裏庭の花桃が2分咲き。
ブログで拝見するような「光の印影」を利用したり、「素晴らしい構図」であったり、「シャッターチャンスをひたすら待つ忍耐」もないので、モデルさんの花桃には気の毒だったが・・・
撮りながら、カメラレンズのせいかもと自分を慰めてみたり・・・
・・・・・花桃への慈しみ・・・・・
花桃は知ってくれている。「今年も綺麗に咲いてくれてありがとう」と声をかけてくれるのは自分だけなのを。
ワー 生き生きしてる! 昨日の雨で「さっぱりぽん」したみたい。
ピンクに染まった花びら、綺麗やなあ。
咲いた花も綺麗だが、自分が大好きなのは、ピンク色にふくらんだ蕾。「もうすぐ咲くぞ 待っててや」と呼びかけてくれている気がする。
隣の桃は、蕾の赤ちゃんだった。「アンタに花は期待していない。しっかりと実をつけてくれたら、それでいい」
・・・・・お雛さんにも花桃が・・・・・
いつの間にか、家内が花桃を活けていた。
家内は花屋で育っただけに、育てるよりも「チョッキン・チョッキン」するのが得意。活けるのも好き。師範免許も持っている。
「花桃さん、綺麗に活けてもらって良かったなあ。お雛さんも喜んでるはずや」
・・・・・頭、おかしくない!・・・・・
花桃へ話しかけているところを誰かに見られれば、「頭、おかしいんと、ちゃう?」とか言われるはず。
だから声は出さない。テレパシーみたいなもの。不思議と楽しくなってくる。
農産物を育てるのに、音楽を流している施設もあると聞く。庭木も農産物も生き物。ペットを慈しむのと似ているのかも知れない。
愛さなくっちゃ!