紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

家庭園芸 マイペースを知らず

2017年05月08日 | 家庭園芸&直売所

近隣のみかん農家は、農繁期以外はマイペースで日々コツコツと根気よく仕事する。決して無理をしない。

我が家庭園芸、日々畑に出れば楽々ペースで作業できることがわかっているのに気分が乗らないと畑に出ない。なのに畑に出ると体が悲鳴を上げ始めているのに、やり始めた作業が終わるまで頑張ってしまう。そんな日の夜は、決まって後悔する事態を迎えてしまう。

なのに、体が癒えてくると忘れたかのように同じことを繰り返す。農家のような仕事の仕方を真似しなくちゃと思いつつ、俄百姓たる自分の性分は容易に治らない。

前日の夕方、ポットのカボチャ苗が大きくなり過ぎて弱りかけているのを発見。今朝、8時から作業を開始した。

カボチャ苗だけを植え付ければ良かったのに、ついつい欲が出て、大きくないバナナ瓜・ハネジューメロンの苗も定植することにした。これが間違いだった。ヘトヘトになりながら、時には萎える気持ちを奮い立たせながら、昼食も摂らずにやりきった。

終わると14時前だった。朝、でかける家内に頼んでおいた「日の丸弁当」を日陰で慌ただしくかき込み、シャワーを浴び、着替えると15時前だった。

間に合った。今日は明日の青春クラブ・グランドゴルフ大会の景品買い出し。その約束が15時だった。シャワーを浴びる時、左の人差し指が痙攣した。車に乗った時、左足の親指が痙攣した。買い出しが終わり、お茶してから立とうとした時、左の太腿が肉離れのように痙攣した。幸い、いずれも数分で収まった。

一緒に買い出しに行った役員に「歩くの、腰、曲がってるで」と言われた。

「この頃、畑仕事を長時間すると腰が伸びにくくなるんや 。こんな日は、いつも家内にマッサージしてもらって治すんや。アンタ達はまだまだ若いけど、古稀にもなるとこんなもんやで・・・」

そうじゃない。自分ではわかっている。農家に比べればママゴト遊びの家庭園芸。毎日、コツコツやれば、せいぜい1~2時間で終わるはず。痙攣も起こらない。腰の曲がりを伸ばす必要もなくなる。「わかっちゃいるけど、治らない。あーあ 情けなや!」