリン」という発光物質が生まれ、ホタルが美しい光を出せる・・・という仕組みだそうです。

 小さい子どもさんにはちょっと難しいかもしれませんが、発光に欠かせない物質がホタルのお尻の中にはたくさん含まれているということ知って頂ければ、雑学士を名乗れると思います。
 雄と雌は光り方ですが、よくよく観察すると雄と雌でも光り方は違っています。関西と関東でも光り方に違いがあるそうです。人間で言う方言みたいな感じだそうです。
 脱線しそうなので軌道修正、雄と雌では発光器の数が違っています。
 私が見つけたホタルは雄のホタル。
 光の強さも違い、雄の方がより明るく、自己PRしてるんです。雄は強い光を放って雌にアピールし、雌はじっと雄が来るのを待つ・・・という形なんだそうです。

 これからの季節、ホタル狩りがますます楽しみになってきます。でも、狩りだからといって捕まえ、持ち帰るとホタルが求愛できなくなるし、子孫も環境が変わると絶えてしまいます。
 もし見つけることができても、近くでそっと見つめるだけにしてホタルのプロポーズ相手探しをお願いします。

 ホタルの光り方をご覧になりたい方は、YouTubeの0406heroで検索してみてください。


 今週も宜しくお願いします。
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