神社のある風景

山里の神社を中心に、歴史や建築等からの観点ではなく、風景という視点で巡ります。

雑多な写真2

2008年08月01日 | その他

いきなりですが、暑中お見舞い申し上げます。

真夏でも、休日の二回に一回は神社に行く。
殆ど車で移動するとはいえ、真夏の炎天下の参拝は体力を消耗する。
車を停め、神社を探して歩き回ることもあれば、山道のような参道を登ることも少なくない。山の神社は虫が多いので基本は長袖であるし、大した荷物ではないが、カメラとレンズ二本、三脚を担いで行くので汗も滴る。
けれど、鎮守の杜に足を踏み入れれば、ふっと涼しくなる。鳥も囀るし、聞こえてくる蝉の声は、都会のクマゼミほど暴力的なものでなく、風情あるものだ。特に、朝と夕暮れに啼くヒグラシは、夏の激しさの中に、郷愁に似た優しさを織り込んで、夏の表情を多彩にしてくれる。
というわけで、全然関係ないですが、雑多な写真2です。





八幡宮 大阪府能勢町片山
能勢は栗の産地だ。ここは栗林の奥に鎮座する小さな神社。特に見るべきものも無いけれど、境内の一画だけ苔が見事だった。カメラのアングルによっては深い森の中にいるかのようだが、実際はただの林だったりする。


日吉神社 兵庫県朝来市生野町黒川
霧に包まれる参道は幻想的で、足下にはフタリシズカがひっそりと咲いていた。


鹿野馬神社 兵庫県丹波市青垣町大名草
かなり高い場所にあり、参道は長い。参道の下部の杉林が伐採されていたのは残念だが、上部では広葉樹が見事に根を張っていた。


青玉神社 兵庫県多可郡多可町加美区山寄上
以前に紹介した、巨木の林立する青玉神社の近くにある同名の神社。小さな神社だけど、木は立派だ。




稲荷神社 兵庫県多可郡多可町加美区熊野部
国道沿いに鳥居、その奥に橋があって、色合いからも稲荷神社と判る。既に切り株になって朽ちているが、大木を避けるために石段が曲がっている。


一宮神社 兵庫県丹波市春日町栢野
大木あり、岩壁ありの神社なのだが、庭園、公園のように整備され、手入れが行き届いている。それが良くもあり悪くもあり・・・。


梅田神社 京都府福知山市三和町中出
三つの社殿が大きな覆屋の中に並んでいる。境内は木々が少なく、ちょっと明るすぎる。


稲荷神社 兵庫県篠山市西八上
境内が白っぽい砂地だと、太陽の位置によっては光が反射して社殿の天井を照らす。目立たない地味な神社だけど、美しい光景に出会えた。