hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

玉原ラベンダーパーク・高原に咲く山野草

2016-08-17 | ハイキング・ウォーキング



オカトラノウ(丘虎ノ尾)
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
花が虎の尾に似ていることからつけられた名前のようですが、
虎の尻尾ってこんなに可愛かったしら。



ガマズミ(莢迷)orハクサンボク(白山木)
可愛い赤い実、大好きです。
木の名前がわからないので、ネットで調べると
実も葉もよく似た2つの植物がありました。
ガマズミとハクサンボク。
どちらもガマズミ属で、両者の違いはガマズミは落葉するが、
ハクサンボクは常緑であることだそうです。
ガマズミのような気はするのですが、
もう少し季節が進まないと、どちらかわかりませんね。



ホタルブクロ(蛍袋) 
キキョウ科の多年草。
この時期、どこの野山でも見かけることが出来ますが。
先月の高峰山で見たホタルブクロもこちらの花も
我が家の近くで見かけるものに比べ、花色が濃いです。
名前の由来は、①この花の中に子どもが蛍を入れて遊んでいたとか、
②ぶら下がって咲く花を提灯に見立て、提灯の古語の
火垂(ホタル)を用いたとの説があるそうです。

ウド(独活)
春の山菜として好まれていますね。
花が咲くくらいまで大きくなってしまったら
食用にもならないので、
「大きいばかりで役に立たない」とのことから
「ウドの大木」のことわざが生まれたそうですが納得です。



トネアザミ(利根薊)
キク科アザミ属の多年草 別名:タイアザミ。
関東地方に自生するアザミなので花名に利根がついた
そうですが、東海や近畿にも生息しているようです。
草丈が高く、私の身長を追い越していました。
根には利尿、解毒、強壮等の薬効があるそうです。



ハンゴンソウ(反魂草)
キク科キオン属の多年草。
名前の由来は、強い香りで死者を蘇らせるとのいわれから
だそうですが、そんなに強い香りがしたかしら。
自然の中で咲く花はどれも美しいです。



ハンゴンソウとヨツバヒヨドリ



ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)
キク科フジバカマ属の多年草。
花は我が家で咲く、フジバカマによく似ていまが、
それもそのはず、同じフジバカマ属でした。
名前の由来は①ヒヨドリノ鳴く頃、花が咲くことからとか、
②枯れた花を火熾しの材料に使っていたので
「火を取る」から来ているそうです。



ヨツバヒヨドリと中央辺りの光って見える木がガマズミ(多分)



タチギボウシ(立擬宝珠)
ユリ科 ギボウシ属の多年草 別名:エゾギボウシ 
花は濃い紫色で紫色のすじがあり、我が家のコバギボウシと
よく似ていますが、全体的に大きいような気がします。
名前の由来は葉が立ち、蕾の形が橋の欄干につける玉かざり(擬宝珠)
に似ていることからだそうです。

ヤナギラン(柳蘭)
アカバナ科ヤナギラン属の多年草。
7月31日に高峰山で見たヤナギランは咲き始めたところでしたが、
こちらはほとんどの花が終わりを迎えていました。
名前の由来は、細長い葉が柳に似ていて、
花が蘭を思わせるところからきているそうです。



ヤナギランの種子
花が散ると、細い棒のような鞘になり、
この中に無数の毛の付いた小さな種子ができます。



ヤナギランの綿毛
風で飛ばされ、どこまで飛んでいくのでしょう。



ヤマハハコグサ(山母子草)
キク科ハハコグサ属の越年草
名前の由来は、葉や茎が白い綿毛をかぶっている様子が、
母親が子を包みこむように見えたことからですが、
山に咲くのでヤマハハコグサだとか。
特に目立つ花ではありませんが、これだけ群生すると綺麗です。



ゴマナ(胡麻菜)
キク科シオン属の多年草。
名前の由来は葉が胡麻の葉に似ていることから。

エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)
アジサイ科アジサイ属の落葉低木
ヤマアジサイとの区別がよくわかりませんでしたが、
ヤマアジサイの装飾花は多彩で、分布の北限になる関東地方では
装飾花の色は白なのだそうです。



ツリフネソウ(釣船草)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。
インパチェンスやホウセンカと同じ仲間で、
実が熟すとはじけて種子を飛ばし、翌年も芽を出します。
名前の由来は釣り舟のような花の形から。
コメント (16)
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