先日収穫し倉庫で貯蔵していた「紅八朔」も、ほどよく味が馴染んできた頃と思って切ってみた。
倉庫から、スーパーでは売っていないほどのジャンボサイズを1個だけ持ってきた。
皮むき・袋むきに使う器具は、直売所で買ってきた「ありだっ子」。
家内からは「百均でも売っているのに」と言われた。根拠はなかったが、一言、お返した。「使っている刃が違うはずや」と。定かではない。
器具を使って、ヘタからグルッと一周。対角線にもう一周。これで切れ目が入った。
皮を剥いた。
袋を1つ1つ、ばらした。次に使うのは、刃のついた方の器具。
切り方いろいろ。自分は、左手で実を少し持ち上げ、右手で刃のついた器具を滑らす。
スパッと袋が切れていた。
種をとり、袋をはがせば出来上がり。
1袋の実が大きいので、食べやすいようにと2つ3つに割る。このまま食べれば、八朔特有の「ほろ苦さ」と「酸味」を楽しむことができる。
蜂蜜をかけても美味しく食べられるが、高価な純粋蜂蜜は我が家にはない。蜂蜜もどきの「はちみつシロップ」をかけた。
この紅八朔、孫達は「苦い」と言って食べないし、家内も一口二口食べるだけで、もっぱら「マーマレード」にして食べるだけ。多くは親戚にもらわれていく。
我が家では不人気の果物だが、栽培しやすいし手間いらずだし、家庭園芸の自分にとっては、果報者。
毎日、1個は食べなくっちゃ!
他の果物では味わえない果汁が、ジュワーと口いっぱいにひろがって美味しいやん!
蜂蜜シロップとも相性合うやん!
食べない人、お気の毒に!