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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

大人っぽい演奏めざして ♪

2020年10月02日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(高1):

Rちゃん(小4)の伴奏を頼んでいるので、自分のレッスン時間より15分ほど早く来てくれています。

♪ピンポ〜ン 「はーい、どうぞー」でレッスン室に入って、グランドピアノの奥に身を縮めて「ク、ク、ク…」と笑ってるRちゃんを発見する所から、合同練習が始まります。(友だちが来た! その時どうする?! 参照)

曲は「WAになって踊ろう」。

伴奏用のキーボードで、コード伴奏、Bメロ、リズムフェイクなどを行います。

普段はピアノだけのレッスンなのでキーボードは使っていないのですが、ヒバリ教室のみんなは 先生がポイントを伝えただけで即座に使いこなしてくれるので、本当に助かります。

Mちゃんも、練習の途中で「ここはこっちの場所で弾いて」とか「ここに4小節入れよう。あ、やっぱり2小節でいいや」とか、「この部分は削ることにしよう」などとアレンジがどんどん変えられても、ちゃんと即座に対応してくれる!

さすがヒバリ教室上級生。

「WAになって踊ろう」、だんだん形が出来上がってきました。

合奏練習が終わってRちゃんが帰った後は、Mちゃん個人の曲「悲愴・第3楽章」です。

もう最後までひと通り弾けていて、後はつまずきやすい所や難しい和音などをきれいに仕上げていけばいいんですが…

でも、Mちゃんの弾くのを聞いて思うのは、それだけでは解決し切れない何かがある…ということ。

先生:「あのね、よく弾けてるんだけどね、ちょっと律儀すぎっていうか、正直すぎっていうか、ちょっとね」そう言って、Mちゃんと交代して、冒頭部分を弾いてみます。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜

「こんな感じに弾いてもらいたいんだけど…どうしたらいいのかな。そう、具体的には、左手がちょっと強すぎる。あと、きちんと1つ1つ打鍵しすぎる。こんな風に」

今度はMちゃんが弾いたように真似して弾いてみます。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 〜

「子どもっぽ〜い(笑)」

Mちゃん、自分の演奏を真似されてるんだけど、爆笑してます。

「音符を、1つ1つ律儀に弾くと『がんばって間違えないように弾いてます』って音になっちゃうよ。間違えないように弾くのはもちろん大事だけど、ひとまとまりのコード、例えば最初のドミ♭ソド、とかを1つのアクションで弾く。それと、左手はバックの背景みたいなものだから、前に出て主張しないように柔らかな音で。そして主旋律の右手は、フレーズごとに大きな起伏を感じながら」

説明しながら、1つ1つお手本を弾いていくと、さっきの子どもっぽい響きから、ドラマチックなサウンドに変わっていきます。

「ねっ、こういう風に気をつけたら、全然音が変わるよ!」

「がんばる!大人っぽく弾けるように!」

Mちゃん、小さい時からよく練習してきたので、速いテンポの曲や難しいテクニックのある曲を弾きこなすテクニックが身についています。

高校生になったこれからは、それに加えて豊かな表現力を身につけてくれたら、さらに素晴らしい演奏ができるようになるはずなのです。

Mちゃんは確か今月がお誕生日。もうすぐ16歳になるんだよね?

そういえば、去年、一足先に16歳になったSちゃんが、お誕生日を迎えた時に言ってました。

「私、おととい16歳になったんです。16歳からは結婚できるから、今日で独身3日目なんです」なるほど。

Mちゃんも、もうすぐ「独身」の仲間入り(?)

その名に相応しく大人っぽい演奏目指して頑張りましょう。(笑)

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友だちが来た! その時どうする?!

2020年10月02日 | レッスン日記(小中高生)

ヒバリ教室は基本個人レッスンなので、ふだん生徒のみんなが顔を合わせることはあまりありませんが、年に1度の発表会とそのための音合わせ、そして発表会も済んだ後のクリスマス会などを通して、みんなが仲良くなっています。

生徒のみんなを見ていて、ちょっと面白いなあ、と思うのは、その、顔見知りになった仲間と、たまにレッスン室で顔を合わせるようなことがあった時の、みんなの行動です。

今日のRちゃんとMちゃんのように、合同練習の相手が後から来た、とか

自分のレッスンが終わったので、次の人が来た、とか の時。

こんな感じ。

レッスン終わる → ♪ピンポーンが鳴る → 「来たっ!」

さあ、次です。

みんながとる行動は、

1.隠れる

2.おどかす

ほぼ100パーセント、このどちらかです。

今日の例でも、Cちゃん(小3)の後にRちゃん(小4)が来た時、Cちゃんはドア陰から「わっ\(^o^)/」と脅かし、おどかされたRちゃんは、次にMちゃんが来た時 ピアノの奥に隠れました。(笑)

何なのかな。

うわー、友だちが来た。

その、会えてうれしい気持ちとか、歓迎の気持ちとか、ワクワクの気持ちとか、何もかもがいっしょくたになって、「何かしなきゃ!」とわけわかんなくなった結果が「おどかす」か「隠れる」になるのかも。

みんなコレをやる。

必ずやる。

コレをやらなくなった時。

それは、あなたの心が ドキドキを忘れた大人になってしまった証拠、なのかも。

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Rちゃん順調です

2020年10月02日 | レッスン日記(小中高生)

Rちゃん(小4):

今 練習しているのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲「彼こそが海賊」です。

「練習してきたよ!」

冒頭から前半部分、はりきって弾いています。

はじめのうちは右手だけでしたが、先生に「できるからやってごらん」と言われて、左手のコードもつけ始めました。

ミスタッチすると「もう一回やるね!」とがんばっています。

少しずつ、着実に進んでいきたいと思います。

後半、デュエットの伴奏をしてもらうMちゃん(高1)が来たので、キーボード2台で「WAになって踊ろう」を一緒に弾きました。

まずサビの部分(Cメロ)を合わせてみました。

けっこううまく合っています。

途中の間奏部分を、譜面よりちょっと短縮することにしてそれを指示し、初見だけどMちゃんの伴奏に合わせて弾くことができました。

なかなか順調に進んでいます!この調子なら、意外に早く出来上がるかも。

だんだん賑やかに仕上がっていくのが楽しみです。

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ソナチネ・指づかいは大事

2020年10月02日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小3):

レッスンに来てまず最初にやるのは「美女と野獣」のパーカッション。

鉄琴、スタンドシンバル、ウィンドチャイムを、バチを持ち替えながらの奮闘です。

毎週1回、よくて2回ぐらいしか練習できませんが、大分覚えてきました。

もう少ししたら、Mちゃん(小5)、Lちゃん(小5)と3人で合わせることができそうです

次は「ソナチネ」です。準備する間、Cちゃんは これからレッスンする「ソナチネ」のメロディーを口ずさんでいて、それを聞くと、もうすっかり曲を覚えているんだな、ということがわかります。

冒頭からリズム良く弾いていったのですが、前半の終わり頃の長いスケールで、指番号がゴチャゴチャになっていることが判明しました。

先週、最適と思われる指番号を決めて、よく覚えて練習するようにしておいたのですが、メロディーを再現することに一生懸命になるあまり、指番号のことが頭から飛んでしまったようです。

指番号を守らないと、指が足りなくなったり行き詰まったりで、結局その都度止まってしまうことになり、いつまでたっても曲がきれいに弾けません。

指番号は、単に次はどの音をひくか、という「ガイド」ではありません。

指番号ひとつで、曲の表現がガラッと変わったり、スピードが出せるようになったりします。

特に、ソナチネなど長いスケールのパッセージがある曲などは、指番号ひとつ間違えただけで命取りになります。

Cちゃんは、もう一度1小節ずつ徹底的に練習をやり直し、最適な指番号で弾けるようになったところで、「これをよく練習してきて」という宿題にしました。

みんなも、楽譜についている指番号をよく見て、正しい指づかいで弾くようにしましょう。

その方が、絶対早く、きれいに仕上がるはずです。

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