紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

田舎暮らしの楽しみ 溝掃除&カーリンコン準備

2017年05月21日 | 家庭園芸&直売所

午前中は自治会主催の恒例の溝掃除。大半の地権者は、自治会からの依頼文書にもとづき事前に畑や自宅周辺の用水路や排水路を溝ざらえし土砂やゴミを道路脇に積んでいるが、そうでない地権者もいる。

今日は、参加者が手分けし、若手中心に道路脇に積まれた土砂やゴミを4台のダンプに積み込み町指定場所へ何度も搬送して廃棄してくれたり、年配者が中心になって用水路・排水路を見回り残っている箇所を溝ざらえしたり、女性が中心になって「ゴミ拾い」の作業だったが、約2時間で終了。作業場所がアチコチに分かれるので、かつては作業終了の場所も時刻もバラバラだった。

作業をしながらの話

Aさん:「アンタが区長の時に作業終了後の集合場所を決めたので、作業が終わってもワザワザ歩いて集合場所まで行かなアカンようになった」

自分:「そう言えば思い出した。ある役員から、『今まで飲み物やパンの支給はアチコチの作業場所へ配っていた。パン貰ったら作業途中で抜け出す者がいる。作業終了後に全員が集合し、そこで飲み物とパンを渡すようにしたら』との意見があって変えたんやった」 「アンタ、今まで作業途中で抜け出してたんと違う?」

Aさん:「違う違う」「毎年、作業のトリは誰やと思う。自分やで」

自分:「ホンマかいな」 「普段、皆、車ばっかりで歩けへんやろ。お蔭でたくさん歩くことができるんやから、健康のためにも感謝してもらわなアカンで」

ニヤニヤ笑いながら、他のメンバーがそのやり取りを楽しんでいるようだった。溝ざらえは単なるボランティアでなく、皆が思い思いにいろんな話題を口にし、その話題に口を挟んだり、相乗りしたり、反旗を翻したり、話の行く末を楽しんだりの場にもなっている。

 

 

午後は、来週開催の青春クラブ「カーリンコン大会」の準備にかかった。

1つは参加予定者をどうチーム編成するか。3人1チームが基本のゲームなので今回の参加申込者19人をどう分けるか。考えあぐねて、カーリンコン県協会の知人に電話していろんな選択肢をアドバイスして頂き、参加者に2試合以上してもらえるようなチーム編成と組み合わせを作った。

皆が楽しみにしている景品。役員3人に協力をお願いし買い出し日時を調整した。勿論、買い物なので2人は買い物上手な「オバチャン」にお願いした。

参加者からは「いつも世話になってばかり。忙しいのに手間なことをしてもらって」と感謝されるが、自分では、チーム編成や組み合わせを考えたり買い物したりが単調な田舎暮らしを豊かにしてくれているし、楽しいひとときを過ごさせてもらってると逆に感謝している。