紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

健康体操 「青春とは心の様相をいうのだ」

2020年02月05日 | 青春クラブ・自治会・お寺

メニュー追加した週1回の「健康体操」が地区公民館で開催された。

従来の「筋力体操(いきいき100歳体操:町が推進している体操)」に、今回からクラブ独自で次の3つの体操が加わった。

①血流改善体操(免疫機能アップ)

②脳・内臓(肝臓・すい臓・腎臓など)活性化体操

③海馬活性化体操(物忘れの予防・改善)

・・・参考:脳の海馬とは(日本学術会議HPより引用)・・・

日常的な出来事や勉強して覚えた情報は、海馬の中で一度ファイルされて整理整頓され、その後、大脳皮質にためられていくといわれています。

つまり脳の中で、「新しい記憶」は海馬に、「古い記憶」は大脳皮質にファイルされているのです。

海馬が働かなくなると、私たちは新しいことが覚えられなくなります。つまり、昔のことは覚えていても、新しいことはすぐに忘れてしまうのです。

海馬はいわゆる「記憶の司令塔」とでもいえるとても大切な場所ですが、とても壊れやすい性質を持っています。

 

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簡単な体操をするだけで効果があると聞けば、誰もが「ヤル気満々」だった。

ただ、「海馬活性化体操」をリズムカルに行うためには、音楽をかける必要があった。

脚・腰・腕を同時に動かすのに慣れていないので、テンポの遅いものがよかろうと思い、我が家にあった「トイレの神様(歌:植村花菜)」のCDを持って行った。

ゆっくりの曲はよかったが、曲の時間が長かったのか、不慣れだったのか最後まで踊り切れた人は少なかった。

皆がこの曲の最後まで踊れるようになれば、海馬も活性化し始めるのではと期待している。

皆と誓い合った。「前日はもとより、2日前に食べた夕食は何?」と聞かれても、スラスラと思い出せるような「海馬」をめざそうと。

青春クラブのサークルの1つ、「健康体操クラブ」が新たなスタートを切った。

 

・・・・・青春クラブの「青春」とは・・・・・

青春(原作:サミエル・ウルマン、邦訳:岡田 義夫)

青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相をいうのだ

優れた創造力、逞(タクマ)しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(キョウダ)を却(シリゾ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。

苦悶や、孤疑(コギ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(アタカ)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(アクタ)に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

曰(イワ)く、「驚異への愛慕心」、「空にきらめく星辰(セイシン)」、「その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(キンギョウ)」、「事に処する剛毅(ゴウキ)な挑戦」、「小児の如く求めてやまぬ探求心、人生への歓喜と興味」。

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。

人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。

希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、 そして偉大の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎(ヒタン)の白雪が人の心の奥までも蔽(オオ)いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ人は全くに老いて、神の憐れみを乞うるほかはなくなる。

(注)クラブ創立時、クラブ名を決める際に、会員に紹介した詩です。カッコ内の「カタカナ」や下線は、自分で追加しています。

なお、原文の題名は 「YOUTH」です。