健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

第21回アジア薬剤師学術大会。

2006-11-19 | ヘルスsoothing.
パシフィコ横浜で18日から始まりました。
アジア各国からの参加登録者は545名を数え、日本の登録者と合計すると1500名を超える参加舎となりそうです。
1966年に第一回大会が東京で開催され、1980年には京都で開催されました。
今回26年ぶりに21回大会が横浜で開催されたわけです。
エーザイさんが運営する「くすり博物館」から一部の展示品が引っ越してきてくれ、中国漢方輸入時代からの薬の製造歴史などが紹介されています。
医薬品に関するさまざまな情報が、各ブースに分かれて展示されています。
海外からの来場者の為に、横浜薬剤師会によるお茶のお手前サービスもされています。
基調講演は、前世界薬剤師会会長・フランス人のJ、Parrotさんによる「21世紀のにおける薬学の問題点」でした。
イギリス・ポルトガル・イタリアなどの薬剤師のあり方の各国比較。薬剤の流通に関する課題。パーセプチン・グリペック・βインターフェロンなどの特殊管理について。開発途上国における薬剤の問題点。40%以上が変造のニセ薬が流通しているレバノン・ベイルートの現状。アメリカでもネットによるニセ薬の購入増加、それは毎月10万円以上にも上る医療費負担にも大きな原因があること、アメリカ国民の5000万人以上が保険でカヴァーされていなくなってきていることなど。
母国フランスでのモーニング・アフター・ピル使用の急増の現状。
胸に「質問してください!!私は、あなたを助けることが出来るかもしれません!!」とネームプレートを付けた例など、盛り沢山でした。
前夜祭のパーティーでも韓国勢の勢いはすごくって100人以上が参加していただいています。
正装のチョゴリは、品格が感じられて、この写真も釜山の病院に勤務している方ですが、濃紺のチョゴリ上着に、純白・刺繍の衿、袴は真紅で鮮やか!!
見事な民俗衣装です。
一人一人贅を尽くした衣装で、これも楽しめました。

展示ブースの中には、お世話になった大石先生、齋藤先生、亀井先生などが、パソコン画面で、東海四県情報システム委員会の広報をしてくれていました。
TOPネットというこの医薬品情報はすごく充実していて、薬に関することならばなんでも解かってしまうというサイトです。
医薬品の実用書・字引みたいな豊富な情報量を誇ります。
http://www.topnet.gr.jp/
です。
困った時、薬の飲み方が判らない時などには、強力な助っ人になりますよ!!!
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