犯罪被害者の法哲学

犯罪被害・刑罰・裁判員制度・いじめ・過労死などの問題について、法哲学(主に哲学)の視点から、考えたことを書いて参ります。

1年間ありがとうございました。

2007-12-31 13:39:39 | その他
犯罪被害者の問題に関して、数年前から自分の考えを書き溜めておりました。今年の1月の末に、何を思い立ったか、これをブログという形で残しておきたくなりました。もちろん、私の文章はどこまでも自己流であり、しかるべき文献の引用やソースの引用もなく、権威あるアカデミズムからは形式的に門前払いです。内容的にも人様にお見せするような代物ではありません。自分自身の試行錯誤の過程として、あえて矛盾を恐れず、その都度考えたことを自分の確認のために書いてきたのですが、その結果として、ほぼ連日何らかの駄文を書いてしまいました。

ブログという手段がこれだけメジャーになったのは、やはり人間には他者に認められたいという根源的な欲求があることの証左でしょう。「表現の自由」などと言えば安っぽくなりますが、これは文章を書き残したいと思う者にとっては、避けられない実存的な欲求であるようです。他の方に読んで頂くことを想定して文章を書くことにより、私自身、かなり考えがまとまったところもありました。その反面、頂いたコメントに一喜一憂したり、業者のトラックバックに立腹したり、アクセス数の変動が気になったり、何とかランキングに参加してみたいと思ったり、当初の純粋な目的とずれてしまったことも事実です。

1つだけ、誘惑に抗し切れずに、「ブログ意見の読み比べ評価!Good↑or Bad↓」というランキングの、「死刑廃止論と被害者遺族の間」というところにエントリーしてしまいました。「Good↑」に投票して下さった皆様、本当にありがとうございます。
http://blog.blog-headline.jp/themes/0001/000003/

連日何かを書き残すことは、継続性が身につく反面、その内容が空疎になることでもありました。来年は、本当に書きたいと思って書いたとき、そして書きたい文章が書けたと思ったときだけ、数を絞って書いてみたいと思っています。このブログに「犯罪被害者」の検索からいらして下さった方には、私の拙い文章のワンセンテンス・ワンフレーズから何かのヒントを得たり、何らかの考えるきっかけを得て頂ければ望外の喜びです。また、「法哲学」の検索でいらして下さった方には、世の中にはこんな変わった法哲学をしている人もいることを知って頂き、笑って頂ければ幸いです。今後ともよろしくお願い致します。

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