紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

花桃 お雛さんにも

2020年02月23日 | 家庭園芸&直売所

裏庭の花桃が2分咲き。

ブログで拝見するような「光の印影」を利用したり、「素晴らしい構図」であったり、「シャッターチャンスをひたすら待つ忍耐」もないので、モデルさんの花桃には気の毒だったが・・・

撮りながら、カメラレンズのせいかもと自分を慰めてみたり・・・

 

・・・・・花桃への慈しみ・・・・・

花桃は知ってくれている。「今年も綺麗に咲いてくれてありがとう」と声をかけてくれるのは自分だけなのを。

ワー 生き生きしてる! 昨日の雨で「さっぱりぽん」したみたい。

ピンクに染まった花びら、綺麗やなあ。

咲いた花も綺麗だが、自分が大好きなのは、ピンク色にふくらんだ蕾。「もうすぐ咲くぞ 待っててや」と呼びかけてくれている気がする。

隣の桃は、蕾の赤ちゃんだった。「アンタに花は期待していない。しっかりと実をつけてくれたら、それでいい」

・・・・・お雛さんにも花桃が・・・・・

いつの間にか、家内が花桃を活けていた。

家内は花屋で育っただけに、育てるよりも「チョッキン・チョッキン」するのが得意。活けるのも好き。師範免許も持っている。

「花桃さん、綺麗に活けてもらって良かったなあ。お雛さんも喜んでるはずや」

 

・・・・・頭、おかしくない!・・・・・

花桃へ話しかけているところを誰かに見られれば、「頭、おかしいんと、ちゃう?」とか言われるはず。

だから声は出さない。テレパシーみたいなもの。不思議と楽しくなってくる。

農産物を育てるのに、音楽を流している施設もあると聞く。庭木も農産物も生き物。ペットを慈しむのと似ているのかも知れない。

愛さなくっちゃ!