昨年、味をしめた手抜きの「ぬか床作り」。今年は田舎らしく手作りでと思っていたが、収穫が始まった「キューリ」を「熟成していないぬか床」に漬け込むのが気の毒に思えてきて、手抜きをすることに。
5月中旬に「米ぬか5kg」に「塩・昆布・とうがらし・水」で作った「ぬか床」が9kg。発酵して熟成するのが待ちきれなくて、市販の「発酵した熟成ぬか2kg」を混ぜ合わせ11kgのぬか床ができた。
キューリやなすびを大量収穫しても心配ないだけの「ぬか床」が準備できた。一度にたくさんの量が漬け込めるので、アチコチにも「ぬか漬け」を配れる。
田舎暮らしは「お金をかけずに手間をかけるのが原則」と思い込んでる自分にとっては、約500円の「熟成ぬか」を2袋も買うなんて邪道でしかない。販売している「熟成ぬか」は、街中の人が自分の食べたい少量だけを漬け込み冷蔵庫で保存する類のもの。味も既製品で我が家の味ではない。
まあエエか。「投入した熟成ぬか」は「ぬか床全体」の2割弱だし、発酵促進剤みたいなものと考えれば邪道でもないか。昆布やとうがらしをもっと投入すれば我が家の味にも変えられるし・・・ キューリも喜んでくれるはずだし・・・
今年も大好きな「きゅーり・なすび」のぬか漬けを楽しめる季節が到来した!
<発酵促進剤のつもりで投入した熟成ぬか:2kg>