hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

日光白根山シラネアオイウォーク

2015-06-22 | ハイキング・ウォーキング
6月20日(土)シラネアオイに会いたくて、
クラブツーリズムの「日光白根山シラネアオイウォーク」に参加しました。

日光白根山は栃木県日光市と群馬県利根郡片品村の境界にある
標高2,578mの山で、関東以北では最高峰。
日本百名山の一つです。

行程
海老名IC(7:10)圏央道→鶴ヶ島JCT(7:51)関越道→上里SA(8:25~8:45休憩)→沼田IC(9:15)
国道120号線→日光白根山ロープウェイ山麓駅(10:15)


昨日までのお天気が嘘のような良いお天気です。
渋滞もなく、順調にバスは進み、
吹割の滝や尾瀬方面への道路の分岐点を過ぎ、しばらく走ると
丸沼高原・日光白根山ロープウェイ山麓駅に着きました。

山麓駅の写真を撮ろうとしたところ、デジカメにメモリーカードが
入っていないことに気がつきました
内蔵メモリだけが頼りになりましたが、
撮れたのはたった9枚(1枚は失敗)でした。

ここからは自由行動。
添乗員さんからロープウェイの往復券と
豚汁引換券を頂くと、一人でゴンドラに乗り込みました。
2時までにバスに戻れば良いので、時間はたっぷり、3時間半もあります。

内蔵メモリーに記録した画像を、メモリーカードに一括コピーする方法



山麓駅から山頂駅まではゴンドラで15分。
全長2,500m、高低差600mを一気に上がります。
(10時36分撮影)



ゴンドラの中から見た丸沼湖
(10時47分撮影)



ロープウェイ山頂駅(標高2,000m)
後ろに見えるのは
ロックガーデンと日光白根山(標高2,578m)です。
(10時52分撮影)



お目当てのシラネアオイと白根山
(11時00分撮影)

シラネアオイに初めて会ったのは信州の栂池自然園。
美しい花姿を写真に収めようとデジカメを
ONにした途端、デジカメがブブルブルと震えだし、
写真は撮れずに終わったのでした。
今回こそ綺麗な写真を沢山写したかったのですが、
メモリーカードを忘れてしまうなんて本当にドジな私です。

シラネアオイは日光白根山が名前の由来となった
1科1属1種の日本固有の植物で、
森の貴婦人と呼ばれているそうです。
今年は開花が早く、最盛期は過ぎていました。

シラネアオイのピンピンのお花はこちらでどうぞ!

お天気が良いうちにロックガーデンのお花を撮りました↓



チングルマ
清楚で可憐な花が素敵ですね。



シロバナノヘビイチゴ
日当たりの良い散策路にも沢山咲いていました。



コマクサ
名前の由来はこの花の形が馬(駒)の顔に似て
いるからだそうです。私はタイツリソウ(ケマンソウ)
によく似ていると思うのですが・・・



二荒山神社(HPより拝借)
登山口横にあります。



二荒山神社脇の林内に咲くシラネアオイ。
ロックガーデンよりたくさん咲いていました。
鹿に食べられないよう、電気棚で守られています。
残念なことにこの写真で内臓メモリーは一杯になりました。
(11時07分撮影)



史跡散策周遊コース【約6キロ・2時間】
鹿よけの柵を抜け、ダテカンバやオオシラビソの
明るい樹林帯の中を歩き始めました。

3番の不動岩を左に入ると自然散策コース【45分】で、
ツアーの中でもこのコースを選ばれた方が何人かいました。
この辺までは比較的平坦で、楽しい森歩きが出来ます。
岩の上に咲く可愛いイワカガミも見ることが出来ました。

4番手前あたりから勾配がだんだんときつくなったので、
休み休み歩きました。
4番からは8番まで一気に進めるショートコースがあり、
そちらに流れる方も多かったようです。

途中、小さな大日如来が祀られていました。
不動岩等の地名があるのも修験道の山であったことが
関係しているのでしょうか。

5番を真っすぐに登るのが白根山コースで、山頂まで2,1Kmと
書かれていました。これからがさらに厳しくなるのでしょうが、
登れるような気分になるから不思議です。
左に曲ると七色平で、草原には避難小屋がありました。
中を覘くと、暖がとれるようにする為か、廃材などが置かれていました。

7番で左に曲がらなければならなかったのですが
前を歩く同じツアー方が右に曲がったので、
表示板も見ずにつられて歩いてしまいました。
下りになるはずなのに、厳しい上りになったので
おかしいと思っていると、前の方が道を間違えたかもしれないと
下りて来られたので、私も下りました。
表示板を見ると、やはり
座禅山ルートを登っていました。
こんなところで道を間違えるなんて、ぞっとしました。

それでも時間に余裕があったので、
8番を左に曲がり、血の池地獄まで足を伸ばしました。



血の池地獄
添乗員さんからオオサンショウウオの卵があると
聞いていたので、コース外でしたが
時間があったので寄ってみました。
中央あたりのバナナのように固まっているのが
オオサンショウウオの卵です。
(12時16分ガラケイにて撮影)



8番から9番あたりの様子です。
登った分だけ下りもありますが、かなり険しい下りもありました。
なだらかな道には夏に可憐な花を咲かせる
カニコウモリの群生(写真右)が見られました。
(左:12時26分、右:12時41分 ガラケイにて撮影)





10番中ほどの六地蔵に寄ってお参り。
11番の見晴らし台に向かう途中、小雨が降って来ました。
(上下とも12時45分ガラケイにて撮影)

11番から13番までは厳しい上りみち。
雨が激しく降ってきたので、雨具を着て
最後の踏ん張りとばかり、二荒山神社まで戻りました。
ほとんど下を向いて歩いていたので、
12番から13番は時間がかかる階段を上ってしまいました。

ロックガーデンに戻ったころは雨が上がっていました。
ゴンドラに乗り、山麓駅に戻ったのは1時半頃。
センターハウスでおもてなしの豚汁を頂き、お土産を買って
バスに乗りました。出発は予定通り2時。
帰りも渋滞はなく、2回の休憩(40分)をとりながらも
6時には出発地の海老名に到着しました。

このツアーでは最初から最後まで一人で行動したので、
簡単なハイキングなら一人でも行けそうだと、自信がつきました。
歩数は以外と少なく11,434歩だったので、
夫に帰りコールはせず、自宅まで歩いて帰りました。

このツアーはハイク初級となっていました。
いつも参加しているウォーキングは
ほぼ平坦な道を5時間以内で歩くことですが、
ハイク初級は本格ハイクへのステップアップのために
標高差100m以上のややアップダウンのある道を
2~5時間程度歩くことだそうです。




長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメント (24)
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