帰ってきました。

木曜日に中部国際空港セントレアを出て、１１時に那覇空港到着！！民族村でもずくスープ定食を食べて、タクシーでブセナテラスに向かいました。
スイート予約ならば専用車でお迎えのところですが、・・約１時間で沖縄北部名護市に到着します。
ブセナテラス、サミット会場での、創業８５周年記念代理店会は、華やかに進みました。
サミット出席各首脳でも晩餐会に供された、出し物・沖縄古来の民族舞踊・空手・エイサー・サンシンなどのエンターテイメントが楽しめました。
金曜日の夜は、ブセナテラスからナハテラスへ移動。
土曜日の朝食は、「沖縄第一ホテル」の「命薬・ヌチグスイ」朝食を予約しました。
国際通りの突き当たり、スーパー「サンエー」さんの裏手にありました。
前日夕方探しても見つかりません。
電話で確認して、再度・探訪！！！ようやく見つかりました。
とにかく、ホテルっていうイメージからほど遠いホテルです。
板張りのボロ屋！！！！何が「歴史と夢空間」かと思いました。
しかし、ここは凄いホテルでした。
尊敬する、「さとなお」さん「ジバラン」のサイトを運営する佐藤さんオススメの沖縄朝食を出してくれます。
５０種類の食材を食べることができますが、５８５カロリーしかありません。
まさに健康食！！
ゆし豆腐スープ。ゴーヤ・シークワーサー・豆乳のジュース。おおたちわりのでっかい新芽。島人参オードブル。青パパイヤときくらげの炒め物。ヌーム（タロ芋）。紅芋。にかなと豆腐の和え物。ウッチン紅いものパン。ハンダマ。生島もずく。ナーベラ（へちま）。甘草の花。スダイズ。長命草。緑豆とおし麦の甘菓子。パインとバナナ。ハイブスカス茶。蜂蜜・白ゴマ・苺ジャム。
特製サトウキビジュースを加えて、３６００円。
少し、高いっていえば高いけど、大満足。
店内には、金城次郎さんの大壺、劉海剛さんの壺、島常賀さんのシーサーなど、貴重な美術品がずらり並んでいます。
ご一緒した、東京のご夫妻は、八重山諸島からの帰り・「何度電話しても一杯で来れなかった！！やっと、今回予約とれました。」とおっしゃっておられました。
私は、一発・初回でとれてラッキーでした。
この、古びた８室しかないホテル。
あと２年で、移転してしまうそうです。
驚きの沖縄料理です。
「沖縄第一ホテル」那覇市安里３－１－２３．
電話０９８－８６７－３１１６．前日までに予約。カードは使えません。

沖縄へ。

代理店会のため、８時５０分・セントレア空港発で、沖縄に向かいます。
天気が心配ですが・・・エンジョイしてきます。

ものの値段。

石垣島では買うことが出来なかった「石垣島ラー油」。
石垣島では、忙しくて「ペンギン食堂」さんに寄る時間がとれませんでした。
普通の土産物屋さんには、このラー油・置いてません！！
名古屋に帰って来て、高島屋とラシックに入荷お知らせを依頼してました。
まづ、高島屋から入荷案内、１つ７５０円ですから２つ買いました。
ほどなくラシックからも会社に電話が入りました。出張中だったので、わざわざ女子社員が帰宅途中に寄って、買っておいてくれました。
翌日、立て替えを支払う段になり、レシートを見てびっくり、１個１０００円になっています。
人気商品なのは解りますが、納得いきません。
今度は、私が直接ラシック地下に行きまして、説明を求めました。無論、高島屋の値段は伝えました。
店長曰く「石垣島から来る人気商品ですし、ほとんど利益なしでお出ししていますからギリギリ当社ではこのお値段で出しています。」との納得いかない返事。
７５０円に値引きも要求しましたが、受けてもらえず。
返品し、返金してもらいました。
人気があるからってプレミアムを付けていいのかというと疑問です。
ぜーーーーんんぜん納得できる返事ではなかった！！！
ラシックって三越系です。高島屋はしっかり納得の値段付けているのに！！
三越ラシックは何だ！！
しっかりしなさい！！！

読みやすい警告の書。

不都合な真実 ランダムハウス講談社 このアイテムの詳細を見る

共和党の大統領ブッシュ氏と覇を競った民主党ゴア氏の「２１世紀を再生の時代にする！！しなければ！！！もう一度立ち上がらなくてはならない！！！」っていう啓蒙の書でもあります。
再生って、何をって？？？地球環境です。
京都議定書にもありますが、ｃｏ2・二酸化炭素排出削減を推し進めないと、大変なことになってしまう！！
地球温暖化により、チャド湖は４０年前世界で６番目に大きい湖だったのが十二分の一になってしまって、難民・飢餓・民族紛争の原因となっています。
北極圏の氷が減少し、割れ目が出来ている。
南極大陸でも氷河が溶け始めていて、ヒマラヤでもアルプスでも氷河は後退している、それを、実例・写真で見せてくれます。
また、海面が６M上昇すると、フロリダ半島はどうなるかも、写真で見せてくれます。
温暖化による、巨大台風の発生も、ハイチ・ドミニカ共和国の原生林も、アマゾン密林も、変化が明らかに提示されます。

ゴア自身の生い立ち。子供時代、故郷テネシー州で、レイチェル・カーソン「沈黙の春」に出合って、環境破壊の恐ろしさと知ったところから、政治家になるまでの道程も簡潔に記述されています。
政治家だった父親、母親、姉の影響・妻の素晴らしさを讃えます。
第二次世界大戦で、日本・ドイツなどのファッショを打ち破り、立ち直らせ再建させた、などの、若干・プンプン臭うところもありますが、不快というほどでもありません！！
２０２４年に生きている人たちへのメッセージ・「あなたは、何を考えていたの？私たちの将来のことを心配してくれなかったの？自分のことしか考えてなかったから、地球環境の破壊を止められなかったの？？」と言われないように・・・、アメリカの人たち、自信を持ちなさいって呼びかけています。
とにかく、分かり易いし、巻末には、自動車の選び方、電気製品の選び方、通勤の交通手段から、無駄を無くそう・と細かく手法が並んでいる。

ゴアさん自身が、あの新聞報道のような、一般平均家庭の何十、何百倍のエネルギー消費をしていなかったならば、あと倍の部数は売れていたでしょうに！！！
残念です。

最後の息子。

最後の息子 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る

始めて詠んだ、吉田修一さんの小説。
とても、鮮烈な瑞々しさに満ち溢れた青春小説だと思う。
富国強兵時代・明治の元勲を生んだ気質、徳富蘆花の「思い出の記」は、一直線・直球の青春小説だとして、村上龍の「６９」は佐世保の高度成長時代の雰囲気をあますところなく伝えた抱腹絶倒青春小説。
それらにない、まったく新しいテーストで書き上げ、現代の若者たちの感性を鋭くとらえた小説だと思う。
他者・と、自らに対する、心理・気持ちの描写が鋭い。
閻魔さんに対して、地獄の夫を演じ切るなんて・・・・・。
強く・大きな愛情を感じる物語。
それは他者にも、社会にも対する愛情だと思う。