憩う、楽しむ 広島・湯来通信 

広島市中心部から1時間。新たな交流・体験エリアである湯来地区の最新情報。天然温泉と豊かな自然が皆様をお待ちしています。

急な雨にビックリ

2007年09月04日 08時37分14秒 | 雑談
9/4(火)23℃

 朝、自宅を出るときから曇ってるなぁと思いつつ出勤したんですが、市内中心部に入ると霧雨状の雨がポツポツと降り始め、駐車場に到着した頃には傘が必要になるほどの雨が降り始めました。職場の同僚も「雨は予想してないょー」と言いつつ、濡れた髪の毛をハンカチで拭いていました。今は、その雨もやんだようで空になってきました。山間部へお出かけの際は、傘の準備をお忘れなく。

 先々週実施した「湯来自然体験塾」に参加していただいたお子さんやご両親からお礼の手紙や電話を沢山いただいています。また、昨日は他の用事をかねて職場までお越しいただき、恐縮至極です。皆さんのご意見を集約すると、
 ①とても楽しかったと報告してくれた。
 ②子どもに新しい友達ができた。
 ③来年も参加したいと子どもが言っている。
 ④参加させたいので、是非、同様の計画をしていただきたい。
等など。
 事業を主催させていただいたスタッフの一員として喜んでいるところです。
 今朝、デジタルカメラのデータをそろそろファイル消去しようかと思いながら、今一度全部の写真を見てたんですが、写真では撮影できなかった子どもの表情が脳裏に浮かんできて、自分にとってもよい経験をさせていただいたと感謝せずにはおれませんでした。
 昔は、どの地域でも気軽にできた自然体験も、川の汚れや環境の変化によってなかなかできなくなってきているのも事実です。今後も湯来地域の特性を活かした交流・体験型観光を振興していきたいと考えていますので、チョッと先は長いけど皆さんのご要望があればご意見ご感想をお寄せください。

 昨夜、消防の訓練をしているとカブトムシが訓練をしているグランドに飛んできました。捕まえた団員が「誰か要りませんか?」なんて声をかけてましたが珍しくもなんとも無いので誰も引き取り手がなく、放置したままグランドを後にしたんですが、もしも、もしも「今度いたら欲しい。飼いたい」と思う方がありましたら言ってください。忘れなければ、ご連絡させていただきます。


 湯来では、昨夜も雲の切れ目から夏の星座を見ることができました。
 蒸し暑い夜が続きますが、涼しさとロマンチックなひと時を過ごすため、湯来の暗闇にお出かけください。

星座観賞のポイント
☆織姫様は夏の女王

 夏。東の空高く明るい3つの星が大きな直角三角形を作っているのが分かりますか?
 小さな三角形を想像してはいけません。中に北斗七星が入ってしまうくらいの大きな三角形です。暗い空なら、三角形の中を天の川が流れているのがわかります。
 三角形、探せましたか? これは“夏の大三角”と呼ばれ、夏のあいだ一晩中見えている目印です。夏の大三角の頂点に光る3つの星は「こと座のベガ・はくちょう座のデネブ・わし座のアルタイル」。それぞれが夏を代表する星座のα星です。
 (ギリシャ文字のアルファベットの読み方)

 ところで,ベガは七夕の織姫星,アルタイルは七夕の彦星です。知ってました?

 さて、ベガとデネブとアルタイルを比べるとどの星が一番明るいですか? 文句無しにベガが一番ですね。デネブやアルタイルは1等星ですが、ベガはそれより明るい0等星の輝きを持っています。

☆さそりの赤い心臓と南斗六星

 次に,南の空を見てみましょうか。
 丁度真南あたりに、明るい赤っぽい星が見えま。そう,斜め上と斜め下に二つのお供の星を従えています。これは、さそり座のアンタレス。アンタレスは火星のように赤いので“火星(マルス:Mars)に対抗する(アンチ)もの”(=アンチ・アーレス)という意味でアンタレスと名付けられました。
 アンタレスを含むさそり座は,最もわかりやすい星座の一つです。アンタレスの前後に大きなSの字を描くように星が連なっていますね。しっぽを折り曲げハサミを振りかざしたサソリの姿に見えませんか?
 アンタレスは、丁度サソリの心臓に位置しているのです。それからサソリのしっぽのあたりを見てみて下さい。仲良く並んだ2等星と3等星がありますね。この二つの星は“猫の目”と呼ばれています。
 さそり座をしっぽまでたどったら、そのまま少し東へ視線を移してください。
 暗い空なら,夏の大三角の中を通って流れてきた天の川が、サソリのしっぽの東で一段と濃くなっているのがわかることでしょう。この天の川が濃くなっている方角が、私たちの住む銀河系の中心方向にあたります。だから星がたくさん見えているのです。

 さて、このあたりにも明るい星がいくつか見えていますね。北斗七星を小さくしたように並ぶ六つの星に気がつきませんか?
 これは、いて座の中にある南斗六星と呼ばれる星たちです。中国の神話では、北斗七星が死を司る神、南斗六星は生を司る神で,人が生まれるときにはこの二人が話し合って寿命を決めると信じられてきました。
 また、西洋では南斗六星をミルク・ディパー(乳さじ)と呼び、天を流れる大河ミルキィ・ウェイ(天の川)のミルクをすくうスプーンと見ています。遠い国で、六つの星を同じように結んでいたのは面白いですね。
 ところで、南斗六星を含むいて座とは「弓を引く射手」のことです。星図を見ながら星々をつないで、射手の姿を見つけてみましょう。弓と矢の形が意外ときれいに浮かび上がってくると思います。
 それでは次に、射手のねらう矢の先をたどってみましょう。そこにあるのが「アンタレス」サソリの心臓です。いて座の矢は,いつも隣のサソリの心臓をねらい、天の暴れん坊であるサソリが悪さをしないように見張っているのです。

 こんな薀蓄(うんちく)を知っていて夜空を見上げるとひょっとしたら流れ星を見かけることができるかも。その時に叶えて欲しいことを今から考えておくのもよいかもしれません。
 さぁ~て、今夜は誰と夜空を見上げようかなー。
コメント (1)
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